00:02
おおのぎむつこ
勇気が出るラジオ、この放送は宇宙の法則とこの世の法則を使いこなして、自分を生きるヒントをお話ししています。お相手は、発信する勇気の著者の末吉宏臣と、ひとり社長の参謀、おおのぎむつこです。
はい、シリーズ2の今日は3回目になります。このシリーズでは、勇気をテーマにお話をしているんですけれども、末吉さんのですね、『発信する勇気』というこの本の中で、私ここもうちょっと聞きたいなあっていうところがあって、今日はその話を末吉さんから聞かせていただきたいんですけれども、
180ページかな。すごい具体的、ありがとうございます。そうですね、第5章の終わりですね。第5章は「発信にまつわる不要な思い込みや感情を手放す」っていう章なんですけれども、これの一番最後の
一行ですね。ここ、「まずは自分のために表現する」ってあるじゃないですか。「ここで私と約束してください。まずは自分のために表現すると。」書いてますね。はい、ここの話の前段は、末吉さんが発信をしている時の最初の頃のエピソードかな。自分を励ますために書いていた。自分自身が自己否定をしている真っ最中なんだけれども、
noteに書いていたのは、読者に向かって、いや、自己否定なんかしなくていいんだよっていうふうに書いていた。それはもう自分を励ますために、自分のために書いていたんだみたいなエピソードがあって、私なんかどうしても、ビジネスのために発信を始めた人なので、お役立ち情報を書かなければいけないとか、
読者を励まさなきゃいけないっていう、もうその大前提で発信を始めた人なので、ここがすごく新鮮に映ったんですよね。まず、いわゆる自分がビジネスのための発信をずっと続けてきて、その中でなんできたこととは、ちょっと趣の異なることだなと思って、この辺の話をもうちょっと末吉さんに聞きたい。
ここに入れた、この第5章の一番最後のこの一文ですね。「自分のために表現すると、約束してください」まで強い言葉を使って言っているということは、ここに何か末吉さんの思うところがあるのではないかと。いかがでしょう。
末吉宏臣
いやー、だから結構僕は、この本を書く前、つまりまずnoteを発信する時のエピソードが、このラジオでしたか覚えてないんですけど、僕はね、堀江さん、堀江もん、堀江貴文さんだったり、本田健さんだったりっていうすごい方から、そこまで有名ではないけれども、いろんな方たちのまさに今
03:12
末吉宏臣
むつこさんがおっしゃってる、役立ち情報というか、誰かをまさに啓発するような情報を後ろでサポートするっていう仕事をしてたんですね。
で、だから、まず僕に発信することないよねっていうこととともに、なんかね、
そればっかりずっとやってきたじゃないですか、僕。やってきたんですね。役に立つことを誰かね、言葉を使ってやるっていうことをやってきたんですけど、なんかね、それに対するこのラジオはね、本当に正直に行きたいと思ってるんで、アンチテーゼというかなんかね、
発信ってそれだけなん?っていう気持ちが出てきたんですよ、僕の中で。 ビジネスにつなげるとか、誰かの役に立つっていうのだけが発信なの?っていう気持ちにめちゃくちゃなってきて、
で、それがアンチテーゼみたいな感じで、僕、noteを最初の頃、特に広見おじさんの日記って言われて、譲られたことがあるんですけど、
当時まだ、当時30もう中盤ぐらいかな、中盤弱ぐらいだったと思うんですけど、その人のただのエッセイというか、日常での気づきを書くっていうのをひたすらやるっていうのをやったんですよ。
おおのぎむつこ
はい。
末吉宏臣
だから、そういう感じで、本当にまず、それって完全に誰かのためじゃないじゃないですか。
でも、自分が自分のために、自分の毎日起こった出来事の中で感動したこととか、
そういったことをきちんと捉えて、きちんと自分で、自分のために書くっていうのを最初からずっと、誰かのために書く文章に、ある時、最初はちょっと対抗するような形で書き始めたっていうのがあったんですよね。
超裏話。
おおのぎむつこ
超裏話ですね。
末吉宏臣
これはね、超裏話ですね。
おおのぎむつこ
で、ちょっとその時、何クソみたいなのあったってことですか。
末吉宏臣
あったのかもしれない。今思うとですよ。
おおのぎむつこ
俺のやりたいのはそれじゃねえんだよみたいな。
末吉宏臣
あと、そういうやり方で苦しんでる人たちがいるんだよっていう気持ちかな。
おおのぎむつこ
なるほど。
末吉宏臣
っていうので、やり始めたのが土台だから、まさにでもスタートが結構自分のために表現するっていう感じだったんですよね。
で、本当にビジネスの役に立ってなかったんで。
何年も。
本当に。
おおのぎむつこ
そこでやっぱり、いわゆるビジネス的には、あんたの日記なんか、そんな無名の人の日記なんか誰が読みたいと思うのみたいな、そういうのってあるじゃないですか。
06:09
末吉宏臣
出てくる頭の中にね。
おおのぎむつこ
で、確かにそうだよなって思うところもあり。
末吉宏臣
もちろん思いますよね。
おおのぎむつこ
でもなんか、そういえば、私も最初の3年って本当に売れなかったんですよ。
売れなかったっていうか、食べていけるようになるのに3年かかってるんですよ。
末吉宏臣
そうなんですか。
おおのぎむつこ
だけど、ブログのアクセスって、当時アメブロのブームがあったせいかもしれないけど、ブログのアクセスってすごい、どんどんどんどん伸びていったんですよ。
末吉宏臣
すごいすごいすごい。
おおのぎむつこ
だけど、その頃自分がビジネスのこと何も分かってなかったっていうこともあり、売り上げにはあまり結びついていなかったっていうのが。
末吉宏臣
そうなんですね。
おおのぎむつこ
だから、なんでしょうね、ポツポツと申し込みが入るようにはなるけれども、それをちゃんとした、いわゆるLVTの高い商品にするみたいな発想がなかったので。
末吉宏臣
なるほどね。
高額がある程度ちゃんとね。
おおのぎむつこ
LTVかライフタイムバリュー、顧客生涯価値の高い商品作りをする、自分のビジネスモデルを作るみたいな知識が全くなかったので。
ひたすら毎日ブログを書いて、アクセスは伸びていくけれども、お客さん来るけれど、明日のことは分からないみたいな。
末吉宏臣
食べてはいけない、まだ時代。
おおのぎむつこ
食べていける、貯金が減るのが止まったのが3年目ぐらいですね。
末吉宏臣
そうなんだ。その時はどんな感じだったんですか?
おおのぎむつこ
これがですね、本当に、あの頃が一番幸せだったなって思う。
なんて言うんだろう。そんなこと言っちゃったらみんなもっと稼げるようになろうよって言ってることと身も蓋もないんだけれども、
今は違う喜びがあるんですよ。
もうこの辺になると、多分天職とか天命っていう話になっていくと思うんですけど、天職とか天命って皆さん綺麗なこと思ってるけど、実はめっちゃ辛いことじゃないですか。
末吉宏臣
その側面はありますよね。
おおのぎむつこ
そんなに楽しいとか幸せとか、そういう次元じゃなくて、もうやらざるを得ない、やらなきゃいけない。
私、もうこれをやるために生まれてきたっていうの、そんな、私これをやるために生まれてきたのとかっていう、そんなことじゃないですよね。
もうこれやらなきゃいけないらしいみたいな。
末吉宏臣
分かります、分かります、はいはいはい。
09:01
おおのぎむつこ
もうなんかヒーヒーハーハー言いながら、でも私これやらなきゃいけないみたいな、
でもそれが届いた時の喜び、それでお客さんが変わってくれた時の喜びっていうのは、
喜びはものすごく大きいじゃないですか。
もう違った種類のものなんですよね。
末吉宏臣
いっぱいお金が入ってくるとかとは種類の違うタイプだね。
おおのぎむつこ
全く違いますね。
じゃなくて、いわゆる自分は何のためにここにいるのかっていうことが感じられる。
末吉宏臣
何か感じられると。
あー、なるほど。
おおのぎむつこ
その喜びは遥かに今の方が強い。
だけれども、あの売れない頃って、ポワーンと幸せだったってすごい思います。
末吉宏臣
あー、なるほど。
そのポワーンと幸せだったのっていうのは振り返ってみると、どんな感覚だったんですか?
おおのぎむつこ
ポワーンな、あのー、セッションが終わって、で夕方散歩によく行ってたんですよ。
末吉宏臣
はいはいはい。
おおのぎむつこ
で、夕暮れの江戸川沿いを歩き、風に吹かれ、
空を見上げ、暮れていく空を見て、スカイツリーに日が沈んでいくのを見て、
本当に幸せ、みたいな。
末吉宏臣
あー。
おおのぎむつこ
で、なんかお腹減ったな、今日何食べようかな。
なんか幸せ、みたいな感じ。
末吉宏臣
すごい状態ですよね、でもね。それはそれで。
おおのぎむつこ
そうですね。あの頃はそういう幸せがありました、なんか。
末吉宏臣
あー、今はない?
おおのぎむつこ
今は、やんなきゃいけないらしいよ、どうも。
私、これやらないで死んじゃったらいけないらしい、みたいな感じですね。
末吉宏臣
そういうことか。
今、そのままさに先ほど、むつこさんが天命って表現されたと思うんですけど。
おおのぎむつこ
はい。
末吉宏臣
それって僕、ある種、今回の話も少し通じるところがあると思っていて。
どっかのラジオの中でも喋ったと思うんですけど、
天命って人のためだけじゃないと思っていて。
まあ、天のためみたいなものもあるのかもしれないけど。
おおのぎむつこ
はい。
末吉宏臣
人のためだけじゃないじゃないですか、それって。
おおのぎむつこ
はい。
末吉宏臣
で、そういった意味で、
今、むつこさんは天命を生きていると、みたいなので言うと。
おおのぎむつこ
はい。
末吉宏臣
どんな感覚なんですか?何パーセントか。
100パーセントが、100生きているとして。
おおのぎむつこ
えー、まあ、100。
でも、100ありえないって、今までの私は思っていたけど。
今、聞かれた瞬間に思ったのは、
100っていう、そういうのもあるんだっていう感じがしましたね。
末吉宏臣
100と言っても、
おおのぎむつこ
ん?
末吉宏臣
過言じゃないというか。
おおのぎむつこ
いや、今そうではなくて、
12:01
おおのぎむつこ
100パーセント天命を生きてますとか言う人って、
嘘くさいなって思ってたんですよ。
末吉宏臣
分かる。僕もめっちゃ分かるわ。今もあります、それ。
おおのぎむつこ
100パーセントとか、
そんなこと言ってる人って嘘くさいって、
すごい思っていて。そんなありえない。
やっぱりさ、ご飯も食べなきゃいけないし、
できれば発泡酒じゃなくてエビス飲みたいしとか、
そういうことも考えると、
そんなに、そんな天命を生きてるから、
100パーセント自分はここにコミットしてますとかって、
ないよなって思ってたんだけど、
なんか今急に、それもありかなみたいな。
末吉宏臣
面白いですね。
おおのぎむつこ
その可能性がふと。
それは、それこそ、
前回、視点を変えるって話をしましたけれども、
たぶん、
何か私の中にまだ凝り固まっている
信念体系というか、思考パターンがあり、
古い自分ですね。古い自分がいる。
だから、その感覚だとありえないかもしれないけど、
新しい自分だとあるのかもしれない。
末吉宏臣
面白い。
こういう発見があるって面白いですよね。
まさに、僕の中では、
こういう対話をさせてもらっていると、
僕も同時に、
ああ、そうだよねと。
確かに、僕も100ってないよね。
100って嘘かもしれない。
100ってないよね。100って嘘くさいよね。
言ってる奴ほど生きてないよね、説。
あるじゃないですか。
例えば、俺は、
自殺ゼロにするとか、
いじめゼロにするそのために、
俺は今、本当にそれを生きてるとかっていう人とかを見たら、
絶対生きてないじゃないかみたいに、
こういう目線で、僕見ちゃったりするんですよ。
おおのぎむつこ
なんかね、ありますね、そういうの。
でも、本当にそこにコミットしてやってる人って、
そういうエネルギーじゃないっていうか、
そういうテンションじゃないんでしょうね。
もっと地に足がついて、
いろいろ大変なこともある、
資金繰りだって必要だし、
だけれども活動していくためには資金も必要で、
なかなか動かない行政もあるし、
人を抱えた上で、
その苦悩もあった上で、
でも私はこれを一生の仕事として、
でも私はこれをやっていきたいですっていう人、
そういう人は信じられるじゃないですか。
末吉宏臣
そうですね。口だけっぽく見えたりとかね、
さっき僕が前者で言ってた人。
おおのぎむつこ
そうですね。
そういう人は、
15:00
おおのぎむつこ
スリッパで後ろから頭叩いてやりたいって思っちゃう。
末吉宏臣
バカンってね。
だから本当に、
僕もそう思っていたなっていうのを、
むつこさんの言葉を聞いてて思ったし、
100もあり得るのかって言った瞬間、
何が変わったのか僕はよくわからないけど、
むつこさんの中で。
でもこの対話というか、
ラジオで話しているのを通じて、
もしかしたらちょっと変わったかもしれないですね。
もうちょっと。
そうです。
受け取られているんだなっていうのを聞いた時に、
僕も同時にそれってあったし、
それって外せるのかもなって思えたんですよね。
おおのぎむつこ
そうです。
うつるんですよ。
末吉宏臣
気づきっていうのは?
面白いね。
おおのぎむつこ
気づきってエネルギーだし波動だし、
私がそれを発信したら、
末吉さんもその波動が届くから、
受け取るじゃないですか。
自分も発振しますよね。
末吉宏臣
そういうこと。
僕の中で自分のために。
表現が自分のために発信するっていう理由なんですよね。
理由というかね、
言いたいことのほんと一つなんですよね。
おおのぎむつこ
そこでまた現実的な私が、
そうは言っても、現実はそれだと売れなかったんだよなとかっていう。
それだとやってると売れないんだよな。
ご飯食べてけないんだよなとかって。
末吉宏臣
そうですよね。
おおのぎむつこ
思っちゃう。
末吉宏臣
僕は本気で今の本当に、
今日ね、むつこさんがご紹介した。
聞いてくださってる皆さん、覚えてないかもしれないけど、
自分を励ますために書いたと。
真っ最中に自己否定しなくていいよって、
書いたってエピソードを書いてて、
本気で結構ね、
めっちゃくちゃ僕は自己否定してた時だったんですよ。
何だったかな、確かね。
お金ももうかなりない。
お金も若干減り気味だった。
しかも仕事がどうなるのかもよく分からないのに、
僕一回フランスに移住するとかって言って、
フランスに移住したことあるんですよ。
めっちゃ怖かったんですよね。
この選択絶対間違いやろっていう、
自分を否定する要素しかなかったんですよ。
だけど直感で選択して、
大事なところに選択して行って、
行ったらもう否定ばっかりですよね。
自分に対する心の中に。
それを必死に書くことで慰めてた。
おおのぎむつこ
すごい。
18:00
末吉宏臣
っていうのをやってたら、
僕は分からないけど、
それが本当にむつこさんがおっしゃったように、
移るんですっておっしゃってたんですけど、
自己否定してる自分を、
自己否定しなくていいよって、
真剣に自分を励ましたエネルギーみたいなものは、
読者に移るんです。
と思って信じてるっていう、
ピュアな人間なのかもしれないですね。
本当そう思います。
おおのぎむつこ
その爪の垢を煎じて飲みたい。
私は。
末吉宏臣
言い方変えると子供みたいな生き方なんだなって、
本気で思います。
おおのぎむつこ
羨ましい。
末吉宏臣
そっか。
そんな感じですね。
僕の中ではそんな話をしつつ、
むつこさんがどこまで、
100まで行っていいんだって思った話は、
深掘りできなかったですけど、
その話は僕なりにはすごく響いたなっていう感じがしましたね。
おおのぎむつこ
そうですね。
こうだっていう結論も解決策も、
見つかったわけではないけれども、
方向性って大事だと思っていて、
今日こうやって話をして、
改めて言語化して、
昔のことを思い出して、
あの頃本当に幸せだったな、
あの頃に戻りたいかって考えたら、
戻りたい気持ちはあるけれども、
戻らないんだろうなとは思うわけですよ。
末吉宏臣
なるほど。
おおのぎむつこ
そこではないって思うし、
それこそここからは本当に使命の話になってきます。
自分の使命としては、
それって自分の幸せなんですよね。
あの頃感じていたのは、
自分の幸せなんですよ、私が幸せ。
だけれども、それから10年近い月日が経ち、
今私がやるべきことは、
私一人の幸せを考えることではないっていうところにいるんだな、
ちょっと偉そう、
すっごい偉そうだなって、
またこれね、私のかわいいエゴちゃんが突っ込んでます。
末吉宏臣
もうちょっとだけと自分一人、
もちろんだから例えば読書だったり、
お客さんだったりクライアントさんだったりっていうのの
幸せを考えるというのが、
今のむつこさんの幸せの中に
やっぱりその辺がかなり入ってきているということなんですか。
おおのぎむつこ
そうですね。
それが自分のいわゆる使命というのか、
天命ですね、ここまで来ると。
本当に嫌なんだけどさ、やらなきゃいけないらしいみたいな。
末吉宏臣
これ聞きたいな、むつこさんの天命。
おおのぎむつこ
これやらないと死ねないらしいみたいな感じ。
末吉宏臣
はいはい。
21:01
おおのぎむつこ
なんかそういうものに
変わっていけたらいいなっていうのが、
ずっとこれはここ数年自分の中にあった命題で、
まだそれはずっと考え続けているし、
それが苦しかったのが、
もうちょっとあの頃の私自身が、
私自身だけがポワンと幸せだった、
その感覚も多分共存できるんじゃないか。
織り混ぜられるんじゃないか。
そういう感じですね。
それもあり、これもありが、
ちゃんと成り立つところなのか、
成り立つ場所がどこかにあるんだろうなっていう感じ。
末吉宏臣
めっちゃ素敵ですね、それはね。
素敵って言うと、
おおのぎむつこ
結構しんどいんだけどね。
末吉宏臣
いや、なんか超リアルな話ですね。
ラジオは本当に。
おおのぎむつこ
そうですね。
末吉宏臣
天命を生きていて、
自分の幸せも共存できるって素敵ななんかこうね、
あり方だなって思う感じ。
おおのぎむつこ
それはね、あんまり良くないって私は昔から思っている人なので、
そうやって夢を見させるからさ、
みんなって。
現実はそういうもんじゃないよっていうのは、
これはすごい思います。
末吉宏臣
そこはもう言いたい。
おおのぎむつこ
それは、また話が長くなっちゃっていいですか。
結構重要な話っていうか、
私20代の頃だったと思うんですけれども、
ヨガ教室っていうの通ってて、
駅ビルの中にカルチャースクール、
カルチャーセンターとかあるじゃないですか、
アサカルとかヨミウリカルチャーとかあるじゃないですか。
そういうののヨガ教室に通っていて、
そこのヨガクラスの大先生みたいな人がいたんですよ。
教えているのが弟子たちで、
その大先生っていうのがいて、
その人が、
その当時はまだ全然そんな高名ではなかった。
今、ものすごい高名になっている方なんですけれども、
その人が、
クラス、
夜会社帰りにやっていると、
後ろにいる時があったんですよ。
いつの間にか入ってきていて、
そうすると教えている先生は、
大先生が来てくれたって、
皆さん先生が来てくれましたみたいな感じで、
お話よかったらちょっとしてくださいますかみたいで、
その先生がお話をしてくれる時があって、
ヨガとかをやっていると、
いわゆるざんまいの境地になる。
そこに行くと、
帰ってきたくなくなるのよって言ってたんですよね。
そこに行ったら、
気持ちいいし、帰ってきたくなる。
でも帰らなきゃいけないのよ。
24:01
おおのぎむつこ
弟子たちが待ってるし、
教室だって運営していかなきゃいけないし、
そういう言葉は使わなかったと思うんですけど、
そういう趣旨のことですよね。
その先生が、「娑婆に生きてこそ」って言ったんですよ。
末吉宏臣
素晴らしい、なるほど。
面白い。
おおのぎむつこ
それを私20代の時に聞いていて、
そこから自分もいつの間にか、
いわゆるスピリチャルの方に足を踏み入れたり、
自己啓発の方、心理学の本もすごい読み漁りみたいな方を
どんどん行っていった時に、
でもその先生の「娑婆に生きてこそ」っていう言葉が
すっごい残っていて、
帰ってきたくなくなっちゃうのよっていうのが、
自分でもだんだんその感覚が分かるようになり、
気持ちいいんですよ、確かに。
でもそれは自分一人が気持ちいいだけで、
でも娑婆に帰らなきゃいけないっていうのは、
ものすごい、それが自分の原風景、
原体験としてすごい残ってますね。
それは、そういう先生と巡り合った人生の中で、
そういうものが一つの置き石のように
置かれていたっていうことも含めて、
自分の人生を俯瞰してみると、
私はやっぱり気持ちいいだけじゃダメなんだって。
娑婆に生きてこそっていうのは、
結構私の中では強いテーマなんだなっていうのを思います。
末吉宏臣
いや、なんか面白いな。
でもちょっと長くなっちゃうからね。
今回はあれですけど、
こういう内容が、僕は結構このラジオの
面白さの一つだなっていうふうに思いますね。
おおのぎむつこ
そう思っていただけると、
私も正直ね、
方向性には悩んで、
参謀としては方向性に悩んでいるところがあるんですけれども、
でもまあ、こういう話、
本当に聞きたい人だけしか聞かないですからね、
ラジオっていうのは。
末吉宏臣
すいません、また僕がひっくり返してしまったというかね、
そういうところもあるのかなと思うんですけど。
おおのぎむつこ
だからこそなんですよ。
本当にもう本当に、
こういう話をするのに、
ラジオっていうのは一番いいから、
AIで文字起こしできない話がしないんです。
末吉宏臣
だから僕は結構、
実はね、
ここまで結構長くまで喋ったし、
今回もめっちゃ長く喋っちゃったし、
ここまで聞いてくださっている方だからあれですけど、
ちょっとだけこの収録をする前に話してたんですよね。
スタイルの。
どんな感じで収録していくっていう話を、
一回一回の合間でもね、
ちょっとチラッとしたりとかしてね、
っていう感じなんですけど、
やっぱりこういうスタイルの面白さみたいなのあるな、
今回みたいなむつこさんの話とかっていうのは、
27:01
末吉宏臣
僕にとってすごい刺激になるから、
まさに僕のための話というか、
絶対僕が何か気づいたり、
この対話を通じていろんな発見があったりしたら、
同時に世界のためになるっていうのが、
結構僕の中には強い思想としてというかね、
発想としてあるんですよね。
分かりやすくリスナーの方に役に立つかは分からないけど、
めっちゃ重要なんだよなっていう風に、
僕は結構思ったりしてるんですよね。
おおのぎむつこ
そう言っていただけると嬉しい。
嬉しいっていう言葉も、
今ちょっと自分で言ってて薄っぺらいなと思ったんですけども、
問いとして自分の中で、
この件は置いておきたいという風に思いますね。
どういう風にこのラジオを続けていったらいいのかということですね。
そんな試行錯誤も含めて、
面白がってくれる人が聞いてくださったら。
という風に思います。
なので今日はこの辺で締めたいと思います。
ありがとうございました。
末吉宏臣
ありがとうございました。
おおのぎむつこ
勇気が出るラジオ、感想や質問、
こういう話をもっと聞きたいというリクエストも大歓迎です。
概要欄に置いてあるフォームから送ると、
末吉おおのぎの両名に届きますので、
ぜひあなたの声をお聞かせください。
このラジオは毎週水曜更新。
あれどこに何のラジオだっけって分からなくならないように、
ぜひそこにあるフォローするというボタンを押しておいてください。
そうするとまた来週、
この続きお会いすることができます。
またお会いできたら嬉しいです。
というわけで、勇気が出るラジオ、お相手は、
末吉宏臣
発信する勇気の著者の末吉宏臣と、
おおのぎむつこ
ひとり社長の参謀おおのぎむつこでした。
大丈夫、なんとかなる。