1. デザインのまわり
  2. はじめまして
2021-02-03 20:02

はじめまして

デザイナー 山下一樹(ヤマシタカズキ)がデザインの仕事をしながら感じたこと、思ったこと。ハウツーや手先のノウハウばかりではない、デザインのまわりにあるお話。ご質問、ご意見はこちらからどうぞ。https://forms.gle/bDmZ9Yo9MfyQzjiN6
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デザインのまわり、デザイナーの山下一樹です。 今回は、はじめましてということで、声の配信をする私も実は初めてなので、慣れるまで少し時間がかかるかもしれませんが、お付き合いいただければと思います。
このポッドキャストでは、私がデザインの仕事を通じて思ったこと、デザインのまわりにある話を配信していこうかと思います。
このまま一人で喋るっていうのもいいんですけど、ちょっとだいぶ心配になってくるので、一緒に話してくれる方を呼んでいます。
友人で独学でデザインをやってたりとか、今ではライブ配信のアシスタントも勤めているので、ちょっとぜひこういうことを一緒にやりたいので、お願いしたところ快楽してくれたんですけど。
草野さんです。
はい、よろしくお願いします。
友人の草野でございます。
初めてだから、どんなふうに進んでいけばいいんだろうねってお互いに結構ドキドキしてるよね。
そう。
早速ですから自己紹介を。
自己紹介。さっきのでいいのかなと思っちゃった。
今もともと大阪にいる頃にね、山下さんとはこういう関係があったんですけれども。
デザイナーとして本業でやってるわけではないけども、デザインも少し関わったりもしてるって感じね。
そうだね、知り合いがチラシちょっと頼むわみたいな、そういう個人間の受発中ぐらいは少しあるかなぐらいの感じなので。
結構山下さんの話とかを聞く中で、なんか自分にとってもデザインのプラスになる部分とかあるんじゃないかなと思って、そういう意味でも気にしています。
プラスにならないって話もいっぱいあるけど。
大丈夫、大丈夫。
とはいうえ、私結構山下さんが社会人になってだいぶ経ってからのお友達だから、そもそもどういうきっかけでデザインになったのかなと。
ちょっとその辺を聞かせてもらえたらいいのかしら、最初。
そうですね、今こそデザイナーとして仕事してるんですけど、情報系の大学を出て、いきなりサラリーマンになって、電気メーカーの当時からITに役代わりたかったので、
IT枠で入社をして、エンジニアとして働いていました。
配属されたらネットワーク関係の仕事をやってたりして、割とデザインとはかけ離れた世界でした。
そうか、デザイナー出発、エンジニア出発。
そう、システムがやっぱり作りたかったの、当時から。
アプリとかを作りたくて、それでITの枠で入ったものの、配属先がネットワークっていうところで、
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全く画面もないルーターの設定とかをやってた。
ああ、そういうことか。
それでもちょっと面白くないので、システムがやりたいですって言って、システムのところに配属された感じですね。
よかったね、でも配属されて。
無理やり行った感じだけど。
そこで何のシステムを取り扱ったかというと、
コールセンター、今では電話とウェブ問い合わせの方が多いからなかなかイメージがつきにくいけど、
当時は電話がやっぱりメインで、家電メーカーだったんで、
修理の受付をしたりとか、商品のクレームを受けたりとか、
そういうコールセンターが使うシステムを担当してて、
そこの画面設計をやったのが初めてかなと。
そういうことか。エンジニア側でも画面設計とかがあるから、
その辺で少しデザインの要素が始まりだした。
そうですね。
当時は画面設計のことを基本設計と呼んでたような時代で、
当然UIっていうことは当時そんなに言ってなかった気がするんですけど、
システムと言えば本当に要件定義をしてそのまま開発するみたいな流れが多くて、
画面のことにそこまで時間を使うような時代ではなかったんですね。
なるほど。
ただコールセンターの受付のシステムっていうのは、
電話を押しながらオペレーターの人が使うシステムなので、
使い勝手が良くないと。
そういうことか。
どこにあるんだったっけみたいな風になっちゃうと困っちゃうから。
そうそう。
そのコールセンターごとにやっぱり画面も違うしで、
使いやすい画面って何だろうみたいなところにすごく興味があって、
そこから多分UI設計の面白さに惹かれたって感じですね。
そういうスタートだったのね。
知らなかった全然。
そこで結構しばらくやって、
やっぱりシステムのところの画面を作るところが好きだなと思って、
それだけの仕事をしたいなと思って、
何年か経って独立したって感じですね。
そのUIのところだけをやるっていう。
確かに。
山下さんの会社はUI UXだよみたいなところとかを
すごい一番。
ただデザイン会社ですみたいな風な言い方をしてないなっていう印象がすごくあるな。
今その会社の中ではどんな仕事を?
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やっぱり画面設計っていうのが中心にあって、
ただ当時とはだいぶ作り方も変わってきたので、
お客さんと話すところがメインだったり、
その中でどういう風に形にしていくのかっていうところに時間を割いて、
UIのデザインをしてる感じですね。
うちの会社ではエンジニアもいるので、
そのままアプリまで作るっていうのが仕事の内容ですね。
なるほど。
そういう働いていく中で、
この番組をついにやろうと思ったきっかけみたいなものとかあったりする?
そうですね。
デザインのやり方とか、
当然UIの作り方なんていう情報は結構今探せばどこにでもある状態で、
本当にトレンドもあるし、
作るためのツールに関する情報もあって、
そういうのは探せば誰でも見つかるような状態になってるんですけども、
どう作ったらいいのかっていうところの過程だったりとか、
そういう話ってなかなかなくて、
文章にもしにくいんですね。
やっぱりそういう話って。
どう作ったらいいのかっていうのは、
ハウドゥな部分じゃなくてってことだよね。
そうですね。
デザインスクールとかも今あると思うんですけども、
実際にそのスクールに行った人からの話を聞いたりとか、
スクールの実際の教材を見たりもしてるんですけども、
やっぱり本屋さんに行けば書いてあるようなことだったり、
ネットで調べればあるようなことが教材としてあって、
もちろん基礎スキルとしては必要なんですけど、
例えば作家になりたい人向けにスクールがあって、
ペンの持ち方からやりましょうみたいな、そんなイメージ。
やっぱり書きたいという心から湧き上がってくるものがあるべきで、
そこからどういうふうに形にしていくのかっていうところはやっぱり、
なかなか自分じゃないと見つけられないところもあるかなと。
それかな、卒業した後に言われたことはできるけど、
自分で作り出すことができないみたいな感じになっちゃうような話。
結局スキルとか言っても、使い方とか線の引き方を学んでも、
お客さんと喋った後に形に起こすまでの過程って難しくて、
そこは経験とかスキルだとかセンスだっていう言葉で片付けられて過ぎなんですよね、今って。
確かに。
その部分を経験した中でどういうふうに思ったのかとか、
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どういうふうに向き合ったのかっていう話をしていくと、
一つは持ち帰ってもらうものもあるんじゃないかなと思って始めようかなと思いました。
なるほどね。
そうなると、今現在にデザインをやってる人とかに聞いてほしいという感じ?
そうですね。
デザイナーとしてやっていきたいっていう若い方とか学生の方も増えてるし、
でもその方たちはスキルを上げたいとは思っているはずで、
そのスキルの横隅にあるようなデザインの心構え的なところ、
この番組を通して持ち帰ってもらえたらなと思います。
結構デザインやりたいですって人、最近私の周りもすごい増えてるけど。
そうなん?
でもどこから行くんやろうなっていうのは結構思ったりとかね。
結構不思議なのが、またそれはみんなに聞いていきたいけど、
なんでデザイナーになりたいっていう人が増えてるのかなと。
不思議だなと思ってて。
なるほどね。
でもデザインもいろいろ今ありすぎて、
多分キャリアの積み方とかそういうのもだいぶ変わってきてるよね。
難しいと思いますよね。
僕はグラフィックデザインをずっとやってたわけではないんですけど、
やっぱり昔のキャリアってグラフィックデザインを一生懸命やって、
誰かのもとでアシスタントしながらやって、
広告代理店から仕事をもらって、
いつかはアートディレクターになるみたいな、
そういうキャリアがあったわけなんですけど、
ウェブが出てきてからはいろんなキャリアのロールモデルがあったりして、
それがうまく自分たちも示せられてないところの反省点も
ちょっとあったりはするんですけれども、
例えばUIデザイナーとしてなったはいいものの、
スマートフォンがいつまであるかわからないですけども、
UIデザインしかできないキャリアになってしまっても困るでしょう。
だから今、時代の流れもあるし、
UIデザイナーのなり方みたいなのはあると思うけども、
その先どうするみたいな話もなくて、
そういう話も一緒にできたらなと思います。
だからアプリの中の使い勝手の話って、
転換していけば、建築までいくのかわからないけど、
他の物事の使いやすさみたいなところとかも通じてきたりとか、
そういう根本の考え方とかそういうところを話していけたらいいのかな。
そうなんですよ。だから言語化できないんですよね、なかなか。
確かに。
言語化できないのに喋るってすごくないですか。
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喋りながら言語化できていけばいいなっていう。
だからこの番組は原稿がないし、
そうなんですよ。アドリブですよね。
どうなるのか本当にドキドキしてるよ、私は。
結構確かに山下さんは料理とかも好きやから、
それとデザインが通じるみたいな話もちょこちょこね。
そうね、一時期そんなことも言ってて。
僕実はデザイナーですって言ったのがこの3年ぐらいかな、実は。
もちろんデザインの仕事してますとは言ってたんですけど、
僕は職業としてはインフォメーションアーキテクトっていう肩書があって、
情報を設計するっていうのが一番のコアスキルなんですね。
デザイナーって言うとやっぱり幅広すぎて、
その肩書使うのも申し訳ないなっていうぐらいになってて。
ただきっかけがあって、デザイナーでいいんだって思うこともあって、
今ではデザイナーって言ってます。
きっかけの話はすると長くなるのかしら。
それはですね、この番組のタイトルにかかっているので。
なるほど。
一時期デザインの仕事がすごく忙しくて、
まきばらしに本屋さんに行こうと思って、
デザインの本でも読もうかなと思って探してたんですね。
探してて、ちょうど横のジャンルの棚が料理のとこだって、
そこでパッと目に止まったのが、
堂井よしはるさんのおいしいもののまわりっていう本があって、
何気なくとったんですね、色が割と綺麗な本で。
普通料理の本とかっていうと、レシピだったりとか、
日本料理の歴史とか食材のこととか、
レシピ本がほとんどあるんですけど、
その本はレシピの話一切なくて、
何だろうな、ちょっと今目の前にもあるんですけど、
ご飯のおいしさについてみたいなとか、
味見の仕方とか。
味見の仕方?
が書いてあって、小さいエピソードが散りばめられた素敵な本なんですけど、
いわゆる料理とか、僕らがイメージする料理の手法とか、
食事のこととかとはちょっとかけ離れたようなエピソードが多くて、
そのタイトルもすごく綺麗くて、おいしいもののまわりっていう、
おいしいもののまわりにはこんな話がいっぱいあるんだよ、みたいな意味だと思うんですけど、
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それを読んで、僕は立ち読みで全部読んじゃったんですけど、実は。
買ったんでしょ?終わったんで買ったんですか?
買いました、ちゃんと買って。
で、なんかそれの話とデザインの話が僕の中ですごくシンクロして、
なんかやっぱりいいデザインをしがちなんですけど、
例えば僕も使いやすいUIにしようってなると、
ユーザビリティとかを出してきてやるんですけども、
なんかそういう直接的なものじゃないなと思って、
やっぱり言葉として古いけど、デザインの心構えというか、
なんかそういうものなんじゃないかなと思って、
今立ち返って考えるようにしていますね。
なるほど、そういう、そっか、確かにね。
なんかいいものをいきなり作るんじゃなくて、
その前に周りにあるものとか、そういうものをちゃんと考えたりするみたいな。
そうなんです。
なんかそれの発見をやっぱり伝えたいなと思って、
この番組のタイトルもデザインの周りっていう風にして、
インスピレーションを受けました。
なるほどね。
もちろんこの番組が始まるにあたって、
何回か山下さんと打ち合わせ的なものをしたんだけど、
なんかちょっと今やっとしっくりきたかもしれない。
ようやく。
でもやっぱりすごくふわっとしてることだからさ。
そうなんですよ。
なんだろうね。
なんかうまく伝わっていくといいね、そういうことね。
なんか番組も本当は聞いてくれる人が増えたら嬉しいんですけどね。
その増やし方とかいうか、
こういうタイトルにしたら増えるっていうこともなんか分かってるんですけど、
なんか伝えたいのはそれじゃないなと思って。
うん、いや分かる。
なんか売れるデザインとか、
UIデザインにおけるなんちゃらのポイントとかって、
聞きたくなるような話はあるんですけど、
本質的に伝えたいのはそういうことじゃないなと。
なんかじんわり聞いてくる、ちょっと漢方みたいな感じのね。
うん、になってくれたらいいかな。
ある日、あれ?
あの時言ってたわ、だってこれだなみたいなのがパッてなんか、
ついたりするような感じの。
そうなんです。
番組になったり。
私たち自身もなんか話す中で、
あーってなんか自分たちも納得が深まるみたいな風になっていくといいね。
うん。
いくつかでもね、
こういうことを話そうかなって思ってることもたくさん用意はしてるんですけども、
なんかやっぱりインタラクティブにこうやっていきたいので、
実際に聞いていただいている方からも意見とか欲しいですね。
うん、確かに。
電話者さんに聞いてみたいことありますとかね。
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そうそうそう。
そういうのとてもいいよね。
ぜひぜひ受け付けたいなと思います。
あくまでなんか質問に答えるというよりかは、
一緒に考えたい姿勢でやりたいなと思ってます。
と思います。
じゃあ今日はこんな感じですか?
そうですね。
多分配信をしているYouTubeに配信になるかな。
なのでチャンネル登録とかフォローとかしていただけると嬉しいなと思います。
頻度はどのぐらいですかね。
そうですね。
言ったらそれどおりにしないといけないんですけど、
2週間に1回ぐらいのペースで。
できたらいい。
そうだね。
あんまりこれでガチガチになって、
ルールに縛られてっていうのもどっちかっていう。
そうなんです。
それも怖いなと思って。
すっぽいというか。
そうなんです。
あとこの番組特にいつ聞いてもいいようにしたくて、
今日第1回目って言いましたけど、
いきなり第3回聞いてもいいような流れにしたくて。
先ほど冒頭にも言った流れちゃってしまうっていう情報ではなくて、
ずっと残したいなって思いがあるので、
そういう話し方にも注意していきたいなと思います。
では今日はこのところでしょうか。
いきなり始めましたけど、ここまで聞いてくださってありがとうございました。
ありがとうございました。
ではまた次回。
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