どうも藤田哲平です。いやーゴールデンウィーク終わりましたね。 皆さん旅行とか行ってたのかな?
休みの人もね、仕事の人もいる、いたと思うけどね。僕はもう完全に9日間、もうゴールデンウィークがっつり仕事をしておりました。
で今はゴールデンウィークが終わった月曜日の夜、 今ね5月8日月曜日の20時50分ですね。
いや珍しいんですよ。アラオネってさ、だいたいね、午前中に撮ってることが多いんだよね。朝にね。
夜に収録したの実はね、2回目なんです。 初回かな?違うな。一番最初、たぶんね、シャープ1をね、夜に撮った記憶があるんだよなぁ。
1回だけね、夜に撮ったことがあるんですけど、 なんとなくね、ちょっと暗くなったっていうかね、
なんか僕、あの太陽の光がね、好きだから、 自然光がね、入る時間帯に収録しようと思って、
それ以降はね、あの午前中に収録をしてるんだけど、 最近さ、久しぶりにね、初回の方のアラオネを聞き直して見てたんですよ。
というのが、結構今コネクトバックをね、 ずーっとこの1ヶ月も夢中になってて、もうなんて一心不乱って言えばいいのかな。
もうほんとひたすら作り続けていて、今やっとゴールが見えてきたんだけど、
で、ミシンをさ、かけてる間、だいたい僕ね、ヘッドフォンして音楽を聞いたり、 ラジオを聞いたりね、ポードキャスト聞いたり、色々してるんだけど、
せっかくいい機会だから、自分の最初の頃のね、 アラオネ聞いてみようかなと思ってね、聞いてたんだけど、
すごい早口なのね。びっくりして。 今でもさ、僕多分、あの、喋るの早い方だとは思うんだけど、
初回の方さ、ほんとに早口で、 っていうのもね、ちょっとね、理由があるんだけど、
いつぐらいかな、多分ね、最初からシャープ6とか7ぐらいまではね、 収録前にね、神沼絵美子さんのYouTubeを見てから収録してたんですよ。
神沼絵美子、降りてこい!みたいな感じでね。 喋りの神様を降ろしてきてから、ドカーンって喋るみたいなことをやってたから、
多分ね、それがちょっとさ、影響してたと思うんだけど、 ある時やっぱちょっと早口すぎるなと思って、
できるだけね、ゆっくりゆっくり喋ろうと思ってるんだけど、 まぁそれでも早口だよね。
でもなんかちょっと、たまにはさ、夜ちょっとキャンドルとかさ、灯しながら、 今日ね、照明もかなり暗くしてるんですよ。
ちょっとこう、薄暗い中で収録したら、 もしかしたらゆっくり喋れるんじゃないかなとかってちょっと思ってみて、
まぁ撮っています。 あとはね、日中ちょっとこうミシンの作業を明日ぐらいまでちょっとね、やりたいなと思ってたので、
実はね、このコネクトバッグね、サンプル自体はもう1年以上前に作ってたんですよ。 僕ね、これ結構自分の中で良いのか悪いのかよくわかんないんですけど、
デザインをね、寝かせる癖がありまして、すぐにね、出さないんですよ。 煌めいて形を作ってから、平気でね1,2年は寝かすんですね。
だからね、今発表しているものはまぁだいたい2,3年前に作ってたものだったりとか、 あとね、今まだ世の中に発表してない作品もすごいたくさんあって、
寝かし中っていうのかな。 なんとなく発行させるような気分なんだけど、
前も話したけど、できるだけね、世の中にないものをデザインして作ろうと思っていて、 そのためにね、すごいリサーチはするんですよ。
自分がこう、思い描いたデザインを他に誰か作ってないか、 まぁネットでとかね、インスタグラムとかピンタレストとかそういうので色々調べてみて、
もし自分の閃いたデザインを他の人が作っていたら、 もう僕はそれをおじゃんというかもう没にしちゃうんですね。
過去にもそういうのも何百個ってそうやって没になったものはあるんだけど、 何でかっていうと、それはもうその先に作った人がいて、その人のデザインだから、
多少違ったりとか見え方が若干違ったりしても、 考え方っていうのかな、思想とかが一緒だと、もうダメだと思って没にするんですね。
で、そのさっきの話なんだけど、何で寝かせるかっていうと、 寝かせてる間にもし誰かが作っても没にするんですよ。
同じようなデザインが出てきたら、まぁ誰にでも考えつくようなデザインなんだなって思ってね、 そこは潔く諦めようと思って寝かすんですね。
何で寝かすんだろうね。 自分でもよくわかんないけど、これはもう13年前からずっとそうですね。
僕ね、初めてエリカっていうプロダクトを多分2009年ぐらいに発表したんだけど、 エリカは作ったのが2005年か6年なんだよね。
もうそれ4年ぐらい寝かして発表したんだよとかね。 まぁそういろいろあるんですけどね。
あ、そうそう、あのさ、まぁなんかいろいろ話してるけどさ、 最近ね、ツイッターでね、すごい素敵なつぶやきを見つけてね、
これすごくね、僕も共感できて、 いい文だなと思ったのでね、紹介させていただきたいんですけど、
秋田道夫さんというプロダクトデザイナーさんのつぶやきで、 デザインというのは無駄をなくす行為です。
無駄を省いて省いて、省きすぎて寂しくなったら、 線1本、色1つ、面を1つ加えて整えるのがデザインです。
小学生でも描けるような形に落とし込まれてこそ本物のデザインです。 あっけなく見えるものほど構成に残るのは不思議です。
いやまさにそうだなっていうかね、僕の考えているデザイン論というか、 僕の仕事の仕方をすごくなんていうのが表しているというか、
まさにそうだなって思ったので紹介させていただいたんですけど、 秋田道夫さんちょっと僕存じ上げなかったんですけど、
もともとソニーにいらした方のようですね。 そこからプロダクトデザイナーとして独り立ちされたのかな。
もう結構お年も先輩なんですけれども、 すごいねよくわかるなと思って、さっき言ったのと一緒ですよね。
僕はそのコネクトバッグのステッチを省く。 要は必要なものだけどそれを省いてみて、省いて省いて省いてどんどん整えていくみたいなことなんだよね。
この文と全く一緒だなと思って紹介させていただきました。 デザインって本当にいろんな方法があるよね。
盛って盛って盛って盛って盛りまくってどうだみたいなデザインもあれば、 省いて省いて省いてどんどんシンプルにしていくっていうデザインもあって、
でもこの秋田さんがおっしゃったように、あっけなく見えるものほど 構成に残るのは不思議ですっていうのはもうまさにそうだなと思っていて、
コネクトバッグね結構僕すごい気に入ってるんだよね。 なんかパーマネントコレクションって言ったらあれだけど、
ずっとね、季節ものじゃなくてずっとこう残っていく。 なんかこういろいろさ、まあ記事が変わったりとか、
結構ね今後の展開というのもいろいろ考えてるんで、まあそれも寝かすかもしれないんだけど、
まあ何らかの形でずっとね作り続けていくっていうバッグにしていきたいなと思います。
うまく伝わってるかな?なんか夜にね、まったり話してるとね、わかんない。
何言ってんだこいつって思われるかもしれないけどね。 ちょっと続いて、あの同じねバッグっていう繋がりで、僕が作っている
スモックっていう話もさせていただきます。
あらほーけーのーれーじゃないのよー 水曜5時のやっべーイッツポッドキャッス
スモックっていうバッグはね、僕がコネクトバッグと一緒で作っているバッグなんだけど、
本当に数回しか販売したことがないんですよ。 初めてね、スモックっていう名前で販売したのは2013年なので、
もう10年前ですね。でもね、その前からスモックは作っていて、 初めて作ったのは2009年だったかな。
友達のね、ジュエリーデザイナーが、こうジュエリーをさ、箱に、大きな箱にね、たくさん入れて、
営業とかで回るときに、なんかこの箱がすっぽり入るバッグが欲しいなーって話をもらって、
なんかいい感じのデザインしてよみたいな感じで、ちょっと風呂敷っぽいね、
あのスモックのトートバッグって今、僕のイースサイトを見てもらえばわかるんだけど、それのね、巨大版みたいなのを作ったんですよ。
で、そのまま箱がすっぽり入って使えるみたいな感じで、
たださ、なんか風呂敷っぽいバッグを作ってもつまらないから、何か僕っぽいデザインを作りたいなと思って、
必ず僕はね、デザインをするときにルールを決めるんですね。
まあさっきのコネクトバッグで言ったら、表にステッチを出さないっていうのが多分一つのルールなんだけど、
スモックはですね、2つルールがあって、1枚の布から作るっていうのと、縫い目は裏にあるものっていう2つのルールがあります。
これ1枚の布から作るっていうのは、まあその通りで、裏地とかね、持ち手があるから、あの正確には1枚じゃないんだけど、本体が1枚の布なんですよ。
だから糸をほどくと大きな布に戻るので。
これね、なんでそうしたかっていうと、僕ね、もともと縫製そんな得意じゃないんですよ。
今回もね、コネクトバッグもすごい気を張って丁寧に丁寧に作ろうとはしてるけど、やっぱりその縫製のプロではないから、
縫製工場のさ、おばちゃんとかすごい綺麗に縫ったりするじゃん。そういう人と比べるとやっぱりちょっとね、
うまくない部分があったりして、当時の僕はどうやったらね、縫い目を減らすことができるかって考えたんですよ。
要はミシンが苦手だから、ミシンの回数を減らすためにはどうしたらいいかなって思った時に、最初から繋がってたらいいなと。
結構ね、安価な考えかもしれないんだけど、最初から繋がってれば最小限で収められるなと思って、
ってことは1枚の布、要はバッグってさ、いろんなピース、いろんなパーツからできてるけど、それが合体してたら縫う場所少なくていいじゃんっていうね、
思いから1枚の布から作るってスタートしたんですよ。でもね、結局ね、最終的に1枚の布で作るってね、すごい難しくって、
自分でね、自分の首を締める。マジでこれね、縫製が難しいんですよね。そうそう、だからね、結局自分の首を締めちゃったんだけど、
でもまあそれがスモックのね、なんていうのかな、核となるというか、まあデザインの一つに繋がったんだよね。
で、もう一つの縫い目は裏にあるものっていうのは、これはね、なんて言えばいいんだろう。
縫い目ってなんであるのかなって思っちゃったんですよ。さっきのステッチと一緒なんだけど、
例えばトートバッグとかだと、普通横に縫い目があるじゃないですか。あの、はぎ合わせた部分ね、生地と生地を。
なんであるんだろうなーって、デザイナーさんってこの縫い目があること気にしないのかなと思って、なんか僕はね、それがとにかく気になって、
要は省いてはないけど足してないってこと?ある素材を生かして形を作っていくっていうね。
そのスモッキングを勉強してた時に凹凸ができるから凹みの部分ができるわけですよ。そこに縫い目を綺麗に合わせていくと、縫い目が消えていくっていうことでね。
これラジオで話しても伝わんないかな?難しいよね。ぜひ僕のECサイトのスモックっていうバックを見てみてください。
ツイッターとかインスタでもちょっとスモックの写真をシェアしようかな。面白いんだよ。なんかそれに気づいて、僕はスモックっていうねブランドを始めました。
でもねこれ外に作ってもらうのは結構難しくって、何度かねお願いしようと思って工場に出したことあるんですけど作れませんって言われたりね。
大量生産はできないから、僕が作って本当1年に1回とか2年に1回とか販売しているバックなんですね。
なんかでもねそういうのも好きなんだよね。僕ね。今って大量生産が当たり前じゃないですか。
で、何でも買えるでしょ。ネットで。欲しいものは全部ネットで買えばいい時代なんだけど。
欲しいものが買えないっていうのも僕ねロマンがあっていいなと思ってて。僕のことをね昔から知ってくれてるお客さんは
スモックやった販売したみたいな感じでね飛びついてくれるわけですよ。藤田さんやっと作る気になってくれたとかって思ってね。
でさあ結構みんなそこまで待ってくれてて、2年に1回ぐらい販売するとさ、やったーみたいな感じで買ってくれるのすごい嬉しくてね。
だから僕はねそういう感じで時々しか売らないってものがねあってもいいんじゃないかなって思うんですよね。
スモックにしろ僕のエリカっていうプロダクトにしても結構そういう感じでね。最近エリカはちょっとねオンラインショップでも販売してるんだけど
とはいえ展示会とかでしか売らないね。大きい作品とかもいっぱいあるからね。ちょっとね
今回は堅苦しいというか何言ってんのかわかんない話になっちゃったかなごめんね。写真とかがないと難しいよね。
まああの何が言いたいかというとあの僕は堅苦しいデザイナーなんです。あの
サラッとしたねものを出していると思うんだけど結構いろいろ考えていて、自分のペースも大切にしつつ
ものがね、なんていうのかな、ちゃんとそのものが成長していくというか育っていくように
消費されたくないんだよね僕は。まあものだからさ、売り物だから消費されてるんだけど
芯の部分でね消費されたくないんですよ僕は。自分自身もだし自分が作るものもね。コネクトバッグもそうかな。