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EP17 釣瓶火(Tsurubebi=hanging fire)
2022-10-15 08:14

EP17 釣瓶火(Tsurubebi=hanging fire)

妖怪古伝17回目の放送

今日の妖怪は「釣瓶火」

今回のオリジナルストーリーは男と妖怪の友情物語?

ぜひお聴きくださいませ。

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でお待ちしております。

*この番組の効果音には「Oto Logic」「Mus Mus」様の音源を

使用させていただいています。

感想

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00:02
ひょっとして、妖怪古伝をお探しですか?いやね、私もこれからそこへ行くところなんですよ。
よかったら、ご一緒しましょう。江戸の時代から庶民に怖がられながらも愛され続けてきた妖怪。
このポッドキャストは、そんな妖怪を毎回一つ取り上げて紹介し、
ここのオーナー自らが勝手に作ったバカバカしい妖怪の物語が聞ける。
それがこの妖怪古伝なんです。
さあ、着きました。私が扉をお開けしましょう。
ツルベビ
その名を命名したのは、鳥山石園のガズ百鬼夜行と言われる。
ガズには解説文は一切添えられていないが、西岡のツルベ卸と題して描かれた京都祭院の火の玉の妖怪が元ネタとされている。
四国九州地方では、木の精霊が青白い火の玉となってぶら下がったもの、
または、静かな山道を歩いていると、木の枝から突然ぶら下がり、
マリのように上下に動く諸作を繰り返すものとされます。
火といっても、木に燃え移ったりはせず、火の中に人や獣の顔が浮かび上がることもあります。
妖怪が発する火の特徴の一つで、こうした火を陰火と言います。
樹木についた菌類や腐葉土のバクテリアによる生物発光が正体、という説もあります。
男は山道を急いでいた。
なんとか明日までに隣の藩の城に我が殿から託されたこの手紙を届けなければ、我が同胞たちは無実の罪で処罰されてしまう。
急がなければ、今夜は月もない。
近道の峠の道は獣の道で、真っ暗闇。
剣の腕は藩の中でも指折りの男ではあったが、さすがにこの闇が恐ろしくなってきた。
と、そこへ高い木の枝から何やら燃える火の玉のようなものが落ちてきた。
男はびっくりして後ずさりし尻餅をついた。
落ちてきたものは青じろく燃え上がっており、炎の真ん中には人の顔のようなものが浮かび上がった。
03:07
なんだお前は!ば、化け物か!
ふんふんふんふんふん。
わしはお前たち人間からツルベビと呼ばれるものだ。
どうだ、怖いだろう。
ふんふんふんふんふん。
まさに妖怪!おのれ!
待てよ。お前のおかげで夜道が明るくなったぞ。
お前、役に立つな。
その瞬間、ツルベビは消えた。
男はまた怖くなってきた。
するとまたツルベビが現れた。
おい、頼むよ。急に消さんでくれよ。
わしは人間の恐怖心が糧なのじゃ。
まあ、確かに慣れてしまうと消えてしまうというのには矛盾があるがな。
そうそうお主、矛盾という言葉の語源を知っておるか?
矛盾というのはな、昔中国で盾と歩行を打って…
あ、消えた。あ、また現れた。
頼むでしかし。
道を照らしてほしければ怖がれよ。
もういい。わしはもう行く。やってられるか。
ちょ、待てよ。
この先は吊り橋になっている。
お前がいないと渡れる気がしない。
頼む。一緒に来てくれ。
なんか調子よく使われるな。
それに恐怖といってもわしじゃなく吊り橋の怖さかよ。
まあいい。ついて行ってやる。
こうして二人は夜の長い細い揺れる吊り橋をゆっくりと渡っていった。
しかしもうすぐ橋を渡り終えるという時にほっとしてしまい、
つるべびが消えてしまった。
男は足を踏み外し川に落ちていった。
幸い思ったほどの高さもなかったため、
男は気絶しただけでけがもなかった。
だが翌日の日も真上に登ろうという頃、
男は気を取り戻した。
しまった。もうこんな時刻か。
急いで城まで走らねば。
男が城にたどり着いた時には、
男の同胞たちは処刑され河原にさらされていた。
なんてことだ。
俺が遅かったばっかりに。
すまぬ。
こうなっては俺もお前たちのお供をし、
06:00
一緒に山津の川を渡るぞ。
おいおい、待て待て。
お前が心配になってきてみれば、
ひどいことになっているな。
しかし心配するな。
わしの炎は復活の日。
こいつらを生き返らせてやろう。
本当か。
そんなことができるなら、お願いだ。
生き返らせてくれ。頼む。
鶴べびの青い炎が同胞たちの遺体をくるみ、
燃え上がった。
すると、死んだはずの同胞たちが立ち上がった。
ありがとう鶴べび。
何と礼を言ったらよいか。
ん?
待てよ。
様子がおかしいぞ。
あいつ、槍刺さってるし。
あいつは取れた首抱えてる。
それに変なうなり声もあげている。
助けてくれ。
俺はまだ死にたくない。
来るな。
やれやれ。
何事も元通りとはいかんものだな。
いかがでしたか?
今日の妖怪話は。
もし気に入っていただけたのなら、
フォローしてあげてください。
また、妖怪古伝へのご意見、ご感想は、
この番組の概要欄を見てくださいね。
新しいお話は、毎週土曜日午後5時に公開になるらしいですよ。
もしよろしかったら、またこの場所でお会いしましょう。
それではまた。
08:14

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