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2024-12-22 14:56

第221回「今までのライヴで印象に残ってるライヴは?」シンガーソングライター:小山卓治さん(後編)

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▶️ 2024年12月マンスリーゲスト

小山卓治さん(シンガーソングライター)

▶️今回の内容(目次)

オープニング

これまで体験した貴重な経験

印象的だったLIVE

小山卓治さんにとって

居心地の良い場とは?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

✅ 小山卓治(おやま・たくじ)さん

プロフィール

1957年熊本県生まれ。1983年3月にCBSソニー(当時)からメジャーデビュー。独自の世界観で一つの物語を歌にする“ストーリーテラー”とも呼ばれている。Sony Musicからデビュー40周年記念ベストアルバム「Well2 ~Songs of 40 years ~ 」が発売。そしてデビュー35周年記念ベストアルバム「Well~Songs of 35 years~」も再発売されている。13枚目のオリジナルアルバム「DAHLIA ダリア」は60代の“ストーリーテラー”小山卓治が歌の世界を創り出している。

➡️ 小山卓治オフィシャルサイト

サマリー

シンガーソングライターの小山卓治さんが、印象に残るライブの経験についてお話しします。特に、初めて訪れた場所でのパフォーマンスや演出にこだわったライブの思い出を紹介し、個々の観客とのつながりを大切にする姿勢を示します。また、小山さんは、印象に残っているライブや楽曲について振り返り、自身のライブでの体験や観客の反応がどれほど印象深いかを語ります。

00:10
こんにちは。番組ナビゲーターの伊藤由美子です。
伊藤由美子のCozy Spaceへようこそ。
Cozy Spaceとは、日本語に訳すと、居心地の良い場という意味になります。
この番組では、居心地の良い場とは何かということをテーマに、あなたらしくいられるちょうどいい場所を見つけるためのラジオ番組です。
毎回素敵な方々にインタビューさせていただき、ついつい夢中になってしまうことや、個性を活かして自由に生きること、そして日々気持ちよくいられるヒントなどをお伝えしていけたらと思っています。
伊藤由美子のCozy Space 第221回
2024年12月のゲストは、シンガーソングライターの小山卓治さんです。
小山卓治さんのインタビューは、第218回から第221回の4回に分けてお届けします。
最後のインタビューは、今までで印象に残っているライブのことや、小山卓治さんにとっての居心地の良い場についてお話ししていただいています。
では早速、小山卓治さんのお話をお聞きください。
初めての場所でのライブ
今の貴重な経験と言ったら、何かあります?他に。
日常的にはライブ会場で歌っていらっしゃると思いますけど。
今の貴重な経験と言ったら、知らない街に行って、知らないお客さんの前で歌おうということかな。
知らないお客さんのことはないですけど、もちろんチケット買ってきているだけだから、歌を聴いてくださっているお客さんもいるんだけど、初めてお客さんの前で歌うという経験が毎回すごく貴重ですよね。
初めての街に行くとか、例えば去年だったら佐賀県で初めてライブやって、数が少ないけどちゃんと来てくれるんですよね。
そういう人たちの前で歌える幸せを感じることは、すごく貴重で嬉しいことですよね。
まだまだ行けていないところがたくさんあるので、まだこの年になってもやらなきゃいけないことがたくさんありますね。
あれどこでしたっけ?最後まだ行ってない県どこでしたっけ?
富山県。
富山県。
去年行くつもりだったんですけど、1月に千葉県で大きな地震があって、富山県もちょっと被害が上がったらしいんで、
佐賀県はちょっと今じゃないなと思って、ちょっと様子を見ようと思って、まだ行けてないんですけど、なんとか行きたいですね。
それで一応全県制覇になるんじゃないかな。
それはきっと自慢したらいいんじゃないかな。
そうですね。だから全県でライブをやったってことですよね。
そうなんですよ。一番南だったら伊予本島まで行きますよ。
あ、そうですか。
沖縄もね。
北は?
北はね、朝日川かな。
なんかお客さんの反応っていうのは、北と南ではなんか違うんですか?
初めてのとこに行くと、やっぱりみんなちょっとお忙しめに聞いてくれますね。
だから後半煽ったりとかもするんですけど、
煽ったり?
通すとみんな笑顔で電子してるんだとか。
東京とかだとね、ほんとにもうコーラお客さんがたくさんいるので、出てきたらバセが飛びます。
バセ?
バー!みたいなね。
アンコールとか飛ぶときにね、
出てこいって感じ?
前も言ったかもしれないけど、ほんとに80年代の頃なんでお客さんが若かったから、
出てこいお前!そこにいるのは分かってんだ!
あれはもう名言にならずに言わずに言われてました。
そこにいるのは分かってんだ。
そこにいる人は隠れていいみたいなさ。
なんか犯人を追い詰めてるみたいな感じのセリフですよね、それは。
あれを笑いましたね、逆に。
いや、いるしみたいなね。
いるし。
いや、ほんと暑かったですもんね、また。
ちょっと今のお客さんのライブよりもちょっと違う熱量じゃなかったですか。
そうだね、すごかったね。
私もよくコンサートとかライブ行きましたけど、20代の頃とか。
なんかすごかったですもんね。
そうだね。
みくちゃんになるみたいな。危ないですよね、ほんとに。
当時本当にライブハウスで最後にやってたことなんて、もう死神社がパクッと割れてましたからね。
東京でライブ行くっていうツアーをよくやってたんですけど、
もう本当に前の方のお客さんは全員潰れちゃって、
それからもうスタッフがごぼう抜きにして学園に連れて行ってるとか、
まではもう救急車で運ばれちゃってるとか、
今だからそういうことしちゃいけないですよね、ほんと危ないですよね。
そうですね、危ないですよね。
もう禁止の上じゃないかな、危ないからね。
当時はもう…
なんでもありみたいなのが?
危ないですよね。
だから、ライブ終わって洗濯で学園に帰って、自分の足に裸になって、はぁはぁ言ってたら、
そのままお客さんが男性も女性もゴロゴロゴロカリゴロカリで揺られて、
もう動けなくなっちゃって、もう酸素が入らなくて。
動けなくて、もうぐったりしてたけど、ぐったりしてたからこっちを見上げてるんですよ。
あ、いたの?みたいな感じ。
そんなシチュエーションないですよね、きっと今は。
今はないでしょうね。
当時80年代はそういうのもちょっと平気でやってました。
うーん。
印象深いライブの演出
大山さんの中で、このライブは自分の中でかなり印象的だっていうのは?
もう本数やってらっしゃるからですけど。
渋谷のラビリンというところでやった時に、一回プロモーショルでも撮るっていうんで、
カメラマンが何人も行って、楽屋のステージの袖とかキャッセッチとかに何台もカメラがあって、
その時はものすごいお客様もすごくて。
そのライブは本当にやった時に、やったなって気がして。
なんでそれをかっきり覚えてるかっていうと、その後ロケがあって。
夜中の翌日の朝までずっと撮影だったんですよ。
もうボロボロでしたね。
え、ライブの後にロケってまたハードですね。
ハードすぎますよね。
若いとはいえども。
それはやっぱすごい印象に残ってます。
あと最初の渋谷公会でもやっぱり印象に残ってます。
あとはこれは個人的なあれだけど、ちょっと古めかしいホールで、
最近は90年に9段階かっていうところが今はないんですけど、
やった時はちょうど当時のバンド、ライトっていうバンドが解散して、
一人でやろうって言った時に、
そのライブでなんかお芝居みたいなライブがあったようなところで、
ステージの奥にソファーとテーブルを置いて、
ライトを置いて、
ソファーに寝そばってるところに当時幕があってステージに。
アンコールの声がバーってSEにして、
それが聞こえ始めて、
オルゴールですごい安っぽいチープの音のオルゴールで、
ディズニーの曲が流れてきて、
それがだんだん小さくなってきた時に、
幕がフワッと開くと、ステージの奥のソファーが寝そばにいてるんですよ。
そこから起き上がって、ピッてやるとライトがポンポン点いて、真ん中のステージに座って
上を見上げて、紐引っ張りでピッてやると、上からの刺さりがパッと出てくるっていう
そういうお芝居みたいなライトがあった後なんですよね
その後、勇者が出てきたりとかして
その時に初めて、イエローバスクっていう曲を初演したライトだったんです
それもパッと覚えてるんですけど
最後にまだレコーディングしてない前夜っていう曲を
全部で歌って、またそばに戻って電気をポッと消して
目覚めたところで照明が落ちて幕が降りるっていうライトをやったことがある
それは本当に作り込まれたライトだったので
当時の照明を乗っけてた後、いろんな話をしながらやって
すごくいいビジュアルのライトができたなって
そういう演出も上馬さんは考えてたんですか?
そうですね、結構考えてましたね
そういうライブの演出とか
ライブのスタイルについて
あとなんか小説みたいなのを書いてたりとかも知ってたじゃないですか
それなんかもちろんものづくりだと思うんですけど
そういうのを組み立てるやり方って共通点ってあるんですか?
曲作りもそうですけど
曲作りとはまたちょっと違う
ビジュアルに特化した部分でライブをどう見せるかっていうのは
もみくちゃのライブももちろん楽しみですけど
ボールクラスになったらもみくちゃにはならないですから
レーサーもちろん立てばーっと盛り上げてくれるんですけど
それとまた全然違う盛り上げないライブっていう
それを一回やってみたかったんです
盛り上げないライブ?
当時はね、すごいロックに厳しい時代があって
なんかもう若い
イカテンみたいな
イカテンだ
イカテンなとこ流行ってる時代だったんですよ、その先が
印象に残るライブの体験
だからお客様の若い子が何でもかんでも
とにかく行くらピョンピョンピョンピョン跳ねるもんだから
2階席とかも入れるようになっちゃって
うちではもうロック扱わないみたいな
そんな時代があったんです
で、グダン海賀も当時
その時はバンドでやるのは1曲イエロースだけだったんですよ
それでもね、グダン海賀の関係者がリハーサル見張りに来て
まさかロックやるんじゃねえだろうなーみたいな見張りで
そういう時代があったんですね
だからもう
原宿のホコテンとの話があって
それからイカテンに繋がっていくみたいな
当時も若い奴らのバンド
超盛り上がってる時代で
それともだからもう全然一斉を隠した存在だったので
だからもう盛り上がらないで
一層盛り上がらないで
全部聴かせるライブやろうぜって言って
それをやったのがグダン海賀の考えでしたね
でも1曲だけイエロースワークが当時できて
どうしてもそれをやりたかったので
かなりインパクトある歌じゃないですか
客席凍ってますから
そうですねかなりインパクトありますもんね
そのライブがすごく落ち込みだったんですね
多分そのね当時見に行かれた方もね
今小山さんの歌もね
引き続き聴いてらっしゃる方も何人もいらっしゃると思いますけど
その方たちもきっとなんか思い出深い
ライブの一本なんじゃないですかねきっと
だからなんかこう
アルバムのテーマになるような曲を
上演したライブっていうのは
お客さんもちゃんと覚えてくれてるみたいですね
音楽制作の思い
例えば天国のドアがこう最初に早い曲で
歌った時も何も言わずに歌ったんですけども
それすごい覚えてますって
なんか言ってくれるお客さんなんかもいますね
そうなんですね
特にこのなんかMCでこういう歌ですって言わずに
急に始めてそれで終わったって言うんでも
すごく印象残ってるってことですね
それだけちゃんと真剣に聴いてくれてるってことですね
そういうことですよね
なんでユリエもそうかな
あの曲を最初に何も言わずに歌った時に
拍手おきませんでしたもんね歌い終わった後も
一瞬なんかこうメロディーが
なんでそんなに重いイメージじゃないから
ふーって聴いてるとなんか別に
明るめの歌なのかなぐらいの感じに思っちゃうんだけど
歌詞よくよく聴くとあれ結構重いぞこのテーマみたいな
ユリエという曲をCDに散った時に
知り合いの夫婦に渡したら
2人で聴いてくれたんで
その奥さんの方が聴いてるうちに
あれこれはちょっとただならぬ感じになってきたぞと思って
旦那さんの方が綺麗な曲だなーと思って気持ちよく聴いてて
で終わった後2人の見解が2つになって
そんな話もあったりとか
そうですねメロディだけ聴いてると
なんか綺麗な曲だなーと思うんだけど
歌詞がなかなか
あとだからレコーディングの時も
最初は中野御坊さんとレコーディングしてて
一緒に同時レコーディングしようかって
フラットマンドリングを聴いてくれて
奥さんがやってるうちに
いやちょっと待ってくれ
ちょっと俺が思ってた曲と違う
あーそうなんですか
一緒に持ってきて渡してたんだけど
ちょっと違うぞっていう話になって
じゃあ俺先に歌うから
後でフラットマンドリングにかぶせてね
っていう話になったこともありましたね
そういうなんかちょっと不思議なリアクションのあった曲でもありますね
なかなかインパクトありますもんねそれぞれね
じゃあね今後もねそのような形で
さらにね曲作りを進めていかれると思いますけど
海外なのかどっかの場所を移動して
どんな曲が生まれるかっていうところで
自分でも見当もつかないですからね
あーそうですか
あーそういうことですね
自分でも楽しみですからね
急にね降ってくる時もあるからね
そういうのありますからね
でも
去年アルバムを出されて
いや割とだから空っぽの状態なので
そういうことですよね
今もいろいろこう
蓄積
蓄積はしてるけど
まあまあ感動したね
じゃあ今インプットしてる時期ですからね
これからそれぞれの形になっていくはずです
ちょっとずつちょっとずつ何かが生み出されていく
そうですね
かなっていう感じですかね
あのねこの番組ね
いつも聞いてて前も聞いてるんですけど
大山さんにとって五口の祝は何ですかって聞かれたらどう答えますかって
前はねやっぱライブかなーって言ってたんですけど
ライブかなー
もう一声ないですか
いやもう一声もないよ
だってライブなの
なんか違う角度でないかなと思って
いやライブですね
それと音楽に関係するとこだとそうですけど
そうじゃないとこで言ったら何かあります
あー面白い場所
ライブが終わった後に飲んでるときかな
終わったーって言って
打ち上げしてるとき
そう
あんまり飲みすぎないようにお願いします
大山拓司さんにご登場していただきました
大山拓司さんのことをもっと知りたい方は
大山拓司でインターネット検索をお願いします
番組をまた聞きたいなと思っていただいた方は
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この番組は音楽事務所ロイスタープロドクションの提供でお送りしました
それでは次回もお楽しみに
伊藤忌子でした
14:56

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