1. 心に刻みたい人生哲学のはなし
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2022-09-21 14:12

第57回「成功する教育と失敗する教育の違い」

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▶︎今回は視聴者の質問にお答えしました。
Q.すべて「でも〜」で返ってくる人への対応の仕方について(40代女性)

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【メンタルサポーター成田儀則|心に刻みたい人生哲学のはなし】
学校に行けない子どもたちからオリンピック選手をはじめとするアスリート、企業経営者・マネージャー・新入社員......メンタルサポーターとして20年間にわたり講演・研修を行ってきた成田儀則(なりた・よしのり)が、いまと未来を変える人生哲学の話をお届けします。視聴者/リスナーからの人生相談にもお答えします。

【成田儀則プロフィール】なりた・よしのり/1961年生まれ神奈川葉山町育ち。
小学6年から父の影響でテニスを始める。将来プロになりたいと中央大学庭球部に入部。大切な試合になると、メンタルの弱さで全て負ける。結局レギュラーになれず、四年生で寮長で大学生活を終える。
日本火災海上に入社し社会人をスタート、6年間お世話になった後に独立、会社を設立し、新たなチャレンジをスタート。しかし、事業に失敗。億の借金を背負う。どん底の真っ只中、能力開発の草分け、株式会社TBR故夏目志郎氏に師事、ブライアン・トレーシーのプログラムを徹底的に学び、主席トレーナーになる。夏目氏引退を機に、有限会社ヒューマンリンクを設立。企業研修からオリンピック選手のメンタルトレーニング、学校に行けない子供達のカウンセリングまで幅広く活躍。現在にいたる。
https://narita-yoshinori.amebaownd.com/

【早川洋平プロフィール】はやかわ・ようへい/プロインタビュアー。キクタス株式会社代表取締役。
羽生結弦、コシノジュンコ、よしもとばなならトップランナーから戦争体験者までジャンルを超えてインタビュー。ユニクロ・ネスレなどCMのインタビュアーも。いっぽうで「音声」の可能性にインスパイアされ、声のメディアも創り続けてきた。『横浜美術館「ラジオ美術館」』『石田衣良 大人の放課後ラジオ』などプロデュース。
https://linktr.ee/yoh.haya

#メンタルヘルス
#子育て
#質問


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心に刻みたい人生哲学のはなし
学校に行けない子どもたちから、オリンピック選手をはじめとするアスリート、企業経営者、マネージャー、新入社員、
メンタルサポーターとして20年間にわたり、講演・研修を行ってきた成田儀則が、
今と未来を変える人生哲学のはなしをお届けします。
視聴者、リスナーからの人生相談にもお答えします。
こんにちは、早川洋平です。
心に刻みたい人生哲学のはなし、今回もやってまいりました。成田さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
さあ、前回に続き、今回もご質問いただいています。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
さあ、今回はですね、40代の女性からいただいています。
はい。
よく相談を持ちかけてくる友人がいるのですが、
意見を求められて、
こちらが答えると、すべてデモと返ってきて、
どんな提案や意見をしても否定的に捉えてしまい、
解決策を見出せず話が終わってしまいます。
無力感を感じてしまうのですが、
このような方にはどういう対応をすればよいのでしょうかということです。
多いパターンですね。
多いんじゃないですか。しかも相談を持ちかけてきといてデモですからね。
デモだってしかしね。
ありますね。
だいたい相談する気ないんですよ。
ただ話したいだけで。
ああ、そうですね。
話聞いてほしいとかね。
で、自分ができない言い訳をしたいだけなんです。
まあ、それでしょうがないねみたいにね。
だからだいたいいろんなことを言ってアドバイスをしてあげる。
デモだってしかしが返ってくる。
そしたらとてもシンプルに、
じゃああなたはこれからどうするのって聞いてください。
シンプルですね。
はい。
じゃああなたはこれからどうしたいの?どうするの?
この2つですよね。
これだけ。
はい。
今言われてピンときましたけど、
確かに普通に相談機でデモだってしかしって言うと、
さらに僕なんか人間ができたので返しちゃいますよね。
デモって言ったら、デモさってさらにこっちも返して、
永久に堂々巡りになって、しかもこっちは相談に乗ってけど、
結局最後あなたは分かってくれないみたいになることもありますもんね。
そうですよね。
だから、例えばデモで言い訳を言う。
こっちもデモさってやんなきゃしょうがないんじゃないみたいなね。
なりますね。
もうこのやりとりが続くわけですよね。
不毛ですね。
だったら、じゃああなたはどうした?
あなたはどうするの?
この2つの質問をしてあげるだけです。
じゃあ、で展開して未来にフォーカスするってことですか?
例えば諦めるんだったら諦めるだし、
その人がどうしたいかっていうね、
これをもう1回自覚させてあげるだけですよね。
もう変わらないんで他人は。
あなたはじゃあどうしたい?って。
人間って自分がしたいことしかしないんですよ。
もう絶対こうした方がいいよ、ああした方がいいよってこっちは思ってアドバイスしても、
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結果、したいようにしかしないので、
じゃあ、あなたはどうしたい?
あなたはどうしたいの?と。
そしてどうするの?と。
これで答えをもらうのが一番早い。
一発解答ですね。
例えば、どうしたい?って。
どうするの?って言ったら諦めるって。
答え返ってきたら、じゃあしょうがないねって。
諦めることができるんだったら、もう諦めればいいよって。
もうそれで終わりですよね。
だから諦めちゃダメじゃんって言ったらですね、
結局また堂々恵みになるんで。
うん。
僕が何を言おうとも、あなたは自分がやりたいことしかしないんだよって。
確かに。
だから自分が本当にどうしたいかだけ考えてって。
それでどうしたい?って。
そういう形で相手に投げかけてあげる。
もうそれでOKですね。
なるほど。
そうか、そういう意味ではどうしても、
僕なんか余計なお世話系なんですけど、
相談されると力になりたいって思っちゃうじゃないですか。
でもそれも厳しく言えば、
力になれるみたいなのもある意味、
おごりって言うとね、あれですけど、
やっぱりポジティブな意味でもネガティブな意味でも、
変えるってのは難しい話ですよね、いつもの話じゃないですけど。
でもそれでも、でもって言っちゃいましたけど、
それでもあえてポジティブな方に傾いてほしいみたいにも思っちゃまずいんですかね。
いや、その時に何かできることってあるんですかね。
質問の仕方をね、もうワンステップランクアップしていただいて、
じゃああなたどうしたいって言った時に、
否定的な言葉が返ってくる場合多いじゃないですか。
そうですね、もうやめますとかね、無理とかね。
なので、そういうふうに質問するとマイナスが返ってくる可能性があるので、
じゃあねって、今の現状をより良くするためにあなたはどうしたらいいと思うと。
この質問ですよね。
そしたらプラスしか返ってこないですよね。
より良くするためにってなってますからね。
何ができそうでもいいかもしれないですね。
分かったって。
もうとにかくいろんな言い訳あるだろうけれども、それはもう分かったって。
大変だよねって、いろんな事情あるよねって。
でも今の状況をより良くするためにあなたはじゃあどうするって。
これの質問が究極かもしれないですね。
確かに。
それはさりげなく導いてますね。
そう、より良くするためにってつけちゃうとマイナス言えないじゃないですか。
いい意味で縛りが入りますよね。
そうです、そうです、そうです。
そして、あたりましてより良くなりたくない人なんていないですよね。
いないですからね。
はい。
はい。
質問力がすごい大事で。
確かに。
結局、どんなに良いことを言ってあげても、相手が聞く耳がなければ聞いてくれないんです。
本当にそうですね。
入ってもいかないんですよ、相手の心にね。
一番良いのは質問力で相手の口から引き出す。
そうですね、こっちが言うんじゃなくてね。
はい。
これができると一番コミュニケーションスムーズにいきますよね。
そう考えると本当に質問というところが大きいですし、
やっぱりどんな言葉を投げかけて、
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どんな言葉を投げかけるかっていうのは本当に大事ですね。
相手の育成にもつながるんですよ。
思いました。
要はあれやれ、これやれ。
はい、これしなさい、あれしなさいって言ったら、
しじまち人間を作るだけなんですね。
はい、はい。
じゃああなたはこの状況で、もっと良くするためにはどうしたらいいと思う?
っていう質問を常に投げかけておくと、
常にもっと良くするためにはどうしようって考えますよね。
はい。
それが一番の自己成長じゃないですか。
確かに。
その方にとって。
だから上司のね、部下の教育っていうのは、
そういうところで考えてもですね、
子供の教育、もう全部一緒なんなんですよ。
思いました、はい。
子供に対しても、じゃああなたはどうしたいの?って。
もっとね、楽しく自分が楽しくなるにはどうしたらいいと思う?って。
ここの質問ですよね。
これそういう意味ではさらにもう一歩進んだ話になりますけど、
僕もちょうど子供のことにも使えますよねって話伺おうと思ってたんですけど、
なんか最近よく子供の話出してたって恐縮ですけど、
やっぱりこういう感じで僕も成田さんから教えていただいてるんで、
より良くするために、
どんなことができそうみたいな、やっぱり聞くんですよ。
勉強のことだったりいろいろね。
その時に、もう一歩進んだ話ですけど、
やっぱり結構子供ってそう言われても、
そもそも何が分かんないか分かんないとか、
何がしたいか分かんない、人生経験も浅いし。
なのでその時結構やっぱり思考停止またなっちゃうんですよ。
特に子供とか、あと当たり前ですけど、
こういう投げかける部下だったり、
誰かにおいては当たり前ですけど、
僕せっかちなんでここが足りないなと思うんですけど、
成田さんが今おっしゃったことを100%実行するプラス、
それがこの場で、その瞬間その1回でどうしたいと思うって言って、
すぐ答えが出ることを100%求めちゃいけないですよね。
そこでつまりまた次の機会まで待ってあげるとか、
やっぱり待つとか忍耐って大事なのかなと思う。
すごく大事ですね。
やっぱり教育で一番大事なのが忍耐なんですよ。
もうすぐに相手は変わりませんのでね。
同じことを、
一回相手に同じ気持ちで伝えられるかですよね。
これがすごく大事だと思うんです。
特にお子様の子供の教育に対しては、
常に変わらない親の姿勢を見せ続けることができるか、
相手が理解してくれるまで。
この忍耐すごい大事だと思うんですね。
例えばお子さんに対してね、
もっと良くするためにどうしたいっていう前に、
あなたどうなりたいっていうね、
やっぱり理想像のところを、
明確にするお手伝いをする。
そうですね。
なんかDoよりBeの方が、
特に子供は描きやすいかもしれないですね。
そうですね。
例えば、その勉強もスポーツも両方できて、
もうかっこいい人と、
スポーツはできるんだけど、
もう本当勉強できないでおバカって言われてる人と、
あなたどっちになりたいのって、
仮にね、やっぱり両方できる人。
そしたら、じゃあもっと勉強できるようになるには、
どうしたらいいと思う?
って言ってですね、
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すぐに出てきませんので、
出てこないですよね。
一番いいのはブレインストーミングシート。
はいはいはい。
ブレステする。
これを使っていただくんですね。
ブレインストーミングシートっていうのは、
ブレインストーミングっていうのは、
みんなで考える。
マインドストーミングっていうのは、
一人で考えるんですけど、
20個アイディアを出すんです。
一番上にテーマを書きます。
テーマ。
もっと成績を上げるために、
どうしたらいいか、
ボンとテーマを書きますね。
そのためのアイディアを、
20個書くんですよ、バーッと。
なるほど。
で、20個書いて、
20個書かなきゃいけないんです。
もうそれは20個縛りがあるんですね。
20個縛り。
3つ、5つじゃダメなんですね。
20個出さなきゃいけないと、
しょうもない答えも出さなきゃ、
20個埋まらないですよね。
実は人間って潜在意識で、
パッと思いついた答えを、
否定して書かない場合が多い。
そんなのどうせ無理だ。
そうですね。
でも実はその中に、
すごくいい答えがあるかもしれないので、
縛りをかけずに、
一切批判をせずに、
20個書き出す。
ジャッジしないの大事ですね。
ジャッジしないで。
とにかく20個まず書くことを前提です。
で、書いたらその中で、
一番いいのを3つ選ぶ。
なるほど。
そしてそれをすぐに実行する。
はい。
っていうのを、
親子で一緒にやるんです。
お父さんと子供が。
いいですね。
お母さんと子供が。
それをお母さんとかお父さんも、
一緒に出してあげていいんですね、
その案も。
これはまず最初に自分で、
本人。
本人が出せるように、
促しながら、
例えばこんなのどう?みたいな。
いう形で、
もうそこで思考停止してしまったら、
ちょっとしたアドバイス、
サポートして。
でも相手にそれをいいかどうか、
ジャッジするのは子供です。
これがいいよね、じゃなくて。
そうですね。
そこでやっちゃうとね。
はい。
こんな意見もあるけど、
どう思う?みたいな。
あ、いいと思うんだったら、
じゃあ書こうねって言って。
はいはい。
そういう形で、
20個書き出して、
ベスト3つを、
3を選んで。
っていう習慣をつけてると、
子供もそれ習慣ですから。
悩んだ時に、
そうか、
こうやってアイディア出せばいいんだって。
これができるようになったら、
鬼にかなぼうですよね。
確かに。
これ子供にしても、
さっきの元々冒頭のね、
このデモに帰ってくる方の
対応の仕方についてですけど、
やっぱり改めまして、
成田さんおっしゃるように、
こっちから投げかけたり、
その器を、
考えるための器を用意することは大事ですけど、
ポイントはやっぱり、
相手に選んでもらう。
相手に言ってもらうことですよね。
そうですね。
やっぱり相手を、
お仕事上だよね、
上司は部下を育成しなければいけない。
親は子供を育成しなければいけない。
ですよね。
じゃあどうするのって言ったら、
相手の考える力をつけることしかないんですよ。
支持待ち人間作ったら、
もうアウトなんですね。
要は上司にとっては便利かもしれませんよ。
あれやれ、これやれで、
はいはいはいってやってくれたらね、
それ楽ですけど、
本当の意味で、
その支持する人間がいなくても、
自分から動ける人間を育成しない限り、
いい人材に、
なりませんから。
なので、
そこが一番重要だと思いますね。
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そしてそういうことが今みたいにきちんと投げかけられるようになると、
自分としても特に人の上に立ったり、
親だったりするときに、
人を導くっていうのもあれですけど、
やっぱりそういうものも能力が高まってきますよね。
そうですね。
だから上司になったからといって、
部下の育成だからって言って、
肩肘張ってですね、
いろんな勉強してですね、
それを部下に押し付ける必要は全くなくて、
うん。
とてもシンプルなのは、
要は部下に対して、
部下の本当にいてくれてありがたいというね、
感謝の気持ちを込めて仲間に対してね、
そしてその人が、
より成長するために何が一番いいんだろう、
そしてその人が、
より良くするためにどうしたらいいと思う、
意見をどんどん聞いてあげる。
いい意見が出たら、
いいねそれ、
じゃあやってみなよ、
っていう形で、
失敗してもね、
きちっと自分が責任を取ってあげる、
っていう上司になったらば、
うん。
いくらでも部下育ちますよね。
そこがね、
なるほど。
忍耐がいるところなんですよ。
いや、ほんとそうですね。
個人的にはそこが一番のポイントですね。
もうこうすればいいじゃんって、
言いたくなりますよね。
言っちゃう、言っちゃう。
もう見えてるし。
こうしろよって、
もう楽じゃないですか、
こっちとしては。
でもそれでは、
子供も部下も育たない。
ですよ、もう。
ですよ。
はい。
ほんと家でもいつも、
8割方成田さんが乗り移るんですけど、
どうなりたいっていうところまでは順調なんですけど、
すぐ分からずに、
そこで、
解決したくなっちゃうので、
最後、
こうしろよって、
頭痛い。
そこですね、
課題はね。
そうですね。
もうすぐ答えが出てこなかったら、
もう考えればいいよって。
そうですよね。
必ずどっかで思いつくよって。
それでいいと思います。
そうですね。
で、待ってあげる。
はい。
待つことですね。
はい。
僕も成長していきたいと思います。
さあ、この番組では引き続き、
皆様から成田さんへのご質問、
そして番組への感想をお待ちしております。
詳しくは概要欄をご覧ください。
ということで、
成田さん、
今週もありがとうございました。
ありがとうございました。
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