1. 伊藤由美子のCozy Space
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2022-11-27 18:16

第113回「誰かのサードプレイスを目指したお店づくり」まなみ古書店 店主:杉浦真奈さん(後編)

▶︎2022年11月のマンスリーゲスト

(第110回〜第113回までの全4回)

『まなみ古書店』

店主:杉浦真奈さん

▶︎今回の内容(目次)

芯をつくってきた期間

シェイクスピア・アンド・カンパニー書店

ZINEに書いた書店への思い

古本を買う趣味

杉浦真奈にとって、

居心地の良い場とは?

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『まなみ古書店』オンラインショップ

◉『まなみ古書店/杉浦真奈』Twitter

◉『まなみ古書店/杉浦真奈』Instagram

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愛知北FMにて第1・第3月曜日13:00~13:30
Podcastと同番組名で生放送もやっています。

『伊藤由美子のCozy Space』

(時間内であれば世界中のどこからでも聴けます)

◉愛知北FM『伊藤由美子のCozy Space』

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▶今回のちょっとだけ詳しい内容はこちら

◉伊藤由美子ホームページ

『Yumiko’Room』

00:18
伊藤由美子のCozy Space第113回、2022年11月のゲストは、
マナミコ書店、店主の杉浦マナさんです。
杉浦マナさんのインタビューは、110回から113回まで、4回に分けてお届けします。
今回は最後のインタビュー、書店への思いや、マナさんにとっての居心地の良い場についてお話ししていただいています。
では早速、杉浦マナさんのお話をお聞きください。
社会経験は経験でありますけど、長く生きてきているので、
でもやっぱり、年齢だけじゃないところってまたあると思うんですよ。
今みたいにね、私もこの質問って別に考えて用意してきてなく質問しているんですよね。
その時に思ったこと、聞きたいと思ったことを聞かせていただいているんですけど、
それに対しての、やっぱり返答がすぐ返ってくるっていうのは、
自分の中に持っているから返ってくると思うんですよね。
そうですね。そういうことを考える時間は多分、結構今まで多かったんだと思います。
気持ちいいことと気持ちよくないことというか、
自分の中のいい形の商売と、おもりしたくない商売とか、そういうことは日々考えています。
これ今ね、聞いている方すごいヒントなんですよね。
気持ちいいことと気持ちよくないこと。
これを結局、私もね、当てはまるところがね、忙しすぎるとあるったりするんですけど、
それがわからなくなっちゃったりとか、そもそも気持ちいいのが何か、気持ち悪いのが何かがわからなくなって忙しすぎたりとか、
いろんなことに翻弄されちゃって。
そういうときはわからなくなっちゃってたり、そもそもそれを見ないようにしちゃったりとか。
なるほど、なるほど。
結局、違和感があることは違和感だって認めるっていうすごい大事だと思うんですけど、
今の話だとちゃんと気持ちいいもの、気持ちよくないものっていうので、
自分の中でちゃんと決めてこれをやろうって思って、
私すごく大事なことだなって、この年齢だと思って。
随分若いですけど。
そのあたり本当に大事だと思いますよね。
特にこれからの時代、やっぱり会社に勤めてるだけじゃなくて、
個人でいろいろやっていこうと思う人って結構増えてくると思うので。
私もすごくそれは感じます。
やっぱりその中で今言われたことってとても大事だなと思ったんですよね。
私がまた繰り返しのように言っちゃってますけど。
それを心がけてるだけで多分違いがある。
03:00
自分の中だけですごく主体的な話なんですけど、
それを思わないでなんとなくやっていけるようなことではないなって思います。
こういうお店とか自分で授業とか活動されてる方って、
多分みんななんとなくはやってると思いでもこうやって考えてるけど、
言語化することを結構大事にはしていかないとなっていうのはありますね。
言語化して、例えば今しゃべっていただいたように、
アウトプットすることによって自分が聞き返すと、
やっぱりそうなんだって思ったりしますよね。
ここ自分はやっぱり大事にしてるんだとか、
いうふうに自分の声を聞いたりとかすると。
多分これも引き出してくださる方がいるからってことですよね。
こうやってこうでもないとしゃべらないので。
自分の中で自分自身と話しますけどね。
ノートとかも私は書いてるのであれなんですけど、
聞かれて初めて分かるような自分のこともあるなと今思いました。
先ほどのマナさんが作ってる小冊子の中に書いてあったことで、
私なんだろうって思ったことがあったのでちょっとお聞きしたいなと思ったんですが、
その中にですね、いつかシェイクスピア・アンドレスの
カンパニー書店みたいな本屋を作りたいって最後に書いてあったんですよ。
恥ずかしい。これまだお店ができる前に作った小冊子なので。
そうですね。2021年9月10日発行って書いてあるので、
お店を始める。
去年の今頃のちょっと前ぐらい。
去年の今頃ですよね。
私知らなかったので、シェイクスピア・アンドレスのカンパニー書店。
ここはちょっとグーりました。
ありがとうございます。
わからない。へーって思ったんですけど、説明していただいていいですか?
シェイクスピア・アンドレスのカンパニー書店について説明ですか?
説明。急にグッタイしてきましたけど。
詳細な年月とかは忘れちゃったんですけど、
パリにある伝説的な小書店というか、書店ですね。
そこでは食べ物やベッド、
普通の本屋であると同時に創作をする人、
ヘミングウェイとかも利用してたそうなんですけど、
そうなんですね。
そうです、そうです。
名もなき詩人とか、
多分その時代のパリって創作をする人とか何かしたい人がたくさん、
貧しいけど何かしたいみたいな人とかがたくさんいたりしたそうで、
本屋さんすごいどんどん増築したみたいな感じで、
たくさんの部屋がある本屋さんのいろいろなところにベッドがあって、
そこのベッドを使う人はそこで偽版みたいな感じで
ちょっとファイトとかしたりしながら、
共同生活を一時期してそこを育っていって、
そこのから有名になったりとか、
新聞記者として活躍された方もたくさんいらっしゃる、
今もある現存の書店なんですけど、
06:00
シェイクスピア&カンパニー書店の日々みたいな本がたくさん書かれていて、
カンパニー書店の日々みたいな本が実は今店頭にもあるんですけど、
ちょっと後から見せていただかなきゃ。
それを読んだんですね。
読んだときにすごいいいなと思って、
うちがもちろんベッドを提供できるかっていうと、
もちろんちょっと難しい部分はあるんですけど、
なんか商売が主体となっているお店というものに、
そうやって温かい心が宿っているお店だなと思ったので。
だって本当にそれって、
もちろん本を売ること自体もストーリーはあると思うんですけど、
それにまたそこに今から頑張って本を書いていこうとか、
新聞記者になろうと思う人たちを、
そういってサポートするような形でその場を提供して、
お店晩やってもらいながら。
店主がジョージって言うんですけど、
ジョージさん。
しかも押し付けがましくないんですね。
本なので一部フィクションとか、
日本人なので私はちょっと日本語訳されているから、
実際とはまたちょっと違うのかもしれないんですけど、
一応実話を元にした本になっていて、
ジョージが結構わがままというか、
ちょっと本当に頑固親父みたいな書店主なんですけど、
そういう人と一緒に成長していく人が書かれている物語なので、
すごい素敵な。
すごい興味がある。
ぜひ読んでみてください。
シェイクスピア&アンドカンパニュー。
素晴らしき日々。何とかの日々。書いてありますかね。
そこまで書いてないっていうのはないかな。
ジョージって出てきてますね。
そうです。ジョージは。
一応二代目というか、最初シルビアビーチかな。
誰かが改良した書店の名前を継いだのが、
その男の人。
ジョージ。
で、そういう活動というか、
本を経営しながらひまわりを巻き込んでいくっていう時代があったそうで、
今は結構観光客が多いので、
実は行ったことがなくて、
パリには行ったんですけど、
その時にテロとかがあった時期だったので、
パリの滞在がすごく短くなって、
ここには行けなかったんですけど、
いつか行きたい。
それは行ってるでしょ。
行きたいですね。
これだって、
マナさんが書かれている文章そのまま読ませて、
いただくと、
これを書いている2021年9月現在は、
いまだコロナ禍で毎日ニュースを読んでは、
どうしようもない文壇から目を背けたくなっているけれど、
09:01
自分で仕事を始めてから、
何もかもについてそんなの綺麗事と思うことが減ったと思う。
例えば、ヘイトボンを扱わない、
送料無料をしない、環境に気を配る、
ジョージのようにとはいかなくても、
自分の書店を経営することは、
社会に対してどういう姿勢でいるかを示すことだと考えるようになった。
本を一冊買うのに、どこで買うか、どうやって買うか、
選ぶのも同じ、社会に対するメッセージだと思う。
これ、私、読んだ時に素晴らしいと思っても、
こういう思いがあっても、本屋を開かれたんだなと思ったんですよね。
見戻せ、さっき言ってた。
送料無料しないとか、ポイントカード作らないとか、
そういう自分の商売に対する姿勢の話ですね。
そういった姿勢があってからの商売ですもんね。
これを頑張って、この姿勢のまま続けないとっていう。
でも、自分の中に芯が1個あれば、さっき言った時に、
すぐ、これ気持ち悪いことだなっていうのがわかりますもんね。
そうですね。割とそんな気がします。
すごいな。
すごいな。
そんなそんな。
だって、姉は女性だからそんなの、若いからいいのかな。
年齢はそんなに特に聞こうと思ってなかったんですけど、ずいぶんね。
いやいやいや、もうすぐ30歳に。
まだ20代なんですか?
そうなんですよ。
君さん情報だと、30ちょっと前半なのかどうなのか。
年知らないんですね。
知らないんでしょうね。
私も君さんの年知らなくて、
本当にそういうの関係なく仲良くなってたので。
まだやっぱり20代ってことなんですね。
今29歳です。
しっかりされてる。
だからすごい偉そうだなって自分で喋ってたら、
全然偉そうじゃないですよ。
偉そうじゃないし、それは実現されてるから。
素晴らしいと思って、本当に。
そういえば、少しこれ話が戻っちゃうかもしれないですけど、
この冊子の中に、オンラインショップでの私物の風呂本を買うのが趣味って書いてあったんですよ。
よく買われてるんですか?
そうですね。最近はたくさんは買ってないですけど、
やっぱり仕入れられない本というのはあって、
コレクションというか、自分の読む本ですね。
読んだら棚に差してますね。
お店に置いてます。
置いてるんですね。
私は一回読んだら良いタイプなので。
じゃあもうセレクトとして。
それはそうですね。
それはマナセレクトとして。
別にマナセレクトコーナーがあるわけではないですよね。
あってないですね。バレないように。
バレないようにこっそりとマナセレクトがどっかにあるよってことなんですね。
そうですね。
マナセレクトコーナーってあればいいのにって思ったんですけど。
恥ずかしい。
自分の本棚見られるのって恥ずかしくないですか?
12:00
確かに確かに。
こんな本読んでるんだって。
もし自分の家に来て見られるなんとか恥ずかしいですね。
しかもちょっと私が読む本ってマニアックというか。
自分で買えない本ってことはなかなか珍しい本なので。
ちょっと恥ずかしい。
じゃあお店に来た方はこれかな、そうかなと思いながら買うっていう楽しみで。
見ていただければいいってことですね。
すごくよく見てくださるお客さんがいて、その方は分かってると思います。
話もしたことがあるんですけど。
このジャンルの本は好きなんだねみたいな。
確かに好きな本置いてるので。
そうなんですね。
じゃあどのあたりか私も後で見てみさせていただきながら。
これかなあれかなって思いながら。
ぜひぜひ。
拝見させていただこうと思いますね。
では最後にいつもゲストの方に聞いてる質問があるんですけど。
マナさんにとっての居心地の良い場とは何ですかって聞かれたらどう答えます?
こちらの伊藤ゆめ子の工事スペースっていう名前なので。
居心地の良い場ってそうですよね。
でも本当に私にとってのっていうことだったら、さっきもちょっと言ったんですけど。
洗練されすぎてなくて温かみがあってサードプレースですね。
ある程度職場とか学校とか家と別のくつろげる場所みたいな。
ある程度自由で好きなようにのんびりできる静かな場所。
今マナさんにとってのサードプレースってどこになるんです?
私にとっては今ないですね。
自分の店はもちろん居心地もいいし好きなんですけど。
ここは仕事の場になってしまって。
でもあとは家とか家族とかパートナーともあるんですけど。
そうですね。
最近あんまり行けないんですけど。
イオンとかの本屋さん。
すごい。
イオンが出てきましたよ。
イオンの本屋さん。
それ古本屋さんじゃなくて。
じゃなくて新刊で大きい本屋さん。
ありますね。
そうですね。
あとはジェンク堂とか。
本当に大きい本屋さん。
個人書店じゃない。
そこは。
そこはいつもと違う場所というかね。
サードプレースというと。
結構今やっぱり自分が個人の本屋さんになってしまうと。
個人の本屋さんとの仲は良くなって横のつながりがすごくある業界なので。
お話とかはするんですけど。
やっぱりその方のお店に行くのも好きなんですけど。
そこはやっぱり自分が好きなように見るっていうよりは。
仕事の話とかを。
そうですよね。
仕事の時点でね。
多分見ちゃいますよね。
すごくそこの時間は大事なんですけど。
そうするのではない場所ということなので。
サードプレースって。
やっぱりカフェとか本屋さんとか。
自分と全く関係のない人が意思を持ってやっているお店に行きたいです。
15:02
サードプレースか。
何だろうって私も思いましたけど。
なんかスターバックスがサードプレースの会社の。
なんていうんですかね。
何の本にも出てきますけど。
サードプレースのこと。
そういったお店づくりをね。
意識してされているってことですもんね。
スターバックスとかに。
ありますか?サードスペースのプレース。
そういった人に聞いておけばね。
マナさんに聞いておけば私なんだろうって思っちゃいますけど。
でも本当に今ね。
ここでインタビューさせていただいてますけど。
マナさんのこのね。
カフェスペースは本当にサードプレースだと思いますよね。
嬉しいです。
本当に。
でもこういった。
だからちょっとね。
自分の家と違う空間。
仕事場と違う空間に見送って大事だなって。
今ね。
マナさんの話聞いて思いましたね。
一緒くたになっちゃってるんですよ。私も。
やっぱり自分で仕事してる人ってそうなりがちっていうか。
そうなんですよ。
家でも結局仕事しちゃうみたいな。
私の場合は家が仕事場なんて。
なるほど。
余計に一緒くたになっちゃってますね。
そうなんですよね。
でもこうやってインタビューをさせていただくのに。
出かけるじゃないですか。
例えばこうやってマナさんのお店でインタビューさせていただく。
そういった場が私サードプレースになってるかもしれないです。
なるほど。
いつもと違う人と話すとか。
人と話すっていう。
人と相手というよりは興味で。
そうですね。
これが別に仕事っていう感覚じゃなくてライフワークになってるので。
私の場合。
なるほど。かっこいい。
それはでも本当にね。
やっぱり楽しいっていう。
自分がやっぱりこの人にお話を伺いたいっていうところに伺ってるので。
サードプレース今かもしれないです。
一番嬉しいです。
これ本当にいいそうだなって今思いました。
少なくとも伊藤さんのサードプレースに今なっているという。
いいちょっと質問していただきませんか。
逆にインタビューされましたけど。
気になっちゃって。
本当に今そう思いました。
ありがとう。気づかせていただいてありがとうございます。
いえいえ。
本当にね。
今日もね。
ワナシオ画像の楽しみに来てきたんですよ。
ありがとうございます。
この笑顔がまた見られるのかと思ったから。
ワナさんの。
そんなこと言っていただいて。
本当にありがとうございます。
いろいろお話ししていただいてありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
杉浦マナさんにご登場していただきました。
マナさん、インタビューを受けていただいてありがとうございました。
そして杉浦マナさんのインタビューを聞いていただいたリスナーの方々、ありがとうございます。
この番組をまた聞きたいなと思っていただいた方は、
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毎週日曜日に配信されたものがスムーズに聞けますので、
番組登録をよろしくお願いします。
それでは次回もお楽しみに。
伊藤恵子でした。
18:16

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