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こんにちは、番組ナビゲーターの伊藤由美子です。
建築士、伊藤由美子のCozy Spaceへようこそ。
Cozy Spaceとは、日本語に訳すと、居心地の良い空間という意味になります。
この番組では、居心地の良い場、空間とは何かということをテーマに、
あなたらしくいられる、ちょうどいい場所を見つけるためのラジオ番組です。
毎回素敵な方々にインタビューさせていただき、
ついつい夢中になってしまうことや、個性を生かして自由に生きること、
そして日々気持ちよくいられるヒントなどをお伝えしていけたらと思っています。
建築士、伊藤由美子のCozy Space第97回、2022年8月のゲストは、
ホリデーホーム会社経営の伊藤由美さんです。
由美さんは、2017年4月に日本からドバイへ移住し、仕事をしていらっしゃいます。
今回は、ドバイでの生活についてお聞きしています。
そして、番組初めてのZoomでのインタビューとなり、少し音声が聞きづらいところもありますが、
ドバイと日本との距離を感じていただければと思います。
では早速、伊藤由美さんのお話をお聞きください。
今日はホリデーホーム会社経営の伊藤由美さんをお招きしています。
よろしくお願いします。
今日は本当に初のZoomのインタビューということで、
日本ならなかなかいける、日本だといけるんですけど、
なかなか急にドバイにっていうのはね、ちょっといけないので、
今日はZoomでインタビューさせていただきます。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
愛美さんとの出会いって何年前でしたっけ?
7年?8年?
そんなに経つ?
うん、だってドバイに来てもう6年だもん。
えっ、そんなに経つ?ドバイに行って?
うん、そう、もう今6年目。
本当に?もうそんなに経っちゃうの?
2017年の4月に初めて来てるから、ドバイに。
そうだよね、そのぐらい、そのぐらい。
2年ぐらい前だよね、1年か2年ぐらい前。
初めて会ったのね。
初めて会ったのね。
えー、そっか、もう6年目なの?
そうそう。
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だから2年ぐらいはたまにお会いする機会があり、
その後ドバイに行ってしまったんですけど、
フェイスブックとか繋がってるので、
様子はお互いなんとなくは分かる。
そうですね、はいはい。
分かりました。
今日ね、ドバイ私ね、行きたいと思いつつまだ行けてないので、
行けよ。
事前調査として、あやみさんのことをお聞きしようかなと思って。
先ほど私、あやみさんのことをホリデーホーム会社経営という風に
ご紹介させていただいたんですけど、
ちなみにホリデーホームって何?
平たく言うと、
民泊?
民泊ってあるじゃない。
アパートメント、旅行する人とかに貸すっていう、
民泊とか、あとハワイとかだとコンドミニアムっていう言い方するんですけど、
それの運営をしている会社。
そうなのね。
ドバイで物件を持っているオーナーさんから、
物件を持っている、日本で言うと何だ、
家主さんか。
家主さんから委託を受けて、
うちがホリデーホームとして、
旅行者とかに売り出すんですよ。
一泊いくらで。
そこに泊まった収益を、
オーナーさんに、
もちろん会社も利益としてもらいますけど、
何パーセント、何パーセントっていう風に、
オーナーさんに収益をお渡しするっていうのが、
業務内容ですね。
あと民泊を、
お部屋を実際に予約を受ける、
チェックイン、チェックアウト、お掃除、
いったことも全てうちの会社でやるっていう。
それって何、いつからやりだしたの?
もともとドバイに行ったのが、
その会社のマネジメントをやってほしいって言われて、
行ってるのね、もともと6年前。
そこは知ってた。
その後、この間会った時に、
いろいろ話したんですけど、
いろいろありまして、
去年の夏に会った時に、
その会社はもう辞めて、
しばらくはこっちの友達と一緒に、
不動産会社をやってたんだけれども、
前の会社でつながりがあった、
仲良くしてた人たちから、
自分たちでホリデーホームの会社をやりたいから、
手伝ってほしいって言われたのが、
去年の7月。
そうなんだ。
去年の7月に、
自分たちで新しくホリデーホームの会社をやりたいから、
手伝ってほしいって言われて、
一緒に会社作りましょうって言って、
私がドバイに住んでるんで、
私が一応社長っていう形になって、
新しい会社を作ったっていうのが、
もう1年前ですね。
だからそれが。
そうだね、今2022年の7月なんで、
ちょうど1年ぐらい経つ。
そう、1年ぐらい経つ。
でも、なんかしっくりくるね。
社長っていうのが。
マジで?
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だって、貫禄あるもん。
なるべくしてなったって気がする。
なんか、ぴったしな感じするな。
うちが、もちろん民泊運営をして、
それと同時に、
一緒に会社やりましょうって言った、
日本のビジネスパートナーたちが、
今日は日本で、
うちの民泊商品ですよね、
民泊に泊まりませんかっていう、
リゾート会員券みたいなのを売ってて、
そういうこともやってる。
だから、この前、
日本に来てたりしてたのね。
そうそう。
リゾート会員券を買った人は、
うちの物件に優先的に泊まれますよ、
みたいな感じの、
会員制のものも作ってて。
そうなのね。
で、そうそうそう。
いつの間にか、やっぱり社長になってたのね。
そう、いつの間にか社長になってた。
いつの間にか、やっぱり社長になってたのね。
そう、いつの間にか祭りあげられた。
きっとそういう感じの形になりそうだなと思ってたけど、
いずれは。
そうなんですね。
仕事ないよ、そういう形で今やってるんですね。
そうそう。
自分の会社がまず、
その民泊の会社で、
それ以外に、要は前の会社辞めた後に、
しばらく不動産会社にいたんでね、
友達の。
友達の前に、
その不動産会社のマネジメントも引き続きやってて。
そうなんだ。
で、それ以外にまた別の会社からも、
マネジメントちょっといろいろお願いされてるんで、
今、だから、
3社、
マネジメントを見てる感じ。
結構忙しいね、それ。
楽しそうだね、でもなんかその表情が。
そうですね。
いろいろ、
ドバイで働いてるっていうだけで、
日本の人は、
すごい華やかなものを印象すると、
想像すると思うんだけど、
そうだね。
実際はそんなことは全然なくて、
日本とも変わらない。
というか、日本よりも、
こっちが、
ドバイの仕組みっていうのが、
まだ、見てくれは近未来だけど、
中身昭和なんで。
日本で言うと昭和みたいな感じなのね。
まだ日本の昭和なんですよ、
仕組みがね。
だから、なかなかに苦労は多いですね。
じゃあ本当に、
1から仕組みを作り上げていかなきゃいけない
っていうような感じなのかな?
うんうん。
仕組みはあるんだけれども、
政府がまだ若いんで、
例えば、日本ではありえないけど、
例えば、今日こういう法律を作りました。
発表しました。
その1ヶ月後に、2ヶ月後に、
やっぱりこれやめます。
えーーー!
しょっちゅう変わるの。
そうなの?それすごい大変だね。
めちゃめちゃ大変だよ、これ。
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え、だって法律が変わるってことは、
そのたんびにこっちの動きも変えていかないといけないってことでしょ?
そう、そうなんです。
うわー。
その中で、今まで6年間ずっとドバイで、
本当に翻弄されながら、
そういうのをやってきてるんで、
見てくれはすごいドバイって、
すごい華やかだけど、
実際は、
すごい大変。
ついていくのに。
えーーー。
でも、なんかもう、
臨機応変にやっていくしかないんだね。
そう、もう諦めるしかない。
仕方がない。
仕方がないとして、
じゃあ次どうするんだって考えるしかない。
そうそう。
うーん。
得意そうだね、そこ。
もともと。
切り替え入れそうな感じ。
そうじゃないとやっていけないよね。
うん、そう。
だから、そういうのを落ちこぼしてても、
もう変わっちゃったものしょうがない。
だって国がそう言ってるんだから、
もうどうしよう、お手上げだな。
はい、もう分かりました、みたいな感じ。
ごめんねー。
あやみさん、常に修行だね。
そう、ほんとそう。ほんとそう。
でも、なんかその修行も楽しめるタイプの人でしょ?
もともと。
もうね、もう、なんかすっごい、
もうバカ野郎みたいに怒るけど、
うんうん。
もう仕方がないっていう感じ。
じゃあ次どうするって感じだよね。
えー、そっかー。
なんかドバイって、
なんだろう、
今あやみさんが言われて真華やか、
うんうん。
なんかすごい派手みたいなイメージがあったけど、
でも逆になんか砂漠っていう、
そうそう、砂漠。
元々は砂漠。
なんかすごくこう、
どっちもあるのかなっていう気もするんだけど、
そうね。
気候的にも暑い。
暑いんだけど、
それこそ、あのね、こっちは
クラウドシーディングって言って、
なにそれ。
人工的に雲を発生させて、
えー。
その雲の量によっては雨を降らせることもできるっていうのを、
えー。
多分ね、もう年か5年くらい前からやってるよね。
そんなことできるの?
うん。
まあできるんだろうけど、
実際やってるっていうのはちょっとイメージができないけど。
うん。
先週ものすごく暑かったのね、こっち。
うん。
今週、もうこれで3日目、
4日目くらいなんだけど、ずっと今曇りの天気で、
えー。
で、曇り、曇りだなあ。
あれ、なんか雨降りそうな曇りの天気だなと思ったら、
昨日やっぱりクラウドシーディングしましたって発表があったから。
そうなんだ。
うん。
そうやって気温を下げて。
だから、私が最初に来た年は、
夏場は50度を超えてたんで。
そうだよね。なんかFacebookに
なんかその気温の50度とか出してたもんね。
うん。
で、次の年から、
なんかちょっと夏、
去年ほど暑くないなって思って、2年目。
そしたら、なんかクラウドシーディングっていうのは
始めたっていうのを見たんですよ。
あっ、それでかと思って。
それからずっと、だから今、
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気温としては、
最高でも47度ぐらいまでだよね。
47度もまあまあすごいよね。
うん。
今、ふーんって聞いてたけど、
なんかまあまあすごいなと思って。
うんうん。
そう、なんか47度、
まあだいたい平均としては
40度から45度の間で、
たまに47度の日があるなぐらいで、
50度を超えることがなくなったんで。
50度ってもうなんか、
どうなっちゃうわけみたいな。
だって日本もさ、今ほんと暑くて。
でも、そうそうそうそう。
40度ぐらいに行くわけよ。
うんうんうん。
それもかなり暑いよ。
うん、先週なんかさ、
名古屋とドバイ同じ気温じゃんって思って。
そうなんだ。
でもこっちはないからね、
うん、スイーディングはね。
だけどその気温が一緒でも、
あのさ、iPhoneとかって下の方見るとさ、
体感温度って出るじゃないですか。
うん。
体感温度はやっぱり名古屋とドバイと全然違うんですよ。
同じ気温でも。
どっちがどう?
名古屋は、
例えば名古屋が45度だとしたら、
体感もまあ47度とかそれぐらいなんですよ。
うん。
こっちは、例えば、
気温が45度だとしたら、
体感は56度なんですよ。
え、そんなに暑い感じ、
え、どうなっちゃうの人間?
わからない。
湿気も多いし、夏はね、湿気も多いし、
多いんだ。
太陽の日差しもきついから、
体感温度がそれぐらい上がっちゃうみたいだから。
同じ気温でも。
名古屋も相当。
名古屋も湿気があるけど、
その湿気とはね、
全然次元の違う湿気なの。
だって湿度が80%、90%あって、
雨降らないんだもん。
晴れた時に。
晴れの日は。
そうなんだ。
湿度80%、90%だったら、
普通日本だったら、
もう雨降ってるじゃないですか。
降らないもん。
全部それが湿気として降りてくる。
湿気対策も大変だね、家の。
そうそうそうそう。
エアコン切っちゃうと、
家の中がカビで、
壁が剥がれてきて大変なことになる。
そうなんだね。
剥がれちゃうとね。
え、冬とかはどうなの?
冬は反対にすごく過ごしやすい。
あー。
気温が30度前後で、
もうなんかわかんないけど、
気温が30度も結構高いけど。
うん。
30度前後で、
湿気がないんですよ、冬場は。
あ、そうなんだ。
あらっとしてるもん。
だからすごく、
もちろん太陽の日差しがきついんでね、
30度くらいまで上がったりもするんだけど、
日陰に入ったりすると、
もうすっごく気持ちがいい。
風がそよそよそよーって感じ。
へー。
それで年に、1年のうちに、
どのくらいがその過ごしやすい期間なの?
えっとね、大体12月から2月までかな。
3月になると、
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もう日本の夏の気候になって、
の温度になってきちゃうんで。
あ、そうなんだ。
もう35度とか。
遊びに行くならやっぱりそこのあたり。
そうそうそうそう。
3月から2月の間がベストシーズン。
そこだね。
ちょっと。
行くならそこだね。
でも、だから2月がね、
狙い目だと思います。
2月って日本旅行代金安いじゃないですか。
そうですね。
そこを狙うといいですよ。
12月とか1月はまだ、
年末年始。
年末年始で高いんで、
1月後半から2月が、
旅費が結構安く抑えれるんじゃないかな。
2月ということで、
今お聞きの皆さんも、
2月にドバイへということで、
そしてあやみさんの民泊に泊まると。
そうそうそうそう。
言いましたね、絵面が。
そうなんですね。
あれなんか、
ドバイってなんだっけ、
ちょっと変わった、
日本にはない生活様式なかったですけど、
なんて言うんだっけ、
ダマ、
ラマダン?
ラマダン。
ラマダンって、
ラマダンって、
ダンジキの月のことなのね。
ダンジキの月ってことなんだ。
うん。
1ヶ月、ラマダンの時は1ヶ月、
イスラム教の人はよ、
私たち関係ないよ。
イスラム教の人は、
日の出から日没までは、
何も食べちゃダメ、
飲んじゃダメなのね。
唾も飲んじゃダメ。
え、唾もダメなの?
死んじゃうじゃん、そんな。
1ヶ月までは飲んでる。
飲んでるよね、どう考えても。
そんな。
その日があがってから、
日が落ちるまでは、
食べちゃダメ。
その後は?
日没になったら、
食べていい。
日の出になるまで。
あ、そうなんだ。
夜は食べていいってこと?
夜は食べていい。
だから、その時期っていうのは、
お店があんまりやってないとか、
そうだった。
だからその時期は、
レストランとかカフェは、
昼間に日の出から日没までは、
営業してはダメだった。
ダメだったんだ、前は。
ダメだった。
ただ、やっぱドバイって、
移民の国で、
イスラム教じゃない人もいるんで、
少しは営業してもいいのね。
ただし、営業するには、
国の許可をまず取って、
ラマダン期間中に営業しますっていう、
国の許可を取って、
レストランを外から見えないように、
囲わないとダメだった。
大変だね、それもまた。
それが、
2018年、
19年ぐらいまでは、
そういう風だったの。
2019年、あ、3年ぐらい前ね。
そうそう。
2020年、コロナだったじゃない。
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うん。
こっちはちょうどロックダウン中に、
ラマダンだったから、
それは全然関係なかったんですけど、
2021年から、
やっぱりコロナの後で、
また観光客を呼び戻さないといけない、
ということで、
ラマダンの中は、
許可がないレストランは、
営業してはいけません、
というルールをなくしちゃった。
ラマダン期間中でも、
普通に営業していいよ、
っていう風になっちゃったの、こっち。
なんか早いね。
早いね、パフォーマンスが。
さっきの話で。
だから、2021年、去年か。
去年からは、
普通に営業してるから。
普通に営業してるから。
それは助かるね。
囲いもないし。
囲いもなくて。
イスラム教じゃない、
アミさんみたいな日本人の人は、
助かるね。
ラマダンでも、
普通に食事もできるし、
お茶もできるし。
伊藤恵美さんにご登場していただきました。
次回は、
ドバイへ移住することになった、
伊藤恵美子さんにお話ししていただきます。
この番組をまた聞きたいなと思っていただいた方は、
音声アプリの購読ボタンや、
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毎週日曜日に配信されたものがスムーズに聞けますので、
番組登録をよろしくお願いします。
それでは、次回もお楽しみに。
伊藤恵美子でした。