対話の始まり
ざんていラジオ、ぺん銀でございます。 もっきんでござる。
今日はね、わかりあえるクラッシュロワイヤルというのをやってみようと。 なんだそれは。
まあ、戦いなんで、一対一の。 対話なんだよね。
対話ですよ。 相手のやりたいことを、わかってあげる。
わかってあげられるかどうかがポイントなんです。 そうだよね。
むしろ負けちゃった時は、相手のことがわかってあげられなかったんですよ。 相手の考えを。
そうだよね。 勝った時こそ、相手のことを
理解できたっていうことになるわけ。 そういうことかね。
そういう感じで開始します。
あの手、この手で。 始まりました。
相手はダガーガールを使っているので、結構重ためのものを用意していらっしゃると思いますね。
ちょっとこいつ血気盛んにいきなり攻めてきました。 この人は気が短いタイプ。
気が短い。 気が短いということをわかってあげたわけね。
これはね、キョスケっていうキャラクターで、
なんていうのかな。 無理矢理防御。
無理矢理攻撃っていう感じ。 全部端前から出してきますね、この人。
これ小学生の可能性がありますね。
あ、でもちゃんと止めて、上手いですね、今の。 止めてインドラの火を
継続させてくる知恵があるんだか。
今のは、やらなくてよかったかもしれないね。
相手の気持ちは今。 カツン!
ありがとうって言ってますよ。 ちょっとね、相手は
相手の気持ちはもうだいたいわかったんだけど、 相手は小学生なので
とにかく、 やってやるっていう気持ちしかないです、今。
なるほどね。 なので、分からせるためには
分からせるとか言っていいんですか? 分かってあげるためには。
こちらも、もう圧倒的な力で
分からせるしかないですね。 なるほど。
力と力だということを。
大人の力を思い知れってことでいいんですか? いや、違います。
そんな大人げない? とにかく、この…
あ、やばいやばいやばい。 あれ?ごめん、今、俺は分かってあげられなかった。
分かってあげられなかったね。 今のは俺のミスです。
これは負けです、私の。 負けましたね。
今、俺は分かってあげられなかった。
っていう感じでやればいいんですか、このゲームは。 そうです。
分かりました。 なんで、
ミニペで プリンスが止められると勘違いしたのか、俺は。
ああ、なるほど。 相手もまさか自分が勝つなんて思ってなかった。
そうだ、意外だったんだ。 なのに勝っちゃったじゃん。
これは分かってあげられなかった。 そうなりますね。
相手と対話してほしかった。 そうだね。
いきますね、じゃあ。俺も対話しますよ。 お願いします。
分かってあげます。 分かってあげてください。
ちょっと小学生は難しいね。 相手の名前は
ロロさんでロスガベランスに住んでます。
スパーキーですね。 うん、また小学生の匂いがしますね。
スパーキーということは、何も考えていないとまず俺は思いますね。
何も考えていないということを分かってあげないといけないですね。 そういうことなんですよ。
あれ?
人ですらない可能性があります、敵が。 それはありますね。
シンパンジーという生物の可能性があるけど、そこも分かってあげないといけない。 分かりました。
ヒャッハーを出すしかなかった。 厳しいですね、これは。
分かってあげられなかった。
あ、でも思ったより防衛できたな。 分かってあげられたわ。
相手はゴブジアリス・スパーキーなので、 それを受け止めてあげます。
大きな心で。 シンパンの代名詞もいるんでね。
代名詞いましたね。 代名詞出してきた。
人ではない可能性がある。 人です。
これも彼も人なんです。 あ、やばい、右に左にずれちゃった。
これ絶対ゴブジアにつけてくるやん。 あ、ファイブ打ってくれた。
え、ガチでありがとう。 そういう能力の人。
ありがとうって言っていい?
あーそうですね。
やばい、これはやばい。 あ、でもこれいいか。許容だな。
許容しよう。 相手の攻撃を許容してあげました、今。
対話です、これは。 敵の適切な対話を試みてますよ、ほら。
そうだね、ちゃんと相性のいいあれを使ってますよね。
そしてやはり削れてきた左側を ちゃんと攻撃してくるという対話ができたんですね。
相手の意図を理解する
これ逆サイクルと思いますか? ザップ?
今間違えたね。 今ザップ打ったやん。 間違えましたね、彼。
あ、ターゲット。 ターゲット、強いぞ。さらにターゲット。
あ、逆ターゲット。 あ、全滅。
いいね。
さあどうする相手。ミニペンを出す。 それに対して俺はどうすればいい?
チンパンジーか。 チンパンジー死ぬか。
踏まなくていいか。 踏まなくていいと判断。
端前から行ってますよ。
これで、えっと、えぇ!? 相手はなかなかやりますね。
いい戦いをしていますね。 右にファイブを撃ってくださいって俺は言ったから、
撃ってくれると思うんだけど、撃ってくれなかったね。
対処済み。 対処済み。
またチンパンじゃない? これ。 もうミニペンですね。
よいしょ。 いやぁ、相手もなかなか上手いですね、これ。
おぉ、なるほど。大人ですか、もしかして。 大人じゃないですか、これ。
あっ、チンパンだ。 チンパン、チンパン、チンパン。
なんか俺も分かってあげたくないんだけど、この人のこと。
完全に分からせてあげてください、じゃあ逆に。 おっ、これはザップ。
上手い相手。 何なんだよ。上手すぎるんじゃないか。
大人のチンパンジーですか? そうですね。
オトチンです。 これは負けますね。
オトチン来ましたね。 あぁ、これは厳しい。
厳しすぎる。 あぁー、これは強かった。
忠実な。 分かってあげられなかったわ。
キヨキヨさんだと思うんだけど、この人。 忠実な両側攻めみたいな。
しっかりしてたね。 あ、天界プレイヤーです。1800点。
分かってあげられなかった。 天界にお住まいのチンパンですか?
そうですね。 チンパンジーですか? チンパンというかテンプレです、あれは。
完全な。普通のテンプレデッキ。 じゃあ、いきますね最後。
はい。 今度は分かることに集中するんで、
最後見事に分かってあげようと思います。
はい。 なのでそのことしか喋れません。
えっとね、相手はどうにかしても、どうにかしてホグライダーを入れようとするだけの人です。
なるほどね。 これもねちゃんと防いでいきます。
あれ、防げないんですか? 防げますよね、もちろん。
うまいんじゃない? 防ぎ方が。 でもね次ミニペがいるので、これはミニペを
おっと、ミニペを早めに。 あれ、防衛してくるんですかね。
ミニペを構えておきます、私は。 ちょっと低すぎたか。
大丈夫か? おいった、セーフ。
すごく分かってるね。 相手のことを。
ナイス。 ここでもう1回形作ります。
1回ね。 あ、消してきた。これはケツからいきます。
今の動きを徹底してくる可能性ありますね。 ありますね。
ただ、俺もバリア付きだったら大丈夫か。 そうだね。
ただ俺はウィザードは主力ではないです。 なるほど。
あの若干声が上手ってますけど大丈夫ですか?
あ、釣り失敗した。 釣りに失敗しました。
相手は分かってあげることができなかったんですね。 俺のことがね。
残念ながら、仕事。
ガン、ガン、ガン。 そしてもう左に構えてます。
素晴らしい。 上がってるね。
来るでしょ。 これはもう完封です、間違いなく。
いやーお見事です。あ、ウッド使った。 これはウィザードから切ってもいいんじゃないですか?
これは形を組んじゃいますね、左に。 で、右に刺します。
早いもの切ってくれたよ。分かってくれてないよ、こっちのことあんまり。
で、もっと近めで出した方がいいんじゃない、この2人。 これで全部焼きます。
あ、分かってる。今度は分かってる、相手。 全部焼きます。
お、焼けなかった。ごめん、俺が間違えた。 それが出てからやるべきだった。
今のは分かってなかったね。 そう。
あの、ほぐ釣りをこの人してくるよ、必ず。 あ、出た。引っかかるやつだ。
前にいた。面白い。面白い動きするな。
お、今度右だって。これ分からなかったよね、あなた。 でもまあ構えてた。
これはね、左右をゆっくりと分けてくる分散型タイプです。 分散してくるね。
お、なるほど。 分散というかあれか、同サイドは不利と似て、切り替えたってこと?
クラッシュロワイヤルのダイナミクス
でもこれは両方攻めが自動的にできます。 あ、ほんとだ。
相手はこれを分かってたんだろうか。 分かってなかったんだろうか。
これが入ります、残念ながら。 あ、これペック入りそう。
いや、ミニペが入ります。 ミニペが入る。
お前分かってた。お、ギリギリでウッドを流していた。 いやー、これは分かってたね。
ウッドを流してたね、今。 ウッドまで流してたんで。
来ることが分かってましたんで。 でもそれは、声が上ずってますけど大丈夫ですか。
ちょっと声が分かりすぎて上ずっちゃったんだけど。 分かりすぎて。
分かりすぎて上ずっちゃったんだけど、 本当は今のはやっちゃダメなんだよ。
え、なんで? あまり読みすぎるのも失礼な。
あー、相手のこと。 マウントだもんね。
そう、あれ外した時に恥ずかしい思いをするじゃん。 確かに。
だからちょっとやりすぎた。
でも限りなくドンピシャだったけど、 その場合はいいんじゃない?
結果が分かったって、あとこれドヤ顔するのを 俺は一生懸命抑えてる。
あ、そうかそうか。 いつもなら取り乱して喜んでるんだけど、
このぐらいで抑えてる。 声が上ずるぐらいで、自制してるわけだ。
大変だね。 分からせてやったっていう風になっちゃいかねないじゃないですか。
なっちゃいかねない。 それではコミュニケーションは続かないから。
たまたま当たったよっていうぐらい。
理解の楽しさと難しさ
うーん、なるほどね。 もうええかな。
というわけで、ありがとうございました。
たまたま上手く言って、 浮かれてる人にしか聞こえないんだよね、これ。
声がね、上手すぎる。
おもろすぎるんだけど。
あ、でも分かり合える話、今ついでにする?
それとももう一回切る?ここで。
分かり合える話…。
まだ説明がある、いろいろ。
一応しといたら、後で切ってもいいです。
あ、そうか。
実際、俺はこのゲームをやらない限り、
こんな相手の気持ちなんて、分かりたくもないの、実は。
そりゃそうだよ。
だよね。
なんで分かってあげなきゃいけないっていう感じなんよ。
いちいちね。
でも、分かっちゃうわけよ。今みたいに。
これどうなの?
分かっちゃうことが?
やりたくないことを分かっちゃうっていう感じ。
それはゲームの中だけの話だからね。
これがね、リアルでもあるわけよ。
分かっちゃうことが?
例えば、今お前が俺にやったのと似てるよね。
声が上手すってるよとか。
それは、俺のことが分かったわけじゃん。こいつ。
分かった。
こいつ狂気乱舞してるなと心の中で。
それは、なぜかというと、勝利という喜び。
単純なね。
あと、人の心が読めたことの喜びもあるだろうし、
一段階トロフィーが上がった喜びとか。
喜びあるね。
いろいろあって、
あ、三角に飲み込まれてるなと。
思ったわけよね、お前は。
そういうの分かっちゃったわけじゃないですか。
虜ですわ。
ゲームならいいんだけど、それはリアルでやると、
それは分かりたくないんだ、そんな気持ちは。
なるほどね。
無駄にハスハスしてる人間は、
嫌いなわけだよね、むしろ。逆に。
でも、なぜか俺らは、
そこで分かり合えるように作られてる。人間は。
仕方ないねって言って。
だって、勝てるのとか嬉しいじゃん、みたいな。
そうだね。
これが三角で繋がっている状態。
繋がされてる状態だね。
それで分かり合っちゃってると、ある意味。
これがね、俺は鬱陶しいと思うんだけど。
そうなんだね。
いや、普通はいいことですけど。
普通の感覚だったら、分かり合うことはいいことですけど。
いや、でもだから、
俺らは、なんとなく選挙に行くわけよ。
なぜなら三角を、
誰かの味方を推しに行くわけだよね、選挙って。
本当は分かりたくないよね、政治家の気持ちなんて。
そうなの?
だってあんま興味ないでしょ。
俺らはね、でも分かりたい人はいっぱいいるよ。
それは別として、俺は分かりたくないわけよ。
でも、
選挙に行くと。
独裁者ができるよりマシじゃないですか、みたいなことが。
なるほど。
分かってるから、行くわけじゃん。
これ話繋がる?
そうなんだ。全部ね、
この、なぜか三角で分かり合えてるから。
行動しちゃうっていうのが、
全てにも気になるんだよね。
なるほどね。
システムじゃないかと。
そう。
いや、システムなんですけど。
逆さは、それをヘモいって言ってるわけ。
分かんないと。
なるほどね。
何やってるんだと。
いう立場なわけね。
理屈は分かってるんでしょ、でも。
理屈は分かるけど、分かりたくない。
むしろこの分かりたくないという強い思いが、
ヘモいっていう感情なんじゃないの?
あー、なるほど。
分からないんじゃなくて、分かりたくない可能性があるってことね。
なるほどね。
分かっちゃうんだけど、分かりたくないっていうこの気持ち。
感覚に飲み込まれたくないっていうのが基本なんじゃない?
そこでヘモいと、反旗を翻してるわけですよ。
なるほど。
じゃあ逆さの言葉だったんだ、ヘモいって。
そう。
これは新発見だな。
でしょ。
で、ゲームの中では限定として、
思う存分相手を分かってあげられるわけよ。
ははははは。
分かってあげられるんだ。
そう。ヘモくない。
もうこのゲームの中、画面の中だけは、
思う存分他人を理解し、他人から理解され、濃厚な関係を築き、殺し合うということですね。
そして分かってあげられなかったということもあり、
分かったり分からなかったりするわけです。
以上です。
分かりました。
分かってあげました。
じゃあそういうことですね。
はい。