1. ひとり出版社・よはく舎の声日記
  2. 声日記をはじめた理由、など
2024-04-10 10:38

声日記をはじめた理由、など

写真に写っている本は第12回ポプラ社小説新人賞受賞作の『エヴァーグリーン・ゲーム』石井仁蔵 です。チェスの小説、面白いですよ。

サマリー

小林えみは、よはく舎の声日記を始める理由や書くことについて語っています。

声日記の始まり
こんばんは、よはく舎の小林えみです。 既にマルジナリア書店のおすすめ本の声日記を始めていて、さらにもう一つとか、なんか続くのかなっていう気が、自分でもしているんですけれども、
昔はとっても書くこと自体が好きだったんですが、最近は本当に書いていて言葉に詰まることがとってもあって、
うまく書けなくなったんですね。昔も人より上手に書けていたっていうことではないんですけれども、自分で書きたいなと思ったことは素直に書き言葉が出ていて、どうもそれがあまりうまくいかなくなってきました。
いろいろ、これは気をつけた方がいいのかなとか、ああした方がいいのかなっていう雑念の方が先に来ちゃう感じがあったんですね。
それで、最近この声日記ってとっても流行っていて、最初は一人で喋るのとか苦手だなとは思ったんですけれども、
皆さんの声日記を聞いたりしていると、自分もちょっとなんか聞いていて楽しかったのと、これだったらなんか言葉が出てきそうだなということもあって、声日記をさらに増やしてみました。
出版社の日常なんですけれども、私は書店も運営しているので、その時間はやっぱり書店のことに使うことが多いです。
去年までは本当に11時半から8時まで一人でずっとやっていまして、もちろんそのお客様がおられない時間を
予約者の出版の仕事に当てたりはしていたんですけれども、たびたびその作業が中断してもう一度やり直したりだとか、家に帰ってから宿題でやったりだとか、
だんだん少し負担も大きくなったのと、お客様がお越しになってくださるコアタイムも分かってきたので、先月からはマルジナリア書店を
1時から7時というふうに少し短くしていまして、土日だけ午前中もお越しになられる方がいるかなというので、10時から7時、どちらにしてもですね、ちょっと夜の時間は
仕事帰りの方とかがお越しになられることを見越していたんですけれども、実際そういう方もおられたんですが、
恐縮ですけれども、それほど数はいらっしゃらなかったということもあって、自分の体調と仕事管理を優先して短くしました。
正直明らかに仕事のペースとしては良くなっていて、出版の仕事もすごく集中してやりつつ、書店の仕事も書店にいる間は集中できるという感じでうまく
いき始めたのかなというのが、3年を過ぎて、書店の開業3年を過ぎてできてきたペースになります。
なんか本当にそれも3年かかったのかっていうので、決して順風満帆にいっていたわけではなくて、もう試行錯誤しながら、これで良かったのかな、
ああした方が良かったのかなとか、これがやりたいのに全部できないなとか、もうずっと毎日反省はとってもしているんですけれども、
その中ですごく温かいお客様とか、著者の皆さんだとかに支えていただいて、こういうふうに何とかやれているのかなと思っています。
一人出版社のこの日記をしようかなと思ったのは、やはり今とっても一人出版社増えていて、どういうふうに生活しているのかなとか、どういう日常なのかなっていうことって、
いろんな本はあるんですけれども、本ってやっぱり買いつまんだものになるので、日記として残っていると、
あ、毎日がこういう感じなんだっていうのが残っていていいのかなと思って始めていこうと思っています。
仕事と日常の兼ね合い
ただ毎日更新できるかちょっと分からないので、私もどのぐらい日常としてお届けできるかは分からないんですけれども、何かの参考になれば幸いです。
今日はですね、午前中は、昨日がマルジナリア書店のお休みで、週に1回だけお休みをいただいているんですけれども、
その延長で1日半ぐらいを少し毎日お休みできれば、体力が戻るかなというのもあって、午前中は家で家事などをしながらダラダラしていました。
家もね、本当は結構床のファックスかけたいなとか、お風呂もお風呂中カビ掃除をしたいなとか、いろいろあるんですけれども、
もう全部がやっつけでしかできていないので、そういったものをお休みと言っても家でやっているわけです。
今日は11時半ぐらいかな、お店ちょっと早めに1時もの前に到着したら、やっぱりお客さんがいらしてくださっていて、申し訳ないのでちょっとお店を開けて入っていただいたりしたんですけれども、
そのお客様たちがお帰りになってからもう一度お店を1時までの間閉めて、少しコンビニに行って用事を済ませたりだとか、そういったことをしていました。
結構コマゴマとやっぱり電気料金の振り込みだとか、書店といってもカフェを併設しているので牛乳を買っておいたりだとか、
デイリーとまでは言わなくても、ある程度貯めてやれるわけでもない用事っていくつかあって、そういったものも少し余裕を持って対応できるようになったのかなと思います。
1時からは書店を開けていたんですけれども、お店の本の点検をして、また発注業務をしたりだとか、そういったことをしながら、いらっしゃるお客様のレジ対応をしておりました。
あと夕方の5時からは、はんもと.comっていう一人出版社などを中心に集まった中小の出版社の団体があるんですけれども、私はそこの理事をしていまして、その会議がありました。
これがオンラインで開催をしているので、オンラインで聞きながらで、正直お店をやりながらなのでお客様にはちょっと申し訳ないんですけれども、
一応音声はイヤホンで聞きながらでも、私が何か発言しているとお客様にも聞こえてしまうんですけれども、もともとはんもと.comの会議自体は一般の方の参加も可能なオープンなものにはしているので、いいかなと思ってそのまま参加をしています。
はんもと.comではですね、いろんなその中小の出版社の役に立つようなことをやっているんですけれども、ウェブの書紙データって言うんですが、本の書紙情報ですね。それを例えば皆さんがよくご存知のことだとAmazonみたいなウェブ書店ですね、ですとか一般の書店なんかも今はもうほとんどのものがデータ化しているので、
例えば木の国屋さんだとか純駆動さんとかのレジのデータに入っているような本のデータですね。そういったその大元の本のデータっていうのを書紙データと言うんですけれども、これがあのはんもと.comで各社入力して送信ができるようになっておりまして、このサイトの運営がメイン事業の団体なんですね。
で、そのメンテナンスのことだとかお話しあったりだとか、あとはそのいろいろなはんもと.comとしてイベントをやったりしていますので、今度は6月15日かな、府中の市場にイベント出展をしたりだとか、そういったことの報告だとか確認をみんなで一通りしたりしておりました。
で、走行しているともう夜7時になってお店も閉店になりますので、そこからまた出版社の仕事をですね、来ている原稿を読んだり、ゲラをお送りしたりだとか、書店さんに本のご案内をしたりだとか、そういったこともそのお店を閉店した後にごまごまやっているわけです。
なかなかいつも終わらなくて、お店は閉まっているんですけれども、結構このお店から出る時間も場合によっては日付を回ったりしていることもあります。
ちょっと疲れていると自宅で作業しようかなと思って、自宅で持って帰ったりもするんですけれども、自宅に帰るとうちは猫を飼っていまして、彼らが遊べ遊べっていうふうになってしまうので、なかなかやっぱり仕事に集中するというよりかは猫と遊びながら仕事をさせていただくみたいな感じになるので、
やっぱり集中したい仕事があるときには、やっぱりここが職場と位置づけていますので、職場で済ませてから帰るようにはしています。
今日はちょっとその間を挟んで、今この講演日記を収録してみました。
こういうふうに少しずつでもおしゃべりできればなと思っていますので、皆さん今後ともよろしくお願いいたします。
あとは今日はちょっと打ち合わせみたいなこともしたりしていまして、その中ででもですね、みんなやっぱりいろいろきついこと大変多いなというふうに言っているんですけれども、
世界の問題であるだとか、日本の問題であるだとか、個別の問題にしても、本当にあまり生きやすい社会とは正直言い難いなと思っているので、
なんとかその中を生き延びていきましょうという話をしていました。皆さんもゆっくり睡眠をとって、なるべくおいしいご飯を食べて、
今日も明日も生き延びていきましょう。小林恵美でした。
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