レスパイトの意味と重要性
このチャンネルは介護・福祉業界で約20年働き、現役のケアマネージャーである私、やまとゆきが介護の話や、自身で作ったノート、ライフデザインノートのお話をさせていただいております。
おはようございます。やまとゆきです。
今日は、レスパイトというものについてお話をしていきたいと思います。
よければ最後までお聞きください。
皆さん、レスパイトという言葉、ご存知でしょうか?
日本語で休息とか息抜き、小休止などを意味する英語みたいなんですけれども、私たち介護の現場では、介護とか育児も入りますね。
普段、誰かのケアを行っている人が一時的にケアから離れて、少し休息をとるような、そういったことを手助けするというのを、私たちが対応するときにレスパイトという言葉を指させていただいています。
そして、このレスパイトというものに対して、やはりちょっとマイナス的なイメージを持たれたりですとか、自分が頑張らなきゃいけない、自分がこれをしなければいけないっていうふうに思っていらっしゃる人っていうのは、本当に本当に多くいらっしゃいます。
それは、その方々の価値観だったりとか、いろんなことがあるので、私はいいともダメとも言いません。
なんですが、介護を受けている方、私はサービスをマネジメントして、直接的な介護をしないであっても提供する立場なんですけれども、そちらの方からすると、やはり介護を受けている人を支えている人が倒れてしまったら、
受けている人の生活って、本当にたちまち立ち行かなくなります。
もし、体が疲れていて、いろんな辛労がたまって、キーパーソンの人、介護をする方の人ですよね、が倒れてしまって、入院しなければならなくなった。
はい、この人どうしようってなるんですよ。
もちろん行政のサービスとか、一時的なレスパイと入院とか、いろんなことは制度としては使えます。
使えるんですけれども、そういうことが起きないための介護保険の制度なんです。
介護保険の制度っていうのは、日常生活が今までみたいに病気とか過励とかで行えなくなってきたから、誰かのケアを受けるというサービスではあるんですけれども、その方を支えている人を守るっていうサービスでもあると私は思っています。
そしてこれは、育児においても同じことが言えるのではないかと思っています。
医療ケア時を見ているお母さんですとか、普通に子育てをしている私たちですよね。
もうレスパイと休息、職休止というものは必要だと思います。
親から見て子供である私たちが、自分のケアをすることに対して疲弊をしていたらすごく悲しいと思います。
相談とコミュニケーションの重要性
そして、子供から見て親である私たちが、子供のケアのことで自分のことをないがしろにして、あなたがいなければという言葉をぶつけてしまいそうになる。
それはすごく悲しいことだと思います。
なので皆さん、もしこの放送を聞いている皆さんが少しでもつらいなって思うことがあるのであれば、
専門機関に相談して手を差し伸べてもらうというのも一つの手だと思います。
相談したけど何もしてくれなかった、言ったところで何も変わらない、そう思われる方もいらっしゃると思います。
そして、受け皿である私たちがキャッパーオーバーになってしまっているということも有識事態だと思っています。
なんですけれども、やっぱりどこかに話をする、専門機関じゃなくても友達に話をする、ちょっと両親に話をしてみる、
それだけでも心の重さというのは軽くなると思いますし、その方がどこかにつなげてくれる可能性だってあります。
私たちはこういう発信をしたりですとか、通常の業務をしているときに間口を広げて待っていることしか逆に言ったらできなかったりします。
本当にその人がこの人がそのサービスを望んでいるのか、私たちはおせっかいではないのか、
そんなことを日々考えながら仕事をしているんですけれども、
どうしても一人一人確認をしに行くということが私たち自身できません。
そして私たちは行政の人間でもないので、個人情報というところからもすることはできません。
でも私が今生活しているこの街のどこかで誰かが困っているのであれば、手を差し伸べられるような人間でありたいと思っているので、
もし何か少しでも困ったことがあるのであれば、誰かに話をしてみる、そんなことも必要なのかなと思います。
レスパイドってそういうことなんじゃないのかなって思ったりもしています。
今日はレスパイドについてお話しさせていただきました。
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それでは皆さんにとって今日が素晴らしい一日になりますように。
それではまた次回。