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2024-04-12 05:48

「この人のために頑張りたい!」、など

写真に写っている本は呉 明益『雨の島』。台湾文学です。美しい本で、呉さんの描かれた絵も収録されています。

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こんばんは、よはく舎の小林えみです。
今日は晴れの予報だったんですけれども、午前中に結構まとまった量の雨が降ったりして、
私も少し買い物に出ていたんですけれども、何も雨の用意をしていなかったので、ちょっとどうしようかなと思ってびっくりしました。
しばらくしたら止んだので問題はなかったんですけれども、今年は春先雨が多いなと思っています。
今日は書店の方ではいくつか新刊が入ってきたりしていましたので、それを納品のチェックをしたり、お店に出す準備をしたりしていました。
それで、よはく舎の出版社の方の仕事としては、また反則の準備ですね。
関里子さんの書籍について、今度は書店さんに向けてのチラシの作成ですね。
書店さん向けのチラシも、うちは2種類作っていまして、何でかって言いますと、
まず出版界の仕組みなんですけれども、取材さんという卸業者さんを通じて出荷するパターンが1つ。
例えば、純工堂さんとか木の国屋書店さんなんかはこちらですね。
大きい書店さんなんかは、本当に何百もある出版社から別々で全部、瓶が来たらとても大変ですし、
そういったものを卸業者から大手の高団者さん、就営者さんですとか、そういったところとのまとめて、
その日入荷するものというのが卸業者さんから全部入ってくるんですね。
卸業者さんも何社かあったりはするんですけれども、そういったところにうちも出荷をしているんですが、
そうしたところ向けのものが1種類。
もう1つ、いわゆる独立系書店さん、このポッドキャストを聞いてくださっている方は、
本好きの中でも結構そういったことに詳しい方も多いのかなと思うんですけれども、
私がやっているマルジナリア書店なんかもそうですけれども、小さなそういうチェーン系ではない書店さんですね。
こういったところっていうのは、先ほど言った卸業者さんを通じて仕入れていただくこともできるんですけれども、
直接取引、いわゆる直取引と言いまして、こちらから直接お店にものも送るし、
お金も直接卸業者さんとかを通じてではなく、こちらにお支払いいただくっていう形のものがあるんですね。
なので、お金のやりとりなんかも違うものですので、そんなに書いてある内容、本の紹介としては異ならないんですけれども、
取引条件だとかそういったものが違うので、一応2種類用意して、それぞれの書店さんに送るようにしています。
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というわけで、今回は特に関さんの本はジンとして発行するということもあって、まず直取引用のチラシを作りました。
これも本当にいろんなことを書き込まなきゃいけないので、関さんのこの部分を紹介したいとか、このページを見せたいだとか、
いろんなことをちょっと考えて、あれこれ狭いスペースに入れたり出したり、文字を大きくしてみたり小さくしてみたり、
ちょっと小さすぎるとアピールポイントにならないかなと思って削ったりだとか、やっぱり工夫をして書店さんに、
これは仕入れたいって思ってほしいなっていう気持ちを込めながら作っています。
本当に私が今携わっている著者さんっていうのは、本当にみんないい方たちばっかりで、
性格が物を書くことに必須ということではないんですけれども、やっぱりすごくこの人たちのために頑張りたいっていうふうに思わせてくださる著者さんは、
本当にありがたくてですね、関さんだとか、人類の会話のための哲学のチュヒチョルさんだとか、
アヒルライフの藤田さなえさん、本当に皆さんすごく素敵だし、とてもこちらにも気遣ってくださるし、
この人たちのことを皆さんに紹介したい、この人たちが作ったものを皆さんに紹介したいということを、
すごく強く思わせてくださるんですね。そういう人のために仕事をしているって本当にとっても楽しいことなので、
ありがたいなと思っています。なので関さんのことも、受さんのことも、藤田さんのことも、
まだまだあれもやりたい、これもやりたいということをとってもたくさんあります。
全然追いついてなくて申し訳ないなといつも思っているんですが、そんなことを考えながら仕事をしているという話でした。
仕事を楽しくなるとつい忙しくしてしまいがちだったりはすると思うんですけれども、やっぱり体が一番大事かなと思います。
皆さんもゆっくり睡眠をとって、なるべくおいしいご飯を食べて、今日も明日も生き延びていきましょう。小林芋でした。
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