思い出との向き合い
YUKI's Roomへようこそ。
ママに時間と笑顔を届ける、片付けアドバイザーの杉下ゆきです。
忙しい毎日でも、今日からできる、たった5分で暮らしが整うコツをお届けします。
ぜひ最後まで聞いてくださると嬉しいです。
こんにちは。
4月7日月曜日お昼でございます。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
はい、いよいよ我が家は今日で春休みが終了となります。
続々と皆さん、新学期、新生活始まっていくんじゃないかなと思いますが、いかがでしょうか。
そんな今日お話しするテーマなのですが、
使ってないのに手放せないモノ…その理由は思い出でした、ということをお話ししたいと思います。
使ってないんだけど、なんとなく捨てられない。
見るたびに迷ってはまた戻しちゃう。
そんな経験はありませんか。
私は実はたくさんあります。
実はと言わずとも、ここでたくさんお話しさせていただいておりますが、
例えば、昔よく着ていた服。
子供が、息子が赤ちゃんだった頃に抱っこしながら着ていた服とか、
初めて行った時にどこどこ行った時の服とか、
サイズも合わなきゃ好みも変わっているし、
実際に何年も着ていない、そんなものも入っていたりしました。
でも、そのモノたちもクローゼットとか箱を開けると、心がふわっと温かくなる、そんな感じでした。
これってモノを手放せないんじゃなくて、思い出を手放せないという状態なんですよね。
人ってモノに記憶や感情を宿してしまう生き物なんです。
特に人生の転機に関わるものには、強い思い出が残っていることが多いです。
例えば、産後に頑張って育児をしている時に着てた服だったりとか、
初めての一人暮らしで買った家具だとか、
家族で旅行した時に買った小物、こういうものをモノとして見てしまうと、
使ってないイコール不要となりますが、
記憶のトリガーとして見ると意味が変わってきます。
じゃあどうしたらいいの?って思いますよね。
私がおすすめをしているのは、感情に向き合ってから手放すというステップです。
例えば、ワンピースがもしその頃すごいお仕事を頑張っていて、
毎日寝不足でも頑張っていたなって言ったら、
この服がすごく支えてくれてた気がする。
そんな風に自分の気持ちを一度感じてからありがとうって言って手放す。
これはただモノを捨てるのではなくて、思い出を卒業する。
思い出から卒業かな?
片付けの新たな視点
そういう感覚に近いと思います。
ちなみに私は特に思い入れの強いものは、写真に残すようにしています。
写真に撮っておくと、この気持ちはここにあるから大丈夫と思えるようになります。
その写真を後々整理することにできるので、
一旦物量を減らす時にはそこをやってみるということですね。
あとは誰かに話してみるのもおすすめです。
例えば私の片付け相談の場では、
この服にこんな思い出があってって話してもらうだけで、
なんだか気持ちが軽くなった。
もう手放してもいい気がしますって言われちゃうことも、
すごいあっさりなんですがあるんですよ。
気持ちに蓋をしたままだと手放すのが苦しくなる。
だからこそ思いに目を向ける。
感情を置き去りにしないことがすごく大事になります。
片付けって物理的にすっきりするだけじゃなくて、
心の整理や感情の区切りをつける作業でもあるんです。
そして自分の気持ちを丁寧に扱った片付けって、
その後の暮らしにすごく優しさを運んでくれるような気がしています。
手放すって悲しいことじゃなくて、
ありがとうを伝えられるチャンスだと私は思っています。
今日は使っていないけれど手放せない物の理由と、
そこにある思い出との向き合い方についてお話をさせていただきました。
何か一つでもこれってそうかもって思い当たるものがあったりしたら、
ぜひ時間をとってその気持ちに目を向けてあげてください。
そうするとその後の片付けももっと優しく、もっと自分らしいものになると思います。
もしこんなものがあったっていうのがありましたら、
ぜひコメントやレターいただけるとすごく嬉しいし勉強になります。
それで最後ですね、公式LINEでは片付けのコツや最新のお知らせをお届けしています。
お相談も受け付けておりますので、よろしければご登録してみてください。
はい、今日も最後まで聞いてくださりありがとうございました。
良い一日をお過ごしください。