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こんにちは、ピアノ講師歴30年のゆっぴです。 このチャンネルでは、主にピアノを習っているお子様がいらっしゃるご家族に向けて、
ピアノの練習方法や練習に向かうためのアドバイス、 レッスン中のピアノの先生の心の中、
そして私、晩婚ピアノ講師の日常生活のお話なんかも 織り混ぜながらお話をしていきます。
前回、耳を使った声かけがおすすめです、というお話をしました。 今日は、それで効果があった実例をお話したいと思います。
ある生徒さんの中学3年生の時のお話です。 この生徒さんは、とてもレベルの高い中高一巻校に通っていて、
ピアノのレッスンは各週で続けています。 その時は発表会に向けて練習を進めていました。
発表会って、普段より長い期間同じ曲に取り組むので、 普段練習している曲より少しレベルの高い曲に挑戦することが多くて、
この生徒さんも、そんな少し難しめの曲にチャレンジしていました。
もともとピアノ第一に生活しているわけではなくて、 学校も部活も忙しいので、
普段からそんなに練習量が多くない生徒さんなんです。 楽しく続けることを目標として通ってくれています。
発表会前も、普段よりこれは難しい曲で、 特に譜読みが大変な曲だから、いつもより頑張ってねと伝えてはいたのですが、
練習量はあまり普段と変わらず、この調子で発表会間に合うかなぁと、ちょっと不安になる感じでした。
本当にね、フラットがいっぱいあって、譜読みが大変な曲だったんです。
ところがね、その心配になった次のレッスン、その2週間後ですね、すごく頑張ってきたんです。
これなら発表会までに十分間に合いそうって思えるほど練習してありました。
さすがやっぱりやるときはやるなぁと、感心してレッスンを終えたところ、
ああ、やっと試験が終わって解放された!ってその生徒さんが言ったんです。
え?今日まで試験だったの?そんな大変なときにこんなに練習できたの?と驚いて聞くと、
勉強の合間にいい気分転換になりました。というお返事とともに、ピアノを弾くと、なんかお母さんがいっぱい褒めてくれたんです。
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いい曲だね!癒される!って言ってくれて、ちょっと嬉しくなりました。
で、話してくれたんです。
なるほど、お母さんナイスサポート!と思いました。
やっぱりピアノを続けられる生徒さんは、ご家族のサポートあってなんですよね。
本人のやる気とご家族の関心、サポートの相乗効果で長く続けられるのだと思います。
そしてね、もう一人、大人にも効果があったというお話です。
これはね、私の話で練習への声かけとはちょっと違うんですけど、
私の父は子供の頃から、私が子供の頃から発表会、私の発表会は来なかったんです。
今は学校行事を始め、お子さんのイベントにお父さんも皆さん参加されますけど、
昔はお母さんだけっていうのが普通でした。
なので、お父さん全然来てくれなかったなーっていう不満みたいなものは全くなくて、
そういうものだと思っていましたし、
私弟がいるんですけど、弟も発表会にいた記憶がないので、
父は弟のお世話係だったのかもしれません。
ただ、父は私のピアノには大して興味はないんだなーとは感じていました。
それで、私が大人になって30代後半くらいだったか、
その時に入っていたピアノサークルのコンサートを父が初めて見に来てくれたんです。
そのコンサートでは、私は以前に弾いたことがある初版のバラード1番か3番を弾こうかなと考えていたんですけど、
他のメンバーがその曲を弾くことになり、私は他の曲を探さなければならなくなったので、
ならば、バラード4番に挑戦することにしたんです。
初版のバラード4番は、私にとっては大挑戦で、ものすごく練習を頑張りました。
大学卒業以降、一番頑張ったと思います。
そして、迎えた本番。
私は基本的に緊張して本番が崩れてしまい、練習の成果が出せないということも情けないですが多いんですけど、
その時はまあまあ練習の成果を出すことができました。
練習をやるだけやれて、自分でも充実感があったんですね。
私の演奏を聴いた父がね、上手だったよって嬉しそうに私に言ってくれたんです。
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それがね、本当に嬉しくて、それまで私の演奏を褒めるなんてことは全くなかったので、もちろん聴いてないですからないですよね。
でもすごく嬉しそうな父を見て、音題まで行かせてくれた両親に、親孝行になったかなと思えたんです。
そしてね、それからは毎年、私の教室の発表会も見に来てくれるようになりました。
関心を持ってもらえるって、やっぱり嬉しいです。
大人でも関心を持ってもらえると嬉しいんですから、小さなお子様への影響は本当に大きいと思います。
小さなお子様はご家族が大好きですからね。
お母さんがこう言ってた、お父さんがこう話してたという話はしょっちゅうレッスンで聞きますし、
お母さんが弾いてって言ったからここいっぱい弾いてきたよっていう生徒さんも多いです。
ピアノの先生は生徒さん自身に関心を持つことを大切にしています。
その日のコンディションを見て、今日の生徒さんに一番届く声かけを瞬時に判断してレッスンするのがピアノの先生です。
そして一番お子様のことを分かっているご家族の方が、今必要と感じる前向きな声かけをされることがきっと生徒さんのやる気につながります。
お子様のピアノに耳を傾けての声かけ、ぜひ試してみてください。
今日は実例をお話ししてみました。最後までお聞きくださりありがとうございました。
ゆっぴーでした。それではまた。ごきげんよう。