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2025-05-09 16:22

2025/05/09 アイドルグループ「嵐」が来年春に解散

今週のフカボリは2020年から活動を休止していたアイドルグループ「嵐」が来年春のツアーをもって解散することについて。放送業界、芸能界ともに大きく変化している今、アイドルの立ち位置も変わっていくのか?慶應義塾大学の非常勤講師で、アイドルを中心とした芸能人、パフォーマーのキャリア、労働について研究している社会学者の上岡磨奈さんにフカボリした。
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わー!私も行きたい!
お楽しみに!
今週のフカボリ
今週の注目の出来事を振り返り、本音で深掘る今週のフカボリ
2020年から活動休止をしていたアイドルグループ「嵐」が
来年春の全国ツアーをもって解散することを6日
有料ファンクラブの動画を通じて発表いたしました。
動画では活動終了という言い方をしている。
そこのところはなんかこう、揉めたんじゃないというか、
ファンのことを思っているっていうような香りがしますね。
動画には久しぶりに5人が集まっている姿が映し出されましたが、
9姉妹と全く変わらない5人の姿だったようですね。
そっか、5年前と。
変わらない。俺ら5年前と変わってますよね、2人ともね。
変わってると思いますよ。
さっきも写真撮るの嫌やもんね。
本当に嫌です。
断るよもんね。
断れないけど、ああもういいやな、どうでもいいなみたいなことをね。
さっきも撮られたけどね。
で、その5年間メディアに出ていなかったリーダーの大野聡さんは、
時間をかけて何度も話し合いを重ね、みんなで出した結論は、
もう一度集まって嵐としてのコンサートを行い、
コロナによって叶えられなかったファンの皆さんに直接感謝を伝える。
直接パフォーマンスを見てもらうということをもって、
5人での活動を終了するということでした。
直接という言葉がね、印象に残りましたね。
なんかこう、思い出したのはやっぱスマップさん。
9年前に。
なんだかこうゴタゴタってしたでしょ。
で、あと20年の活動休止の嵐さんの時も、
読直して取り上げて、私がまず解散するって言ったら、
もうなんかファンの方からメールが、解散じゃありませんって来て、
5年間それぞれが活動をして、
引退ということではないけどメディア出てないとか、
その芸能以外のことをされてたりとか、
あったけど、やっぱりこう誰も忘れていないっていうか、
嵐を求めていたっていう状況の日々だったのかなと思ったんですよね。
この後専門家にインタビューするんですけど、
でもなんか一番感じるのは、やっぱもう時代の流れで、
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SNSがここまで発達すると、
いや、こう事務所じゃなくても、
あるファンがいればもう自分のやりたいことができるというのが一つと、
あとこれは普遍的なもので、
どんなグループでもどんなバンドでもどんなに頂点になっても、
ビートルズが解散するぐらいですから。
みんなが望んでいる絶対解散しない方がいいっていうのを、
みんな分かってても解散したり、
僕なんかもういつも劇団なんてやってると、
誰かが辞めていくっていう経験をもう何々毎年のようにするわけでしょ。
絶対お互いにいた方がいいのにと思うけども、
そうはいかないというね。
まあ変化していくっていうことでしょう。
個人の生き方もグループとしての生き方もね。
だって事務所というものの存在がそれこそ大きな、
旧ジャニーズの問題も含めて、
吉本さんの問題も含めて、
事務所という存在も問われてますよね。
そうですね。だから昭和、平成、そして令和ということで、
アイドルとかタレントとか芸能ごとの変化も、
本当に急速に変化してるなっていうことを感じる日々ですけれども、
今日は慶応技術大学、慶応技塾大学、非常勤講師で、
アイドルを中心とした芸能者、パフォーマーの生活とキャリア、
労働について研究する社会学者、神岡真奈さんと電話がつながっています。
神岡さん、こんにちは。
こんにちは。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
これやっぱり研究するに値するテーマですか、
やっぱりこのアイドル芸能界というのは。
そうです。私自身がアイドルのお仕事も含めて、
芸能のお仕事に小さい頃から携わっていたんですね。
どういう形ですか?
子役という形で、舞台に立ったりとか、
オーディション受けたり、レッスンを受けたりということをしてきて、
自分自身その時にはあんまり大変だなとか思ってなかったんですね。
仲間同士でこの仕事を続けていく、この夢を追いかけていくのって大変だけど、
頑張ろうねみたいなスタンスでいたんですけれども、
いざ自分が大人になって、少しその世界から離れて、
さらに今の社会学という学問の視点で見直した時に、
あれちょっと色々と問題があるんじゃないのかなという風に
気がついたのがきっかけだったんですけれども、
今やっと少しずつ問題として注目され始めたかなというところではありますね。
そういうことですか。
さて今回はアラシの話なんですけれども、
アラシはやっぱりアイドルグループというカテゴリーに入っているんですかね?
もちろん、そうですね。私どちらかというとやっぱりアイドルという風に呼ばれている
パフォーマー、芸能者の方たちをメインに注目して
焦点を当てて研究をしているんですけれども、
それもあって、プラス私自身もアイドルを楽しんできた
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ファンとしての目線もあって、かなりアイドルのレンジは広い方だと思います。
アイドルとしてデビューしたり、活動期間がそれなりにある方たちであれば、
もう皆さんアイドルという風に私は感じているんですけれども、
今おっしゃっていただいたように、広い知名度を得たり、
国民的スターというような立場になると、
アイドルというところから外れてしまうこともあるのかなと思って、
むしろ私としては、何で外れているアイドルじゃないのかなと思われるという
その見方の方がちょっと興味深かったりします。
なるほどですね。
じゃあもうそういう場所まで行ってしまったこの嵐が、
解散というか、活動終了ですね。
これも結構大事だと思います。
どうして解散と活動終了って違うんですか?
やっぱり感じ方として、解散と言ってしまうと、
そこで収集が打たれて終わりというような感じがあると思うんですけれども、
活動終了ということであれば、嵐としてのグループでの活動はないんだけれども、
嵐というグループは続いていくよというこの絆というか、
ファンの方たちとの絆もありますし、
いろいろ紡いできたものの残る感じと言いますか、
そういったニュアンスが残るのがファンの方たちにとっても優しいというか、
もちろん解散という言葉を使っているからといって、
そこを冷たく突き放しているというわけではなくて、
そういう言葉を使っているグループもたくさんあるんですけれども、
今回の場合はそういう意味での言葉選びが、
ご本人たちの気持ちも入った言葉選びなんじゃないかなというふうに思っています。
そういう言葉選びの配慮は、
やっぱりこれまでの他のアイドルの解散とかそういうのを見てきて、
ファンに向けてのメッセージとして選ばれたんですかね。
そうですね。他のグループと比べているかわからないんですけれども、
嵐ってやっぱり仲の良さに注目が集まったグループだったりとか、
平成という時代の中で、世代を問わずすごく幅広い方たちに親しまれてきたと思うんですね。
その中で指揮になるのにも、ハードルが良い意味で低いというか、
ウェルカムな優しい空気感を持った方たちだったと思うので、
そういった言葉選びも自然に出てきたのかなというふうに感じています。
この活動終了と嵐の活動終了は、
どういう芸能界の変化から生まれたと感じられていらっしゃいますか。
そうですね。やっぱり活動終了を選んだということについては、
もちろんお一人お一人のいろいろなお気持ちだったり、
生活の背景があると思うんですけれども、
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先ほどお話にも出ていたように、やっぱりグループ活動とか劇団も含めて、
何人か人が集まって活動を続けていくっていうのってすごく難しいですよね。
それぞれの生活もありますし、
その中であえてみんなが元気で続いている段階で、
良い形で終わらせるというか、
そういった手段というか、そういった方法で
グループを一区切りにしようというふうに考えるっていうのは、
最近出てきているかなというふうに思っています。
女性アイドルと男性アイドル、
それぞれグループの違いっていうのをちょっと感じたんですけど、
女性アイドルグループの場合は卒業という形とか、
メンバーが入れ替わることで長く続いていくんですけど、
男性の場合は比較的少ないように感じるんですか?
これ何ででしょうね。
これはですね、ちょっと単純に女性アイドルと男性アイドルって
分けるのが実は難しいと思うんですけれども、
というのもメンバーの加入があって卒業があってっていうのが、
わりと一般的になったのって、
モーニング娘。
要はわりと最近と言いますか、
モーニング娘。でわりとセンセーショナルに、
この前メンバー決まったのに新しいメンバーが入るの?
あのセンターだったら辞めちゃうの?みたいなことが起こって、
それがずっと続いてきて、
そういったことも当たり前というかロールモデルとして、
同じようなアイドルグループも出てきたんですけれども、
男性アイドルグループっていうとやっぱり、
このスタートエンターテインメント、
旧ジャニーズのグループがすごく中心的な存在だったので、
その中ではやっぱりデビューした後にメンバーが変わるっていうことが、
多くはなかったんですよね。
もちろん途中でメンバーが辞めていくってことは全然、
長い昭和の時代から全然あったんですけれども、
やっぱりそんなに多くはなかったっていうことがあって、
その部分に目が行っていないかなと思います。
なので、もっと広く他の事務所さんの男性アイドルを見ていくと、
もちろん、卒業や…
ないことはないのか。
はい、繰り返されてはいます。
でもまあ、日本の男性アイドルのシェアのほぼ大半は、
ある時期までは旧ジャニーズ事務所だったですもんね。
そうですね。はい。
そういう意味だと、やっぱりこの時代の変化に伴って、
この嵐もこういうこと、活動終了を迎えたっていうふうにも
捉えられるんですかね。
というよりかは、本当にそれはお一人お一人の、
非常に多分個人的なバックグラウンドだと思うので、
この事務所のことがあってとかっていうことでは、
私はないと思うんですね。
それを言ったら、たくさん所属しているタレントさんがいらっしゃる、
たくさんグループがあるので、
そうとは言い切れないというのが非常に、
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私としては感じているところなんですけれども。
嵐に続くアイドルグループも今までたくさんあって、
私もたくさん知っているわけではないんですけど、
こういう解散とか活動休止とかそういうことを繰り返していく運命にあるんですかね。
逆に言うと、もしこれから、
良い形で次のステップに進むっていう意味で、
アイドルグループが終わるとかっていうことを、
背中を見せる。
これはV6もそうなんですけれども、
V6が2021年にオリジナルメンバーのまま解散しようということで、
それこそ全国ツアーも経て解散しましたけれども、
今回の嵐もそれに近いというか、
そういった背中を見せることによって、
私も絶対一生続けなきゃいけないわけじゃないんだっていうところは、
もしかしたら見せられるんじゃないかなと思っています。
必ずしも悲しい終わりってことだけじゃなくて、
アイドルとして、タレントとして、
それぞれが選択肢を持てるような時代になるかもしれないという、
少し明るいというか。
もちろん寂しい気持ちがありますけれども。
一般社会においてもですね、
もう一つの会社にお勤め続け、
お勤めあげるみたいなことを考えている若い人っていうのはもう少ないですもんね。
そうですね、本当にそれに近いと思います。
また来年ですかね、コンサートすごいでしょうね、ラストツアーっていうのは。
そうですね、今回ファンクラブの今新規加入をストップしているということだったりとか、
すごく慎重にこれからチケットの申し込みだったりとか、
販売っていうことが行われるんじゃないかなと思いますけれども、
この前回の活動休止以前もやっぱりアラチのコンサートというとすごく人気が高くて、
ファンクラブに入っていても基本的にチケットが取れないというような状況にあったので、
今いろいろと転売の問題とかもありますので、
そこのあたりにどれだけ配慮して進めていくことができるのか、
みんなが楽しく、みんながアラチに会うことができるのかというところには注目していきたいところですね。
分かりました。ありがとうございました。
ありがとうございました。
慶応義塾大学非常勤講師でアイドルを中心とした研究を続けてらっしゃる社会学者、神岡真奈さんに伺いました。
これもうアイドルに限らず芸能家に限らず、世の中の流れの変化が早いですね。
そうですね。
皆さんにとってアイドルって誰ですか?誰を応援していますか?
推しって言うのかな、今ね。
推しって言いますね。
どうでしょうかね。
昔で言うとアイドルって言ったら、キャンディーズ、ピンクレディー、僕は大手ひろみさんが好きでした。
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皆様のアイドル事情、推し、それからこの嵐の活動終了についてどのように思われたでしょうか。
yo!rkbr.jp、yo!rkbr.jpまで送ってください。
それから深掘りをポッドキャストでも聞けるようになっていました。
世の大使堂今週の深掘りで検索してお楽しみください。
今週の深掘りでした。
つばきファクトリーの今夜だけウカレディオ
約1年ぶりの公開収録の開催が決定しました。
タイトルは
今夜だけ超ウカレディオ3夜目
出演メンバーは小野水穂、よふーるの、どいふーかの3人
2026年1月22日木曜日の夜西新宿なる劇で2回開催します。
そして公開収録の模様は動画でも配信予定です。
詳しくは公式サイトやSNSをチェックしてください。
来場者プレゼントも準備して待ってますよ。
私も行きたい!
お楽しみに!
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