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2024-08-17 1:06:23

#66「映画『#スージー・サーチ』公開記念 特別トークセッション supported by SUNDAE」by 奥浜レイラ / SHIBU / 毎日映画トリビア

from雑談[SESSION]では、雑談にお越しいただいた方との偶発的な”雑談”を不定期にお届けします。 〈収録:2024.8.10〉

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[Supported]─────────────────

■SUNDAE
https://sundae-films.com/

■#スージー・サーチ
https://sundae-films.com/susie/

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[Player]───────────────────

【奥浜レイラ】

1984 年神奈川県出身。映画・音楽まわりの MC・ライター。2006年からテレビタレントとして活動をスタート。以降テレビ・ラジオ番組のDJ・VJや、映画の舞台挨拶、トークイベントなどで司会を担当する他、現在ファッション誌『GINZA』カルチャーページで新譜レビューを執筆中。2008年より『サマーソニック』にステージ MC として関わる。(Spotify

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【SHIBU】

Podcaster、 株式会社雑談 代表。2006年に音声コンテンツ制作を開始TOCINMASH名義で番組制作を続けながら、2022年にビアバー付き収録スタジオ「雑談」を創設。大規模イベント「Podcast Weekend」代表、2024年より部活動として国内初「神山まるごと高専Podcast部」の外部顧問を務める。TBSラジオ「こねくと」、 NHK「ラジオ 100年プロジェクト キクコトノミライ」他、 メディア出演多数。 主な受賞歴に、Apple Best Podcast 複数受賞、Spotify, Apple総合ランキング複数首位獲得、JAPAN PODCAST AWARDS 複数ノミネートなど。https://x.com/TOCINMASH

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【毎日映画トリビア】

「大好きな映画を、さらに大好きに」そんな思いを込めて「毎日映画トリビア」はスタートしました。日々映画にまつわる豆知識、撮影秘話、一度見ただけでは気づかない製作者のこだわりなどを各種SNSで紹介しています。きっともう一度作品が見たくなる。もっと映画が好きになる。新しい発見をあなたに。https://eigatrivia.com/

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XIG

©︎雑談|https://zatsudan.co.jp/

00:01
映画スージーサーチ公開記念特別トークセッション supported by SUNDAE
ということで、本日はですね、収録日でいうところの昨日、8月の9日にいよいよ公開となりました
ポッドキャスターが主人公となる映画、スージーサーチについてのたっぷり60分の感想会をですね
ここ東中野にありますCRAFT BEER BAR付きポッドキャスタースタジオ雑談で
公開収録スタイルにてお届けいたします。よろしくお願いいたします。
私、雑談よりSHIBUとこの方々に今日はお越しいただきました。自己紹介をお願いします。
映画音楽のMCライターをしております奥浜レイラです。よろしくお願いします。
お願いいたします。
映画ポッドキャスターであり、映画インフルエンサーらしい毎日映画トリビアとご案内いただきました。
映画ポッドキャスターであり、映画インフルエンサーらしい毎日映画トリビアと申します。よろしくお願いします。
お願いいたします。
なんでちょっと言っててるんですか。
今日の映画喋るのに映画インフルエンサーみたいなってすごいホットなトピックだなと思って。
フォロワー4.2万人を迎えるように承認欲求の塊。
聞きたいこといっぱいあるわ。
スージーになっちゃうなって。
映画ポッドキャスターのトリビアさんをお迎えしてですけれども
トリビアさんとお呼びしていいですか。
今日初めましてなんで。
何さんと呼んだらいいんだろう。
トリビアさん。
自分で名乗ってたわけじゃないんですけど、いつの間にかトリビアさんになりました。
全部受け身なんですよ。
映画インフルエンサーらしい。
これ今日説教の回かな?
晒し物の回。
大丈夫です。
よろしくお願いします。
そんなレイラさんと僕は、先月7月の頭ですかね。
に、それこそサンデーさんが実施した、だいたい50人ぐらいポッドキャスターを招待しての特別試写。
スージー3人の特別試写があって、その終わった後に30分ぐらいトークセッションをね。
はい、ありました。2人で。
ポッドキャスターさんたちの前で。
そうなんですよ。
トークしましたね。
で、そこで喋りきれなかったことがね、たくさんあったので。
ありましたよね。結構事前に楽屋でちょっと喋ったじゃないですか。
で、こういう話が出るといいかもしれませんねとか言ってたのを、たぶん4割ぐらい喋ってない。
あるあるですよね、ほんとにね。前後のほうが盛り上がってしまうっていう。
時間もね、短かった。
そうでしたね。あの後にね、スポティファイさんの、サポーテッドバイスポティファイさんの懇親会があったりとかしたので。
押せなかったっていうのが。
レイラさんも最後までいてくれましたもんね。
いました。ちゃっかり。
レイラさんもポッドキャスターだから。
ポッドキャスターだから。
そうですね。
恥ずかしい。
聞いてますけどもっていう。
ほんとに恥ずかしい。ほんとに、たぶん8回ぐらいで止まってる。
そうですね。
更新が止まってる。
で、なんで止まったんですかって聞いたら、編集をこだわりすぎて。
そうなんですよ。すごい切っちゃうんですよ。
あれですよね、何回も撮り直してるみたいなことも中で言ってましたよね。
03:02
もう全部バレてる。
全部聞いてます。
そう、一人でやるとそれが難しいですね。
そうですよね。
これもある意味、なんて言うんですかね、どう見られるかをすごく気にしてるっていう、
そういう承認欲求なのかもしれない。
ある意味オファーされて、どっかでしゃべるほうが、もうそっから先関われないから楽みたいな。
そうです。人のに出るほうが楽です。
私にその編集の決定権、まあありますけど、決定権は向こうにあるってほうが楽です。
そうですよね、たしかに。
あの日、サーフされてたんですよ、レイラさんも実は。
そうなんですよ、僕は。
えっ、じゃああってるじゃないですか。
はい、でも僕なんか奥のほうにいたんで、ちょっとあんまりこう前に出れなかったんですけど。
えっ、お酒作ってました?
いや、違います。
違いますよね。
そういう意味じゃないですよ。
違いますよね。
え、これは4.2万人いるんで、お酒は作ってないですけど。
違うか。
いや、なんかお酒出してもらった気がしちゃって、前の。
懇親会でね。
まあ、そうかもしれないですね。
全部、全部受け身で。
全部受け身でやってるんですけど。
そうなんですよ。
そんな受け身のトリビアさんは、でも今回数字サーチを何回見たんでしょう?
5回見てきました。
すごい。
5回見てきて。
しかも初日も行ったんですね。
そうですよね。
そうです、あの試写で見させてもらった、プラス映画館でもちゃんと見てきました。
今日はなので、もうネタバレ満載あり。
ありで。
ありで行っていいと聞いていますが、本当にいいんでしょうか。
そうですね、公開後ですので、もしこれをポッドキャストで聞いてる方は、一旦ここで止めて。
まだ見てないって方はね。
劇場に足を運んだ後、再生ボタンを押してくれたらなと思うんですけど。
でも、この映画本当にネタバレ全開でしゃべるの、他もいろいろそうだと思うんですけど、めっちゃ楽しいと思います。
楽しいです。
ねえ。
どっから行きますか?
誰が、誰が切り込みますか?
誰が行きますか?
そういう読み合いなんですよ。
え、でもそんなこともね、ないですけども。
あらすじはもうね、みなさんじゃあ見て、知ってもらってる手で話す感じで。
見てる人に向けてってことですね。
はい。
はい。
え、でも私、5回見たトリミアさんの、その5回経ての感想っていうか、
たとえばなんか、2回と3回ではこう違ったみたいな、なんかこう感じ方の違いみたいに知りたいです。
あの、僕まあ、普段から自分の番組とかでも映画を語るときに、もうとにかく回数見るんですよ。
うん。
で、4回目で気づくときとか、5回目で気づくときとか、やっぱりあって、まあそれでいつも見てるんですけど。
やっぱりこの数字サーチに限っては、あの、まあ一見その仕掛けみたいなのが何個かあるじゃないですか。
その序盤で1個、で最後もなんか落ちみたいなのがあったり。
それに目が行きがちなんですけど、脚本が本当によく書けてるっていう見方にどんどんなっていきます。
いろんなその細かい演出が、こう話を知った上で見ると、
あ、これってそういうことなんだみたいなのが、どんどんどんどんこう増えていく映画になってて。
06:02
知りたい。
何?
知りたいですか?
具体的に。
具体的にですか?
言っていいんじゃないですか、もう。
そう、どれから行こうかなと思うんですけど。
あの、えっとね、僕が一番好きなのはこの映画で。
はい。
あの、登場する帽子あるじゃないですか。
はい。
渋さん大丈夫?
ビーカインド帽子ですよね。
ビーカインド帽子。
ビーカインド帽子、ニット帽です。
渋さん大丈夫?
渋さんね、ちょっと時間経ってるから。
さっき行きましょう。
OKです、OKです。
数字が被ってたやつ。
ではない。
ではない。
ではないんですけど。
ちょっと黙っといてください。
あの、ジェシーが被ってる。
あの、YouTuberのジェシーがYouTubeに出るときとかに。
ニット帽ね。
口癖にもなってんですよね、口癖っていうか。
キャッチコピーみたいな。
あれがどうしたんですか?
あれって、ただの小道具じゃないですか。
だけど、ビーカインドって書かれてるわけじゃないですか。
はいはいはい。
で、不数字ってすごく頭がいいし、勤勉でいろんなことを調べ尽くしてるし、
絶対ミスを犯さない人なのに、
この話全体で見たときに、
あの帽子をなぜか燃やす寸前で取ってたじゃないですか。
はい。
あれって、ジェシーに対する憧れじゃないけど、
それで記念品として取ってるように見えるんですけど、
あれって、その劇中でビーカインドって言葉が、
お母さんの口癖でもあったっていう話をしてるんですよね。
ジェシーと数字の会話の中で、仲良くなるきっかけみたいな。
あ、私たち同じことを言われて育ったんだね、みたいな。
そうです。2人で歩きながら、
マジ?みたいな感じで盛り上がるんですけど、
それで、あのビーカインドが、
お母さんが数字に向かって言ってた言葉であるってのはわかってるから、
あれ実は、お母さんのことを思い出して、あれを自分のものにしたんです。
燃やさなかった。
燃やさなかった。
いや、でもこんなところ、そうかもしれない。
まだあるんですよ、まだあるんですよ。
まだあるの?
怖いのは、こっからなんですけど、
あれを持っていることによって、
数字の悪業みたいなのがちょっとバレかける。
そうですよね。バレ結構キーポイントですよね。
それが、お母さんのせいなのか、
お母さんによってなのか、
あそこ、帽子が見つかったところで、
数字が踏みとどまっていれば、
まだ事態は大ごとにならなかったはずなんですよ。
だから、あそこでレイっていうね、
ジェシーの結果的には恋人というか、わかる青年が、
まだ戻れるからって言って、
踏みとどまれって言ってるときに、
あそこで、ちゃんと数字がその話を聞けば、
こんなに最悪の時代にならなかった。
で、それはお母さんのおかげでもあるっていうふうにも見れるし。
そのお母さんの口癖みたいなのも入ってきますもんね、後でね。
結構、お母さんとの関係性が、
09:01
最初からね、読み聞かせで子供のときから、
推理ものをお母さんが読んでくれてて、
数字が早めに犯人を当ててしまう。
それはあなたの才能よって言ったのが、
これが薬だったのか、毒だったのかっていうか、
そこに縛られながら、
彼女は生きていかなきゃいけなかったんじゃないか、
みたいなところにもつながってきますよね。
ある意味呪いでもあるし、ある意味祝福でもあるっていうか、
その才能を伸ばしなさいっていうのが、呪いにもなる。
だから数字探知、数字のお母さんも結構重要なキーマンになってたってことだよね。
そうですよね。
出てきてはない。
この話全体で、一番気になるのはお母さんのところかも。
私もそう思います。
たぶん、こうなりたいみたいなのの発露って結構お母さんですよね。
どう見られたいかもそうですけど、
ポッドキャストを収益化して、お金を自分でもっと稼いで、
お母さんを楽にさせたり、病気をもっと治るようにしてあげたい、
みたいなところって、たぶん大きいじゃないですか。
大きいです。
証人欲求って一言で言っても、方向もあちこちにあるし、
そもそも証人欲求の手前に、この生活を楽にしたいっていうところが一個はあるのかなと思いました。
あとは、サンデーの方から聞いたんでしたっけ?
なくなくカットしたシーンでっていう裏設定。
どれだろう、矯正の?
そう、矯正か。
矯正だ。
そうそう、スジがカラフルな矯正器具、私立矯正の器具をつけてるじゃないですか、
あれを監督がなくなくカットしたシーンであげてたんですけど、
教授から、なぜ社交的にメリットがないのに、矯正器具をあなたはつけてるの?って尋ねられたときに、
スジが、私は13年かけてお金を貯めて、この矯正をしている。
そこに誇りを持っているんだっていう。
だからその矯正器具って、パッと見コンプレックスの象徴にも見えるんですけど、
実は監督としては、自信なさげに見えるキャラクターだと見られがちな矯正器具をアンチテーゼとして使いたかったっていう話をしていて、
どうしてもね、私たちが見て、その矯正器具ってマイナスポイントに見えるんですけど、
彼女にとって誇りだったんだっていう。
だからめちゃめちゃカラフルですもんね。
しかもそれが、中で印象的に出てくる青色と同じカラフルをしているっていう。
彼女の中では誇りでもあるし、ニーって笑って矯正器具が出ますけど、そんなことを別に私は気にしてない。
誰かが設定した画一的な人気者みたいなこととはちょっと違って、服装もそうですけど、
12:00
自分でこのまま人気者になるんだみたいな、その象徴としての矯正器具だったっていうのを、教授のシーンはカットしたらしいんですけどね。
だから、彼女にとってお金っていうのが一番の問題で、お母さんの治療費のために働いてるっていう大学生でも。
で、ずっとお母さんの介護なのかな?で、費やしてきた中で、自分のために貯めたお金が、あの矯正器具っていうのに現れていて、で、今回の事件、冒頭ですよね。
だから、こう誇らしく、彼女にとってはある意味勲章みたいな、自分のお金をようやく自分に使えるっていう。
と、同時に、絵面で見てもそうなんですけど、彼女がいかに拘束をはめられてるかみたいな。
自分でついた嘘とか、自分が行った行為を、どんどん嘘を上塗りしないといけないっていう、この張りついた二っていう笑顔と、
矯正器具が。
矯正器具がそういうふうにも見える。
裏と表の、どちらも象徴。
見てるんですね、映画を。面白い。
やらせてもらおうぜます。
しぶさんが、この関心の仕方が面白い。
もう一回見てるな。
さっきの帽子も、実はまだ続きがあって。
ビーカインド。
ビーカインド。
一番最後、彼女が本当に自分の身の危険を感じるようになる場面があるじゃないですか。
彼って、そのビーカインドってお母さんの言葉、他人に優しくしなさいっていう言葉を書かれた帽子を手放した瞬間からなんです。
そうか。
彼女が、完全にお母さんから、
メタファーになってたんだ。
そうなんです。大事に持ってたはずの、他人に優しくしなさいっていう教えですよね。
ついに本当に犠牲者が出るかもしれない使い方をするじゃないですか。
その冤罪っていうものになって、被害者が出る犯罪に使うっていう時に、文字通り手放すんですよ。
それをしたことによって、彼女が本当に身の危険を感じるような状況に追い込まれていくっていう。
すごくよく書けてるなって思います。
ソフィー・カーグマン監督でいらっしゃいますか?
そうですね。
僕、今、憑依してます。
婚姻にされてますか?
ちょっと連絡取ってるんで、全部僕がしゃべることになってます。
いたこみたいな状態になってますよね。
5回見ると、ちょっと憑依もできるようになってますからね。
やっぱり5回見ると、その権利も与えられるんですね。
レイラさんは、あらためて思い出して、どのシーン、どのカットが?
そうですね。
いや、私もだから、何回か見てはいるんですけど、見るにつれ、
なんだ、結構最初の方から、数字って結構不安そうだし、挙動が不審っていうか。
15:00
そうですね。
全然、これ言っていいから、もう言っちゃいますけど、彼女が実は黒だったっていう。
はっきり言えばそうですね。
そう、ことを示すある悩みにいくシーンがありますけど、その前のシーンから、彼女はずっと後ろを振り返ってるし。
普通ね、潜入操作だと思って、こっち見てるじゃないですか。
潜入操作するって言ったら、後ろじゃなくて、たぶんキョロキョロするじゃないですか。
前の方見ますよね。
だけど、そこにたどり着くまで、彼女は何度か後ろを振り返ってて、そこに着いた時に、足として車から自転車に乗り換えるんですけど、
そういえば、なんでこの自転車の場所知ってんだみたいな。
バサッて開けて、自転車にさっそく乗ってくんですけど、
でも、自転車なんであるの知ってんだろうって、
これ、苗にたどり着くまでに、結構わかるように、実は石が置かれてたんだみたいなのを感じたりもしましたし。
車に乗ってる時も、バックミラー見るシーンとかもあるよね。
目を見たり、後ろを見たり。
だから、怪しいポイントって、たぶんいくつかあったんですけど、
でも最初って、この映画全体的に、すごくトーンがしっかりディレクションされてて、
監督がその影響にあるのが、アメリだったりとか、火曜年華であるとか、
あと、いろいろあげてましたけど、ニキータとか、
ちょっとトーンの話とは違ったかもしれないけど、
そもそもの色の感じであるとか、質感っていうんですかね、
リッチなテクスチャーは火曜年華からインスパイアされてて、
その辺をスタッフで毎週土曜日の朝、各セクションのトップを集めて話すようにして、
どんどんビジョンをはっきりさせてたみたいな話を聞いてたんで、
だから、見た目でまずオシャレじゃないですか、
ファッション的にもすごく注目できるポイントが多いので、
そこに目をくらまされてというか、細かいところを見落としてたんだなってことに、
やっぱり2回3回見ていくと気づくわけですよね。
もう1回見よう。
早くないですか?
早いな。
何それ言うセリフじゃん。
本当?
撮っておいてください。
まだ上の方です。
俺もずっと綺麗に序盤から仕掛けられた通りにびっくりしたタイプやから。
一番楽しんだよ。
一番楽しんだよ。
いやでも最初はそうでしたよ、やっぱり。
一番最後のセリフあるじゃないですか。
ありますね。
あれとかも、なるほどあそこでねってことはお母さんのあれじゃんって。
見方がお母さんみたいですよね。
なんかね。
すっごい際に見てる。
私全然ちょっと脱線しますけど、レビューサイトフィルマークスとかあるじゃないですか。
18:01
あれ公開後に見てたんですよ。
そしたら。
どうでした?
その最後のセリフ、あれってどういうこと?って言ってる人がいて、
つまりその方は、途中でトイレ行ったあの5分間でやってたやつなのかなみたいな。
絶対その5分間。
そう絶対それだと思って。
ありますね。
結構もらっちゃいけないポイント、あ、もらった、トイレの後にもらった。
違う意味のニュース。
違う違う。
面白いっすね。
見落としちゃいけないポイントが細かくあるんですよね。
なんか本当にトイレはちゃんと行っといたほうがいいよ。
そんなコメントないですよね、映画の。
トイレは行っといたほうがいい。
トイレは行っといたほうがいい。
だからその誰かがトイレに行ったその5分間で、お母さんのセリフなんですよね。
あれはお母さんがスージーに、なんて言ってたんでしたっけ?
あのなんだっけ。
リラックスできないときは。
リラックスできないときは。
3回深呼吸して。
目を閉じて、そよかぜを思い出して。
海のそよかぜを思い出して。
ずっとスージーが言われ続けてきて、それがなんかこう、自分の中で落ち着かせる合言葉みたいにスージーになってたのを、
無自覚に、犯人の状態のときに。
マスクをかぶって変装してるときに、ジェシーに対して。
言っちゃったんですね。
言っちゃったんですよね。
彼がそのご飯が食べられないとか、パニックの状態になるときに。
監禁されてるときにね。
犯人としてのスージーが、そのセリフを言っちゃってて。
あれもだから、ある意味そのbe kindを実践してるっていう。
足元をbe kindに救われるっていう。
どっちなのかわかんないですけど、あそこは犯人としてバレたほうがいいのか。
そして一番最後のシーンで、そのセリフがもう象徴的に、ひなりを迎えるんですもんね。
あの映画はね。
はっとしましたよね。
よくできてるよね。
そうですね。
脚本よくできてる。
すごいね。私今、監督の対談見てます。
2人とも監督ですと。
監督とインタビュアーの対談見てるみたいな、評論家の対談見てるみたいな。
でも本当によくできてるっていうのは、やっぱりそのキャラクターの描写が複雑にできてるっていうところで、
ステレオタイプみたいな描き方じゃなくて、この映画で言えばそのスージーってさっき言った黒なんですけど、
そっちに感情移入できるように作ってるっていうところ。
だからそのキャラクターの内面をしっかり理解して脚本を描いてるってところがあって、
それがやっぱりソフィー・カグマ監督って、ハーバード大学で心理学専攻してる人なんですよ。
だからそういうのがちゃんと生きて、キャラクターを描くときに、きちんとその心理学的なアプローチで描いてるっていうのが、やっぱりうまくできてるんだろうな。
役者もやってましたしね。
たくさんいない人。
このあいだのトークイベントで、主に映画の文脈とポッドキャストの文脈が、今回ね、ポッドキャスターだからスージーが。
21:01
っていうので、僕本当に映画がね、うとい僕なんかが、ポッドキャストはまた詳しいかもっていうので出てた中で、
アメリカと日本のポッドキャストの違いみたいなのもそこでしゃべったんですけど、
まず一つ大きくは、人気カテゴリーが違うよねっていう、日本だともうコメディですよ。
日本のバラエティ番組の多さを見ればわかるように。
芸人さんがやってるのも含めて。
含めて。で、スポットファイのポッドキャストのランキング上位とか、選んでいったら全部コメディだったりする中で、
海外、主にアメリカだと、やっぱりトゥルークライム、
ドキュメントっていうのは、犯罪ものがすごく人気。
で、それは2014年に社会現象を起こしたシリアルっていう番組が元にあってね、みたいな話の中で、
あの時語れなかった一つに、今回スージーが女性っていうのも面白いなと思ったんですよね。
男性じゃなくて女性であるっていうこの黒幕が。
で、ちょっととある記事で、僕も読み合わせただけなんですけど、
トゥルークライムポッドキャストを好きな男女比率って圧倒的に女性なんですって。
80%女性らしくて、
で、それは別に何もアメリカだけじゃなくて、
日本でもサスペンスとか推理小説とか、みたいなものをこう持って、女性が多くて。
そうなんですね。私もでも、物語に入っていくきっかけって、やっぱり江戸川乱歩からあったんですよね。
なんかね、書籍レビューとか見ると顕著らしくて、レビュアーの人の比率って女性が圧倒的に多くて、
面白い。
いくつか考察されてる理由が、女性のほうが、いわゆる犯罪に巻き込まれやすい。
一般的にね。
身近に感じるってことですね。
自覚的に、自分にも起こりうる体験を聞かずにはいられない。
確かに、犯罪心理というか、自分の身を守るための武器として一つ持っておかなきゃいけないのは、
この人が自分に加害をしてくるとしたら、どういう心理状態なんだろうっていう、
その心理状態に対する解像度を、幼い頃から深めやすいかもしれない。
だからそこで日本も、何もコメディばっかりじゃなくて、ミステリーとかプログラム系って、あるんはあるんですけど、またそこまで人気じゃない中で、圧倒的に違うのが、やっぱりリテラシーの高さらしくて、制作側の。
例えば、殺人鬼をヒーローのようには見せないとか、憧れの存在には映さないとか、
あと女性が、全体のその番組だったり作品だったりを嫌悪感を抱かないカラーリングにするとかに、結構そこら辺がリテラシーがちゃんと成熟しているらしくて。
そういったところからも、さっき鳥部さんが言ってたのにつながるなと思って。
面白い。
数字に嫌悪感を抱かないように。
かといって、ヒーローとも描いてない。
24:03
みんなが共感しやすいキャラクターにはなってるんだと思うんですけど。
そうですね。
あの嘘がバレそうなシーンがあったじゃないですか。
あれもう本当に僕なんか、ソーマトを見てるみたいで、自分もあれあったなと思って、中学高校ぐらいの。
宿題出してないというか、そういうやつ。
まずいった時の、あのカメラワークのあの感じ。
あれね、なんかこう状態が変化していくっていう猫背になるとか。
なんか風景だけがバーって出るみたいな。
あれ嫌だった。
かっつり感情移入してる。
シンプルに嫌。
まんまと。
でもなんかその、この映画が、それって結構難しいことじゃないですか。
やっぱりこうやってることを客観的に見ると距離を、観客から結構距離がある。
犯罪者になってしまうわけですからね。
だけど、それを渋さんが見たように、自分の話に見せるっていうのも、この監督すごい巧みだなって思ったのが、
この映画のカメラが、1回もスージから離れないんですよ。
離れない。
離れない。
スージが見た世界しか映ってないんです。
スージがいる場所しか。
しか映ってないし、なんか新しい情報がスージに入ってきた時も、スマホの画面とかテレビとか、
タブレットで記事を読むとか、
全部そのスージが見た世界だから、
途中、たとえばそのポッドキャストがバズった時とかに、
なんかこう、すごい殺草と学校内を歩いたりとかするときに、
よく見ると、背景の草が、草から花がブワーって先散らかしてるのを気づきました。
心象風景。
全部ブワーって歩きながら、花がブワーってなったり。
ブワーったね。
あと、車に乗ってるときに、木の色がガーって変わっていく。
急に草の色が鮮やかになってったりとかっていうのも、
彼女が見た風景、そういうふうに見えてる。
で、ジェシーとちょっとハグとかして別れるシーンとかも、
蛍が舞い出すみたいなのがあるじゃないですか。
ロマンチック。
あれも本当は舞ってないと思うんですけども、そういうふうに見えてるっていうふうになって。
心象風景を表現してますよね。
だから、スージーの目を通して見た世界。
やっぱりスージーがすごく、途中から芝居上手だな、この子みたいな。
でも、こっちはもう分かってて、2回目、3回目見てるんで、
芝居ってことは分かってるんですけど、
カーシー・クレモンズの芝居の上手さと別で、
スージーが芝居をしている芝居の上手さ。
だから、ちょっと入れ子になってるっていうか、
役者が芝居をするスージーがまた芝居をしているみたいな。
そこの描き方もすごい上手だなと思って。
芝居がかっているように見える時もあるんですけど、
27:01
それって、どちらかというと、
そのポッドキャストの中の世界のほうが、
自分がありたい自分でいられるから、そこはもう演じて、
こういう自分でいたいです。
こう見せたいんですっていうのを、
彼女が唯一見せられる場所が、
その家に帰れば介護があるし、
学校では人気がない。
でもここでは、いたい自分でいられるっていう、
その芝居につながってたのかなって、
ちょっと犯罪とは別のところで。
そうです。自己表現できる唯一の場という感じでしたよ。
そうそう、感じがしましたよね。
だから、そのポッドキャスターであるっていう自分が、
ずっと嘘をつかせてたし、
もう窮地に陥っても、
引くに引けなくさせていたっていうのはありますよね。
ある意味、そのトゥルークライム系のポッドキャストって、
ジャーナリズムじゃないですか。
本当はこういう不正が行われているのに、
それが隠蔽されているとか、
真犯人がいるのに捜査されないとかっていうのを、
暴くのがジャーナリズムなんだけど、
すーじに関しては、
そういうモチベーションでポッドキャストやってない。
彼女は結局、なぜあんなにポッドキャスト?
結局は近づきたかったっていうことですか?
たぶん、お母さんにさっきも言いましたけど、
言われたその才能、推理がうまいっていう才能を活かしなさいっていう、
それをこのまま間に受けて、
自分はそれをやっていくんだっていうふうに、
まっすぐな考えなだけで、
別に世界の不正を正したいとか、
そういう視点はたぶん持ってなさそうです。
だから、日本で言うところの、
詩人逮捕系YouTuberみたいな心境なのかな?どうなんだろう?
ほうがーリメイク祭の詩人逮捕サーチみたいな。
そうですよね。
ある意味、承認欲求というか、
一種のアメリカンドリームみたいなものかもしれないですけど、
成功するのが当然みたいな、
世の中になっている中で、
同級生には成功しているやつがいるとか。
そうですね。YouTuberでいますからね、ジェシーが。
それも当たり前にある世界で、
自分の価値ってないなっていうのは、
一番つらいっていう。
いや、本当にトリビアさんって、
どこでしたっけ?地元が。
地元大分県。
大分県です。
で、ツイッター旧X、ごめん、逆やね。
X旧ツイッター時代に、
とりあえずフォロワーを3万人集めたら、
東京出ようってしたんですって。
えーすごい、なんか100万円貯めたら東京出ようみたいな。
田舎者の発想ですよね。
映画でね、トリビアで語って。
そんなことないですよ。
で、結構ちゃんと戦略的にやって、
3万人パンといったから、東京出てきたっていう、
その、彼が言ってるから説得力がありますよね。
確かに。
そうですね。
勝利欲求できてるから。
僕が一番勝たれるっていうわけですけど。
それって、具体的に何年くらいに、
3万人突破したんですか?
えっと、たぶん2年かかんなかったかな。
30:02
ってことは?
1年目で1万人いたんですよ、初めて。
で、たぶん2年ちょっとで3万人入ったような気がします。
えー。
だから、映画に関するトリビアを語っていこうってことですもんね。
そうですね。
Twitterでは、そういうふうに、
なんか自分でも調べるの好きだし、
今日話したようなこととかもそうだし、
なんか、映画のあんまり語れない部分とか、
っていうのをあんまり知られてないなっていうのは、
なんかみんなも知ってほしいなって。
だから数字と一緒ですよね。
あんま映画興味ないくせに、
フォロワーだけ欲しかったから、とりあえず。
興味なかったら、
5回も見ないですから。
5回見とかないと、説得力が出ない。
じゃあ、見てなくても、5回見たって言えば、
それでいいみたいな感じになる。
なんかでも、その、ある意味、数を増やして、
っていうのを目標にするっていうところも、
そこが直接的に承認要求かどうかって言うと、
ちょっと難しいとこではあると思うんですよ。
で、たぶん承認要求の、なんかここ先ってみんな違うじゃないですか。
今の話で言ったら、私はどちらかというと、
もうフォロワー減らしたいし、
ひっそりと目立たないように生きていきたい。
その上で仕事がしたい。
ちょっとわかるんですよね、これを。
だから、トークイベント、前回7月頭でやったときの、
前の控室で、ちらっとね、ちょっとしゃべってました。
やっぱり、増えてうれしいこともあれば、マイナスもあるじゃないですか。
で、聞いてますって言ってくれたり、見てますって言ってくれてるのは、
すごいうれしいんですけど、
でも、なんか適材適所というか、人には適性があるので、
目立たないほうが私は好きなんですね。
だけど、それもある意味で、
なんか違う方向性の、この自分で認めてほしいなと思うんですよ。
だから、人それぞれ形がちょっと違うんだろうなと思ってて。
確かに。今おっしゃられたみたいな、
フォロワー増えることのメリット、デミリットみたいなものってあるじゃないですか。
数字サーチも、そういう話だと僕も思ってて、
あんだけ求めてたバズリを手に入れた彼女が、
今度は、そのバズリのせいで注目を集めて、
自分がついた嘘がバレていくっていう。
そうですよね。
理屈を掘っていくっていう、
なんか、けっこう普遍的な願望なのかもしれないですよね。
確かに。だから、監督がテーマのひとつにあげてたと思うんですけど、確か。
これはすごく普遍性のあるテーマで、
やっぱり、承認欲求肩のこの時代に、
じゃあ、誰もがいろんな時代で抱えるジレンマだと思うんですけど、
有名になりたい。一晩でじゃあ有名になりたいとしたら、
自分はどこまでのものを手放せますか?みたいな。
単純に有名人になりたいって子供が言うじゃないですか。
テレビ出たいんだ。
でも、その時って手放さなきゃいけないものを考えないで言うじゃないですか。
でも、大人になったら、手放さなきゃいけないものを、
33:02
じゃあ、変装しないと外に出られなくなるかもしれないとか、
めちゃくちゃ具体的ですけど、
前年これくらい稼いだら、翌年も同じくらい稼がないと、
税金が大変なことになっちゃう。
めちゃくちゃ具体的ですね。経済的に。
そうそう。
芸能界って本当にアップダウンが激しいから、
CM1本決まるか決まんないかで、
もう次の年の税金払うの大変かもしれないなとか、
それってわからないで、
いろんなものを手放す可能性は考えずに、
一晩で有名になれたらと思うじゃないですか。
でも、これって多分、今、SNSがあるから、
監督の言葉を借りれば、もっとインスタントにできるのかもしれないですけど、
昔から実は続いてるテーマですよね。
別にSNSが誕生したから、承認予期が生まれたわけではないし、
その監督が言ってた中で、
1個トーンがこの数字冊と似てるというか、参考にした作品で、
さそう女っていう映画があるんですけど、
しゅんぶさん見てますか?
あれね。
ガスバンサントのね。
ガスバンサントの95年ぐらいの、ニコル・キッドマン。
95年。結構古い。
ニコル・キッドマンが。
その映画も同じように、ニコル・キッドマンが演じてる主人公が、
承認欲求というか、変な執着があって、
お天気キャスターで、地方のお天気キャスターなんですよね。
本当に田舎に住んでて、でももう見た目モデルみたいだし、
すごいスタイルもいいからっていうことで、
なんか子供の頃からずっとテレビに出たいっていう、
異常な執着を見せてる人で、
その主人公が、数字のように、
とにかく勤勉だし、頭もいいんですよ。
だから、地方のお天気キャスターの仕事なんだけど、
すごいそれに、自分を雇ってくださいって売り込むに行くのも、
ものすごい、まるで全世界に放映されるテレビに出るかのような準備をしている。
自分はこれだけできます。
っていうアピールをどんどんして、
最終的にネタバレなんで、あんまり詳しくは言わないですけど、
やっぱり、それってちょっとおかしいよねっていう風刺の目が入ってる作品ですよね。
95年なんで、30年ぐらい前なんですよ。
SNSなんてもちろんないし、っていう時代ですよね。
その時のアメリカで言えば、テレビがそれと同じもので、
テレビに映ってないと、アメリカでは存在してないっていうような、
セリフとかの中で出てきたりとかするっていう。
なんかでも今回、ちょっと数字の話戻っていいですか、
それで思い出したんですけど、
一個おもしろいなと思ったのは、
どんなにYouTubeとか、ポッドキャストで有名になっても、
最終的には、数字が私認められたって実感するの、
テレビに出た時なのかと思った。
そうですよね、確かに。
まだテレビにその力あるのかなと思って。
ポッドキャスターとしては夢のない話に聞こえてきますけど。
なんかね、そこおもしろいですよね。
もしかしたら笹尾女とか、テレビに出たことで、
36:00
自分はアメリカに存在してるんだっていうところの、
なんとなくオマージュ的な部分が含まれるのかなって、今の話聞いてたら思いましたけど。
存在的にあるアメリカンドリームみたいなものが、やっぱりまだあって、
普通の田舎に住んでて、
自分で何かすごいズバ抜けた才能があるとかではないものが、
どうやって有名になるかってなった時に、
どこまで超えちゃいけない線を超えるかみたいな話になっていくっていうのもあると思います。
どうやって承認欲求と付き合ってますか、しぶさん。
僕ですか、承認欲求とどう付き合っているか、付き合わないように意識していますね。
だから、たぶん僕にも承認欲求はもちろんあって、
で、あるんだけれども、
それにとらわれていたら、次のステージ行けないなと思って。
はいはいはい。
だから、ほんとにXってか、SNSやめたいんですよ、僕。
ほんとはね。
ずっと言ってて。
すごいわかります。
1年、2年、ずっと言ってて。
もう、やめないとできないことって絶対あると思ってるのに、
でも、やめられないじゃないですか。
仕事のお口だったり、何だったりっていうので。
だから、すごくそこと意識的に距離を置こうとしているほどには意識しちゃってますね。
そうですよね。そもそもその意識はあるってことですよね。
それはしょうがない。
なんか私、そっちとの距離を取ろうとすると、身内で爆発しちゃうんですよ。
身内。
承認してほしい。
オフラインのところで。
そう。身近な人、家族とか、そういう友達とか、そういう人たちに認められたいっていう方が。
いいねが欲しいんですね。
そうなの。
普段のこれが。
褒めてほしいと思っちゃうんですよ。
だから、ちょっと話し変わっちゃいますけど、やっぱルックバックで。
ルックバックの話してもいいですか?
一緒にいいですか?
映画宣伝会社の方怒られてる。
共感したっていうか、自分の累戦がもう決壊したのって、やっぱり、藤野が、主人公が、努力して努力して書きまくって上手くなっているとこなんですよ。
で、それを、もう一人の相方になる京本が、私は先生のファンですって、見ててくれてる、正当に評価してる人が初めて現れたっていう瞬間に決壊したんです。
多分私、努力してる自分、褒められたいんだなと思って。
しかも、それも生身の自分を知ってる直接的な視点で。
そう、だから迷惑だと思う。身近にいる人は。
でも、それって健康的なことではあると思います。
そうなんですかね。
あるべき承認欲求の姿じゃないですか。
それ、スージーでいうとこのお母さんだったってことでしょ?
そうですよね。
でも、お母さんは難病、多発性硬化症患で、おそらくしゃべれないんだろうなっていう描き方をされてて、応答がないんですよね。
39:07
せつない。
そうか、おもしろいなって。そうなってくると、なんかこう、一千、二千、一万、何万みたいな間接的な誰かのいいねっていうものに対してのスージーと、そうじゃない、たった一つの直接的な、
巨大なね。
で、身体的ないいねとの話だったりもするってことですね。
そんな気がします。
だから、スージーが自分のSNSで、まったくいいねがついてないとか、リツイートされてない、あ、今なんだ、リポストっていうのかな、されてない数字を見る場面ありますけど、
なんかやっぱりその時の顔と、ちょっとお母さんに対する時の顔は違うっていうか、やっぱり帰ってくるもののでかさ、お母さんの方が圧倒的に大きいんだろうなっていうのと、
あとジェシーにはバレたくない、いろんなことを跳ね明かししてはいけないけれども、この人には認められたいみたいな、だんだん多分そういう欲求も生まれてきてるんだろうなっていう表情をカーシー・クレモンズはしてたような気がしますね。
ちょっと怖い話していいですか。
え、なんですか。
あの、一個僕見ながらずっと思ってたんですけど、お母さんって本当にいるんですか。
え、ちょっと待って。
え、待って。
なになに、もう。
あのお母さんって本当にいるんですか。
数字の中で作り上げた。
イマジナリお母さんってこと?
あの、僕さっき言ったみたいに、この映画は数字の目線で描かれてるっていう風に見方をした時に、お母さん不自然に途中から出てこないんですよ。
なんかその話しかけてるシーンとかあるんだけど。
確かに、レイが家に侵入して、お母さん起きてるので、もちろん応答がないのはお母さんが話せないからかもしれないけど、お母さんのショット一個も写らなかったですよね。
それすごいわかる。
あの、俺ついこの間シックスセンス見たんですよ。
シックスセンスの話していいですかね。
映画社長が出てこられてる。
OK出ました。
で、この数字サーチがまるでシックスセンスのネタバレ研修みたいな。
え、大丈夫ですか。シックスセンス見てない方は今日はいないですか。
サルの惑星の話とかもします?
大丈夫ですか。
って言ってたら、ブルースウィルスがね、あれ言っていいんかな、あれ。
いいじゃないですか。
大きいなんですよ、あれ。
で、
お母さん笑いすぎる。そんなに面白くないですよ。
私中学3年生で初めてデートしたのシックスセンスで、
なんかその時に話全部終わったと思ってたら、ここで復活してきたからゾンビかなと思って。
逃れられない。
最初から見てたら、ブルースウィルスが幽霊であるってシーンがあるんですよ。
気づいてないとかね、人が。
ヒントがね。
確かに。
どうぞ。
どうぞって。
お母さんね。
シックスセンスって、お母さんね。
お母さんもそう思って考えたら。
そうなんですよ。不自然に映らないし、病気の設定も脚本上そんなに必然性がないじゃないですか。
42:10
喋れないっていうことっていう設定が。
そういうことか。
あんまりなくて。
動けない、喋れないですもんね。
映画が多分、岡浜さんも前のトークショーの時におっしゃられてたけど、
ヒッチコックの影響がでかいってなった時に、サイコの影響大きいじゃないですか。
サイコは大きいですね。
サイコのネタバレしていいですか?
いいですよ。
いいかな。
ネタバレしても大丈夫。作品の強度がめちゃくちゃ強い。
60年前の映画なら大丈夫。
教えてほしい。
サイコっていうのは、この数字サーチの物語の作りと結構似てて、
普通にサスペンス映画として見てたら、主人公が、この人が多分主人公だろうなって人が半分ぐらいで殺されちゃうんですよ。
で、普通そこが引きになるはずなのに、あっという間に殺されて、え?って関係がびっくりするっていう仕掛けがあるんですけど、
この数字サーチも、ある意味1回ネタバラシがあるじゃないですか。
そっからがスタートみたいな。
2部構成みたいになって、
で、この数字サーチの中に、最後のオチの部分に関わるんですけど、
動物の白精めっちゃ出てくるんですよ。
あれもびっくりしたよね。
先生ね、あれ。
先生じゃなくて、あれはバイトのね、そう。
ちょっと黙っててもらっていい?
これ進まないんだよ。
白精ね。
白精が最後の中でも出てくるシーンがあるんですよ。
一番重要なものとして出てくるんですよね。
白精だらけの部屋みたいな。
っていうのも含めて、かなり影響を受けての間違いないんですけど、
最後の映画、最後の話の中でも、
殺人鬼みたいなのが、ある登場人物のお母さんっていうふうに見えるんですね、観客は。
でも、最後の方で、そのお母さん実は10年前に死んでるっていう。
じゃあ、そこすらもしかしてなぞってるんじゃないかって。
でも、それインタビューで全然ソフィー・カーグマン監督言ってないですよね。
多分言わないけど。
言わないとこなんでしょうね。
なんか、不自然にオミットされてるなって、お母さんの存在自体が。
だから、そういうふうにも見えるように作ってんじゃないかなって考えると、
あのお母さんは実は結構前にもう亡くなってて、さっきの死列矯正の話につながるんですけど。
13年前?
自分でそのお金を、稼いだお金を使えるっていうのは、それは費用費がいらなくなったから。
そうか。
ちょっともう1回見よう。
2回目。
5回ぐらい見たほうがいいです。
何度も言う。もう1回見ようね。
つながるんです。
これ、別に監督が言ってるとかではないんですけど、
45:02
そういうふうにも見えるように撮られてる気がして、そう考えるとめちゃめちゃ本当に怖い話。
本当ですね。
だから、これもたぶん物語の中ではちゃんと明かされないけど、
インタビューで監督言ってたのは、バイト3つ駆け持ちしてるんですよね、設定。
数字が。
場所は1箇所しか出てこないんですけど。
各職みたいな。
そうそう。でも本当は3つしてるんですよ。駆け持ちしてて、めちゃくちゃ忙しいはずなんですよね。
数字が着てる服が、そんなに飛び抜けて、垢抜けたタイプの服ではないじゃないですか。
あれも、お母さんのオフルを着てる設定で、全部古着屋さんで探してきたらしいんですよ。
ってことを考えると、お母さんに承認されたかったから、自分はもうお母さんの服を着て、お金がないのもあるけど。
お母さんの服を着てっていうの、これまたサイコとつながるんですけどね。
そう。
怖いな。
そうそうそう。
そうなんです。
いろいろ考えますね。
考えちゃう。
数字サーチ、おもろいですよ。
この間、その話はイベントで一緒にしましたよ。
知ってましたよね。
面白い。
本当、おもしろくないと思ってたんですよ。
いや、おもしろかったよ。
面白かったですけど、改めて。
そっか。これ1回だから、サイコ、みなさん見てもらって。
確かに確かに。
見てほしい。
シックスセンスと。
シックスセンスは大丈夫。
サルの惑星と。
サルの惑星も特に今回は。
リュックバック。
リュックバック。
それも今回大丈夫です。
大丈夫。
サイコね。
サイコは一旦見てもらうといいかもしれないですね。
確かに。
あとサソウンナ、さっきのガスバーンさんとのサソウンナとかは結構いいかもしれないですね。
あと服で言えば、それこそバズったときから、彼女の服の色がやっぱ鮮やかになっていくんですよね。
はいはいはい。
最初はすごい地味な服なのに、鮮やかになっていくっていうのも、すごい細かいけど、彼女の新書風景として、やっぱり明るい色。
なんか成し遂げたっていうのが、真っ赤なセーターとか、普段絶対着ないのに着てたりとかするっていう。
どうしました?
どうしました?
渋さん。止まってる止まってる。
怖くない?
ちょっとすごいな。
なんかね、渋さんがね、もう多分すごい見てるはずなのに、チラシを今さらめちゃめちゃ見出したの。
もう終わりそうなぐらいの時間で、今からあらすじを。
これどこの映画館でやってるんですか?みたいな。
ヒッチコックを彷彿とさせる秀逸なスリラーって書いてるから。
これも伏線じゃないですか?みたいな。
あとなんか音楽で言うと、結構今回、監督がそもそも、映像、じゃあこれ見て、秀逸集合しましょう、みたいなのとともに、
ドロップボックスに監督が思っている、この映画にぴったりなプレイリストみたいなのをあげてたらしくて、
48:00
で、その中から何曲か、実際に既存曲が使われてるらしいんですよね。
で、その中のミツキとかが入ってて、ミツキってお母さんが日本人で、お父さんアメリカ人の、
もうアメリカでは今大成功している日系というか、日本の地が入った、ルーツが入った女の子なんですけど、
なんかでも今回使われてる、例えばミツキとか、アナタリー・バーグマンとか、ケイト・ルボンとか、あとパフューム・ジーニアスって、
いわゆる妖怪が聞く音楽とはまたちょっと違うっていうか。
ミツキを妖怪を聞かないと思うっていう。
そうなんですよ。海外のフェスとか行って、ミツキのライブ見てると、みんな似てる子たち集合してる。
だいたい古着好きで、ちょっとメガネかけて、髪の毛がロングじゃなくて、
アメリカとかでショートカット、私ぐらいのボブってすごい珍しいんですけど、
そういう子たちがショートカットとかボブのほうが大集合してて、みんな泣きながら見てるみたいな。
そういうインキャ、これは仮に今インキャと言いますけど、別にミツキがインキャなわけではなくて、
そういう普段目立たないんだけど、中にすごく抱えてるものがある人たちが共感できる音楽が、今回プレイリストとしては入っているなと感じて、
そこもたぶん、スージーの自分がヒーローとしている人たちを、そこに投影してたのかなと思って。
なんかそのプレイリストも、スポットファイのプレイリストを作って共有してたっていうので、
なんかその2曲ぐらいしか使えなかったのなかったみたいなことは、たしかインタビューで言ってたみたいな。
ほぼだから使われてるものは、スタッフ全員に共有されてた曲らしいんですよ。
すごい、だから何回も、オチみたいなものとか、大どんでん返しみたいなものに目が行きがちだけど、
やっぱりそういう細かいところで、技が光ってる気がするんですよ。
あと私一個話したいこと思い出しました。バイト先のギャルについて。
あ、彼女ね。
そう、ギャルが一番、ギャルジリアンっていう名前なんですけど、ギャルが一番見えてましたよね、いろんなことが。
だって最初から店長やばいやつ、言うてたし、
人を見る目があるのかな。
数字に対してもちょっと不審感ありましたよね。
ギャルが一番見えてるじゃんと思いました。
でもなんか、やっぱ数字側の視点で描かれてるから、嫌なやつっていうふうに、最初見ますよね。
数字を排除してるんじゃないかとか。
だけど蓋開けてみたら確かに、彼女が冷静に見てたなっていうのは確かにそうです。
でももしかしたら、さっきの矯正のカットしちゃったシーンの話にも通じるかもしれないですけど、
私たちが人を見るときに、
あ、この人ギャルだし、とか、あ、この人、なんかちょっと暗そうだし、とかっていう先入観を逆手にとってるっていうか、
51:00
最初からギャルの言うことを聞いとけばよかったのに、
あんたたちどうせギャルは信用ならないと思ったでしょっていう、なんかアンチティーズのようにも見えて。
そういう意味もあるのかもしれないですね。
ですよね。
逆手にとるっていうのはだまされてますもんね。
そうそうそう、実際ギャルの言うことあんま聞いてなかったじゃないですか、私たちって。
ギャルの言うこともっと聞こうっていう結論になるんですかね。
確かに。
あれいいキャスティングだなと思ったし、キャラ設定も。
うん。
よかったですよね。
あとなんかやっぱりカメラワークがすごい面白いじゃないですか。
ここまでなんかこう、気をてらわずにスプリットスクリーンやるとか。
スプリットスクリーンわかりますか?
スプリットスクリーン。
ブーンってやつ。
違う、それは違う。
画面がこう、右半分左半分で違う画面が描かれてるみたいな。
あと何個か数字の顔が重なったりとか。
フリーズフレームみたいな。
そうそうそう、1個の画面の中にいくつかとか2つのスクリーンが登場するとか、
あとトランジションって言って、その画面の切り替わりの時に、
あんなのをちょっと映画の勉強してたりとか、頭でっかちになっちゃうと、
ちょっと恥ずかしくて使わない可能性あるものを、気をてらわずやってるのが、
でもそれがいい効果を生んでるような気がして。
まさにその、数字が見てる世界として見るのであれば、
やっぱりその、この人が見てる世界、やっぱり歪んでるんだろうなっていうのも、
なんかちょっと伝わってくるっていうか、
そのフリーズフレームってこう顔がね、パパパって止まった顔が何個も重なったりとか、
なんかちょっと恥ずかしく、ほんとになりがちですよね、ああいうのね。
あれをなんか、すっごい今から嫌なやつになっていいですか?
どうぞ。
自主制作とかの、初めて映画撮りましたとかって、
実験的だぜ俺、みたいなやつですね。
で、バンバン入れちゃうと、わーみたいな、ちょっと恥ずかしいみたいになっちゃうんですけど、
そうならないんですよ、この映画って。
色彩とかもやっぱりしっかり考えられてるから浮かないのかなと思いましたね。
それもあるでしょうね。
あとちゃんとそれが、やりたいからやったというよりも、効果を生んでる、
なんていうんですかね、本人の数字の心理状態とか、
周りのテンションのかかり方とかで、
とても動的なエネルギーをそれによって生み出してるような気がして、
カメラが速いとか、そういうことじゃなくて、
さっきトビアさんおっしゃったみたいに、
そういう心の中なんだろうな、みたいなことが、
ちゃんと見えてくるから、嫌味なくっていうか、
嫌な感じじゃないのかもしれない。
その監督も影響の中で、
ヌーベルバーグとか好きだみたいな動画を見てたんで、
それってすごい鼻にちょっとつきがちじゃないですか。
あとヌーベルバーグ嫌いだって言える人、あんまりいないしね。
たしかに、みんなそれは1回は通るでしょうね。
ヌーベルバーグわかります。
ヌーベルバーグね。
54:00
ヌーベルバーグ。
いいよね。
声小さ。
言うならもっと張っていってください。
ゴダールとかね。
ゴダールとか。
ゴダールオリオン。
要はフランスの新しい映画の並み、ヌーベルバーグみたいな、
当時の。
1960年代ぐらいの、
すごい変わったことをしてた時代があって、
それがさっき言ったみたいに、画面がピタッて止まったりとか、
ジャンプカットっていって、
リサーチの中でも結構あったんですけど、
さくらんしてるスージが歩いてる時に、
画面がほぼ同じ構図なんだけど、なんか飛んでるみたいな。
なんかこの間映像あんだろうな、みたいな感じで、
パッパッパってなるかもしれない。
ああいうのも、ヌーベルバーグっていうので、使われだした手法みたいな。
違和感を、すごい全面に押し出してるっていう。
でも、それでもやっぱり、このソフィー・カグマンっていう人の個性が、
しっかりしみついてるから、えらいですよね。
そうですよね。
まんまやりましたじゃないですもんね。
ちゃんと、なんていうかな。
なんか、初監督作品らしいですからね。
長編としてはね。
長編ね。
そう、だからこのスージサーチの短編を、
それの前に、
そうだそうだ。
一緒に同時進行で作っていて、
そこでは、監督兼スージ役を本人がやっているという。
その短編、僕も見ようと思ったけど、ちょっと見えなくて。
そうなんですよ。私もね、話だけは何回調べたんですけど。
話によると、この長編のほうでは、
途中で明かされるそのスージが、その狂言誘拐をしていたっていうのが、
たぶん、そのショートの結末のびっくりだった。
ああ、なるほど。
そこで、たぶん15分ぐらいの、そのぐらいの長さのもので、
そこで落ちっていうやつだったのを、
同時進行で、その長編の、もともと長編作りたくて、
それができるよっていう証拠を作りのために、
短編を一回作ろうって言って作って、
同時に脚本を書いてたらしいです。
ねえ、すごい。
ここ10年ぐらい、そういうのちょいちょいありますよね。
YouTubeでその短編あげて、
で、
そのコンセプトが面白いってバズって。
で、プロデューサーがお金だったら、これぐらい出すって言って、
映画撮れるみたいな。
なんか、普通に考えて、やっぱり、原作もないし、この映画。
で、別になんか、大きいIPとか、アメコミ映画とかでもないじゃないですか。
今、そういう映画って本当に、長編でお金集めるのって、めちゃめちゃたぶん大変なところを、
やっぱり、ちゃんとさっき言ったみたいに、キャラクターを描きたいっていう信念がありながらも、
やっぱり、どんでん返しみたいな、
その口コミで広がりやすい、そういう仕組みを、きちんと取り入れて、売れる映画にしようみたいな。
なんか、ちゃんとその尖って、別に誰も見なくていいです、みたいなのじゃなくて、
ちゃんと、娯楽としておもしろいものにしようっていうバランスを取ろうとしてるのがすごい。
57:02
そうですね。
あと、役者もね、なんか日本ではまだあんまり浸透してないかもしれないけど、
カーシー・クレモンズとかも、着実にスターの道に行っている、ザ・フラッシュっていう作品とか、
映画もね、ちょこちょこ出てますし、
あと、アレックス・ウルフなんて、
すごいですね、最近。
もう、ある方面から言ったら、もうこの人は、もう嫌いになれないみたいな。
出る映画、出る映画、ほんとに別人にしか見えない。
そうなんですよ。
この大学生みたいな役とかやりながら、なんかおじさんみたいだったりするっていうのは、急に。
うん、ほんと。
なんかすごい、七変化できる人だなって。
クワイエット・プレイスのデイ・ワンって、最近のやつも出てますけど。
出てましたね。
人違いますよね。
分かんなかったですよね。
あの、クレジット見て、え?っていう、アレックス・ウルフ出てるって、あ!みたいな。
似てるとは思ったみたいな。
一番、彼がでもブレイクしたのは、ヘレディタリー継承って、アリアスターの、ホラー監督のアリアスターが、彼がね、
まあ、ある意味主人公で。
主人公ですけどね。
そう。
彼もある意味、あの、呪いに苦しむタイプの。
呪いに苦しむっていう話でしたけど。
いや、だから、やっぱ役者ね、かなりその、脇も含めて、いい人たち出てるんで。
そうですよね。
うーん、監督も、こっから、これが長編1作目ですけど、こっからのことを考えると、今、お互いしといた方がいいぞ、みたいな。
そうですよね。
うん。
デビュー作、劇場で見たって、今、自慢できるのは今だけですか?
ほんとですよ。
そんな映画をサンデーさんがね、しっかりとこう、日本に持ってきたっていう。
ねえ、今、用が難しいんですよ、ほんとに。
それは難しいですね。
買い付けとかするのも、だって、大変ですよ。
これだけアニメ作品が日本でヒットして、別に、それは映画館に人いるからいいんだけど、
でも、その中に、まずその、上映してもらう、劇場に入れてもらう。
はいはいはい。
配給してもらう。
そう、入れてもらうのも、超大変だから。
そうですね。
だから、みんな、数字も出して、ギャルを見に来てって。
ギャル映画。
いや、でもほんとに、今、1時間聞いて、もう1回見に来たい要素がめっちゃ増えたから。
そっか、ギャル見に来てって、もう見てる人がこれ聞いてるんだ。
でも、ギャルを見てなかった人がいっぱいいると思うんですよ。
ギャルは見てないよ。
見てない。
見たほうがいい。
ねえ。
ギャルのためにもう1回じゃん。
なるほどね。
なんか、最後に話し足りないことってありますか?
ちょっと?
最後ですか?
うん。
何だろうな。
何かありますかね?
大丈夫?
なんか、その、ポッドキャストの話で言えば、
さっき、トゥルークライム系が流行ってるっておっしゃってるじゃないですか、
監督が、その、脚本を書いてる時に聞いてたポッドキャストがあって、
それが、エスタウンっていうポッドキャストなんですけど、知ってます?
うん。
あの、さっき言った、シリアル。
一緒のプロダクションじゃないですか?
そうなんです。
シリアルのプロダクションが作っているポッドキャストなんですけど、
トゥルークライムだと思って、みんな聞きに行って、
要は、シリアルの編集部じゃないですけど、その制作の会社にお便り来て、
1:00:05
うちのちっちゃい町が、本当にクソみたいで、
そこで殺人事件が起きてるけど、捜査もされないみたいな。
だから、捜査してくれっていうお便りが来るんですけど、
それで、ジャーナリストが実際に出向いたり、いろんな人の話聞いたりするんですけど、
全7話なんですよ。
で、2話で、その事件の全貌が明らかになるんですよ。
で、そっから先が、本当に、町のこととかが、どんどん明らかに出てって、
その殺人事件のことは、本当どうでもよくなる。
で、その構造って、結構、数字幸に似てる。
あー、なるほど。
なんか、もっと、Sタウンっていうのも、孤独の話だったり、愛の話だったり、
そういったものにフォーカスしてって、本当につらくなるような作品で、
でも、なんか希望もあるような作品で、本当にすごい、
一番、アメリカでも結構バズったポテサなんですけど、
それの構造と似てるなと思って。
ある程度、リファレンスになってたんじゃないかっていう。
ないかっていうのは。
なるほどね。
それで、1個思ったんですけど、
たぶん、今ってそういうトゥルークライム系であるとか、
ちょっと謎を解いていくみたいなのも含めて、
ポッドキャストでね、アメリカではバズが起きるんだと思うんですけど、
もっと昔で言うと、そういう、なんていうの、SFの、なんていうのかな、
SFの中でも、いわゆる、藤子先生が言うとこの、ちょっと不思議のところは、
少し不思議。
あ、少し不思議か。
少し不思議の、私、Sをなんでちょっとって思ったんだろう?わかんないけど。
少し不思議の部分で言うと、
あ、やばい。今、ちょっと不思議で出てこなくなっちゃった。
Xファイルだ。
Xファイル。
Xファイルとか、あと最近で言うと映像作品だと、ブラックミラーとか、
ブラックミラーね。
あの辺好きな人、けっこうはまるんじゃないかなって思って。
よりも奇妙とかね、日本だと。
ジャンル、分けづらいんですよ、やっぱり。
なんか、スリラーだけど、コメディーでダークだし、サンスフェンス、ミステリーもあって、
でも、すごいキャラクターの描き方は、ドラマみたいな描き方だから。
そうですね。
監督もそういうジャンルの枠組みを超えたものを作りたいっていうのは、考えとしてあったみたいで。
だから、さっき言ったみたいな、そのSタウンみたいな、
こう思ってるけど、まんまとだまされてても、そっち面白いみたいな、
その枠組みから離れた、変わった語り口の作品だなって。
そうですね。
風刺とスリラー、行ったり来たりするから、
けっこうそういう意味では、早送りもできなければ、ちょっと目を離すっていうのも難しいんで。
トイレ行けないですね。
そうそう。だから、しっかりトイレに行った上で、
たぶんスクリーンで見るのが、一番集中はできるかなとは。
ちょっと携帯見ようとかが、家だとできちゃうんで。
確かに確かに。
ホラーが苦手とか、スリラーが苦手って人も問題なく見えますよね。
1:03:02
まずその絵がね、ポップっていうか、ちょっとそのテクスチャーもリッチな感じがあったり、
ファッショナブルな雰囲気もあるので、そういう意味では。
あるいは目を覆うシーンともないしね。
うん。
イタタタとか、グロテスクとか、そういうのも。
ないですよね。
うわ、それ、ちょっとつらいっていうシーンはいっぱいあるけどね。
心的にね。
心がね。
そうそうそうそう。
確かに。
はい。いいと思います。
デートにいいんじゃないでしょうか。
あっという間の1時間でございますけれども。
そうですね。
いかがだったでしょうか。
はい。
面白かった。
じゃあぜひね、ほんと公開したばっかりなので、
見た方はもちろん、まだ見てない方もね、よければ劇場に足を運んでいただきたいなと思います。
最後何かじゃあ、お知らせ的なこととかあれば。
お知らせありますか。
お知らせですか。
自分の番組ふかめるシネマっていうポッドキャストをやってるんですけど、
そっちでも数字サーチ回も実は撮ってて、結構自信あるんで、
僕の編集が頑張れれば、近日中に上がると思います。
なんか僕の相方が、この映画は顔の映画だっていう面白い切り口のことを、
なんか言ってたんで、聞いてあげてくださいって。
じゃあそちらもね、ちょっと楽しみにしたいなと思います。
楽しみです。
よろしくお願いします。
平田さん何かありますか。
私もちょっとポッドキャストソースを再開したいんです。
この間からジュウさんに相談してて。
7月の頭にもそれ言ってたと思うんですけど。
まだ1ヶ月経ったんですけど、まだできてないんですよね。
ちょっと今、めちゃくちゃ細かいんですけど、
携帯を変えたら、Cタイプのあれになっちゃって、
私今までタイプCソース、差し込むタイプのシュアのマイク使ってたんですよ。
88だっけな。
ライトニングの。
ライトニングのソース。
それをまずちょっと変えたいんです。
だから誰かいいマイク教えてください。
そんな指針に使うんですかっていう。
平田さんここ来てくれたら。
そう使えますから。
ここでやってもいいんですか。
自由に使ってください。
じゃあここで撮る可能性大。
ポレポレに行った後にここで来て撮ればいいですよね。
概要欄にもちゃんとポッドキャストのリンク貼っときますんで。
わかりました。
止まってるやつ。
ちょっと嫌そうな顔してるんですか。
恥ずかしい。
恥ずかしい。
さあということで以上になります。
映画スジサーチ特別トークセッションサポーテッドバイサンデー。
皆さまありがとうございました。
ありがとうございました。
この番組は東京東中野にあるクラフトビアバー雑談で収録しています。
厳選されたクラフトビールとこだわりのスパイスカレーを楽しみながら
世な世な繰り広げられる雑談に参加したい方は概要欄をチェック。
1:06:00
では次回の更新をお楽しみに。
01:06:23

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