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建築士、伊藤由美子のCozy Space、第98回。
2022年8月のゲストは、ホリデーホーム会社経営の伊藤由美さんです。
由美さんは、2017年4月に日本からドバイへ移住し、仕事をしていらっしゃいます。
今回は、ドバイへ行くことになった行き先についてお聞きしています。
そして、番組初めてのZoomでのインタビューとなり、
少し音声が聞きづらいところもありますが、
ドバイと日本との距離を感じていただければと思います。
では早速、伊藤由美さんのお話をお聞きください。
物価って高いんだよね、ドバイって。
東京と同じぐらい。
同じぐらいなんだ。
だけど今、円が安くなってるでしょ。
だから、それを考えると、ドバイの方が高いし、東京の方が安い。
だって、こないだ、それこそ先月日本に帰った時に、円が安いから、
普通に、こっちはディルハムって言うんですけど、
通貨がね、ディルハムって言うんだけど。
通貨がディルハム?初めて聞いた。
初めて聞いた、はい。
こっちでディルハムから日本円に両替した時に、
普段よりもたくさん円が来て、おーって。
なんかお金持ちになった気分だよね。
そうだ、今、円が安いんだったとか思って、
思わず、銀座でハイブランドのお店に入って、
半端買いしたもん。
ドバイで買うより全然安いとか思って。
で、私、もう日本に住んでないから、免税が使えるんですよ。
そうか。
免税使えて、しかも今、円が安いから、
ドバイで買うよりも安く買えるから、
もうこれは買わなければいけないとか思って。
なんかいっぱい買ってる姿が見える。
あゆみさん、もともとだって、
買うのを我慢しようとかっていうタイプじゃないじゃん、きっと。
欲しいものは欲しい。
そう、そう。
潔さあるでしょ。
楽しいね。
これは。
そっか。
楽しいな、それも。
だって日本と行き来する、さっきの話で、
仕事としても日本に来て、
そう、そう。
されるってことだから。
そう。
年に何回くらいあるんです、今だって。
でもね、今、コロナ前は、それこそ毎月日本に戻って、
仕事で戻ってたんだけど、
今、会社も、それは前の会社のシステムだったんで、
今はもう自分の会社になったんで、
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今、まだコロナの後で、日本はそれこそ、
なかなか入国するのにね、あだこだ言うてるんで。
あだこだね。
そんなに頻繁には帰ってないんだけど、
だいたい、でも最低、年に3回は帰ってるから。
お嬢さんもだって、こっちにいらっしゃるでしょ、日本には。
そう、日本にいる。
やっぱりね、たまには会いたいですよね。
そう、そう。
そうか。
そんな感じで、ドバイの生活をしている。
仕事をして、社長にもなっている。
っていうことなんですね。
これ、ドバイに行くことになった経緯、私、知ってるんですけど。
知ってるよね。
見てたもんね、ずっと。
見てましたね。
私、本当だから、あゆみさんがドバイに行くっていうことが決まる前に、
ちょうど、それまで日本で英語塾やってたじゃないですか。
自分でね。
自分でね、やられてて、それにもちょっと疲れてた感じで、
長年やってた仕事がね。
もうどうしよう、私ちょっと休む、みたいな感じだった時から、
いきなりドバイに行っちゃったんで。
あの切り替わりのね、早さ。
1ヶ月なかったですからね。
なかったね。
すごい印象的だったもん、あゆみさん大丈夫かなって思ってたよ。
もう1ヶ月後にはドバイみたいなね。
すごいワホの人と思ってたんだけど。
あれもだってさ、私も今経緯は知ってますけど、
でもこれ面白すぎるんで、
タイトルを聞きちゃいますが、
ドバイに行くきっかけになったのが、
フェイスブックの投稿ですね。
フェイスブックの投稿だったもんね。
あれって、自分でいろいろ考えてる中で、
気づいたっていうか、
それ投稿しちゃえばいいんだって思ったってことでしょ。
そうそうそうそう。
ある人ですね。
ていうか、まず、
それこそ、ひなまつさんが言うには、
クダ巻いてたっていう。
ひなまつさん出ましたけど、名前が。
聞いてくれるかな、この人、あゆみさんの回。
クダ巻いてて、もういいよ、私、どうでもいいわ、
とりあえず休むわ、みたいな感じになったじゃないですか。
そう、そんな感じになったよ。
でしょ、もう何もやりたいこと見つかんないし、
八方塞がりだから、もういい、休む、
もう何もやらないってなったじゃないですか。
で、もう何もやらないって言って、
多分それで早く食ったから、流れが変わったんでしょうね。
それまでは、
それまでは何かしなきゃ、何か次、
英語でやめるはやめるでいいけれども、
その次のこと何かこうやらなきゃ、何か見つけなきゃって、
すごい焦ってたんだよね、自分の中で。
その焦ってたの、焦ってるから、
どんどんどんどんこう、悪循環で、
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何もかもうまくいかなくなったから、
もういい、もう全部投げ捨てると。
休む。
休むと、私は。
決める。
もういいんだって。
開き直ったのが良かったんでしょうね。
開き直ったら、その何日か後に、
ふってこう、あれ、私なんでこんなに焦って、
次のこと見つけなきゃいけないと思ってたのかと思ったら、
要は、自分がそれよりも10年くらい前にね、
もうパッと出た、浮かんだアイディアなんだけど、
その海のそばで、星空を見て、
海の波の音を聞きながら生活したいと思って、
それを実現させたいから、
こうね、いろいろやろうと思ってたんだったわと。
で、反対にもう英語塾を辞めて、
自由になるんだから、
で、娘ももう成人してね、
ちゃんと自分で仕事持ってて、
自活できるんだから、
私、どこにでも行けるじゃんと思って。
うん。
だから、だったら、
自分がここで何ができるか、
何かこう、今お金儲けして、
その夢を叶えるんじゃなくて、
今、もうこの状態で、
海と星空のあるところに行って、
仕事なんでもいいから、
それをまず先に実現しようぜって思っちゃったんですよ。
で、最初は、
そのアイディアがふっと来たときに、
最初はいろいろ、
それこそ沖縄とかね、
奄美大島とかね、
そういうところに求人ないかなと思って、
いろいろ調べたんだけど、
要は、住み込みとかね、
結局そういうのって、
お給料的にあんまりいい条件じゃなかったりとか、
そうですね。
自分がこれはって思うものが、
全然見つからなかったのね。
で、どうしたものかって思ったら、
そのとき、フェイスブックの投稿を頻繁にしてたから、
そうじゃん。
フェイスブックの力を借りればいい。
拡散の力を借りればいい。
思いついた。
拡散すればいいんだよ。
だから、フェイスブックに給食投稿をしよう。
求人じゃなくて、給食投稿をしよう。
と思って、
ただ仕事を探してますだけじゃ、
説得力がないんで、
これは連載にしてやれと思って。
連載ね。
あのとき、私結構連載やってたじゃん。
伊藤歩美ストーリーを連載しだした。
そうそう。
どうしてそういうことに至ったかっていう経緯を書いた上で、
どこでもいいから仕事くださいと。
でも、私はこういう人間ですというアピールをね。
そうそう。
で、仕事くださいって言って、
投稿したのがきっかけですよね。
だよね。あれって、でもすぐに反応来なかった?何か。
あのね、すぐに反応が来たのが、
まずフィリピンのセブ島で英会話講師しませんか?
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それもあったんだ。
あと、宮古島でホテルのフロントの業務やりませんか?
っていう話と、
あと、マックに詳しい人、ちょっとごめんなさい。
私もちょっと分からないです。
マックの詳しい人、マックってパソコンのね。
パソコン。
彼から一緒に塾経営をしませんか?
へー。
私の教育理念に兼ねてから共感してたんで、
この3つがまず来たんですよ。
すごいね、それだけでもね。
で、この3つが来た時に、まず、
セブ島で英会話講師って、今まで25年間英会話講師してて、
場所が変わるだけで仕事は一緒なわけじゃないですか。
結局やることは一緒だなと。
で、その宮古島でホテルのフロントっていうのも、
もちろん魅力的だったんだけど、
私、専門学校卒業してすぐに就職したのが、
名古屋観光ホテルのフロントなのね。
そうだったね。
結局、やることは一緒じゃないですか。
やったことがあることじゃないですか。
やったことがあることね。
だから、やっぱりどういうものか見えてる。
見えてる、見えてる。
で、塾経営って、それこそ私も塾経営やってたんで。
25年ね。
一緒なんかみたいな。
全部、全部、今までと同じ延長のものだなと思ってて、
どうしたもんかなと思ってたら、
その最後に、
フェイスブックの友達から、
あゆみさん、まだ仕事探してますかと。
実はドバイで仕事をしてほしいって言ってる人がいるんですよ。
ぴったりの仕事だと思うんです。
でも、仕事内容は何かさっぱり分かりませんって。
そこはもう分かんないんだ。
仕事内容はよく分かんないけど、
多分あゆみさんにぴったりですって言われて、
で、ドバイも行ったことないし、
仕事内容よく分かんないって。
すごいね。
何かよく分かんないけど、
とにかくドバイに行って仕事してほしいって言ってる人がいる。
で、これで、
自分の予想外のことが起きたんで、
これが正解と思ったんですよ。
なるほどね。
だって、自分が想像できる範囲内って、
結局自分のコンフォートゾーンは出てないし、
そうだね。
今までの延長でしかないわ。
そうだね。
今までのことが嫌だから、
休むって言ってたのにね。
そう、休むって言ってたのに、
今までの延長してどうなりすんねんみたいな話して。
するね。
だから、全然ドバイなんて当たり前にもなかったし、
仕事内容もよく分かんない。
何かいろいろ会社のマネジメントしたりとか、
お客さんの接待をしたりとか、
そういうことするみたいで、
漠然とした内容しか聞いてなかった。
何やるかよく分かんない。
これが自分の今までの殻から出る。
出るね。
必要なことだなって思ったんです。
これが正解と思って、
分かった。
社長さんに会ってみたいんだけどって言ったら、
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ちょうど今名古屋に来てるんですよ、
ドバイから。
すごいタイミングですね。
すごいタイミングですね。
だから、
名古屋に来てるんですよ、ドバイから。
すごいタイミングだよね。
そうそう。
私もたまたまその日は仕事が夜空いてたんで、
本当にたまたま空いてたのね。
すごいね、本当に。
だからもうそれで、
社長さんに会って、
一回ドバイにどんなことをやるかとか、
会社を見に来てほしいんだけど、
いつ来れますかって言うから、
それが3月の14とか15とか、
それぐらいだったのね。
私3月31日で自分の教室閉めるんで、
それですぐ行きますよって言って、
それでチケット取ってもらって、
4月の1日にドバイに到着して。
すごいね。
今までの25年間やった、
英会は教室を閉めた、
次の日にもドバイに飛んでたんだ。
そう言ってた。
早い早い。
でもやっぱり何か起こる時って、
展開早いよね。
そうそう。
波に乗るようにも。
そうそう。
要は社長さんがたまたま名古屋に来てると、
私の仕事も空いてるって、
そのタイミングもすごいし、
そうだね。
だからやっぱり、
神様から決められてる道に行けばね、
そうやってポンポンポンと行くんだなっていう。
そうだね。導かれてるとね。
そうそう。
やっぱりそういう形で、
スムーズに運ばれるんだね。
うん。
本当だよね。
まさかドバイなんていう言葉、
全く想像してなかったでしょ。
なかったでしょ。
なかったじゃん。
なかったじゃん、私たちずっと会ってたけどさ。
そうだね。
ドバイって聞いたことないよ、
一回も。
面白いね、本当に。
でも今のあやみさんの話の中の、
本当ヒントで、
こうするってまず決めること、
その後にふっと思ったことを行動に移すこと、
それをまたチョイスするときに物事を、
今までの延長じゃないコントゾーンから抜けたものを、
正解だと思うこと。
これはね、かなり、
いやもう本当に、
今聞いていただいてるリスナーの方にもヒントになると思います。
そうなんですね。よかったです。
ヒントになると思いますよ。
ついつい自分の今までやってきた経験を生かして、
次を決めるっていうタイミングもあると思うんですけど、
それがもう嫌だって思ってるときに、
その延長に行くなっていうことは本当に。
そうそう。
ねえ。
潔いね、でもね。
あの時も、だからもう自分の中で、
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もういいじゃん、失うものなんか何もないじゃんっていう感じだったんで、
ねえ。
うん。
確かにね、健康で命があれば、
なんとでもなるさみたいな。
なんとでもなるさみたいな。
腹くくれよっていう話だよね。
そうそう。
そうだったね、でも。
そっからもう6年。
あれから6年よ。
早いなあ、なんか。
ねえ、いい感じで私たち大人になってますけど、
あれから6年。
うん。
そうなんだね。
いやでも本当に、
いやでも、こっからもまたドバイなのか、
ドバイじゃないのか分かんないですけど。
まだ分かんないですけどね。
ねえ、今はドバイだけど、
全然違うとこに今度行くかもしれないし、行かないかもしれないし。
そうそうそうそう。
それも楽しみだね。
なんか、どうしても人って自分の人生設計を、
未来のことまで決めちゃおうとするじゃないですか。
安心だから。
そうそう、不安だからこそ、
安心を求めて決めちゃおうとするんだよね。
そうそうそう、だけど、
それが多分、決めないほうがいいんだろうなっていうのは思いますね。
もうその場その場で。
直感ですよ、本当に。
そうだね。
本当にね、今までも私、
ポッドキャストでインタビューさせていただいた方、
これからどうしますって、
例えばインタビューしても、
大体、とにかく今を生きるみたいな感じの人が多かったんですよ。
うまくいってるっていうか。
私もまだ先のことは全然考えてないんで、
とりあえず今、
今、私はドバイに出場とされてるんで、
だからまだ今は、
ドバイで仕事していくんだろうなっていうだけで、
この先どうしますかって聞かれても、
分かりませんとしか言いようがなくて。
そうだね。
でも楽しみだね。
それは不安じゃなくて、
楽しみでもあるよね。
そうだね。
それでは次回もお楽しみに。
伊藤由美子でした。