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今夜は僕と語りませんか。皆さんこんばんは、ヨーすけです。 この番組、今夜はヨーすけと語りませんか?は
普段は聞き役として生活しているそんな僕が、誰かに話したい、聞いてほしい、そんな話したい欲を満たしていく
ひとり雑談ラジオです。 今回もどうぞよろしくお願いします。
はい、皆さんお元気でしょうか。 このエピソードが配信されている時期が、ちょっといつ頃になるかわかんないんですけども、
ちょっとね、今回取り溜めっていうね、手法をしていこうと思って、 今現在は8月下旬あたりなんですけども、
おそらく9月の中旬あたりに配信されると思うんですが、 今涼しくなっていますか?
まだね、残暑が続いている可能性もあると思うんですが、ちょっと涼しくなっていることを祈って、はい、今喋っております。
皆さんは最近自分の中で、こんな自分の一面あるんだっていう、新しい自分に出会えたっていう経験ありますか?
僕ね、最近ちょっとそういった自分に出会ったというか、なんか自分変わったなっていうふうに自覚してるんですけど、
それがですね、過去の自分だったらちょっと恥ずかしいなっていうか、なんかできないなって思っていたことをやっていまして、
それがですね、カフェで読書をするっていう行為なんですけど、
自分がそれをすることってなんかできないなというか、まあそもそもあんまり読書をするタイプでもなかったんですけど、
なんかこう、そんなことないのに、なんか他の人からちょっとなんか気取ってるなとか、なんか思われちゃうんじゃないかなとか、
あとはなんか、わざわざカフェとか行かずに自宅で読めばいいじゃないっていうふうな考え方をしてしまっていた過去の自分がいたわけですよね。
で、なぜそんな過去の自分がいたのに、最近カフェで読書っていう行動をするようになったかと言いますと、
最近こう、過去のね、お盆休みどう過ごしたかっていう回でお話ししたんですけど、
最近ちょっとね、ひょんなきっかけからいろんな本を買いまして、で、まあ読書に勤しんでいたんですけども、
あの、なんかこう、自宅で読んでるとなんかちょっと集中できないなとか、
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あとなんか、こう、通勤中に本を読んだりするのと、会社で休憩中に読んだりするっていうのと、またこう、違うというか、なんか家で読んでると、こう、なかなか読み進められないっていう感覚があったりもしてたまに。
なんかそういう意味で、こう、なんかちょっと気分を変えて、なんかカフェとかで読んでみたら、なんかちょっと気分が変わるかなって思ったのと、
あとやっぱりそういうなんか、あえて読書するためにカフェに行くみたいな、なんかそういうのってちょっとなんか大人の余裕みたいな、うん、ちょっと憧れ的なものもあったりして、
試しにちょっとカフェに行って読書してみようと思って、こう、お盆休み期間中に行ってみたんですよね。
すると、まあ、ちょっと新鮮な気持ちも相まってか、割とこう、カフェで読書するっていう行為に、なんか自分の中でこう、腑に落ちたというか、結構こう、集中して本の世界に入り込めたっていう感覚があったんですよね。
それ以来、結構こう、2週連続でカフェに行ってみたりとかして、たまにそういう時間も楽しんでみたりしています。
人間っていうのはね、変化していくものというか、そうやってこう、今までやっていなかったものに挑戦したりとか、自分がこう、うんって思っていた価値観のものを触れてみたりして、どんどんこう、変わっていくというか、進化していく生き物だというか、難しく言ってしまったんですけども、
まあ、何にせよ少なからず変化していく、差がっていうかね、そういうものだと思いますので、そういったなんか自分の中でのこう、過去こういうふうに言ってたからとか、昔はこういうふうに、なんか他人に偉そうに言っちゃってたなっていうことで踏み出せないことってあると思うんですけども、
今回の僕のね、カフェで読書するっていうのは、まあ、そういった大それたことではないと思うんですけど、なんかそういう過去の自分との変化を恐れないっていう、なんかちょっと、そういう一歩を踏み出してみたら、なんか割とこう、自分の中ですっと浮入したりすることがあるんじゃないかなと思って、
最近はそういったカフェで読書をするっていう新しいことに、日常的にそういうことをして楽しんでいたりする、今日この頃でございます。
皆さんもそういったね、最近あった自分の中の変化みたいなのがありましたら教えていただけますと嬉しいです。
はい、というわけで、今回はですね、取り溜めしてまで喋りたかったというか、今の新鮮な気持ちのまま話したかったなって思うことがありまして、
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まあ、過去にね、またお盆休みの回で紹介したいろんな作品見たよっていう中の一つの作品なんですけど、今回話したいのがフェアウェルっていう映画なんですけども、
この映画を見て、すごい感じたことってたくさんあって、このフェアウェルっていう映画が大きなテーマで言うと、
がんと家族っていう映画なんですけど、僕自身がんを患った経験があるので、そういったがん経験者ならではの思いもあるし、
あとはそういう家族絡みのゴタゴタというか、そういった問題とかもちょっと考えさせられるなと思いました。
このフェアウェルっていう作品がですね、概要を説明しますと、アメリカで制作された中国を舞台にした映画でして、がんと家族っていうのをテーマにしております。
2019年の映画で、上映時間は1時間40分と、割と短めで見やすいかなと思います。
監督はですね、ルルワンっていうお方で、ちょっと存じ上げなかったんですけども、中国出身の監督さんで、主演がですね、今で言うとシャンチーだったりね、マーベルのシャンチーだったりとか、
あとはジュマンジですね。新しく撮り直されたジュマンジとか、あとはオーシャンズエイトとかにも出演している、今かなり注目のアジア人俳優のオークアフィナです。
最近ね、なんか洋画とか見てると、また見たことある人だっていう感じの俳優さんですよね、オークアフィナって。
で、この映画がそんな監督のルルワンさんが、2017年にラジオ番組でですね、This American Lifeっていうね、ラジオ番組があるらしいんですけど、そのラジオ番組内で語ったエピソード、What You Don't Knowを原作とした物語らしいです。
がんにかかった祖母と再会することになったその一族の喜怒哀楽を描いている作品ということです。
で、この映画の物語の大筋がですね、末期の肺がんっていうのを患った祖母、ナイナイ、祖母の名前がナイナイって言うんですけど、かわいいですよね。
そんなナイナイに、がんであるっていう事実を伝えるべきかそうでないかっていうところを絡めて進んでいるんですけど、
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というのも、中国っていうのが、なんか風習とか習慣的に、そういう国民性っていうのかな、末期がんっていうのをその本人に伝えないっていう伝わりがあるらしいんですね。
今も続いているのかな。
で、今回の物語も、末期の肺がんを患った祖母に対して家族は伝えないわけなんですよ。
なんか中国が一番最初にがんであるっていうことは、その本人じゃなくてその家族に伝えられて、ほとんどの場合その家族は隠す、本人には言わないっていう感じらしいんですよね。
で、このフェアウェルっていう映画の主人公が、実話を元にしたお話で、それこそこの監督のルルワン監督が元になった主人公、女性主人公なんですけど、
そのオークアフィナが演じる主人公がビリーって言うんですが、このビリーが幼い頃に中国を出てアメリカで育っているんですよね。
なのでそういう中国的なしきたりとか風習っていうのは理解できなくて、アメリカ的な、アメリカってイメージ的には個々の、その本人の、本人は本人の幸せみたいな、
個人が自分のことは自分で決めるみたいな、そういうイメージがあるんですけど、そのビリーもそんな感じで、
その内々の末期の背岸っていう事実は本人に絶対伝えた方がいいっていう風に、中国との、中国の家族の意思と反発するわけなんですよね。
物語が進んで、最後まで結局内々に対して癌っていう事実は伝えられないんですけど、
そうやって癌という事実を秘密にしながらも、主人公のビリーは絶対伝えた方がいいのにって思いながらも、
時間をかけていって、そういった中国で過ごしていくにつれて、このままでいいのかもしれないっていう風に、
違う、自分と違う思想とか信念っていうのをちょっと徐々に受け入れていくっていうような物語なんですけど、
最初は、僕自身が癌経験者として、もし癌を患ったとして、絶対もう僕だったら、
癌っていう事実は知りたいなって思うっていう風に思って、この映画を見ていったんですけど、
もちろん癌と家族っていう題材ではあるんですけど、もっと大きな背景にあるテーマとしては、
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違う風習とか思想だったりとか思ってる人に対して、自分が持ってる正義だったりっていうのを伝えて分かち合うのって難しいし、
それって自分にとってはそれが正義なんだけど、相手にとっては逆のことが正義であって、
何を、自分の正義を強要するのがそれを果たして正義なんだろうかっていう、
結構、日本で暮らしてたら宗教的にぶつかることとかってあんまりないと思うんですけど、
例えば、この人なんかこの考え方苦手だなって思うような人とちょっとバチバチしちゃったりとかっていうのも、
そういった小さなモヤモヤみたいなことって人と繋がっていく上であると思うんですけど、
そういう人との関わり方っていうことを考えさせられるし、果たして自分が今思っている信念とか、
自分のやりたいことって貫いた方が心の健康的にはいいと思うんですけど、それを他人に強要していいのかっていうことを考えさせられた映画でしたね。
ガンをテーマにしているので、暗い映画かなっていうふうに思われるかもしれないんですけど、
もちろんちょっと胸を痛めるシーンとかもあるんですが、最終的にはラストはすごくハッピーな感じというか、すごいスッキリとした感じで見終えられるので、
ぜひ身構えないで見てほしいなって思った映画でしたね。
今回ですね、そんなフェアウェルを見て紹介して、僕自身がガンを経験して、
もし自分にガンが、末期のガンがわかったとして、その時に知りたいか知りたくないかっていう、そういうお話をしようかなとも思ったんですけど、
ちょっとね、長くなりそうだったので、あとはなんか、そんなに共感してもらえるような話ではないのかなと思ったので、
まずは、あんまり僕のこの番組でガンについてって話してきてなかったなって、なんかふと思ったので、
僕のガンに、ガンを経験したからこそ話せるようなことを話していきたいなと、今回は思います。
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それがですね、僕自身ガンを患って、やっぱりいろんな苦しいこととかってあったんですけど、
そんな中で、もしガンを患う前にこれを知っといたら絶対助かったなっていうことが結構あったりして、
そういうことを頭の片隅にでもね、覚えておいたら役に立つかなと思いまして、そういったことをシェアしていけたらなと思うんですけど、
それがですね、もしガンを患った時に知っておいたら役に立つんじゃないかな、
僕自身が知っておきたかったって思うことが3つありまして、
僕のガンは、簡単に説明しますと、左の腎臓にできたガンなんですけど、
わかった時には結構もう進行してしまっていて、大きなガンになっていたんですよね。
2020年の9月ぐらいにわかりまして、ちょうど2年前ぐらいなんですけど、
その9月の2ヶ月前ぐらいから謎の体調不良っていうのがあって、
いろいろとわからない時期とか、すごく原因不明の時期とかも続いて不安な中、いろいろと検査を進めていって、
最終的には左の腎臓にガンがあったっていうのがわかったんですけど、
その詮獄された時は、僕は検査を受けて1日がかりの検査があったんですけど、
一番最初は午前中に帰れるって聞いてたけど、結局夕方ぐらいになってしまって、
朝一、すごく病院は人であふれ返っていたので、最後は僕が一人ぽつんと待合室で待っているみたいな感じで、
その時点で結構なんか、これは結構重大な病気なんじゃないかなっていうふうに予感はしてたんですよ。
最終的に診察室に入ると、結構なお医者さんとか看護師さんの数、もう10人ぐらいいたんじゃないかな。
結構な大人数の人が待ち受けていて、なんだこれはと思いまして、
その時は確定的なことは言われなかったんですけど、この左の腎臓に腫瘍があります。
現時点では詳細は伝えられないんですけど、おそらくがんなんじゃないかと思いますっていうふうに言われて、一人でがん宣告を受けました。
後日、家族とかをね、一緒に話を聞きたい人を連れてきてくださいっていうふうに言われて、
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2日後ぐらいだったかな。
その時は両親、実家に住んでいたので両親を連れて行って一緒に聞きました。
その時にがんを宣告されて、こういう状態ですみたいな感じで言われましたね。
治療のこととかね、いろいろ話せることあるんですけども、
今回はその宣告された後に、はじめはがん宣告された時は誰でも死っていうね、死の恐怖っていうのが襲ってくると思うんですけど、
僕もそういったね、死んじゃうんじゃないかっていう不安が最初に襲ってきて、
でもこう、日が経つにつれて、そういうがんっていう事実は変えられないからっていうふうに、
100%ではないんですけど、受け入れられてきたりするんですよね。
そうやって、死の恐怖っていうのが落ち着いてくると、割と現実的な悩みっていうのが出てくるんですよ。
今回お話ししたいのはその現実的な悩みの話なんですけど、
その感情の、なんか死にたくないとかっていう感情が落ち着いてきた後に出てくる3つの心配がありまして、
それがお金のこと、そしてがんの悩みを話せない、話す相手がいないっていうこと、
そして3つ目が仕事のことです。
僕が本当にがんを患う前に知りたかったなって思うことは、この3つが主かなって思うんですけど、
まず1つ目がお金のことですね。
本当にがんに限らずなんですけど、病気を治療するっていうことはお金が必要になりますよね。
本当に、まず一番最初に死の次にやってくるのがお金の心配だと思うんですけど、
僕は、ちょっとぶっちゃけた話するんですけど、占国された当初は28歳だったんですけど、
その時僕が持っていた貯金っていうのが全部で50万円ぐらいだったんじゃないかなと記憶しておりまして、
正直ね、同年代でちゃんと将来を見据えてお金を貯めたりとか資産運用してる人からすると少ないって思われるような金額なのかな。
正直僕は、正社員になったのがそれこそがんを専格される1年前ぐらいになった頃で、
それまではフリーターとして何も考えずに過ごしていたので貯金なんて全然してなくて、正社員になってからし始めたっていう感じだったので、
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本当に全然考えてなくて、それぐらいの貯金で占国されて、
あとはその当時任意の入院保険とかっていうの入ってなかったんですよ。
例えば保険とか入ってるとがんを専格された時に一時保証金みたいな感じで何十万もらえたりとかしたりとか、
あとは入院した時に1日何円とかっていうのが定額でもらえたりすると思うんですけど、
そういった保険とかっていうの入ってなかったので、
そういう貯金が50万っていうのでやっていけるのかどうかっていうのがまず心配になったんですよね。
心配していたんですけど、その当時本当に保険のこととか病気になった時にどういう制度が使えるのかっていうのを分かっていなかったので、
結果的に言えば全然貯金が50万でもやっていけたし、
あとは最悪貯金がなくても大丈夫だと今となってはそう思います。
というのも僕は会社に勤めていて、会社の社会保険っていうのも入っていて健康保険っていうのも入っていたんですよ。
国民健康保険ですかねっていうのに加入していたおかげで、
高額療養費制度っていうのを利用できて、
それが収入によって支払う金額がかかるんですけども、
その保険制度を利用することによって毎月の支払う医療費っていうのが一定になりますよっていう制度でして、
僕の場合はだいたい6万円弱ぐらいで毎月支払う金額っていうのが制限されていたので、
そういう高額療養費制度っていうのに助けられましたし、
あとは僕は利用しなかったんですけど、
治療をしないといけないお金が必要ってなった時に、
全く貯金とか収入がないっていう方のためにもお金を貸してくれるっていう、
確か無利子とかじゃなかったかな、無利子で貸してくれるっていう制度もあったりとかするので、
そういった制度を利用して治療費っていうのを抑えていくっていうことができたので、
それはすごく助かりましたね。
だとしても、やっぱり治療っていうのはお金がかかるもので、
例えば高額療養費制度で一定の治療費に制限されるっていうのが保証されていても、
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これは万能ではなくて、
例えばそういう制度があったとしても、
入院と通院とあとは薬局っていうのでまとめられないみたいで、
その会計窓口1回につき限度額の6万円弱っていうのを払わなきゃいけなかったので、
例えばその月、1月に入院もします、通院もします、薬局で薬ももらいますっていうのが重なってしまったら、
1月で18万円とかそれぐらい払わなきゃいけないっていうことがあったんですよね。
そういうのがあったとしても、後々この3つっていうのはまとめることができるので、
後々帰ってくることはできるんですけど、
それが3ヶ月先とか申請してから3ヶ月ぐらいになってからじゃないと振り込まれないので、
そういうのがあるので、やっぱり多少なりとも2、30万とかそういうくらいの額の貯金があった方が安心かなとは思いました。
なので、そういったどれぐらい貯金していたら安心なのかとか、
あとは保険に入ったらこういうことがあるよとか、
加入している国民健康保険でそういった制度が使えるよっていうのをもともと、
もちろんこれはすごく広く知り渡っている制度なので知っている方もたくさんいらっしゃると思うんですけど、
僕は全然無知で知らなかったので、
そういったお金に関する使える制度っていうのを知っておけばよかったなって思いました。
そして続いてがですね、
がんの悩みを打ち明ける場所がない、そういう場所を知りたかったっていうことなんですけども、
これは家族とか友達とか恋人とかに言えばいいやんって思われるかもしれないんですけど、
なんかこう心配をかけたくない。
結構ね、やっぱりこう気を使ってくれているのがわかるんですよね。
その気を使って僕に暗い気持ちになってもらわないために向こうが明るく振る舞ってくれたりとか、
それはすごく嬉しいしありがたいことなんですけど、
そうやって気を使ってくれているのがわかっているからこそ、
こっちもあんまりネガティブな死ぬのが怖いとか、
もし手術ができなかったらどうしようとかそういうことって吐けないんですよ、気持ちが。
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最初こそは割と不安な気持ちってパートナーにも言ったりしてたんですけど、
治療期間が長くなるにつれてそういう気持ちが吐き出せなくなってしまっていたんですよね、僕は。
そういう時に同じくがんを経験した人とか、
あとはそういう専門の人とかに話を聞いてほしいなって思ったりもして、
いろいろと調べていく中で、ちょっと時間はかかってしまったんですけど、
見つけた場所がありまして、その一つがですね、
がん患者とかその家族が集うSNSっていうのがあるんですよ。
それがですね、Five Yearsっていうところなんですけども、
英語でFive Yearsっていうところなんですけど、
そこがすごく大きなSNSっていう感じではないんですけど、
割と簡易的なミクシーみたいな感じで、
いろんな人が不安な気持ちをつぶやいたりとか、
あとは質問形式で過去に経験された方にこういう場合ってどうしたらいいですかみたいな感じで質問して、
それに答えるみたいな場所があったりとかするんですけど、
僕は本当にそこで不安な気持ちとか、こういう時どうしたらいいですかっていうことを、
それこそ手術前に不安だった気持ちとかもつぶやいたりしたし、
あとは個人的に気になっていたお腹を切る手術をする時に、
傷跡ってどうなるんだろうっていうのがすごく気になってたんですよ。
そういうのを質問したりとかしましたね。
あとは日々いろんな方が病気と戦っているんだなっていう姿を見て、
本当に勇気をもらえたんですよね。
自分だけじゃないっていうふうに本当に思ったんですよ。
なのでそういう場所って本当にがん患者とその家族だけのコミュニティなので、
全然周知されてない。
もうがんから全然縁がないっていう人は全然知らないわけじゃないですか。
当たり前なんですけど。
なんかそういうのを、存在を、
5yearsがあると思ってすぐに駆け込めてたら、
一番最初もうちょっと不安が和らいでいたんじゃないかなって思ったりして、
それこそ僕がんを患ってから大体3ヶ月ぐらいだったかな。
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ブログをやってまして当時、今はノートとかに移行したんですけど、
自分のブログっていうのを持っててそこでがんの治療のこととか不安な気持ちとかを書いていたんですけど、
そのブログを見て連絡してくださった方が結構何人かいらっしゃって、
本当になんか不安ですとか一緒に頑張りましょうみたいな個人的にメールをもらったりして、
それもすごく嬉しいなって思ったんですけど、
それこそなんか私最近がんを宣告されたばかりで本当に不安で、
どうしたらいいのかわかんないし、話せる人がいなくてメールしましたみたいな。
すごく大きな不安に襲われている方からそういったSOSみたいなメールをいただくこともあったんですよね。
僕自身の体験談とか、あとはなんかそういう不安な時にこういうことをして乗り越えましたみたいなアドバイスもしたんですけど、
もっともっといろんな人、それこそその方って僕とは別の部員にがんができた方で、
がんってその場所によって結構特性が違ったりするので、一概に僕がこうだよって言えなかったりするので、
それこそその人と同じがんの人に話を聞いたりとか、
そういう体験談を見た方が役に立つというか気持ちが楽になるんじゃないかなって思ったので、
この5EARSのがんのSNSの存在を教えたら、なんかすごく全然知らなかったですって。
私がん関連のことを調べて洋介さんのブログにたどり着いたんですけど、この5EARSの存在は全然見つけられなかったですって言ってて、
なんか僕すごいこの5EARSに助けられたのに、その存在が全然検索してたどり着けないって思ったら、
なんかこうもったいないなって思ったりとか、もっとそういう当事者だけじゃなくて、
もしかしたら未来がんを経験するかもしれない人にも知っておいてほしいなって思ったので、
僕のこの番組って小さいものかもしれないんですけど、聞いてくださっている方がもし将来がんを患った時、
今ね、日本では将来がんにかかる可能性って2人に1人っていう風に言われてるぐらい、本当に当たり前っていうか身近な病気だと思いますし、
かかる可能性ってゼロではないというか、それこそ本当に大きいと思うので、
そういった時に僕のこの発言というか、この5EARSがあるよっていうのを心の片隅に置いといてもらえたら、
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救われる可能性っていうのが広がるんじゃないかなと思ったので、今回この5EARSっていうがん患者のためのSNSっていう存在を紹介したいなと思いました。
最後がですね、3つ目がですね、仕事のことですね。
これは本当に一番悩んだというか、本当にどうしようかな、仕事どうしようかなって。
お金のことも他の人に気持ちが言えないこともそうだったんですけど、やっぱり仕事って働いてる方は毎日仕事に行ったりして、自分の生活に欠かせないものですよね。
やっぱり生きていく上でお金って必要だし、そのお金を得るためには仕事に行かなきゃいけない。
でもやっぱり病気を患うと体調も安定しないし、体も動かないかもしれない。そんな中で仕事ってできるのかなとか、
あとは自分が病気のせいで仕事に穴を開けたせいで他の人に迷惑をかけてしまうんじゃないかっていうふうなことって、どんな方でも考えてしまうと思うんですよ。
僕も例によって仕事のことについてすごく悩んで、最初がんを宣告されたときは治療を受けながら仕事を続けるっていう選択肢もあったと思うんですけど、
そういった仕事にも行く、治療も受けるっていう自信がもう全然なかったので、本当に当初がんを宣告されたショックで本当にもう働けるような精神状態じゃなかったんですよね。
なので、初めは本当に退職しようと思っていたんですよ。
でも、そうやって仕事って辞めた方がいいですかねっていうふうに看護師さんに話したら、仕事は絶対辞めないでくださいっていうふうに強い口調で言われたんです。
その看護師さんをいわく、やっぱり同じように考えて仕事を辞めた方がいいんじゃないかって思う方が多いらしいんですよ。
なんか迷惑かけるんじゃないかとか、体力大丈夫かなとかって思って同じように考えてしまう人って多いと思うんですけど、
一回そこで仕事を辞めて治療に専念するっていうのもその人の体のためとかにもいいとは思うんですけど、
その後、例えば手術が成功して、もうがんの治療もしなくていいですよっていうふうな状態になった後、やっぱり生活していく上では仕事が必要で、
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会社を辞めて、また再就職先を探すっていう時に本当に苦労するらしいんですよね。
がんを経験されていると、例えば会社の人に新しい会社の面接を受ける時に、オープンにする時、こういう病気があって前の会社を辞めましたっていうと、
病気があると体の心配されたりとか、あとはやっぱりがんを経験された後って通院しなきゃいけないんですよ。
何年間かは再発の可能性があるから定期的に通院して検査をして体のことを見ないといけないんですけど、
そういう通院するっていうのを理解が得られなかったりとか、あとはやっぱりがんの事実を隠すことも難しいんですよね。やっぱりそういう通院をしなきゃいけないっていうのがあるから。
そういうことがリスクがあるから絶対会社辞めないでくださいっていう風に言われて、僕も考え直したんですよね、その時に。
それで会社の人に相談して、時短にするのか休職、一切仕事を休んで治療に専念するのかっていうのを相談して、僕はまるまる休職して治療が落ち着いてから復帰するっていう形を取りました。
もちろんそういうどういう体制が取れるのかっていうのは会社ごとに異なると思うので、そういう病気になる前に、いざという時に本当に焦らないように、健康な時って考えもしないと思うんですけど、
病気で会社を長期的に休むっていう場合に利用できる制度が何があるのか、どういう種類があるのかっていうのを確認しておいた方がいいかなって思いますね。
僕の場合は治療開始から手術まで約半年間あったんですけど、その間は休職させてもらいまして、その間は休んでいただけではなくて、
健康保険、会社の社会保険の健康保険の症病手当っていう制度があって、それを利用して給料の6割程度っていうのを毎月お金をいただいておりました。
それがすごく助かりましたね。それですごく生活できていたなって感じています。
例えば僕のような選択ではなくて、ちゃんと仕事をしながら通院もするし、会社で仕事もしていたいっていう人は、
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抗がん剤ってすごく打ったらすごくしんどくて寝込んでしまうんじゃないかっていう風にいうイメージがあると思うんですけど、
もちろん種類、薬の種類によるんですけど、今では副作用の少ない抗がん剤っていうのも増えてきてて、
僕の場合も本当に副作用ってのあったんですけど、思っていたよりも大丈夫だったなっていう感覚でした。
なので抗がん剤投与のために通院しながらもフルタイムで働いてるっていう方もたくさんいらっしゃるみたいなので、
全然そういう道も安心してしてもらえると思います。
本当にさっきも言ったんですけど、自分が穴を開けたら迷惑かかるからとか思って辞めてしまったりとか、
あとはちゃんと通院しなかったり、きちんと治療受けられなくなってしまったりとかしたら、
本当にとてもしんどい思いすると思うので、
会社の人ときちんと自分はどうしたいのか、給食したいのか、時短で働きたいのか、やっぱり辞めたいのか、
自分の希望を伝えた上で会社の上の人と相談をした方がいいかなと思いますね。
病気があるから辞めようって思うのではなくて、自分の希望をちょっと考えてみて、
いろんな人と相談し合って決めた方がいいなと思いました。
そうは言っても、やっぱり病気っていう大きな衝撃があって、すぐにそういう決断ができないという場合もあると思うんですよ。
そういった場合は、さっき言った5yearsっていうがんのSNSで経験者さんに聞いてみたりとか、
あとは、がん患者専用の相談窓口っていうのもたくさんあるので、いろんな頼れるところっていうのが頼っちゃっていいと思うので、
また元気になったときに本当にありがとうっていう気持ちで、そういう気持ちを返せたらいいのかなと思いますので、
仕事に関しては本当に基本的にはできたら続けながら、すぐに辞めないで続けていった方がいいかなと思いました。
そんな感じで今回まとまりがなかったんですけども、なかなかと僕ががんを患ったときに、もし知っていたらもっと気持ちが楽になっていただろうなっていうことを3つお話ししてまいりました。
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ここまで話してきてね、がんを患ったけど今どうなのっていうお話なんですけど、
簡単に言いますと、今のところ僕のがんっていうのは再発していない状態で、手術でがんを取り除きましたよっていう状態です。
今は5ヶ月に1回くらいかな。最初は3ヶ月とか4ヶ月とかそういう短いスパンで検査に行ってたんですけど、今は5ヶ月に1回のペースで検査を受けて、体の状態を見てるっていう状態ですね。
僕は手術で左の腎臓っていうのを一つ丸々取ってしまって、今腎臓っていうのは右側にしかないんですけど、一番最初は一つ腎臓を取ってしまうっていうことに対してすごくショッキングというか、大丈夫かなその後の生活って思ってたんですけど、
今になったらわかるんですけど、もう一つの腎臓っていうのが健康だったら全然日常生活っていうのは以前と同じように過ごしていいよっていうふうに言われましたし、
今のところもちろん塩分を取りすぎちゃダメとか、健康的な生活、食生活を送るとかそういうことは気をつけてはいるんですけど、そこまでナーバスになりすぎずに生活できているので、
トチカテと僕は、僕の体にできた癌が腎臓で良かったなって思います。2つあるうちの1個で亡くなったのが良かったなって、替えが引かない部位とかってあると思うんですよ。
もちろん胃がんの人とかって胃を全部切除しても腸を胃のような感じの役割に代用したりとか、肺とかも片っぽ取っちゃっても、もちろん息切れとかもあると思うんですけど、それでも問題なく生活を送れたりとかっていう経験者さんの声とかもあったりして、
割と無くても大丈夫っていう部位もあったりして、そういう知識も全然なかったので、最初は腎臓を1つ丸々取るんだって思って、すごくなんかショックだったんですけど、今のところは腎臓が1つっていうので、死生活に支障っていうのは今のところはないので、割と腎臓で良かったなっていうふうに思っちゃったりしております。
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なので今後は再発っていうのがないように生活していくっていうか、再発がないような、再発が発生しないような、そういうふうに気をつけていくっていう、健康に気をつけていくっていう感じで過ごせていけたらなとは思ってるんですけど、なるときはなると思うので。
僕も正直酒も飲まない、タバコもしない、食生活はちょっとあまりよろしくなかったかもしれないけど、そういうあまりそんなに自分的に不節制してなかったのになっていう僕でもなっちゃったので、本当になるときはなるなって思うので、考えすぎずに。
割とストレスとかが一番の原因って呼ばれたりするので、そういう不安な気持ちとかもないっちゃ嘘になるんですけど、がんのことは考えすぎずに、本当に今ある、目の前にある日々を1日1日淡々と過ごしていけば、がんの再発がないよ、安心だよって呼ばれているその年数まで、
歩んでいけるんじゃないかなって思っていたりするので、今のところはそんなに暗い気持ちなく毎日楽しく過ごせています。
というわけで、今回はちょっと本当に長くなってしまったんですけど、僕のがんにまつわる話から、こういうことをしといた方がいいんじゃないっていう、がんを経験されていない方のために、3つのことについて話してまいりました。
今回の話が聞いてくださっている方にためになったら嬉しいなって思います。
というわけで、今まで番組とかは基本的に明るい話とか、暗い気持ちにならないようにがんのこととかあまり話さない方がいいかなって思っていたんですけど、
それにしても割と最近は友達がいないとか、過去にこういう黒歴史があったとか、そういう暗い話もしているので、自分にしか話せない話だと僕は思っているので、そういったがんの話とかもたまにしていけたらなと思っております。
というわけで、今回は以上となります。
この配信がいつになるかわかんないんですけども、おそらく9月に配信してると思うので、本当にまだまだ残暑も厳しいですが、ちょっとわかったように言ってるんですけど、残暑も厳しいですが、皆さん体調崩されないようお過ごしください。
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何かお便りとかコメントとかいただけると励みになるので、ぜひいただけますと嬉しいです。
それではまた次回の更新でお会いしましょう。
以上、りょうすけがお届けいたしました。さよなら。バイバイ。