韓国のオタク文化と逮捕事件
今日は、今日見た映画の感想を少しまとめたいなと思って録音をしています。
見たのは、韓国で上映されたソンドクという、意味は成功したオタクという意味なんですけども、
自分が推してた推しが成果会社になり、その時ファンは一体何を思って、どんな行動、感情になるんだろうっていうのを、
いわゆるファンにフォーカスを当てた映画になるんですけども、監督が実際にとあるアーティストの長年のファンで、
テレビとかにも出るような、いわゆる成功したオタクとしてすごく有名な方だったんですけど、
それが推しが犯罪者になったことによって、自分自身も失敗したオタクになってしまったんじゃないかとか、
あとはファンである、つまり推しにお金を投資することによって、その資金がいわゆる推しを加害者にしてしまったではないんですけども、
自分たちもいわゆる犯罪に加担したことになるんじゃないかみたいな葛藤があったりする気持ちをドキュメンタリーとして撮っているんですけども、監督自身だけじゃなくて、
いわゆるオタクの友達だった方にインタビューしていたりとか、この事件は韓国ではすごく大きな事件で、
何人もの俳優さんだったりK-POPアイドルの人たちが捕まってしまった事件なんですけども、
つまりそれによって監督が推していた推し以外にも何人も逮捕者が出ているので、その人たちの推しにもインタビューをしているんですけども、
メッセージ性があるといえばもちろんあるんですけども、一番印象的だった言葉が、いわゆる推し活をしていた自分を後ろから見るような気持ちだ、みたいなことが言われていて、
もちろん性加害をした推しに対して別れを告げるといいますか、もちろん好きではなくなってしまって、
でも推しのグッズを整理する場面があるんですけども、その時にこういう時にこういうことがあったとか、いわゆる楽しかった思い出がすごく出てきて、
その瞬間だけは、その憎いと思っていた推しが、少しこうなんていうんですかね、やっぱりあの時は良かったんだなっていうのはちょっと切り離して考えられるような場面であったりとか、
それでもやっぱり許せないという感情の責め気合いをすごく感じて、
自分だったらどうなんだろうというのを感じる時間がすごく長かった、映画を見ながら感じていたんですよね。
推し活と推しとの関係性
絶対的にその、この人なら絶対大丈夫みたいなことはないと思っていて、その状況、見せてもらっている、推しに対して見せてもらっている、自分も推しがいるんですけど、
見ている場面って本当に一部だと思っているので、何があってどういうふうな状況なのかわからない状態なんですけども、
その時に、いわゆる自分の推しがそうだったら、みたいなことを少し考えたりして、
それはすごく、なんていうのか、いい、自分にとっていいきっかけになったなというか、いい目線をもらえたなというような感じはしています。
それでも、やっぱり、ある意味、自分が好きなものに対する距離の取り方だったりとか、それに対して、それでも割り切れない感情だったりとか、
そういうことを人は抱えていっていくんだなというのを、推し勝つというものを通して感じられる映画だったなと思っているし、
もう一つはやっぱり、聖火街っていうところに対して、ファンは絶対許さないよっていうようなスタンスをメッセージとして込めていて、
もし自分の推しがこの映画を、監督が撮った映像を見るのであれば、そういうものをいわゆる自解にして生きていってほしいというような願いも込められているんじゃないかなというふうに感じました。
何しろちょっと多分、日本ではすごく撮るのは難しい映画だなというふうにも思ったし、韓国でもきっと難しかったんだと思うんですけど、
ファンダム、いわゆるファンと推しの関係性だったりとか、推し勝つっていうものを、ある意味マイナスの部分から見て、
それでもやっぱり人生にとっては、誰かにとってはプラスの部分があるんだなとか、暗いところからちょっと光を見るような感じなのかなというふうにも思いました。
あと、韓国のドキュメンタリーを初めて見たので、っていうのと、実際に監督がまだ学生さんで、いわゆるホームビデオを撮るような形で撮っているので、ちょっと韓国のリアルな感じも見れたし、
あと、日本人だったら多分こういうふうには言わないんだろうなっていうようなストレートな表現とか感情がすごく感じられて、そこに不思議なんですけど、韓国の女性のたくましさみたいなところもすごく垣間見えたかなというふうに思います。
ずっと気になっていたので、この公開するタイミングで見れてよかったなと思うし、カルチャーの影の部分をしっかり見れるいい機会になったと思っています。
そんな感じで今回は終わりたいと思います。ちょっと時間があったらまた文章でもまとめてみようと思います。