00:06
YUKI's Room|片付けアドバイザーのYUKIです。
今日は、勿体無い性というのについてお話ししたいと思います。
皆さんは勿体無い性と聞いて、どんな感じを思い浮かべますか?
私は小さい頃から、何か買うにしても同じものを2つ。
1つは使うよ。2つ目はストックよ。
そんな買い方をしていました。
もちろん、何でもかんでも2つ。そういうことではないんですが、
お店で見て、もうこれはとっても気に入った。一目惚れだ。
そんな感じになったものは、2つ買って帰る。
または、1つ買ってみて、とってもこれは良かった。大好きだ。
そんな風に思ったものは、後でもう1つ買いに行く。そんな感じでした。
子供のうちは文房具がほとんどだったんですが、
親にどうにかお願いをして、買ってもらえる時は2つ買ってもらう。
そんな風にしていました。
最大の勿体無い性が発揮された時、ピークだった時ですね。
それは今でも鮮明に覚えているのですが、
ある年のクリスマスのプレゼントでした。
我が家では、サンタさんに事前に具体的なことを書いたメモを渡す、
そんな風な習慣があったんですけれども、
サンタさんに書いたお願いが、またびっくりするものだったんです。
鉛筆100本、消しゴム100個、筆箱10個、
もちろんどんなものかも指定していました。
そして翌朝のクリスマス当日、
起きたらきちんとそのお願い通りのものが全部揃ってたんです。
これはいつ思い出しても、どうかしてたなって思うんですけれども、
当時の自分は至って真剣、本気で書いてたんです。
ここがピークではあったんですけれども、
大人になっていっても、勿体ないし、
大人になっていっても、勿体ない賞はまだ続くんです。
ただ、大人になってほしいものは、
価格がもう文房具の比ではない高いものになってくるので、
そう2つは買えなくなるんですが、
恐ろしいことに、2つ頑張ってどうにかして買おうとするんですね。
これらもまた結局は、これが1つ無くなってしまったら、
ダメになってしまったら、もう買えないかもしれない、
そんな思いの不安から来るものだったんですね。
この勿体ない賞がどうにか収まった時、
それは片付けが終わった時です。
03:01
本当に片付けの最後の最後に、
やっとこれらのストック品が手放せるっていう形でした。
手放した今、2つ買ったりしたくなくなったか、
そう言われると、心の中ではたまに思うことはまだあります。
ただそれを実行するかしないか、そこが大きく変わったところです。
冷静になって自分に問いかけるんです。
また、あの代々的な片付けをしたいか、
そう自分に問いかけると、
だんだん自然と、その2つ欲しいという気持ちはスーッとなくなって、
片付けの手放しの時、
そのストック品すべてがタグがついたり、
袋に入ったままの状態だったのを思い出すと、
本当にかわいそうで申し訳ないことをしたなって思うんです。
そう、結局そのストック品たちが出番が来ることはなかったんですね。
一番勿体ないことをしていました。
今は買ったらすぐ使う、
使って今のがダメになったら、
そんな先のことは今は考えない、
なったらなった時考えよう、
そんな風に考えを変えるようにしました。
今日も聞いてくださりありがとうございました。