僕あのプレイリストね、もう10回くらい聞いてんじゃないかな。ジムとかでもめちゃめちゃ聞いてるし、街歩きながらもすごい最近聞いてたんだけど、
あーいいんだよ。自分で作っといて言うのも何なんだけど。
今日はね、それの話を、楽曲の話だったり、こういう曲順なんでしたかとかね、ちょっとそういう話していったりね、
僕と小室哲也の楽曲の思い出の話とかもちょっとね、ゆるくしていきたいななんて思います。
ちょっとマジでね、ビール飲みながらいける?今日ちょっともう一杯飲まして。
うまいね。もう、オープニングとかいいんじゃない?たまに。
アラオネです。どうもよろしくお願いします。
えっとね、小室哲也のプレイリストね、僕何曲届けたんだ?7、8、9、10、11、12、13、14曲か。
14曲で小室哲也のプレイリスト組んだんですけど、これね、つながってるんですけど、
その前も言ったようにね、曲順とかもかなり意識して作ったんですけど、
5つのね、ブロックに分かれるんですよ。で、ちょっとブロックごとにね、話していきたいななんて思います。
まず最初の曲はグローブのGive Youから始まりますね。
これまぁ先週も話したけど、次に続くね、Feel Like Danceのと同じ曲なんだよね。
同じ曲っていうか、Feel Like Danceのサビをけいこと小室哲也がコーラスで歌ってるっていう感じで、
バックはピアノとちょっとストリングスも入るのかな?って曲なんだけど、
まぁこのさ、グローブのアルバムね、ファーストアルバム、グローブの1曲目と2曲目そのまま持ってきたんだけど、
まぁすごいドラマティックなスタートなわけですよ。
ピアノの音から始まって、けいこのね、コーラスが入って、で、小室哲也の声が入って、
で、そのままFeel Like Danceにテロリロリロリロリロリロって流れるわけですよ。
もう僕このね、つなぎが本当に大好きで、このね、2曲で僕Feel Like妄想っていうのをよくやってて、
何かっていうとね、ライブをイメージしてるんですよ、これ。
僕、中学生の頃からずっとやってて、こう、勝手にこの2曲で、
自分がけいこだったらこういうライブ演出をするみたいな妄想をね、もうね、25年くらいやってるわけですよ。
ちょうど今週のエッセイもちょっと僕のね、寝る前の妄想の話を書いたんですけど、
僕とにかく妄想がね、昔から好きでっていうか、なんか想像なのか妄想なのかわかんないんだけど、
この曲をね、聴きながら自分がけいこだったらこういうステージ演出をするなみたいな妄想してて、
いろんなパターンがあるんですよ。武道館でやったパターンとか、
埼玉スーパーアリーナとか、横浜アリーナとか、東京ドームバージョンとか、
これ本当にいろいろ、いろんなパターンがあって、というのがね、
この2曲、やっぱりすごくね、ドラマティックな曲調だから、すごくね、ライブ演出をイメージできるんですよね。
このギブユーってさ、客席がさ、こうみんながさ、座り始めてさ、
そろそろ始まるかなーっていうワクワクしてる時に、ステージが暗転するわけですよ。
大体ね、僕がね、イメージしているフィールドライブ妄想はすべてね、屋内なんですね。
スタジアムとか、野外っていうのはあんまりイメージしてなくて、屋内でパンって暗転するわけですよ。
そしたらピアノの音が始まって、けいこと小室哲也のコーラスが始まるんだけど、
その時にはまだね、メンバーは出てないの。
で、まぁみんなはもう期待でうわー!ってなるじゃん。
でさ、もうこの曲が流れたってことはさ、1曲目絶対フィールドライブダンスにつながるだろうみたいなワクワク感が最高に高まったところで、
テロリロリロリロリロリロリロテロリロリロッテフィールドライブダンスが始まるみたいな。
で、けいこがさ、ま、この曲さ、サビから始まるのよ。
僕さ、前話したっけ?デビュー曲のランキングが自分の中にあるみたいな。デビュー曲好きランキングがあるんですけど、
Feel Like Danceはもうダントツ1位なんですね。ちなみにね、2位はね、Pool Bit BoyっていうアーティストのSpiralっていう曲なんですけど、これねサブスクにないんだよね。
YouTubeとかにあるからちょっとねみんな探してほしい。これね朝倉大輔プロデュースの曲なんですけど、
僕が好きなねデビュー曲に共通しているのは、まずサビから絶対始まるんです。 そのなんていうの?サビから始まる勢いとさ、キラキラ感。
さらにあんまりこうミドルテンポとかっていうよりは、ちょっとアップテンポでパーンと弾けるような曲が好きで、
このさ、Give Youのピアノから始まって、Feel Like Dance、テロリロリロリに繋がって、
マークのラップが入って、みんなの興奮が高まった時に、Feel Like Danceでもう花火がドーン!
いろんなパターンがあるの。あの床の下からドーン!って稽古。あ、まぁ稽古っていうかもう僕なんだけど、僕が飛び上がって歌い出すバージョンもあれば、
花道のど真ん中に、なんかこうスカイツリーみたいな束がドーン!って立ってきて、
Feel Like Danceでそのてっぺんのところに自分が登場するとか、あとはその
地上にいるんだけど、Feel Like Danceでワイヤーに吊らされて、こうドームなんだけど一曲目でいきなり一番後ろの方まで行って客席をぐるーって回るとか。
とにかくね、いろんな想像をね、これほんと何十パターンってあるね。もう小さい頃からこの曲を聴いて、
こうなんていうの、道歩いてる時とかにそのライブをね妄想しながら僕はいつも聴いてて、
で、この曲さ、最後のサビの前にちょっと一旦落ち着くんですよ。
Feel Like Dance えーででーみたいなの、マークのラップが入って小室哲哉のウィレーデー、
I love youーとかってなる、もうそういう作りとかも超ドラマティックなの。
で、最後のサビに向かって盛り上がっていって、最後小室哲哉のピアノで終わるみたいなさ、もうね、
ライブ演出めっちゃしやすいんだよね、この曲。
これが僕のフィールライク妄想っていうね、昔からやってる遊びです。
他にもね、結構あるんですよ。あの、オフィシャルヒエダンリズムの I love って曲だっけな。
この曲もね、すごい妄想するの。いろんな場所でさ、ライブをする妄想とかするんだけど、
この2曲よくやってるねー。まあそういう遊びですよ。
ま、Feel Like Dance はほんと僕大好き。
あの、好きな J-POP ベスト5に入ってますね。もうベスト3ですね、これね。
ま、そんな感じで Feel Like Dance から始まって、その後さ、H-Jungle with T の Going Going Home に繋がるわけですけど、
ま、これはさ、あのー、あれなわけですよ。濱田正人さんがさ、
Wow Wow Tonight っていう曲を1曲目に、with T でね、出して、
Wow Wow Wow Wow Wow Tonight って曲だけど、もうそれがさ、200万枚とかを超えるメガヒットしたんだよね。
CD が200万枚とか売れて、
ごめん、また、もうビール飲んでるとダメだね、これね。
今日これなんか酔っ払ってきそうな気がするな。ま、まさWow Wow Tonight が売れすぎて、
あれってさ、Hey! Hey! Hey! っていう歌番組でね、企画としてさ、やったんですよ。あのー、H-Jungle with T は。
だから Wow Wow Tonight が1曲で終わんのかなーと思ってたら、まさかの2曲目が出て、
それがこの Going Going Home って曲で、結構僕ね、この曲好きで、
よくね、聴いてたんだよね、昔。なんか今回ね、久しぶりに聴いたんだけど、これ何が衝撃かっていうと、
ジャングルっていうジャンルのリズムを取り入れてるわけですよ。このさ、
ちょっと僕ジャングルって詳しくないんだけど、多分アフリカとかそっちの方から生まれてきてんのかな。このさ、
ドゥンツクタンタン、ドゥンツクタン、タン、タン、タン、タン、ってさ、こう、
速いリズム、ダンツクタン、ドゥンツクタン、ドゥンツクタン、ドゥンツクタン、ドゥンツクタン、みたいなさ、
これを僕初めて聴いたのが中学生だったんだけど、その頃のJ-POPって例えばさ、
ヤーヤーヤーだったりとか、チャゲアスネとかさ、広瀬孝美のさ、ロマンスの神様だったり、多分それ、そういうのが売れてた時代なんだけど、
8ビートかさ、16ビートしかないわけですよ。まぁだいたい今もそうなんだけど、あと4ビート。
つんつんタンタン、つんつんタンタンっていうのが8ビートで、
ヤーヤーヤーヤー、みたいな感じじゃん。
とかあと16ビートっていうのは、ツクツクタカタカ、ツクツクタカタカって言うんだけど、
このジャングルっていうのはそれをさらに倍になって32ビートなのか、
ドゥンツクタンタン、ツンタン、ツッタン、ドゥンツクタンタン、ツッタン、ツッタン、みたいな感じでさ、
だからそのさ、これまでヤーヤーヤーとかさ、そういうJ-POPを聴いてた中学生の藤田少年にとって、
いきなりとんでもねえリズムが来たわけですよ。
ジャングルっていう。そういうのをさ、小室哲哉は超ヒットする、大ヒットする、
みんなが聴く大衆の中、大衆音楽の中に取り込んでくるんですよ。
ダンツクタンタンタンみたいな。やっぱね、それがね衝撃だったんだよね。
あ、小室哲哉めっちゃすげえなってやっぱ思ったのよ。
このさ、なんていうの、そのサブカルじゃないわけですよ。このさ、
ど真ん中の、絶対さ、WOWOWTONIGHTが売れた後だから誰もが聴く、
まぁWOWOWTONIGHTもジャングル入ってるんだけど、
どんツクタンタン、なんでもいいけど。
なんかさ、やっぱそういう、ちょっとさ、なじみがないリズムとか音楽を、
みんなが聴く音楽にドーンとはめ込んできて、
そのみんなのさ、音楽のレベルを上げてくるっていうのがさ、
やっぱ小室哲哉のすげえとこなんだよね。
だから、ちょっとね、そういうのを体感してもらいたいから、
このH-ANGLE WITH TEAをね、3曲目に入れました。
で、その後は、篠原涼子withTEA小室の愛しさと切なさと心強さとですね、
ここまでがね、ワンブロックなんですよ。
これ何かというと、小室哲哉がメンバーとして入っている楽曲っていう繋がりですね。
GLOVE、H-ANGLE WITH TEA、篠原涼子withTEA小室。
まぁそのWITH TEAにこだわったっていうこの4曲なんですけど、
愛しさと切なさと心強さとは、
まだ僕が小室哲哉にそんなハマる前の楽曲で、
多分この曲ぐらいからハマり始めたんですよね。
ストリートファイター2っていう、これ何?アニメの主題歌だったのかな?
映画じゃないよね?アニメだよね?
もともとさ、ゲームであったのがアニメになって、それの主題歌だと思うんだけど、
なんかさ、そう思ってて、今ちょっとふと思ったんだけどさ、
ストリートファイター2ってさ、これ30年ぐらい前でしょ?
その後さ、3とか4が出てんの?
ちょっと僕その、ゲームにほんと疎いからさ、
スト2っていうのがなんかあまりにも有名すぎて、
スト3とかスト4になってんですかね?どうなんだろうね?これね。
なんか永遠にスト2、ダルシムイェイみたいなさ、
チェンリー4みたいな感じですけど、
まぁそれの主題歌だったんだよね。
これのね、かっこいいところは小室哲哉の楽曲のスネア。
スネアってわかるかな?あのドラムの音ね。
ツンツン、タンタン、ツンツン、タン、ツン、タン、
ってよく流れるそのリズムの音なんだけど、
小室哲哉のスネアの音ってちょっと高めのリバーブがあまりかかってない音が多いんですよ。
この、ゴインゴインホムとかさ、フィールドライブダンス聞いてもらったらわかるんだけど、
パン、パン、パンって音が多いんだけど、
愛しさとは結構低いの。ダン、ダン。
しかもさ、スタート?あの曲のスタートさ、
サビの前にさ、ダンダン、ツカダン、ダン、みたいなさ、
ドラムの音から始まるんだよね。
これ多分、僕打撃音だと思うんだよ。
そのストリートファイターってさ、パンチとかさ、
パンチとかってちょっとダサいけど、戦う戦闘ゲームでしょ?
多分それをイメージしてパンチとか、ダンダンダカダン、みたいな感じで、
パンチの音みたいなイメージで多分ね、スネアの音を低音にしてるんだよね。
多分小室哲哉の楽曲でね、こういうスネアの音を使うのは結構初期では珍しいんじゃないかなって僕は思うんですよね。
やっぱそういうところがさ、プロデューサーとしてかっこいいよね。
そのさ、なんていうの、このタイアップがついているものに対して、
ちゃんとその楽曲の中でそのタイアップらしさを出していくっていうのを。
これね、中学生の時気づいたかな?
でも多分ね、最初聞いた時は気づいてなかったんだよね、僕。
そのグローブとか聞き始めて、この曲のスネアがすごいね、なんか浮いてるなぁと思って、
浮いて聞こえるっていうか、なんかちょっと他と違うなぁと思って、
すごいね、耳につくようになったんだよね。
なんかそういうのはすごい勉強になりましたね。
僕もさ、音楽作る時に、スネアの音ってもう何百種類ってあるわけですよ。
何千種類ってあるのかな?もう何だってできるの。
リバーブかけたりなんだりすると。
だけど、その曲のイメージとか、
僕はそういう経験ないけど、タイアップがついている時はどういう音にした方がいいとか、
そういうのをさ、やっぱ楽曲の中で表現してるんだよね。
だからそれよりやっぱかっこいいよね。
酔っ払ってきてるな、ちょっと。もう一杯飲みます。
なんかスト2と言ったらさ、今ちょっとアニメで思い出したけど、
これね、クラブ行ってる人だったらね、分かると思うんだけど、
だからそのさ、イントロっていうの、その繋ぎの部分が、
あれ?これBOY MEETS GIRL流れんじゃね?みたいな音になったら、
よーし!みたいな。
一番最初の、BOY MEETS GIRL、BOY MEETS GIRLが流れる前に、
俺はダッシュでフロアまで行って、なんならTシャツ脱いで、
みんなと一緒に多幸感を味わうぜ!みたいな感じで、
もうタバコとか消して、ダッシュで行くわけですよ。
だからその時間が必要なの。
クラブ行ってる人はね、今ね、うなずいてると思うよ。
分かる?それ。
あの時間大切だよね?っていうさ。
明け方のさ、モンドグロッスのさ、フューチャリングバードのさ、ライフとかも最高なのよ。
あのイントロ流れたらさ、その曲が流れてるとこまでダッシュしてさ、
もう遠くの方で流れ…あれ?来たんじゃない?
今来たよね?これ、モンドグロッス来たよね?みたいな感じで、
みんなでさ、焼きそばとか食っててもさ、置いてダッシュで行くわけですよ。
もうなんかそういう感じで、そういうね、多幸感を味わってほしいなと思ってね、
このリミックスバージョンをセレクトしました。
グローブのね、Love Againも、まあこれは第2期のグローブ、3rdアルバムのね、アルバムタイトルの曲なんだけど、
グローブ第2期スタートの曲ですね。
これも大好きな曲なんだよね。
あの、みんなねこれね、14曲並べてみたら分かると思うんですけど、
グローブのね、Love Againっていうね、アルバムからね、僕ね、3曲セレクトしてるんですよ。
後半にね、2曲あんだけど、
僕ね、このLove Againっていうね、アルバム、ほんとすごい好きで、
あとなんだっけ、Nothing Gonna Makes Me Happyとかかな?だっけ?
とか、Two Keysとかっていう曲、このプレイリストには入れてないんだけど、
名曲ぞろいなんですよね。
だから是非ね、聴いてほしいななんて思っております。
ちょっと、ブロック終わるごとにビール飲みましょう。
ちょっとトイレとかも行きたくなっちゃうかもしれないけど。
さあ続きまして3ブロック目。
Love Againが終わったら次はね、ピアノの曲です。
Overnight Piano Dream。
これはTRFのダンストゥーポジティブというアルバムに入っている曲ですね。
最後の方に入っているのかな?
これね、僕の中でこのプレイリストの真ん中に入れて、前半と後半を分けているっていう感じなんですね。
これね、小室哲也が結構やりがちなんですよ。
小室哲也ってさ、プロデュースワークのアルバムの中でも、
自分のピアノの曲だったりとかそういうインストルメントを入れて、
これなんか僕ね、やっぱ好きなんだよね。
このさ、前半と後半を分けたりとか、
あとは最後の1曲に入れたりとか、
最後の1曲に繋がる前にピアノの曲を入れたりとか。
やっぱこれさ、このアーティストにとってアルバムっていうのはさ、
多分その、頭から最後まで続けて聴いて欲しいと思うんだよね。
さっきも言ったけどさ、今ってさ、その3分ぐらいの短い曲が多くって、
アルバムもさ、なんかまぁみんな出してるけどさ、
それよりさ、なんかその…
シングルカットっていうかさ、その3分の曲をさ、
結構頻繁にバンバン出していくじゃん。
あの、J-O1とかさ、バウンディーとかもものすごいペースでさ、
1曲だけの曲をバンバン出していってるけど、
なんかそれが集まってアルバムになるとさ、
なんかベストアルバムなだけな感じがして、
僕はちょっと寂しいなって思う時があるんだけど、
昔のアーティスト、まぁ今も変わらずだけど、
アルバムっていうのはやっぱそのアーティストの世界観が出るものであって、
頭から最後まで続けて聴いて欲しいと思うんだよね。
で、その中でやっぱそのインストルメントってさ、
ちょっとこう、気を落ち着かせるとか、
この前半と後半を区切るとか、
なんか流れを作る?流れをこう、強弱を作る上ではすごく大切で、
小村実也はね、よくやりがちなんだよね。
で、このオーバーナイトピアノドリームっていうのは僕すごい思い出があって、
これはアルバムのファーストアルバム、ラブブレスに入っているバージョンなんですよ。
さっき小室哲也でアルバムに入るとダメダメバージョンもあるって言ってたんだけど、
このアイムプラウドはこのアルバムに入っているフルバージョンが最高で、
というのはそのシングルでは歌われてない部分がアルバムのフルバージョンでは歌われてるんですよ。
この最後のサビ、ロンリーの後のこうして大人になる、夜も怖がらなくなるみたいなところがアルバムでしか歌われてなくて、
そっから続くね、最後のアイムプラウドがめちゃめちゃかっこよくって、
というのが、このフルバージョンって1曲のうちにアイムプラウドって5回言ってるんですよ。
この曲ロンリーから始まるんだよね。
ロンリー、砕けそうな砂浜の…ちょっと待って歌詞が酔っ払ってきたな。
うつしてあてもなく歩いた一人ですさめ息つく
アイムプラウドって出てくるんだけど、1回目のアイムプラウドはちょっと弱々しいんだよね。
だけど2回3回となっていくごとにちょっとずつ強いアイムプラウドになって、
4回目のアイムプラウドっていうのはアルバムでしか出てこないんだけど、ものすごく強いの。
アイムプラウドみたいな感じで、1曲を通してすごく自信に満ちていく女性をすごく表現してるんですよ。
僕、カハラトムイって決してすごく歌が上手いとは思ってないんですね。
常にちょっとだけフラッとしてるんですよ。
この曲とか特にさ、一番最初聞いてほしいんだけど、ロンリーってスタートなんだけど、
ピアノの音から0コンマちょっとずれてるカハラトムイの歌が始まってるんですよ。
ロンリーって始まってほしいじゃん。ロンリーみたいな感じなの。
なんでこんなずれてるテイクを本番にしたんだろうって、僕これ永遠の謎なんだけど、
なんていうのかな、ちょっとずれてんだよねカハラトムイって。
だけどなんかそれがいいんですよ。なんていうのかな。
なんていうんだろう。なんかそれが人間っぽいっていうか。
で、このアイムプラウドも、アイムプラウドっていう歌詞がどんどん強くなるっていうのが、
彼女のやっぱさ、歌に対する表現力なんだよね。
歌ってさ、やっぱり上手くて表現力があるっていうのが一番かもしれないけど、
歌の上手さより僕は表現力の方が大切だと思ってて、
その歌詞の世界に没頭して自分が聞いてる人にどれだけ伝えられるかっていう。
もちろんさ、歌が上手かったらテクニックが伴ってくるから、それが上手にできるとは思うんだけど、
カハラトムイのアイムプラウドって多分当時の彼女にしか出せない感情なんだよね。
当時やっぱそれを聞いて本当に感動して、で、シングルバージョンを持ってたんですよ。
で、その後アルバムももちろんラブグレスを買って聞いた時に、
そのシングルには入ってない4回目のアイムプラウドが出てきた時に僕はもう心を打たれて、
かっこいいなあカハラトムイってって思ってね、大好きな曲なんです。
アイムプラウドもね、僕が好きなJ-POPのベスト5に入ってますね。ベスト3?ベスト5かな。
あとはね、三田良太っていうアーティストの、あれなんだっけ?オールウェイズだっけ?ってタイトルの曲とか、
あとチャゲアスのラブソングも大好きなんだけど、まあもちろんね、フィールライクダンスも入っているんですけど、ごめんなさい。
入っているんだけど、アイムプラウド好きですね。その後、最後のブロックになります。最後の4曲ね。
えっと、GLOWのオープンワイド、カハラトムイのサマービジット、GLOWのIS THIS LOVE、GLOWのI'M STILL ALONE。
この4曲はね、たぶん小室哲也の曲の中でもそんなに有名な曲じゃないと思うんですよ。
IS THIS LOVE、GLOWの曲はシングルカットされた曲なんだけど、他の3曲はアルバムに入っている曲で、シングルカットされているわけではないから、聞いたことないっていう人もね、たぶんたくさんいると思うんだけど、
まあこの僕、まず1曲目。GLOWのオープンワイドって曲は、すごく好きな曲で、泣いちゃったね。これプレイリスト。
この4曲は僕、泣きの4曲を最後セレクトしたんだけど、後半のメロディーがすごい美しくてね、僕小室哲也が作った楽曲の中でも本当にトップクラスの好きなメロディーですね。
最後の方なんだけど、
息が激しく荒れてる
夜明け頃一緒にいれると思って
ほんの一瞬
close to you
close to you
ごめんね歌下手で。この部分のメロディー大好きなの。
あとさ、それに続くまでのマークのラップも好きなんだよ。このバックミュージックとラップの重なり具合がすごい気持ちいいんだよね。
酔っ払ってんだ。大好きなのオープンワイド。
息が激しく荒れてる
なんか明るい曲なんだけど切ないんだよ。
その次の曲、Summer Visit。 stacked by ;)
これも大好きな曲で、超名曲。隠れた名曲です。
これたぶん好きっていう人多いと思うよ、小室哲也好きで。
グローブでね、「I'm Still Alone」っていう曲なんですけど、
どんなね、思い出があるかっていうと、
僕が高校生の時に、前からね話してるように音楽をやりたくて東京に出てきて、
ソニーレコードの練習生たちがいるところに入ったんですよ。
でね、そこに入るのにはオーディションがあって、
そこでね歌ったのがこのグローブの
「I'm Still Alone」っていう曲でした。
確かね、高校2年生だったと思うんだよね。
当時さ、オーディションっていう雑誌があったんですよ。
あの、オーディションがいっぱい載っている雑誌で、
まぁいろんなね、テレビのオーディションとか、
芸能事務所のオーディションとかいろいろあったんだけど、
その中にソニーレコードの練習生になれるオーディションみたいなのがあって、
僕はそれに書類を出したんだよね。
で、それでさ、一時審査が受かって、
市街に呼ばれたんですよ。
市街というと、当時はソニーレコードの黒ビルというビルがあって、
今は多分それ、たま火になったのかな。
なんか今ソニーじゃないんだよね。
美大化なんかになったんだけど、黒いビルがあるんですよ。
市街のJRの駅を降りて、坂道になってるんだけど、
そこを下っていくともうすぐ黒いビルがあって、
そこにね、呼ばれて、スタジオに入ってこの曲を歌ったんですね。
その、なんていうの、レコーディングスタジオ。
人生初めてのレコーディングスタジオで、
めちゃめちゃドキドキして、すごいよく覚えてるんだけど、
で、その時さ、カラオケを持ってきてくださいって言われてて、
だけどこの曲さ、アルバムに入っている曲だから、カラオケがないんですよ。
昔ってさ、シングル買うと3曲目とかにさ、
その兄弟曲の歌がないカラオケバージョンとかが入ってたんだよね。
だからみんなそういうのを持ってきて歌うんだけど、
この曲カラオケがないから、僕たぶん事前にカラオケBOXに行って、
この曲をたぶんそこで録音して、
そのカセットテープか、MDだったかな、それをそのスタジオに持ってったんだよね。
でまぁ、BOXは結構その、そういうオーディションってあんまり受けたこと実はないんですよ。
僕人生でね、そういう仕事をする前に受けたオーディションって2つしかなくって、
1つがJunoオーディションで、もう1つがそのSonyのオーディションで、
2つとも受かってんだよね。
当時の僕はイケイケだったんでしょうね。
今はもう影もないですけど、
それでそのスタジオに行って歌ったの、このI'm Still Aloneっていう曲をね。
プレイリストでね、聴いてくれた人はどんな曲かなってわかると思うんだけど、
ちょっと切ない歌なんだよね、I'm Still Aloneって。
で僕さ、そのオーディションに行く時とかは結構その自分のスイッチを入れていってたんですよ。
未だにそのスイッチっていうのは僕の中であるんだけど、
予想向けっていうのかな。
ちょっと1つテンションを上げていくの。
自分のキャラクターを作って、なんていうのかな、天真爛漫な藤田みたいな予想を入れていくわけですよ。
でまぁそのスタッフの人とか、ディレクターの人とかともすごい明るいテンションで話すんだけど、
急にさ、スタジオに入って歌うと、このI'm Still Aloneってすごい切ない歌を歌ったわけですよ。
でね、そのオーディション多分ね、30人とか40人ぐらいね、受けてる人がいたのかな。
何人受かったかっていうのはちょっと僕わかってないんだけど、
みんなだいたいワンコーラス歌って終わるんだよね。
でやっぱり歌ううまい人たちがいっぱいいるわけですよ。
で前から言ってるように僕はそんな歌がさ、上手じゃないから、
あーと思って、なんかそういうのが苦手っていうのがもう自分でわかってるから、
キャラクターで押そうと思ってスイッチを入れてね、ちょっと明るく言ってるっていうのもあったんだけど、
僕ねそのスタジオに入れてもらって歌わせてもらったんですけど、
ワンコーラスじゃなくてこの曲フルコーラス歌わせてもらえたんですよ、最後までね。
で最後の方はもうなんかちょっと没入しすぎてちょっと泣きながら歌ってしまう、恥ずかしい話なんだけど、
泣きながら歌っちゃって、ディレクターの人もちょっと泣いてて、
で、まぁその時はそれだったの。
なんかディレクターさんがちょっと泣いてると思って感動してくれたのか、でも歌は下手なんだよ。
で、で何日か後かに合格のお知らせがあって、まぁあったわけですよ。
でそっから僕はその黒ビルってところに通うようになって、ボイストレーニングとかをね、毎週のようにずーっと受けたり、まぁいろんな勉強したんだけど、
ある時さ、そのディレクターさんとちょっとしてからかな、3ヶ月ぐらい経ってから話をして、
まぁよくは、すごいよくしてくださったの。
あのカフェに連れてってご飯食べさせてくれたり、焼肉連れてってくれたり、
僕がさ、親元を離れて一人暮らしをしてるっていうのももちろんわかってるから、
すごいね、優しくしてくれて、学校帰りに遊んでくれたりとかね、
ライブに連れてってくれたりとか、もうめちゃめちゃ本当によくしてくれた、仲良くなって、
ギターももらったんですよ、その人から。今もね、そのギター持ってるんだけど、
その、なんで僕買ったんですか?みたいな話を聞いたら、
なんていうのかな、歌はすごい下手で、聴くに耐えなかったって、
もう音も外してるし、最後は泣くし、もうひっちゃかめっちゃかだったけど、
お前は歌を歌ってる時に嘘がなかったって言われたんです。
なんだろう、その、なんていうのかな、
やっぱ大人には見破られてるんだよね、そういうディレクターには、
そのスイッチを入れてさ、明るく振る舞ってる姿とか、
オーディション仕様で来てるっていうのはもちろん見破られてて、
だけど歌を歌った時に下手だけど、
お前は嘘をついてなかったから合格したんだよって言われて、
で、それが俺は感動したって言われて、寂しいんだろうって言われたの。
だからこの曲を選んだんだろうって、
I'm Still Aloneって、お前はずっと強がってんだろうって、
高校1年生の時から親元を離れて東京に出てきて、
寂しいけど、寂しいって言えずに、ずーっと強がってんだろう、お前って言われて、
だからこの曲を選んで、気づいて欲しかったんだろうって言われて、
はぁーって思って、僕その、なんていうのかな、
無意識だったんだけど、この曲を選んだの。
単純に好き、いい曲だなと思って選んだんだけど、
やっぱり僕の中で多分そういう思いがあってこの曲を選んで、
そしてその大人はさ、大人のディレクターはさ、そういうのを見透かすじゃないけど、
分かってくれてたんだなと思って、
だんだんやっぱその時感動したんだよね。
で、そっからさ、その後何年か経って音楽を辞めたんだけど、
そっからこの曲ずっと聴けなかったんですよ、なんか。
僕の中ですごく特別な思いがある曲で、
スペシャルな曲だから、20年ぐらい、20年弱聴けなかったんだよね。
だけど、5年ぐらい前かな、2019年久しぶりに聴いたの。
そしたらさ、やっぱいい曲だなと思って、
で、なんかそれと同時に、やっぱり、
I'm still alone なんだなっていうことに気がついて、自分は。
ちょっとビール飲んでいい?
カハラトムミのさ、I'm proudもそうだと思うし、
アムロナミエのね、Sweet 90 Bluesっていうのもそうだと思うんだけど、
僕、小室哲也が作る、大衆の中の孤独っていうのが、すごくグサッとくるんですよ。
すごい胸にグサッときて、それは何かっていうと、
カハラトムミにしてもさ、アムロナミエにしても、グローブにしても、
超スーパースターで、テレビに出てさ、何百万枚ってCD売って、
誰もが知っているスターだけど、そんな人でもやっぱり孤独で、
むしろさ、そういう大勢の中にいればいるほどさ、
孤独を感じる瞬間っていうのは、大きいんだろうなっていうのは、
僕はその小室哲也の曲を聴いていて、
ずーっと感じていて、このI'm Still Aloneもね、
もともと僕がそうだったか、小室哲也に影響されたかはわかんないんだけど、
僕もずーっと、大衆の中の孤独っていうのを持ち続けて生きているんですよ。
友達はいるし、知り合いもいるし、
サードプレイスに行けば知っている人たちがいっぱいいて、
気兼ねなく飲んで、人には僕はすごい恵まれていて、
大人パイセンもいるし、ご飯をくれる優しい人たちもいるし、
人徳がすごい、人徳っていうのかな、人にはすごい恵まれているんだけど、
でもどっかで常に孤独なんだよね。
それはさ、もしかしたら自分が孤独を演じているのかもしれなくて、
それも気づいていて、
もしかしたらそれは小室哲也が歌詞で描き続けた大衆の中の孤独っていうのが
僕の中に染み付いているんじゃないかなって思う瞬間もあったりして、
だけど意外とそこが居心地がよかったりして、
なんて言えばいいんだろうな、難しいんだけど、
たくさん持っているくせにないふりするなみたいなさ、
そう言われるとそれまでなんだけど、
常に孤独なんですよ。
常に何か孤独なの。
孤独で痛いとも思うし、
孤独で痛くないとも思うし、
だからアイムスティールアローンなんだよね。
なんか今回そのプレイリストを作ってさ、
このアイムスティールアローンを聞いても何回泣いたかと思って、
僕結構さ、タバコ吸いながらさ、
ヘッドフォンで音楽聞いたりするんだけど、
何回も泣きましたね。
きっと多分これはでも、僕が死ぬまで抱き続ける悩みなんだろうな。
それがまた自分らしさですよ。
こないだも言ったね、自分らしさって結局自分が作ってるだけで、
そんなの大したことないんだけど、
なんかアイムスティールアローンなんですよっていう話ですね。
そんな感じかな。
笑い事じゃないんだけど、
でもやっぱり僕は小さい頃から音楽に支えられて、
自分のアイデンティティを作っていった気がしますね。
だからやっぱその中で小室哲也っていう人は、
本当に僕の人格を形成する上ですごく重要な役割を果たしてくださった方で、
本当に感謝してて、本当に尊敬しております。
いつか、前に前回話したけど、