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こんにちは、番組ナビゲーターの伊藤由美子です。
建築士、伊藤由美子のCozy Spaceへようこそ。
Cozy Spaceとは、日本語に訳すと、居心地の良い空間という意味になります。
この番組では、居心地の良い場、空間とは何かということをテーマに、
あなたらしくいられる、ちょうどいい場所を見つけるためのラジオ番組です。
毎回素敵な方々にインタビューさせていただき、
ついつい夢中になってしまうことや、個性を活かして自由に生きること、
そして日々気持ちよくいられるヒントなどをお伝えしていけたらと思っています。
建築士、伊藤由美子のCozy Space第88回、2022年6月のゲストは、
陶芸家、そして人の道を解く人でもある北川八郎さんです。
北川八郎さんは、1944年生まれ、現在熊本に住んでいらっしゃいます。
大手化粧品会社を退社後、印度を放浪、
41歳の時に41日間の水だけの断食、
そして43歳の時に水だけの46日間の断食を行い、
その時に人としての小さな功名を得たといいます。
そんな北川先生の話を聞きたいと、先生の下に集まる人たちが後を立ちません。
北川先生の許可を得まして、4月末に名古屋で行われた北川先生のお話会の模様を、
今回から4回に分けて音声をお届けしていきます。
お話会1回目は、読者と著者がつながる冊子、光野小道のこと、古代から続く聖者の道について、
究極のド貧乏から繁栄の世界についてお話をされていらっしゃいます。
では早速、北川八郎さんのお話をお聞きください。
これを教科書にしてお話したいなと思うんですよね。
文章と絵と字も私の字なんですね。
それで新しいことを考えたんですね。
本というのは普通読みっぱなしと、著者と読者が離れていると言いますかね。
私はこの本で切り取り線を入れたんです。
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皆さんこうやって見てみたらこういうこと。
切り取り線を入れたんですね、端っこにね。
秘密なところがあったら切り取って送ってください。
そうすると、主因を押して繰り返しますよというかね。
もう一つは、今ここにも持ってきているんですけど、
この中にある原本と言いますか、原画がお売りしますよというやり取りと言いますかね。
学習会もほとんど資金がなくなって、
勉強会がほとんどなくなって、
運営費が全くないんですね。ここに来る費用もないぐらい。
運営費も兼ねたんですけれども、
読者の人と著者がやり取りできるようにとかないかなと思って、
一番最後のお知らせというところに書いてあるんですけども、
本書を購入された方で本書のお気に入りのページを切り取って送り下されば、
信用して返済します。
その時に手紙とか何とかもそれでも構いませんよということですね。
一応費用はみんなで話し合って1000円にしたんですけど、
1枚でも10枚でも1000円にすると言いますかね。
1枚1000円ということはないと言いますかね。
原画は1枚限りなのでちょっと値段が高くなります。
20万とか30万とかいいのではありませんからね。
だいぶ原画がなくなりました。
これの第2弾を頼んであるんですね。
割と好評なので、やっぱりこの字と文章と何とかがないとやり取りできないと思うんですけどね。
今日はこの話をしようと思ったんですね。
聖者が説いている古代からついている道があるんですよ。
ずっと古代からついている道があるんですよ。
その道に見つけることができれば、安らぎと、
それから今世のこの肉体とこの意味と言いますかね。
それを悟ることができると言いますかね。
私たちは天聖を信じると言いますかね。
断食をすると自分の前世に突き当たってしまうんですよね。
そういう意味があって、
その中にずっと何回も何回も生まれ変わっていく中に、
一つ人間として人間がある道を見つけると、不思議な体験と言いますかね。
宗教的な体験ではなくて、本来の人間がある道を見つけると、
不思議な体験があって、
一つの意味があると言いますかね。
人間として人間がある道を見つけると不思議な体験と言いますかね 宗教的な体験ではなくて
本来の道を聖者が解いている道というのがあるんですね その道に突き当たると言いますかね
その道を皆さんに教えてあげたいなと思うんですね
これが分かりやすいと言っていれば ブッダの特徴と言いますかね
またはキリストが言っていること または各の聖者たちが教えた道
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多くの各の修行者は一生懸命 修行して見つけたと思うんですけども
現代では気をつけばいいと思うんですね ただ実践が難しいと言いますかね
この道を見つけてこの道を歩むことができれば 私たちは本当に安らぐし
自分の根性のこの肉体が果たすべく道に入ることができる 自分が欲があるときは周りに欲の人が歩いている道
欲の人がいっぱい集まっている道があると思うんですね 自分が優しくて思いやりの人がたくさんいる道
切がらない道に生きていくか 戦いながら生きていくか お金ばかりで満ちていくか
いろんな道がある中に 聖者の説く道というのがあるんですね
どういう道かというと 一言で言えば罪なき生き方をするということなんですね
なかなかこの道に入るのは難しいんですね なぜ難しいかと言ったら
心を整えないと入れられないんですね 肉体的にはお肉とかお魚とかそういうものではなくて
ベジの道を研いでいると言いますかね 聖なる道があるということだけでも知ってほしいのが
古代から延々と続いている道 もしもこの道を見つけたら 私たちは安らぐし無敵と言いますかね
敵のない仲間だらけの 仲良しの同じ方向を歩んでいる それでもそれでいて豊かで
それでいて対人関係はとても良くて
多くの人から尊敬されながら この聖を生きる道というのがある
それが古代から続いている 古代から続いているその道を多くの人が続いているけれども
人々はなかなかその道に入れないと言いますかね
でも知っておいてほしいんだけれども 古代から続いている聖なる道があるよ
ということだけでも今日は知ってほしいなと思うんですね
病なき道ですよね それから罪なき道ですよね
この道を歩いていけば間違いなく 救助までは生きてしまうと言いますかね
そして良き天性を図る なんとなく神とつながっている感覚の中に生きていくから
あらついとそれからまた経済的な枯渇と言いますかね
上というのがなくなってくると言いますかね
経済というのはなぜかというと 人間が作り出した概念ですよね
お金も何も昔はなかった
我々は経済というものを今抜きに 生きていくことはできないんですけれども
でもこの経済すら乗り越える思念の道
心を整えて聖なる道というのがあるというのが
私が古代から続く道というのがあるということを
知ってほしいなと思うんですね
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これは決して宗教的でもないしまやかしでもない
でも本当に真の宗教はそのことを 聖者たちはみんな説いているんですけれども
一番難しいのは何かと言ったら 信じないということと
見つけてもそれを実施するのが難しいということなんですね
なぜなら自分の欲をできる限り 自分を助けるためではなくて
多くの人々に役立つ 多くの人々に安らぎをもたらす
対立と競争とそれから敵対行為からの脱出ということが
図らないといけないからですね
皆さん今コロナでもうまくいかないときや
金銭的に困ったり 先の見通しができないということがあると思うんですね
私たちはみんなそうですね
若いときは先が見えないし こういう道というのはあるはずもないと思っていると思うんですけれども
40代50代に入ってきたらそうではないかと
これは要は人間の中に理性と計算だけでは うまくいかないという世界があると言いますかね
何か大きなものが働いているし
大きな不思議な道や聖なる道というものがあるんだなということに
薄々休息が始まると言いますかね
人たちが増えてくると思うんですね
その道はあると私は断言できるんですね
なぜならばその道はブッダとキリスト
分かりやすく言えばブッダはキリスト
マフェットも過去の聖なる人たちの本を読めば
みんなその道を歩んでいるからですね
歩んでいるというよりも歩んだ人たちがいるという事実ですね
じゃあその道はどんな道かといったら
まず怒りとそれから
自分の個人的な欲求を人々を救うという方向に
切り替えられるかどうかというふうにあるんだけれども
このような結構不思議な力があると言いますかね
この光の小道と同じような第3弾で書こうと思っているんですね
じゃあどんな道だったかといったら
私は27年間雨漏りのする暴れ屋に住みました
その前はなんと銀座5丁目のビルに勤めていました
その暴れ屋はお風呂と壁のない民家でした
外とは襖と障子だけで仕切られて
田の地型の農家で風は四季を通して西から入り
東に抜けてもう帰ってきませんでした
冬は30センチも雪が積もりました
毎日冷下でよく冷えました
ここは熊本の果ての麻の草原
草を抜けたところにありました
家はさらに谷奥の西条流の丘の上にあります
星と温泉それから大きな滝野原草原星空田んぼと畑ときのこ
澄んだ大地青い空全てのものがありました
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家の前が静沢という西流で水の音が一味一流して
水の中に住んでいるような感覚でした
秋は紅葉が素晴らしかった
この暴れ屋のことを少しお知らせしようと思います
この27年間の暴れ屋は釈野でした
いつも17年間の間今の男は傾いたままでした
夕食は右手を玉につき左手で食べていました
すごい家でですね
いつも傾いてたんですよね
右手をつかないと左手で食べてたんですよね
それが17年間続いたんです
テーブルの上に卵とか何か置くとコロコロと転がって
うっかりすると落ちてしまうので
卵を置きませんでした
17年目に三金田大工さんが来て
後輩で畳を水平にしてくれたんです
その時に感じたことは
その時水平のテーブルってこんなに楽で
ご飯が食べやすいのか
お金が使えると感激したのを覚えています
そのくらい広い家でした
畳は30年以上変えた形式はありませんでした
そして我が家にはヒューストンという
ボストンというか
アメリカの名前の古い都市がありました
トイレが水通されるとヒューストンになり
トイレが溜まるとボストンに変わってきました
天井は猫とネズミの運動場となっています
毎日猫とネズミが大騒ぎするために
天井から埃が舞い降りて
人間たちは大人しかったけれども
天井界はとても賑やかでした
家にたくさんの人が来られると
家がゆらゆら左右に揺れていたんですね
私はその時に
この家は人が来ると喜んだと思っていました
その時の一人の建築家が床下に登って
探ってみると
なんと家の中心柱の素子がずれて
家が宙に浮いていたんです
その建築家の人が
大勢が一同に集まって
中心に行くと倒れ
これは危険ですと警告してくれました
20年間私は家が笑っていると思っていたのです
私はその時に46日間の断食をしました
46日間の断食は
152日間断食状態に入るので
全然働けなかったのです
それを3年間やりました
だから3年間無職といいますかね
収入は全くなかった
でも不思議と食べることができました
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私たちは春を食べていました
さくなとかうらじろ、菜の花、藤の花、たけのこ
椿の花、吹き味噌からオクラ、中、よむぎ団子
そういうものを作って食べていました
梅雨時の雨音は癒しになりました
雨漏れが激しい時は
11個の鍋とバケツに小分けして楽器にして楽しんでいました
一晩中ドレンビー雨音が放てられて
家族の誰も屋根を修理しようと言い出す者はいなかったのです
しかし梅雨時の湿気はすごくて
体中にカビが生え始めて
朝起きるとみんなの顔に化粧がされていました
なんと顔は白カビと黄色のカビで
お互いにオクゲさんのようなお化粧顔となって
指を指して笑いあったものです
でもしばらくすると体中が痒くなってきたんですよね
そんな日はこの家にはお風呂がなかったんですね
そんな日は明けて10分の村の温泉で
やっぱりカビをならすことができました
雨が上がって帰ると
突然曇り空が裂けて
闇を払い光と半月が顔を出して
さーっと白い光が道を垂らす
そういう神秘的な光景の中で心が打たれて
貧乏ということが全く苦にならない
という生活をすることができました
夏になると蛇はカエルはおかけ焼きを始めて
トンビに追われた鳥たちは
開けっぱなしの家の中に入ってきました
家の中は外と中がずっと同じ温度で
年中自然の空調の中にいたんですね
秋になると空が抜けました
月がほぼなす頃草原は夕焼けに
草原は夕焼けが火をつけて
西の空は真っ赤になりました
台紙と空が焼け落ちていく
地球の火事のような光景が続きます
そうするとゆっくりとのっそりと静かに
白い月が昇り始めると
たちまち西の空の火事は紫色からピンクになっていき
日が落ちて静かになっていきます
そうやっていつも日が朝から夜に映っていって
朝の大晦日はそんな風にして
冬に迎えました
当時私の布団は生む布団はありませんでした
古い昔の綿布団でした
ですから天井から隙間から雪が降ってくると
布団の周りに雪が埋め尽くすので
そうなると布団から抜け出すことはできませんでした
ところがその隙間は便利で
夜明けに寝たまま隙間から青皿を見ると
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いい天気になるそうと早起きの元気をもらうことができました
という感じでずっと続くんですけどね
何が言いたかったかといったら
すごいドビンボーの中にいたんですね
究極のドビンボーを行くと楽しいって言いますかね
なんであんなに楽しかったのかと思うんですよね
当時はその当時この極貧の社会から
どうして繁栄の社会に進むことができたかって言いますかね
それが今から書いて
今日もちょっとその話を皆さんにしたいと思うんですけども
我々は今経済と物とお金と
こんなものに囚われ続けていると言いますよね
私は30代の後半から50代にかけて
約その27年間は経済の世界から追い出されたと言いますかね
ひたすら山奥の森の中で
ドビンボー生活を送って経済の圏外にいたんです
その当時は新聞記者がよく立ち寝てきてました
秋元君という人がですね
そしてマフロンの時代ですよ
みんなクラウンや何とかを持ってますよ
先生みたいに毛トラも破れてるし
家の中のストーブもないような
こんなの考えられないです
早く世の中に出て楽しましょうと
しょっちゅう来て言われてたんですけども
私は全く関心を示さなくて
働く労働働いてお金を稼ぐという感覚が
抜け落ちてたんですね
その感覚を27年間やったんです
でもね食べて生きていけたんですよね
その時に新聞記者の人が来てから
生活を出しましょうとか言ってくれたんです
本当にそういう気は全くない
不思議な感覚で向こうとつながっていれば
生きていけるっていう感覚があったので
生活保護を受けるとかいうのはなかったんです
その時に僕はクラウンを書きましょうとか言って
記事のクラウン文欄をくれたんですね
地方の新聞ですけども
その時に私はクラウンを書いてて
最後に自由業って書いてたんです
毎週1回クラウンを書いたら
いくらかお金をくれたんですけど
自由業って書いてたらその人が
自由業ではありません
何言ったら無職ですとか言って
無職か
でも秋元さんクラウンの最後に無職とか言ったら
毎月ずっと3年間ついたんだけどね
結構人気があったんですよね
まずいやと思って
自由業にしてたら
自由業は弁護士さんとか俳優さんとか
そういう人たち
税率さんとかそういう人たちが自由業だって
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北川先生は無職ねとか言われたんです
それで無職っていうのはまずいなと思って
山に行って何時期
21日間行った時に
何かお願いしたんです
無職って自分のプライベートが変わるか
神は何か私に職業をくださいって頼んだんですよ
そしたらですね私
山に入っている間
寒かったから焚き火をしたんです
自分が考えたのではないんですよ
焚き火しながら
木の枝と木の葉っぱと木の実
その3つを寄り分けながら
焚き火をして
それぞれの灰をきれいに持って帰ってたんです
自分ではなぜこんなことをするんだろうと
わからなかったんですよね
山からその人が短時間で寄り寄りで歩けなかったんですけど
火継いで僕を山から下ろしてくれた時に
畑の向こうにものすごい量のトマトが伏せてあったんですよ
わーもったいないなと思って
そのトマト農家に聞くと
青なりのトマトで時期が過ぎたから
もうこれは肥料にするんだとか言うので
その時にこれを灰にしようと思ったんです
その後すぐもらいに行って
そのトマト畑の青いトマトをもらってきて灰にしたんですよ
なかなかトマトは灰にならないんですよね
でもなんかカンカンして灰にしたら
いっぱい灰がたまったんですね
そしたらその時に面白いことがあったんです
何かというと
私は山の中で神様
私に食物をください
そのコラボで食物をくださいって言ったら
家に帰ったらですね
誰かがあれを持ってきたのよ
小学生用の窯
こんな小さな窯
陶器の窯
その時にわかったんですよね
陶芸焼き物焼きっていうことかと思ったんですよね
北川八郎さんにご登場していただきました
北川先生のお話は
この番組の第6回から9回でも聞くことができます
そして北川先生のポッドキャスト
人生を変える出会いという番組もあります
番組詳細にURLを掲載しておきますので
よかったら聞いてみてくださいね
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それでは次回もお楽しみに
伊藤井美子でした