ガルマの社交界
深夜のマルサンのって言ったら、なんか変だよね。
ちょっと変だね。
深夜のガンダ。
ドゥドゥドゥン。
ドゥドゥドゥン。
ガルマ散る。
イェーイ。
深夜のテンションですか。
イェーイみたいな。
言っちゃってるね。
もうガルマ散るって言っちゃってる。
言っちゃってる。
散るんだって思ったもんだって。
第10話。
このコーナーは、マルサンのガンダムの好きなところ。
ぺん銀です。
眠い猫です。
もう今、絵を見てるんだけど。
笑ってるね。
シャアが笑ってるね。
これもなんか夜ですね。
あ、そうだね。
これはニューヨークらしい、場所は。
ちょっと廃墟になっちゃってるけど。
そこにホワイトベースが身を隠してる感じかな。
ぽわーぽわーぽわーぽわーぽわーぽわーぽわー…
吉成。
パーティが開かれております。ここに。
パーティ?
うん。
吉でパーティが開かれてるかな。吉じゃないのかな。よくわかんない。
お屋敷でパーティが開かれてまして、
ガルマとシャアも呼ばれているので、酒飲んでます。
社交会みたいな感じだね。
そこね、なんかね、もうね、中世みたいな雰囲気になっちゃってて。
女性はドレス。
男性はまあ軍服とかスーツが多いかな。
なんかガルマが来たら、なんかハゲのおっさんとか、
手をこう、明らかにゴマをするような動きをアニメでよくある。
ベギン皇王がいらっしゃったときはよしなに、みたいなものをガルマにすり寄ってくるわけですよね。
ガルマが歩いたら、そのへんのドレスを着た人たちが、はーってなって。
ガルマさまー、いつもリリシーお姿、しびれちゃう、みたいな。
整ってるんだよね、ガルマだけが。
イケメンというかかわいいか。
かわいい、そうだね。
王子さまみたいな扱いをしてる。
国民にも人気があるんですよ。
ちょっと年離れてるし、他の兄弟と。
そんな感じです。いきなりそんな画面です。ガンダムなのに。
ロマンチックな展開
まあそういうところで、シャアのとこに行って、ガルマは。
連中は虫が好かん、みたいなことを。嫌がってる。
そんな状況です。
そこで、イセリナ・エッシェンバッハ様のお見えでございます、とかになって。
え、誰?
イセリナさんっていう人がいて。
2階の階段みたいなところに降りてきて。
よくあるじゃん、後から登場するお姫様みたいな。
ニューヨークの前の市長の娘さんだって。
たぶんジオンが攻めてくる前の市長の娘。
たぶん今は違う市長が立てられてる。
でもなんか残ってるみたいな感じ。
それを見てシャアが、「ほう!」って言ったんだけど。
ほう?
おもしろい。
ガルマがちょっと失礼するって言って、そのイセリナのところにスタスタスタって言って。
何かの挨拶とかして。
そのまま手繋いで、どっかに行ったのかな。
それを見たシャアはずっとニヤニヤしてて。
前線でラブロマンスですかー?みたいな。
ガルマらしいなー?みたいな。
お坊っちゃん?みたいな感じで。
また目がキラーンってした。
で、ラブロマンスに入ります。
入るんだね。
2人が結婚しようみたいな話になってて。
でもなんか、娘はやらんみたいなことを言ってるわけよ、お父さんは。
だってね、いきなり攻めてきたやつの息子だからね。
憎いわけよ。
でも私にはジオンも連邦も関係ありませんと、ガルマ様。
ガルマ様、お慕い申しております、みたいなことを言ってるわけよ。
でも、私はジオンを裏切るわけにはいきませんが、
活躍でもすれば無理を聞き入れてくれますよ、みたいなことを言ってる。
それで聞き届けてもらえれば、私もジオンを捨てよう、みたいなことをやってるわけです。
そんな感じでね、ガルマさんやってんすよね。
なかなかですね。
ジオンをやってる間に、木場発見っていうのを発見したということで。
よし行くぞ、みたいな感じで。
まあ宴もそこそこにシャアとガルマは出撃していくと。
また戦いですよ。
毎回戦いがある。
夜だから、ちょっと隠れてね。
やり過ごそうとしてたんだけど。
戦闘と壮絶な結末
ここでね、うてん野球場っていう言葉が出てくる。
つまりドームのことなんですね。
そんなの未来のことかと思ってたら、実際にあったんだって。
ガンダムが放映されたのが1979年か。
アメリカにはもうドームがあったみたいな。
でも名前はうてん野球場だけどね。
そこにね、ホワイトボイスをすっぽり隠して、見つからないようにしてたんだけど。
なんかね、じゅうたんばくげきっていう方法があって。
知ってる?じゅうたんばくげき。
じゅうたんばくげき。
この言葉初めて知ったんだけど。
要は東京大空襲みたいな感じ。
もう面で爆弾を落とすってやつね。
点じゃなくて。
それでやりました、ガルマさんと。
でもそれでも出てこなくてね。
炙り出そうとしたんだけど。
うてん野球場が役に立ってね。
ラッチが開かないので、シャアがザクで降りますよと。
作戦としてはね、ガンダムが敵をある場所におびき寄せて、後ろから撃ちましょうっていう作戦なんだよね。
それでシャアが途中で見抜いて、戦闘中に。
それをガルマに知らせたわけよ。
罠にはまるような場所を。
あっちにホワイトベースいるよ、みたいな。
あ、そうだ。ホワイトベースとは言わないんだ。
ちょっとこの話しようか。
木馬って言うじゃん。ホワイトベースのことを。
木馬って呼んでるのはジオン軍のほうなんだよね。
木馬みたいな形をしてるから。
正式名称知らない。
敵なんで。
だからガンダムっていう名前も知らないから、白いやつ白いやつ。
ザクは有名だからみんなザクって呼ぶみたいな。
そんな状況です。結構細かいです。
で、まんまと騙されまして、ふらふらと出たところに、
ブライトさんが、うてーっつって打ちまくられまして、
ガウさんは煙を出して落ちかけてますよね。
こんな状況になりました。
なんかその前に、夜の紫外線の緊張感がすごいって書いてある。
緊迫感がすごいって書いてある。
ガンダムはいい動きしてたね。
壁に隠れたり、そういうのがアクション映画っぽかったかもしれないね。
ビルの間からザクを狙ったりするわけよね。
廃墟の窓からとか。
アムロ上手くなってるよね。
シャアとかもちょっとやり合ったときに、やるようになった、みたいなことを一人ごとで、シャアが言うぐらいだね。
なんかさ、基本的に、なんていうの。
例えばさ、その白いやつには、毎回必ず同じやつが載っているっていうことが前提なんだね。
ああ、なんとなくわかるんだろうね。
まあ、普通あんまり乗り換えない。
そうなんだ。
でもザクとかだったらわかんないけどね。みんな同じだから。
シャアザクは赤いからわかるけどね。
確かにそうだね。
違う人が乗ってる可能性も否定できないよ。
でもたぶんわかるんだね。戦い方が。
前のやつがちょっと上手くなってるっていうのがわかるんだと。
たまにセイラさん乗ったりするからね。
えー。
たまにじゃないか。一回だけか。
ガウさん落ちかけたんだけど、落ちかけのとこでシャアがバラすんだよね。
いやー、引っかかったなーっつって。
言わなくてもいいのにね。わざわざ言ったんだね。
君はいい友人だったが、君のお父上がいけないのだよ。
かかったな。シャア!っつって。
言うんだね。
言うんだね。
でもね、ちょっとかっこよくて最後。キリッと変わって、ガルマ君も。
私とてザビ家の男だ。無駄死にはしない。って言って。
ホワイトベースにガウをぶつけようとするんだよね。
グライトさんびっくりして、まさか特攻かっつって。
ジオン公国に栄光あれーっつって叫びながら、
なぜかその瞬間に、イセリナの笑顔が相まとうで、
結構長い時間流れるんだよね。ピカピカピカっつって。
でも届かず、ホワイトベースにボカーンって爆発。
ホワイトベースに?
ホワイトベースにぶつけて、玉砕しようとしたんだけど、届かずに失敗して、
あーそうなんだ。
死んじゃいましたってことかな。
へー。
その時イセリナ出すんだみたいな。
ちょっとそこはね、びっくりした。
しかも結構長い。
すごいな。
なんか結構丁寧で、この回。
だんだん夜が明けていくんだよね。
急に夜が明けるんじゃなくて。
あれ?いつの間に朝になってた?みたいな感じ。
へー。
誰もさ、死んじゃいました。
はい。
シャアはニヤニヤしてると。
うん。
あのさ、シャアはジオン軍で、
でも、息子だってことは明かしてなくて、
で、なおかつザビ家に恨みがあるっていうのは、
ここではわかってるんだっけ、わかってないんだっけ。
わかってない。
わかってなくて、
ガルマの運命
なんかここで初めて、君の父親が悪いんだ、みたいなことを言うんだ。
急に言うんだよね。
ガルマも、わけがわからないと思うんだよね。
そうだねー。
わざわざ言われたからとて、
何言ってんの、シャアってことに。
なったまま死んじゃったね。
なったまま、それでも、
は?とか何?とかじゃなくて、
もうあれなんだね。
時間がなかったからね。切り替えてたね。
すごい。
正直本当にハテナだよね。
自分がキャスバルだっていうのを、そこまで説明すればわかるけど、
言わないからね。
君の父親が悪いって言うだけ。
俺らもわからない、みたいな感じです。
それってさ、どういう状況?周りに人いないの?誰も。
無線でね。
シャアはザクに乗ったまま、ガウに無線で。
そっか。これがあれだ。
秘密の恋の回で言ってたやつだ。
あ、そうだね。
実際ね、別にシャアが殺したわけではない。
味方の兵まで騙すのは性に合わんな、本当かよ、と思った。
あとね、わざわざこの戦いの前に、ガルマに忠告もしてるんだよね。
いつになく興奮しているようだが、女性のためにこう焦るのはよくない。落ち着くんだ。
アドバイスしてる。
逆にそれを聞いてガルマ君は、私が焦っているだと!?みたいな。
バカな!って言って。
その時、髪くるくるの速度が一番最速になってた。
くるくるくるくるくる。
私は冷静だ!って言ってた。
でもさ、結婚したくて手柄あげたいんだもんね。
そうなんだよね。
訳がわからず、死んでいくと。
そうだね。
最後は夜が明けて、パーパーパーって最後、その報告がデギンお父さんに行くわけよ。
ナレーターで、デギン公王はその杖を落としたと。
終わり。
ガルマ編の振り返り
杖を落としたらしいよ、とにかく。
それ以外の説明はなかったよ。
まあ、ショックだったんだろうね。
それでこの話は終わりです。
ガルマ編終わり、みたいな感じだね。
うん、そうですね。
ガルマ編、結構5話あったんだよね。
うん、あったね。
長かったね、ガルマ。
ガルマ編は、ホワイトベースがギクシャクするのがよく描かれてた。
うん、そうだね。
ハムラはかなりおかしくなってきて、描かれまくってたね。
ハムラって落ち込んだり頑張ったりが激しい感じだね。
相打つ的な動きをしてる。
でもさ、落ち込むのはすごいわかるよね、でも。
落ち込むよね。
なんで戦争しなくちゃいけないの?
眠れないとかさ、その立ち直り方が単純なんだよね。
いや、言ってません。
だから一瞬立ち直ってるように見せることがあるぐらいの勢いだよね。
あー、そっか。
なんかこう、不思議なところも毎回あるね。
不思議とは?
毎回のように、この急にイセリナさんが出てきて。
急だったね、結構。
なんでパーティーやってんだろうっていう。
まずね。
なんでみんなドレス着てんだろう?
あと、その走馬灯のようにさ、出てくるのイセリナさんなんだみたいなね。
走馬灯って普通ね、いろんな思い出がパラパラってくるはずが、
ずーっとイセリナさんのドアップだったよ。
不思議だよね。
今までの流れだったら、
たとえばさ、結局お姉さんに認めてもらえなかったなとかさ。
不思議だね。
お兄さん、お父さんが出てくるとかさ、そういうのだったらまだ流れ的にはわかるけど、
急に出てきたイセリナさん。
そのなんか、恋愛と結びつけたい感じがするね、なんか無理矢理。
色ぼけしてたんじゃないのか、あれは。
知らんけど。
だからさ、なんかさ、急にさ、この話、脚本家が違うのかなとか思った。
脚本家はですね、複数人います。
変わります。
だからね、全然おかしいところもある。
一応、総監督の富野さんがチェックはしてると思うんだけど、
なんか忙しくて、チェックしきれてない部分もあると思う。
これから多分どんどん、追いつかなくなっていくと思うから、
チェック機能が甘くなってる可能性があるね。
だってなんか急に黄色違うよね、ニューヨークのお屋敷でパーティーから始まってさ。
その、戦い方?
もうちょっとなんか、今までとムードが違うというか。
ああ、なんかアクション映画みたいになってる。
うん。
夜だしね。
うん。
確かに。
面白い。
この回描いた人のやりたいこと詰め込みました、みたいな。
ウテン野球場どうしても出したかったのかなとかさ。
おー、知ってるぞと。
こういうのがあるの。
で、やっぱ相馬灯は愛する人だろう、みたいなさ。
おー、確かに。
アニメの場合、作画もある。
作画監督は一応安彦さんっていう人なんだけど、
これもチェックが追いつかないんだよね。
やっぱ安彦さんの絵になると、すごい見てて気持ちがいいというか、うまいなってなるから。
急に、誰?っていう顔になるから。
それがチェックが追いついてないとき?
そう。
そうだね。
チェックが崩壊っていう。
なくはないよ。
たまにある。
でもガンダムの場合は、崩壊しすぎてる。
これがたぶん、新しく見た人が、ダメなアニメだなって感じちゃうかもしれない。
はいはい、そっかそっか。
そういう時はさ、このシーンあれ?とかじゃなくて、その1話分丸々崩壊してんの?
いろんなパターンがある。
あー、そうなんだ。
丸々崩壊パターンもあれば、一部崩壊パターンもある。
おもしろいね。
むしろ丸々崩壊の方が、逆に安定してるよね。
崩壊で安定してるみたいな。
統一されてるね。
急にアムロがいい顔になったり、誰になったりするほうが、混乱するじゃんね。
はいはいはい、する。
へー、おもしろい。
やっぱり名場面になると、だいたい安彦さんが入ってるから。
わー、そうなんだ。
それは良かった。
例えば、マチルダさん、キリッとした感じで、みんなに説明するとかね。
うーん、大事なところ。
それを見て、微妙にデレてるアムロの表情とか、そういうのは全部安彦さんが書いた。
うーん、あのあれだ。
ペンギンさんが原画集持ってる人だ。
そうそうそうそう。
なるほど。
長くなってきたよ、これ。
今までで一番長いんじゃないの?
うそー。
あんまり夜だからって変わんなかったかな。
変わんない。
だらだら喋ってはいると思うね。
いるよりは。
寝ましょう。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
では。