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こんにちは、番組ナビゲーターの伊藤由美子です。
伊藤由美子のCozy Spaceへようこそ。
Cozy Spaceとは、日本語に訳すと、居心地の良い場という意味になります。
この番組では、居心地の良い場とは何かということをテーマに、
あなたらしくいられる、ちょうどいい場所を見つけるためのラジオ番組です。
毎回素敵な方々にインタビューさせていただき、
ついつい夢中になってしまうことや、個性を生かして自由に生きること、
そして、日々気持ちよくいられるヒントなどをお伝えしていけたらと思っています。
伊藤由美子のCozy Space第114回、2022年12月のゲストは、
美術作家、金魚絵師の深堀隆介さんです。
深堀隆介さんのインタビューは、114回から117回まで、4回に分けてお届けします。
インタビューの1回目は、深堀さんが描くライブペインティングについてお話していただいています。
では早速、深堀隆介さんのお話をお聞きください。
美術作家、金魚絵師の深堀隆介さんです。よろしくお願いします。
今日は、深堀さんの横浜アトリエにお邪魔して、インタビューさせていただきます。
私が深堀さんのことを知ったいきさつをお話し、入れさせていただいていいですか。
愛知県犬山市である明治村の深堀さんのライブペインティングで、初めて深堀さんを知ることになるんですよね。
あがわ沢子さんが、私、前から好きなので、
あがわ沢子さん村長だったと思って、ツイッター情報で知ったんですよ。
イベント自体が、深堀さんのライブペインティングのイベントだったということで。
それで、あがわさんに来ていただいた。
そこで初めて、私は深堀さんを知るんですが、2022年8月11日のことでした。
ただ、私、そのライブペインティングは、もちろん真剣に見させていただいて、
その前の、あがわ沢子さんが司会みたいなことで、新公約されて、
その後に深堀さんを紹介したときに、ちょっとやりとりがあったんですよ。
そのやりとりの言葉の間に、私はすごい、あったんですよ。
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金魚医師って言われてますけど、自分からはそんな別に、みたいな感じのお話をされたんですよ。
多分、オンだったからじゃないですか。
そのライブペインティングの方がメインだったので、そんなに記憶ないのかもしれない。
でもね、あの時、台本みたいなのはそんなになかったんですよ。
そこで、僕は、だいたいライブペインティングって、いきなり始まった方がいいかなって思うじゃないですか。
無言で作家が入ってきて、こう書いてるとか。
なんだあの人、誰だ、喋るのかな、あの人はちゃんと喋るのかなとか、謎めいた感じで。
いいと思ったら、もう全然台本とか、流れは確かあったんですけど、それは全く関係ないみたいな感じで。
ちょっと出てきてください、確か言ったような気がするんですよね。
確か言ったような気がするんですよね。
そんな気がします?
しょうがない、出るか。僕はしょうがないから、もう客席の前に出たっていうのが、そこは覚えてます。
でもやりとりは、何を喋ったかは、全然覚えてないですよね。
なんてフラットな感じの方なんだろう、みたいな印象だったんです、私。
この方、すごい面白いんじゃないかって、私の中で勝手にセンスがね。
ドキドキした感じと巣が出て、巣が多分作ってなかったし、あの時は普通に喋ってたんで。
確か質問された時に、緊張しますとか、正直に言ってたんですよね、確かね。
その進行が、台本がきちっとないことによって、巣に近いかおりさんが、そこに明治村のイベントで行って、それを私が見たっていうことなんですね。
すごいそれラッキーだったかもしれないけど。
明治村の時に、不思議だったんですけど、私、ライブペインティングをされましたよね。
結構長い時間だと思うんですけど、私その最中に、もし深堀さんに質問するとしたら何かなって考えてたんですよ。
その後に阿波さんが、せっかくなんで会場の方から質問、どなたかいらっしゃいませんかって、私質問用意してたじゃないですか。
パッて開けたら、私しかいなくて。
声が良かったので、ラジオされてるから、声が素人の方じゃないなとか、パーっと張ってるんで、アナウンサーかなんかやられてる方かなと思うぐらい良い声してた。
通る声されてるなと思って。
あの時不思議だったんですよね。阿波さんが白いブラウス着てらっしゃって、フリッとした袖の。
私、緑のブラウスでフリッとした袖のやつ。阿波さんが私のスカートに金魚の絵みたいなスカートが入ってるからねって言われたじゃないですか。
その後に私、もう出来上がっちゃってるので、その前の10分ぐらい前に。
阿波さん、同じようなブラウス着てますがお揃いですねっていうのもあって、そのまま言っちゃったんですよ。
本当にご兄弟みたいな感じで。
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背カッコが近いんですよね。150ないんですけど私。阿波さんもたぶん小柄な方なんで、すごい可愛らしいんですよ。
だから関係者だと思う。てっきり思ったし、あの質問も考えて来られた台本通りなのかなと思うぐらい綺麗な、ピシッとハマってたんで。
本当に聞いてみたいことを聞いたっていうことなんですけど。
あれ確か下書きをするんですか?
というか構図を先に考えてらっしゃっていらっしゃったんですか?みたいな質問をさせていただいたんですけど。
私は聞きたかったことが聞けてよかったって思いながら書いたんですよ。
ちょっと夜ね、明治村のお祭りがそのままあったんで、その辺りの明治村のね、いろんな建物を見て戻ってったら、深堀さんに声かけられたんですよ実は。
覚えてらっしゃらないかもしれないですけど。
昼間というか、終わった後ですよね。
撤収してる作業の時に。
だから僕は関係者の方かと思ったんですよ。
また関係者だと思われちゃったんですか。
そうなんですよ。で、その時に何か画家か何かやってらっしゃるんですかって聞かれたんですよ、確か。
質問がそういう普通の人じゃないなと思ったんで。
普通の人ですけど。
普通の人だったら何分ぐらいとか、色々質問が大体違うんですけど。絵描かれる方の質問に近いなというか。
物を考える人は、これは下絵があるんですか、下図を描いてやるのかやらないのかとか、そういうところ確かに僕も気になりますし、
そういうのも含め、何かやってらっしゃる方なのかなと思ったんですけど。
そういう時は私建築士ですって言ったと思うんですよね。
だからですね、やっぱりそういう。
わかんないですけど。
設計図みたいなものですからね。
そういうことですね。そういうとこには背景としてあるのかもしれないです。私の中に。
もともとは無で行ったんですよ。ライブペインティング始めた頃は、絵の具も適当だったし、全部すごい用意してたわけじゃなくて、もうこれでいいかなぐらいな感じで。
そうなんですか。
今日は墨で描こうかなぐらいな感じで、ほんと気楽な気持ちで。だけど、毎回オリャーとか言って叫んでたんですよ、昔。
え?どれ?
ワーって言いながら描いてたんですか。
ワーって言いながらブチまけたりして。
すごいアーティスティックな感じに。
そういうことをするのがライブペインティングだと僕は思い込んでたんですよ。
だから、そうやって自分の中のいろんな思いをブチまけようと思ってワーってやってたんですけど、どうも観客さんみんな引いてるぞと。
ある時気づいたんですね。
握手もパラッパラだぞと。
で、パラッパラの中でほっと見ると、だいたい女性の人はみんなこうやって引いてて、その中にいる一人の男の子っていうかな、若い男の子がちょっと涙目でよかったですーとか言って、なんか感動したですって。
もう君に届けばいいとか言ってる感じで、一人の子が感動するような、なんかしてくれたぐらいな感じだったんですよ、どちらかっていうと。
でもそれでもなんか、なんか呼んでくれる方がいて、それでも。
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で、いろんなところでやりましたし、叫んでワーって、僕もどういう画風でライブペインティングやればいいのか、ただ金魚の何を描けばいいのかわからなかったし、なんか金魚が2匹いる絵描いてもなんかしっくりこないし、なんだったか。
で、無でまず始めました。
だけど、やっぱある時やっぱそれで、なんか失敗してくるんですよ。なんかだんだん緊張が出ちゃうっていうのかな。
描き出して、ライブペインティングってやってみたら思うんですけど、気候によって全然乾き具合が違うんですよ、絵の具の。
その日多分湿気が多い日で、乾かないじゃないですか。なかなか乾かない。
で、描いていくとどんどんぐちゃぐちゃになってくる。焦ってくる。だんだん汚い絵になってくる。自分が気に入らない感じになってくる。どうしようってなって、戻せないし。
ちょっと歌でも歌いますとか言って、歌歌いながら。で、やってもみんな死んで感じで。
ちなみにその歌覚えてます?
覚えてます?
わかんないですけど、替え歌だったと思うんですよ。昔の歌に替え歌にして、金魚に変えて歌ってて。
だけどなんかやっぱりうまくいかず。なんかやっぱり2時間3時間みたいな感じでどんどん変えていくんだけど、結局どこで終わっていいのか自分もわからなくなると。
そういう一見があって、これじゃいかんぞっていう。その時がターニングポイントでしたね。やっぱり計画性を持ってライブペインティングをやらないと、これダメなんじゃないかなと思って。
その前に金魚の絵を描こう、なんか金魚のいる風景を描こうとしてた自分がまず間違ってたと。
あそこの雰囲気、その時の雰囲気で1匹の金魚を僕が作出する、なんかその養魚場のおじさんみたいな感じで、金魚っていうのは作られた魚だから、
僕はあそこに1匹の命を作ればいいんだっていう気がついて、1つの金魚を描く、作る、そこで生み出すっていうのを僕のライブペインティングのテーマにしようと思って。
絵にしない、変な絵にしないっていうか、金魚となんとかとか、なんか金魚がいる月夜と、金魚じゃないけど、そういうんじゃなくて、金魚を作り出すんだっていう。
それで決まって、あとは前の日に絵の具から作るんですよ。同じような色でも微妙にその日その日違うんですよ。
だからどんなに遅く仕事が終わっても、例えば取り付け作業に、展覧会の日が多いから、展覧会の前日に絵の具作らなきゃいけないから、ホテルで一生懸命絵の具作ったりして、だいたい2時、3時ぐらいまで、やってから寝るみたいな。
そうなんですね。
じゃないと寝れないんですよ、不安で。
で、それにはまず下絵します。下書きをして、こんな金魚を作ろうってある程度の、明日はこれ上がってこういう金魚を作ろうとか、品種を決めといて、あとは金魚の中ですね。
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僕は金魚の体の中にいろいろ描き込むんですけど、金魚の中にいろんな色を描いていく。
それにライブペインティングの場合は、この前の明治村はそれはできなかったんですけど。
エスカの時をやってましたよね。
そうそう。
名古屋駅のエスカ地下街で展示会の時のライブペインティングは。
ペインティングは岸面だとか、岸面描いたかな、描いたし。
名古屋城とかね。
名古屋城を描きましたし、その時見たもの、食べたもの、作品になって、もっとああいうところじゃなかったら、例えば自分の負の感情っていうか、自分があれ悲しかったなとかも描いちゃうし、いろいろ描いちゃうんですよ、実は。いろんなこと。
そうなんですか。
今、アトリエのとこに金魚の絵がありますけど、これは元は何かあったんですか?
これはないですね。
これはない?
これはちょっと別の意味でないんですけど、いつもこういうのを描くときはライブペインティングと一緒でいろんなものを描きます、実は。
手塚治虫さんのキャラクターが描いてあったり。
そうなんですか。
わからないんです。でも、鱗で隠していくと。
そうなんですよ。
わからなくなる。
この前のエスカの名古屋地下街のときにも、名古屋のいろんな名物とか描いてて、これはライブペインティングどういうゴールになるんだろうと思ってたら、金魚になるんですよ、最後。
なんか真面目に描いたら金魚になるでしょ。
そうなんですよ。素晴らしい金魚になるんですよ。
みんなが、出来上がりだけ見た人は、なんか真面目に金魚石と呼ばれてる人が来て、真面目に描いて帰ってったんだなって思うかもしれないですけど、あの場にいた人はみんなあんなかに、なんかいろんな岸面やら、ナポリタンやら、名古屋城が描かれてるだけ。
ナヤバシ饅頭まで描いたんで、そういうものが描かれてるっていうのはわからない。
わからないですよね。見た人じゃないと。
1時間前は、名古屋城とか岸面だったんですよ。それがね、1時間ぐらい後には立派な金魚1匹が描かれてるんですよ。
だから、僕した絵は、ある程度は考えるんですけど、あそこ自由なんです。
あそこっていうのは、その岸面の。
体の中、岸面とかは、もうその時の感覚、あと色も決めない。ある程度のルールは、一応絵としてのルールはあるんです。
使っちゃいけない色とか、濃い色を使うと、みんな混ざって変なふうになっちゃうし。
使える色っていうのはあるんですけど、あとはもう自由に、そのままぴゃぴゃぴゃぴゃぴゃとか水かけたりして。
そして、鱗で隠すとあらふしみたいな、金魚の透け感っていうか、皮膚の透明感につながるっていう。
なるんですよ。
これ大発見だったんですよ。意外と。
それってライブペインティングからそれが、どれがきっかけになるんですか?
もともとはそういうふうに、こういう大きなキャンバスに描くときに、そういうやり方をしてたんですよ。もともとは。
アトリエとかで。
描くときはそういう金魚をやってたんですけど、まさかそれがライブペインティングに活かせれるなんていうのは、というふうには考えてなかったんです。
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で、あるときそのライブペインティングで大失敗してから、どうしようどうしよう。
ああそうだ、あのやり方を恥ずかしいけど、みんなの前でやったら意外と面白がってくれるんじゃないかなと思って。
自分は秘密の秘め事みたいな感じで。
もう塗り固めてった中のものだけ。
内面の部分。
だけどその内面の部分を、みんなが分かりやすいその土地のものだったり、そのときの何か事件、事故、事件とかそういうのとか、ニュースとかの映像とか、
あと何か描いて欲しいの何ですかって言ったら、お孫が生まれたんで孫。
じゃあ孫描きますんで、ちょっと写真とかやって、写真の。
なんとなく分かりましたとか言って、ちょっと描いてあげるとかありましたし、
みんなのいる人も参加できて、しかも肉となり骨となるっていうんですか、金魚の肉になるっていう、これ面白いなと思って。
これは僕しか、今までそうやって描いてきたんだから、これは僕のオリジナリティある描き方になるんじゃないか。
しかも金魚である意味にもつながってくるし、ここにある金魚はみんなで作ったんだみたいなところがちょっと出来上がるんじゃないかなと思って、
やりだして、いきなりああいうふうにできたわけじゃないですけど、最初はやっぱり乾かし乾かし重ねて描いていくんですけど、
乾かなかったり、いろんな失敗ありましたけど、今はそうだドライヤー使おうとか。
そうですね、ドライヤーが出てきましたね。
ドライヤー使うと急に生活感が出ちゃって、みんな、えーライブペンディングドライヤーって思われるなーと思ってたんですけど、
使ったら意外とやっぱり描きやすくなるし、大発見でしたね。
だからこれだと思って、それからやり方をずっとやってます。
だから僕のライブペンディングは叫ばないし、そんなに。
昔は叫べなかったですよ、前も。
別に叫ばないし、なんかそういうオリャオリャオリャっていう気持ちあるんですよ。
だけど、よく見ると金魚の体の中がけっこうグチャグチャって描いてるんで、それで解消できてるし、
全部が今、すべて昔やってきたことも全部含め合わさったっていうんですかね。
今しっくりきたって感じなんですね。
しっくりきたんですよ。しかも金魚だし。金魚って、金魚って何描いたっていいんですよ。
だって、自由な魚なんですよ。というのも、船なんですよ。
そうですね、私、船って知らなかったんです、実は。
明治村でクイズで、船っていうのがわかったんですよね。
だから船を、人間が赤くなったヒブナを見つけて、金魚の出発点なんですよ。
それを持ち帰って、荒廃させたのが金魚の始まりで。
たまたまの赤が。
アルビノというか、よく遺伝子の中で起こり得る突然変異なんですけど、
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それを見つけた、ある中国の野池で見つけた人が、
飼ったのが最初で、それからバーッと広がって、今みたいにいろんな形のができてって、
あの形は今1500年ぐらい経って、ようやくあそこまで来てるんで、
長い積み重ねの品種改良の中で、金魚っていうのは生まれてるんですけど、
じゃあ金魚の生開の形ってなんだろうって思いません?
生開って、じゃあ金魚って思い浮かべてくださいって言うと、
みんなバラバラなんですよ。
そうですね。デメキンみたいなのもありますよね。
デメキンが金魚っていうイメージの人もいるし、
ワキンという金魚すくいの金魚が金魚っていう人もいるし、
逆にランチューとか好きな人は、ああいう古文のある、すごい高級な金魚が金魚だって思ってる人もいます。
ああいう金魚しか金魚じゃないみたいな人もいますし、
金魚ってイメージがみんなそれぞれ違うなっていうのに気づいたんですよ。
だからヒラメを思い浮かべてくださいって言ったら、みんなだいたいヒラメは煮付けになってるか一匹か、
どっちかじゃないですか、煮付けになってるか。
今刺身で私思い浮かべてくださいって。
刺身か煮付けか一匹、でも形って言ったらだいたいもう決まってる。
形もだいたいそうですね。
それは普通魚そうじゃないですか。
マグロを思い浮かべてくださいって、お寿司の人もいるかもしれないけど、
魚の形って言ったらもうだいたいみんなマグロは決まった形ですよね。
金魚ってバラバラなんですよ、もう。
だから決まりがないです。
何でかっていうと、じゃあ正解は何だろうって言ったら、僕はもうフナしかないっていうか、
金魚の正解の形ってフナで、それ以外は全部人の手が加わってるんで、
何やったってだって、例えば角が生えてる金魚描いたって、
僕がこれ金魚ですって言ったら金魚になっちゃうんです。
でもヒラメに角生えてたらそれはおかしいですよ。
ヒラメはヒラメなんですよ。
だっておかしいでしょって、赤いヒラメ描いたら赤いヒラメなんかいないおかしいでしょってなるんですけど、
金魚はあり得るんですよ。
角が生えてくるのも今後出てくるかもしれないし、角みたいなのも。
後輩でね。
だから自由な魚なんだっていうか。
もう一個は自分は全部、自分の架空の金魚なんですよ、全部。
今まで描いてきたの、リアルなの。
実際に見て描くわけじゃないってね。
ないんですよ、写実じゃないんですよ。
見て描けば今の世の中、写真すごい発展してるし、
iPadとか使えばすごいいろいろ見れるし、拡大して見れるし、
描ける世の中になってきてあるんで、
ここらでやっぱり想像力で描くっていうのも必要なんじゃないかなっていうか、
それはもう修練しかないというか、何十年か積み重ねていかないと描けるようにならないなと思って、
僕は初スタートしたんで、樹脂の技法ですね、リアルに描くんですけど。
昔の江戸の絵師なんかは写真なんかないんで、みんな見てそれを捉えて、
それを脳に焼き付けたやつをバーッと描くわけでしょ、ふすまとか。
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あれが今の人、なかなかできないっていうか、
昔の人の方が長けてるんですよ、やっぱり。脳に焼き付ける能力。
あと想像力っていうかね、落語とか狼曲聴いて、映像がちゃんと浮かんでるんですよね。
それでは次回もお楽しみに。伊藤衛美子でした。