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YUKI's Room|片付けアドバイザーのYUKIです。
今日は、日用品のストックの量についてお話ししたいと思います。
私が買い物依存症だったときの日用品のストックの量、
それは余白があれば全て埋める、そんな感じです。
その当時住んでいたマンションは夫婦2人暮らしの小さめのお部屋でした。
昔ながらのマンションだったので収納は全て押入れタイプの収納でした。
特にその中でも多かったのは、キッチンペーパーとトイレットペーパー、あとは洗剤類です。
腐らないというのが理由の一つで、どんどん増えました。
残りが1つや2つになったら買いに行く、ではなくて、
もう残りが半分ぐらいになってしまいそうだったら買いに行く。
また、その買いに行くときも1つだけ買うんじゃないんです。
2袋とか買うんです。
その2袋、それは先ほどお話ししたように、
1袋の中には10何個入っている単位のものを2つ。
洗剤については必ず大容量、特大、そういう文字のものを買いました。
それなので買ってくるのもひと苦労なんです。
車で買ってくるのはいいんですが、そこから家に運ぶまでも大変なんです。
ですがそれも達成感ということにすり替わってしまうんですね。
家に持ち帰ってからは収納することに一生懸命になるんです。
外に出さないようにだけはしていたので、収納の中にいかにしてうまく入れるか、
ぎゅうぎゅうでも詰め込んでも、そこの中にしまい込む、それに必死になるんです。
キッチンのストックもそうでした。
お恥ずかしい話、料理は苦手なのに調味料だけはいっぱいストックもありました。
賞味期限が1日でも過ぎると使えなくなってしまうタイプなので、万が一に備えることをしていました。
ご想像の通り、そんな万が一は来たことはありません。
それよりも賞味期限が来て捨ててしまう、フードロスをすることの方が多かったです。
ストックをすることも悪いことではないですし、
収める場所があるならたくさんストックをしても構わないとは思うんですが、
私は不思議とストックがたくさんあると心の余裕があるのか、
どんどんどんどん無駄に使ってしまっていたような気がするんです。
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お片付けを始めて、ストックの量を決めたんです。
これは2本、これは1つ、そんな感じで場所も決めたんです。
そうしてあふれたものを全部1つの場所にまとめてみたんです。
その量を見てとってもびっくりしました。
こんなにもまだ家の中にあったとは。
なぜその量にびっくりしたかというと、
買い物依存症が収まってからもう数年経っているのに、
その時買ったものをまだ今でも使っていたからです。
そう、数年経っても使いきれない、そんな量を持っていた。
改めて片付けをして必要な量を決めたら、愕然としました。
ましてやこの数年で子どもも生まれて、
家族の人数が増えたというのに使いきれない。
あの頃の自分に言ってあげたいです。
そんなに買わなくていいよ、そんなに不安にならなくていいよって。
今はお片付けして、キッチンやトイレ、それぞれの収納は
適正量が保たれてきちんと収まるだけの量が入っています。
普通ならばお片付けをしたので、
今はそれぞれの収納から必要な分を出して使っていると思うはずなんですが、
まだ収納からあふれたストック品の山々が一部屋に集められているので、
日用品を取るのはその中から。
それでもだいぶ使えてきたので、だいぶ減ってはきたものの、
特質して多いものはまだ山のようにあります。
腐らないものとは言っても、それらももう数年がたち、
どういうものにも劣化はあると思うんです。
なので最近は周りの人を巻き込んで使ってもらうようにしているんです。
お渡しする際には理由をお話ししなければならないので、
お恥ずかしい過去を伝えなければならないのですが、
使われないでずっと保管され続けるよりはよっぽどいいのかなと思っています。
ぜひ皆さんも1ヶ月で自分がどれぐらいの量を、どれぐらいのものを使うのか、
ちょっと見てみてください。
今日も聞いてくださりありがとうございました。