1. 屋根裏ラジオ
  2. #30「ワークショップ開発中」
2025-06-13 58:40

#30「ワークショップ開発中」

迂回スケープ/企み/へんてこな読書会/「立つ寄る辺がない」/積極的な誤読/無理やり引っ掛かっていく/普段は無視するト書きを忠実にやってみる/楽しそうに見えることが重要/春風舎で観た三条会の感想

このポッドキャストは劇団「屋根裏ハイツ」のメンバーたちが、演劇2割:それ以外8割ぐらいの気持ちで、いろいろなテーマについてだらだら喋るポッドキャストです。隔週更新を目指しています。

X(Twitter) https://twitter.com/Yaneura_Heights

サマリー

今回のエピソードでは、演劇ワークショップのベータ版について振り返ります。中村大地が主催した迂回スケープの活動内容や、参加者が自由に演技を行うことで得られた体験が語られます。また、演劇のワークショップ開発中の過程に焦点を当て、俳優たちが自由に動き回ることで生まれる独特の体験についても述べられています。さらに、参加者たちが感じたことややりたくなった瞬間についても触れられます。ワークショップ開発中では、参加者の創作プロセスや演出の自由さが強調され、さまざまな演技の実験と自己表現の楽しみについて掘り下げられています。 また、三条会の公演「大谷ひかるのシンデレラ」とその後の「尼寺修行編」にも焦点が当てられ、ドキュメンタリー演劇の特性や大谷ひかるのパフォーマンススタイルについて探られます。自由な状態での俳優の表現が持つ可能性についても触れられています。ワークショップの開発過程において、参加者たちは自由な表現や演技のスタイルの探求を重視しており、このエピソードでは会話劇の構造やその演出方法についての考察が行われ、正式版への展望も語られています。

ポッドキャストの概要と記念すべき30回目
屋根裏ハイツ
みなさんこんにちは。屋根裏ハイツのポッドキャスト、屋根裏ラジオをお送りします。このポッドキャストは屋根裏ハイツのメンバーたちが演劇2割、それ以外8割ぐらいの気持ちでいろいろなテーマについてダラダラ喋るポッドキャストです。
今回は第30回になります。
あ、すごい、カラスの声が今。
トム(中村)
え、今めっちゃ乗ったよ。
私?
今めっちゃ乗ったよ。
村長
あ、私か。
屋根裏ハイツ
あ、私?
あ、そう知らない。
うちじゃなさそう。
村長
だって私、今聞いたもんカラスの声、私だ。
屋根裏ハイツ
録音にも乗っただろ。
トム(中村)
え、すごい乗った。
屋根裏ハイツ
あ、やばい。特定されたよ、うち。
トム(中村)
カラスのいる地域だね。
屋根裏ハイツ
全国いるよ。
村長
特定されちゃう。
屋根裏ハイツ
ちょっと暑いから最近。
トム(中村)
窓開けてたりとかそうですか。
今エアコン入れちゃった。
村長
エアコンね、ちょっとまだしのいでる。
屋根裏ハイツ
私も今扇風機が回ってますけど。
トム(中村)
そうね、あ、そう扇風機を出すっていうことを始めないといけないです。
むしろ先に。
むしろ先に。
今めんどくさくてエアコンをつけてしまう。
屋根裏ハイツ
ここはやや寒暖差で今体調が。
トム(中村)
あ、声確かにすごい。
村長
声さ、そうですよね。
屋根裏ハイツ
崩してる。
村長
崩してそうな声してる。
屋根裏ハイツ
イエス。
村長
イエス。
屋根裏ハイツ
まじ、もうえぐい。
治りかけではないですけど。
村長
だから梅雨始まったと信じてたんだけど。
トム(中村)
先週とかね、来週始まるんじゃないの?
屋根裏ハイツ
雨だった。
村長
来週なの?
先週とかもう梅雨だったよね、ほぼ。
トム(中村)
もう寒いよね。
屋根裏ハイツ
先週ずっと雨でしたけど。
トム(中村)
うん。
まじ寒くてまじが暑いからな。
うん。
村長
やだな。
屋根裏ハイツ
さて。
村長
はい、さて。
屋根裏ハイツ
30回目なんですけど、実は。
トム(中村)
お、記念すべき。
屋根裏ハイツ
記念すべき。
村長
ちょうどね。
トム(中村)
記念すべき30回目は、まあ、ノーテーマなんですけどね。
屋根裏ハイツ
計画性のなさ。
村長
ね、そうね。
結局計画性ずっとない。
屋根裏ハイツ
まあしょうがない。
トム(中村)
しょうがない。
屋根裏ハイツ
うん。
まあということで。
はい。
屋根裏ハイツ
まあややSTスポットじゃないや。
やや屋根裏ハイツの近況的には。
5月24日にSTスポットでの迂回スケープという企画でね。
演技のワークショップの詳細
屋根裏ハイツ
中村大地がテキストとさまよれる演技のワークショップベータ版を開催した。
ですね。
トム(中村)
はい、そうですね。
屋根裏ハイツ
ちょっとそのことについて振り返り?
うん。
いや、なんか村岡は多分全部参加してるんですけど。
うん。
僕とか1ミリもタッチしてないんで。
うん。
だいぶ何が起きてたのかを。
村長
どっかで来るかなって思ってたの。
屋根裏ハイツ
いや、なんか行こうとは思ってたんだけど、なんか行かなかったんだよね。
村長
行かなかった。
トム(中村)
基本平日の日中にやってたからね。
屋根裏ハイツ
基本平日にやってたしね。
確かに確かに。
あとそのワークショップ当日も行こうかなと思ったんだけど、
なんかそれを見学してる人がいるってなんかあんま良くないのかなってちょっと思って。
トム(中村)
うん。
大丈夫そうだった。
そのワークショップ。
屋根裏ハイツ
うん。
大丈夫そうだった。
うん。
村長
でもなんか。
まあそれをね、結果的にだから。
そうそうそう。
やってみてまあいても良かったよなみたいなのは。
屋根裏ハイツ
これを見てる人がいるっていうのが別に好ましいことなのかも分かんないし。
確かにね。
あと夜、まあ19時からあとウンゲツィーファの予約取っちゃったんで。
いいやつ。
トム(中村)
あー。
村長
あー。
あーね、運月ね。
屋根裏ハイツ
そうね。
トム(中村)
そうやね。
うんうん。
屋根裏ハイツ
いやいや、その事情もあり。
あとなんか見てて良いのかもちょっとよく分かんなかったので。
トム(中村)
そうですね。
村長
まあこっちも誘わなかったしね。
来る?
屋根裏ハイツ
そうそうそうそう。
村長
一切誘わなかった。
そうそうそう。
トム(中村)
そういうのあるよね。
まあいったん。
村長
あるよね。
屋根裏ハイツ
お任せしよ。
そういうのある。
ということは。
村長
そう。
屋根裏ハイツ
え、いったん。
トム(中村)
反省として?
うん。
あ、まあ分かんない。
村長
あるよね。
言わないっていうとこあるよね。
トム(中村)
言わなかったっていうのあるよね。
屋根裏ハイツ
うん。
お任せって思って。
トム(中村)
うん。
屋根裏ハイツ
だからどうだったんだろうみたいなことをちょっと教えて、私に教えてください。
トム(中村)
何から説明したらいいんだろうな。
なんかでも。
屋根裏ハイツ
そうね。
トム(中村)
うん。
村長
何今では話したんだろう。
屋根裏ハイツ
いや何、まあ企画というかそのプロセスとかは把握してますよ。
その。
トム(中村)
はいはいはいはい。
屋根裏ハイツ
その最初どういうことをやろうと。
最初その迂回スケープという枠組みで何をこう屋根裏ハイツとしてこう実験するかみたいなことを。
うんうん。
だって最初はさ、その400人の劇場。
トム(中村)
あ、そうだよね。
屋根裏ハイツ
で、屋根裏ハイツの作品を展開するとしたらどういうアプローチがあるのかをこう。
トム(中村)
うんうん。
屋根裏ハイツ
実験するための。
村長
ポップキャスターでも話したもんね。そこはね。
トム(中村)
話した。
だから迂回スケープでやりたいことをこう僕がダラダラ喋ってるけどこう全然抽象的すぎて誰にも伝わってない回でしょ。
屋根裏ハイツ
えへへ。
トム(中村)
そう。
屋根裏ハイツ
ちょっと。
でもそ、そ、最初はそういう試みだったのがまあそのβ版ワークショップはこう演技のワークショップという形になってて。
うんうんうん。
まあそのまあどういう変化が起きたのかでもいいしまあ普通に演技のワークショップがどうだったのか。
うんうん。
それだけでもいいかなと思いますね。
トム(中村)
演技のワークショップはだからあのーえーっとどういうことやったかっていうとこう当日その場でドンでまあ台本を渡して。
うん。
台本うんそうだね。でそれをもうだから役者っていうか参加者は基本まあ俳優さんが多かったけど。
なんかえーっと事前に読み込んできてこう覚えてきてセリフを言ってみるみたいなタイプのワークショップではなくて。
うん。
あのーその場で初めて渡されたものをどう言ったらいいんだろうね。
すごいまああらゆる制約を取っ払って自由に舞台上でやってみようみたいなことなんですねざっくり言うと。
でもそのあらゆる制約を取っ払ってっていうのがなんかえーっといろいろあってなんかえーっと
例えばだけどなんかまああるお家を舞台にしたえっとねまあちょっとこう詳細の名前は言わない方がいいのかなわかんないけど。
屋根裏ハイツ
なんか小説を。
トム(中村)
小説を元にしてそうしかもアメリカの19世紀ぐらいの舞台にした小説を元にしてまあ僕が台本を書いて。
でそれでえーっとそれを元にあのワークショップしたんだけど。
えーっと例えばでもなんかお家の前とか玄関先とかあとは家入った中のお家の中とかいろんなシーンがあるんだけど。
普通まあそれをまず本読みまあこれはちょっと演劇をね知らない方的なじみのない方的にはあのあるんですけど本読みって言って一番最初は
えーっと座って大体まあ車座か何かになってただ台本を読む時間っていうのがあるじゃないですか。
はい。
っていうみんな状態なんだよねあのだから初めて渡されてるからみんな。
お客さん。
お客さんというか参加者の人は。
でその次の段階としてじゃあちょっと舞台に立ってやってみましょうみたいなことがあるじゃないですか。
はい。
で大抵はじゃあここのにこのまあ何もないですよ舞台上は何もない舞台上で
えーっとこっち側が玄関で
えーっと例えば左側が玄関で右側がリビングですみたいなでここの真ん中に扉がありますみたいな。
で共通のさ空間認識を作って始めたりするじゃないですか。
でじゃあちょっとやってみましょうみたいな。
まあもちろんいろんなやり方があると思うんですけど。
うん。
一旦そういうのは作りませんみたいな。
うんうん。
でえーっとでAさんとBさんのセリフがあったらAさんからBさんに喋る時にまあやってくださいって言ったらまあ大抵
大抵そのBさん役の人に向かって喋りかけるじゃないですか。
うん。
こんにちはみたいな。
うん。
でもそれもしなくていいです。
うん。
あのBさんに話しかけるってテキスト上書いてあるセリフだけど
そうやって発話しなくても全然大丈夫です。
うん。
であとえーっとまあこれがちょっと特殊ルールっていうかなんですけど
でもえーっと例えばAさんとBさんが台本上に書かれてたら
Cさんが
参加者の体験と感想
トム(中村)
いないはずのもう一人を舞台上に置いて大丈夫ですっていう
だから二人のシーンだったら三人で進行するっていうワークショップだったのね。
屋根裏ハイツ
うんうん。
トム(中村)
でこの人は基本的には聞き手です。
あの全部受け止めてくれますこの人がっていう。
これもまあめっちゃ抽象的なんだよ。
でもこの人も別にどう動いても構わないの。
うんうん。
っていう状態でじゃあとりあえず
あと何かあったっけ
これでルール細かいルールはこんなもんかな。
村長
うんうん。
トム(中村)
まあやってみようみたいな。
屋根裏ハイツ
それでやってみようですね。
まあねベータ版だからね。
それで何かがねできるという確証はないがやってみよう。
やってみよう。
トム(中村)
やってみるとその
あの
あ、でセリフはAさんのセリフは
まあ一人の人に参加者一人に振って
Bさんのセリフは参加者一人に振る。
そのだからそこまででだから舞台上には
Aさんのセリフを喋る人Bさんのセリフを喋る人
何も喋らないで聞いている人の三人がいる。
って感じでやってみようですね。
っていうのをやって
みたって感じかな概略的に言うと。
なんか
なんだろうね
すごい不思議
なんか
それで
あ、でまあ大体二三分ぐらいごとにシーンを区切っていって
こうやってみた感想をみんなで喋ってみるみたいな。
うんうん。
でなんかそれっておもろいのは
例えばそのまあ
お話の内容的に幽霊が出てくる話なのね。
屋根裏ハイツ
うんうん。
トム(中村)
幽霊とかあとこの人死なくなったねみたいな話をこうしている。
あのすっごい18年ぶりに再開した人が二人で喋ってるみたいなシーンから始まるんだけど。
うん。
それであの人はどうなったとか言ってる時に
例えばその
すごいまあわかりやすいので言うとこの二人がセリフを喋ってる時に
もう一人のその浮いてる人間がまあその何か幽霊に見えるみたいな
瞬間が例えばある。
うん。
でそれは別にその人がその幽霊役をやってるかどうかに関わらずそう見える。
うん。
幽霊役というか聞き手の人が
あれ結構聞き手の人がなんか例えばそのと書に書いてある動きをちょっとやってみようとかしてもいいのね。
うん。
てかまあ何してもいいんだけど。
でそうやってお客さんから見えてたりとか
ワークショップの基本概念
トム(中村)
であるいはなんかやりながらなんか
この人とこの人とが
えーと例えば
まあその
なんか自分は今Aさんもセリフを喋ってるけど
Aさんの体はこの人みたいに別の人がやってるように見えるとか
結構その場で起きるいろんなこと。
あとはなんかアクシデント。
なんか
思いも寄らないタイミングで相手が出てきちゃうとか
なんかその出吐けも自由だから
うん。
セリフを言いながらずっと後ろにいたってよくて
みたいな。
ずっとなんかイメージで言うとこう
テキストを使っておままごとをしてるじゃないけど
なんか遊んでいるだけみたいな。
まあ戯れるって書いてあるんだけど。
屋根裏ハイツ
うん。
トム(中村)
そうするとそのなんかね
まあなんかあのセリフ
あの宣伝文句でも書いたんですけど
ヘンテコな読書会みたいな体験だって書いたんですけど
うん。
なんか自分が思ってないところに別の人が引っかかってて
とかなんか舞台上で起こった現象として別のことがなんか
なんか意外なことが起きてて
でそれを
あの意外なことが起きてて
えーと
なんて言ったんだろう
舞台上で起きて
なんか思いも寄らない形でそのセリフが言われたりとか
うん。
思いも寄らない形で
なんかこの子は死んだわみたいなセリフを
本当はこうただ言おうとしたんだけど
なんか絶対に
なんかねそのみんな本当に超自由に動くのね
うまくこれ言えてるかな
Bさんの役のすぐ
でその幽霊みたいな役割をしてた子が
急にこの子は死んだわってセリフの直前でBさんにこう
くっついちゃうみたいな
Bさんの肩をポンって
Bさんの肩の上にポンと
手を乗っけちゃうみたいな
そうするともう完全にこいつじゃん幽霊みたいな
見え方をしたりとか
なんかそうやってなんか
解釈の幅が広がるっていうか
なんか無理やり広げていくみたいな
なんかそれ自体はすごい面白い体験だなと思ったですね
俳優の自由な表現
トム(中村)
なんか
これ
村長
なんか前向きに誤読していくみたいな
そんな感じかな
トム(中村)
そんな感じな
村長
うまく説明できてますか
トム(中村)
うまく説明できてますかこれ
屋根裏ハイツ
いやまあ
いやなんだろう
失礼な言い方すると
あー面白くなるんかなみたいな
どうなるんやろうみたいな
面白いものはあり
でも面白かったってことですもんね
トム(中村)
面白かったんですよね
屋根裏ハイツ
いやまあ制約
そうねだからそういう
最初に作るべき共通の認識みたいなものを組み立てずに
トム(中村)
そう
屋根裏ハイツ
とりあえず
A、Bにはフルってことは別に
A、B自由にやっていいとか
そういう制約はまだある
トム(中村)
まあそうそう
あのね
なんかさすがにセリフも自由にしちゃうと
あの
さすがにセリフを自由にしちゃうと
え?今誰が言います?みたいな
あの
そういう探り合いは
本当ワンシーンのかかる時間がえぐいことになっちゃうから
やめた
なんかね
屋根裏ハイツ
お見合いの時間が発生しちゃう
トム(中村)
そうそう
それはない方がいいかなみたいな感じです
屋根裏ハイツ
なるほどね
まあなんか
でもまあ題材にした台本とのマッチも
ちょっとありそうな気はするがっていう
そのキーがいるということが
トム(中村)
まあその幽霊が出てくるみたいなことがね
そうそうそうそう
うん
屋根裏ハイツ
他のテキストでいけるんやろうかみたいなことは
気にはなりつつ
トム(中村)
どうだろうね
なんか
でき
なんか多分
できるものとできないものはあると思うね
そうだから
屋根裏ハイツ
なんかでも俳優としてはなんか難しい
難しいっていうか
向き不向きが
まあちょっとある
なんて言うんだろうな
まあいい意味で
なんか企みがないと
いやなんて言うんだろう
パフォーマティブな人
が強そう
強そうっていうかですね
勝ち負けでもないんだけど
まあでも遊びだからな
遊びに上手い下手とかって持ち込んだ瞬間に
やっぱ競争になっちゃうから
まあ遊びだからいいのか
トム(中村)
うん
なんかね
でも俳優の人に言われ
俳優の人にっていうかその
時々
佐藤駿と中野さんと
村岡で基本やってたんだけど
時々
別の人来たりとかで
それでなんかすごい
一回言われて
あっって思ったの
すごい根源
あのね立つ理由が分かんないとか
にはなるんで
なんか
村長
立つ
寄るべがないっていう
トム(中村)
そうそう寄るべが全くない状態で
役者さんは
舞台上にいなきゃいけない
家なら家とかさ
そういう
制約があるから立てるみたいなところが
なんかそこは
なんか
だからそうなんか
企みとかを持たないと立てない
のをじゃあ積極的に持ってみてください
っていうところではある
なんか
見つけてみたいには言う
屋根裏ハイツ
だからその企みを持つのが上手い人と
ある程度条件として与えられないと
まあそれを企みを
自分で自発的に
作るのが
苦手な人もまあいる
ような気はしますねっていう
うんうん
なんかそれは別になんか俳優としての
よしよしにはあんま関係なく
単純に性質の違いだなとは
思うんですけど最近は
トム(中村)
まあそうだねだからそのパフォーマン
そういう企みを持つ人が
引っ張ってることはあるかもね舞台を
でも一層こういう
そうそう乗っかればいいから
多分なんか
そんなに
乗っかったり乗っかんなかったりしていいから
なんかそんなにそういう際は
見えなかったじゃ見えなかったというか
屋根裏ハイツ
みんなパフォーマンある種その企みを
持つための訓練になる
トム(中村)
可能性はあるですね
屋根裏ハイツ
苦手だとしても
まあそういう
そんなことしていいんだみたいな
人の振りを見て
みたいなことも確かにあるかもしれない
村長
ある種あと
企み持たずしてどう
立つかみたいな
ところも探れる
というなんか
私はだからその
パフォーマンス力が高い方ではない
タイプ人間
俳優だと思ってるんだけど
それでもこう
まあトライはできるっていう
屋根裏ハイツ
そうですよね
村長
それは全然その
企んだからいい
企んだから何か
参加者の体験と感想
村長
良くなるという訳でもない
みたいなところが面白かったよ
トム(中村)
なんか
あとプランAみたいなの持ち込んで
もうなんかほんと5秒ぐらいで
破壊されるというか
屋根裏ハイツ
自分一人の企みでしかないから
トム(中村)
そうそうそうそう
村長
共有してる訳じゃないから
トム(中村)
そうそうそう
でもなんか
それでさ面白いのはやっぱさ
これは僕は基本見てる側だけど
だからさ
僕今までは本をさ
できるだけ一言一言というかさ
頭から終わりまで筋が通るように
演出したりとかさ
一番最後から終わりまでちゃんと聞けるやつが
いいよなみたいな
ことは意識して作ってたけど
なんかそうするとさ
まず情報量がエグいことになるのね
舞台上の
なんか訳分かんなくなるの
なぜなら
誰がどれに向かって喋ってるかもよく分かる
崩壊するし
なんかもうもはや
なんだ
もはやこの人誰役だっけ
とかも分かんなくなるの最終的には
うんうん
でも言葉だけどんどん
発されてたりさっきみたいに
突然滑り込んだり
逆立ちをする人が現れたり
とか
だから
今何見てんのみたいな時間に
なるんですね
それを
でもなんか急にピントが
合う瞬間が訪れて
そうすると
なんか今までの
頭から終わりまでずっと全部ちゃんと
セリフとして聞こえるように
喋るみたいなことから
ちょっと外れて
でもこの1行だけめっちゃ聞こえるみたいな
この2行だけ
めちゃくちゃ印象に残る
むしろみたいな
ことが起こるんですよ
なんかそれはすごい
いいなと思ったんです
パンチラインだけが
偶然生まれる
パンチラインだけが
それは
テキストがちゃんと強度があれば
なんか
成り立ってる気がして
それが
誰が開催するパフォーマンス
グループ分けして
3人一組とか4人一組とかで
やったんだけど
誰が
やるかによって
同じシーンでも
結構印象違うなとか
インパクト残る
場所が違ったりして
それはすごい
なんか
面白かったです
村長
今回データ版だったから
どう発展していくかね
っていうのは
トム(中村)
これからね
なんか
今話してる話だけだと
本当になんか
村長
俳優を
難しいこと考えさせて
屋根裏ハイツ
若干レッスン
レッスンみたいな
側面がありそうな
村長
実感として全然そんな感じではない
トム(中村)
すごい素朴ではある
村長
嬉しかったことがあって
迂回スケープで
いつも
中村は
見るだっかは
やってたんだけどさ
自分もやりたくなってきたって
混ざった回があって
めちゃいいなって思ったっていう
トム(中村)
あれなんだったんだろうあの日だけ急にやりたくなった
やりたくなってたよね
急にやりたくなってきたな
屋根裏ハイツ
そう
トム(中村)
あったあった
屋根裏ハイツ
いいことだと思うけど
村長
でもだから
見る側も
全然面白い
見るっていうことが
面白い体験にもなってるから
見るとやるが
結構
の段差みたいなのが
あんまりないような
なくなっていくような感覚
なのかなって思って
それはなんかいいワークだなって思って
思ったっていう
トム(中村)
そうそう
なんか最後にこれが
これって演劇をして
体験してる人じゃないと厳しいですかね
みたいな話を
なんか振り返りでその
参加してくれた皆さんとおしゃべりしてた時に
うん
なんか
まあ人によったけど結構難しいんじゃないか
とかいう人もいたけど
なんか僕的にはでもやっぱ全然誰でもできそうって
は見てて思ったんですよね
なんかそんなに体を動かし
動かせ
初速で動かせる人はそんなにいないけど人間
うん
創作プロセスの探索
トム(中村)
でも多分なんかできるんじゃないかなみたいな
屋根裏ハイツ
気持ちと
トム(中村)
なんかあと
さっきもらおうか言ってたみたいに
見てるだけでも楽しいから
なんか
あれ見てる時にもちろんみんな台本を持ってるからさ
これがこうなるんだみたいな
うん
面白さでもあるから
あとこうなったことで
なんか見え方が変わったみたいな
うん
屋根裏ハイツ
まあじゃあその中村の時のように
まあやりたくなったらじゃあ次
村長
そうそうそうそう
屋根裏ハイツ
じゃあ一人一組ずつ
やってみましょうみたいな
そのなんかちょっと
結局そこで審査というかさ
そういうよい所感は出るけど
そうじゃなくてやりたくなったら出るみたいな
うん
トム(中村)
やりたくなった人いますかね
屋根裏ハイツ
なんか思いついた人みたいな
トム(中村)
うん
屋根裏ハイツ
一応やってみようかなみたいな
それがうまくいかないみたいな
悪くないというかね
そうそうそうそう
トム(中村)
今何をやろうと思ったんですかみたいな
屋根裏ハイツ
まあ確かに
稽古にそういう時間があって
よいでしょうね
トム(中村)
って気がしますね確かに
屋根裏ハイツ
まあとにかく時間がないからね
時間がないし公演が決まってるから
トム(中村)
こう
屋根裏ハイツ
ある程度それこそ演出家がね
ある程度の何かビジョンを持って
始めないとこう
ゴールに向けてはやっぱり
それが最短距離だから
っていうことなんですけどね
演出と表現の自由
トム(中村)
普段の創作現場は
だってさかまどに火を起こすでさ
かまどの火をさやってるんだよ
すごくない
屋根裏ハイツ
なんか
トム(中村)
かまどに火を起こすって
とがきが書いてあってさ
その火の動きありますみたいなさ
村長
火になりますみたいな
トム(中村)
火になりますみたいなさ
学芸会以来のさ
子供の人数さばかなきゃいけないから
火の役もやろうぐらいの
なんかそういう
なんかあの
ちょっと遠い昔ですけど
松田育さんの棋局をさ
屋根裏ハイツ
あの遊び倒す研究
あーもう2年前ぐらいですね
トム(中村)
3年ぐらい前か
戯曲を遊びたおす研究室ってやったじゃないですか
はいはい
なんかあの感想でさ
ぬるいべさんがさ
つぶやいてたことをさすごい印象に残ってた
とがき
普段なら無視するとがきも一行ずつ
忠実にやってみたっていうのが新鮮だったみたいな
うん
その
やっぱりそれも多分演出が無視するんだよね
この構造だからいらないとかさ
ここは間で処理できますねとかさ
それなんか一個一個
屋根裏ハイツ
無理やり引っかかっていくっていうか
トム(中村)
無理やり引っかかっていくってことね
屋根裏ハイツ
そうそう
無視できませんって
トム(中村)
あとその暇な人いるじゃん
暇な人じゃない
ただ話聞いてる人
ただ話聞いてる人は本当にそういうさ
とがきをなんかやってみようとかやりやすいから
うん
なんかそういう
あとなんか全然書いてないけど
ホラー調にしてみたいから
ちょっとあの袖から手だけ出してみました
うん
なんか
その
そういうのがありになった
なっていくと
なるほどなみたいな
結構シリアスなテキストなんだけど
うん
そうすると急になんかおふざけタイムみたいな
に見える瞬間
はもちろんあって
うん
それって多分なんか普段
自分の台本を書く
自分の台本を書いて演出をするってなると
なんか
絶対にできない選択っていうか
うん
でもなんか
緊張と緩和みたいなことで
なんか
ふざけた瞬間
アクシデントが起こったり
舞台上の出来事の方が
面白くて笑っちゃう瞬間みたいな
例えばあったときに
でもその流れで言ったシリアスなセリフの方が
刺さる瞬間がある気がするみたいな
うん
シリアスに言うよりも
なんか
なんかよくわかんないけど
ふわふわした状態で言ってたときの方が
刺さるみたいな
なんかそういう
作品の立ち上がりの方が
もある気がして
なんかね僕これでもすごい見てて
あの
えーとねこれも4年ぐらい
か5年ぐらい前に
刑劇で見たあの川口智子さんが
演出の範宙遊泳の
うんうん
えー俺これまじで名前が
作品のタイトルをさ
一生生きてる者はいないのかって言っちゃうんだけど
違うんだよな
生きてる者はいないのか
ゴタンダなんだ
ゴタンダだ
なんだっけ
ちょっと忘れちゃうんだよなこれ
なんか見た舞台があってね
それがさ舞台上で
屋根裏ハイツ
なんかゴミが
心の声なんか聞こえる
それそれそれ
まあいないのかが
いないのかが完全に一致してるから
トム(中村)
心の声なんか聞こえるか
屋根裏ハイツ
はいはい
トム(中村)
心の声なんか聞こえるか
を見た時に
あの
なんかその人形
体がなんかゴミでできた
人形みたいなの俳優が持って
それを使いながら
芝居するみたいな
最初は人形劇なんだけどその人たちが演奏も
操作するし
人形も操作するしセリフも言うから
それタスクが多くて
ぐだぐだなのねなんかずっと
本当にぐだぐだで
最初だから全く頭に
入ってこなかった
テキストとか何言ってるのかとか
情報量も多いしね
ぐだぐだっていうかそう
操作しつつ音楽も演奏しつつ
喋りつつ体も動かしつつ
みたいな状態だから
ゴミでできてる人形だから壊れるの
普通に
それ拾うとか
変なことがいっぱい起きてて
処理できなくてただぼーっと見てるみたいな
時間を過ごした果てに
最終的にめっちゃテキスト刺さってきた
みたいな
すごい
それ結構衝撃的な経験で
なんかこんな風に
多分僕は絶対に舞台の幕を開けることが
できないって思ったんですよまずね
はい
まずこの状態で許せないというか
なんか自分で不安すぎる
この開演
でもなんか
それなんかこれってすごい
大切なことだと思ったんですよね
なんか
その体感に一番近い
方この
あの
これってこうやって作るのかもみたいな
知らないよ
でもなんか
知らないよ
川口智子さんのさ
これはただの伝説というか
ソースないんだけどさ
通ししかしないとかさ
屋根裏ハイツ
稽古がね
トム(中村)
通し稽古しかしない
毎回通し稽古しかしないとか
なんか
屋根裏ハイツ
要出典だけどね
トム(中村)
要出典
不明な情報を
ウィキペディアだとなるやつ
屋根裏ハイツ
はい
トム(中村)
なんか
そういう話を聞いて
多分それでこうやるのかもって
すごい思った
っていう点ではなんか
何か今後に活かされるかもしれないし
屋根裏ハイツ
なるほどね
川口さんの作品とかも
なんか想像するに
演出なのか分かんないけど
トム(中村)
その
屋根裏ハイツ
ある種俳優がおろそかな状態
っていうこと
一つのタスクについては
全部を完璧にやる
というよりは
やっぱりそのタスクに追われてて
全身全霊できてない
全身全霊やることの方がいいこととされるじゃん
なんか多分
できるだけ一つのことのクオリティが
全部高くて
トライアスロン的なそういうさ
いろんなことを俳優にやらせるんだったら
トライアスロン的に全部のクオリティが高い
みたいな方が
いいこととされるが
そういうパフォーマンスでは
ないってことですよね
追われてて
全部半身で
トム(中村)
行われるみたいなことなんですか
全部に全力ではある
その俳優自体はね
反中のやつは全力ではあるけど
コントロールしきれないものがある
って感じかな俳優たちには
鑑賞体験の可能性
トム(中村)
舞台も斜めで傾斜してるし
八百屋舞台って言ったけど
不安定な状態に体が置かれてる
でもやっぱそうな気がするというかさ
屋根裏ハイツ
全力でやっても
100の成果が出せない
環境に置かれてるっていうか
感じはしますね
屋根裏ハイツ
それはそれでめちゃくちゃ俳優に負荷はかかるとは思うんですけど
より
より
より
より疲れるだろうなという気はしますが
どこまで
その作品が織り込み済みかはちょっとわからないので
トム(中村)
推測でしかないですけど
屋根裏ハイツ
なんかコントロールされてない不安定さ
みたいなことですよね
だからきっと
不安定にやるように演出されてるのを
の俳優が再現してるんじゃなくて
なんか実際にやっぱ不安定なところが
トム(中村)
でもなんかねすごいのびのびやってんの
自由にやってるの
屋根裏ハイツ
で見える
トム(中村)
なんか大変だけど
多分負荷もすごいけど
基本やっぱママごとに見えるというか
ママごとってその
子供は楽しんでるじゃないですか全力でそれを
そう見える
なんか
辛そうではない全く
屋根裏ハイツ
なるほど
トム(中村)
大変だろうけど
想像すると大変
やることいっぱいありそうで
屋根裏ハイツ
辛そうではない
辛そうではない
トム(中村)
なるほどね
楽しそうだと思った
上演の方は正直
なんか
あのなんて言うんですか
覚えてないですけど
そこまで
辛そうな瞬間もしかしたら
今見返せばある
映像あるから
あるある
2021年バージョン
見れるよ
でもなんかその
ワークショップの方に話を戻すと
楽しそうだけどとかは
結構やっぱ重要
楽しそうに見える
それは結構大事なことなんじゃないかな
楽しそうというか
なんて言うんだろう
セリフの世界に入ってるとかはもうよく分かんないけど
その瞬間その場で起きてることに
すごい反応して楽しんでる感じがする
楽しんでる感じがするみたいな
という風に共有されることは
いいことなんじゃないかとは思って
まあそうですね
それをなんか
上演でも
それを変にリビングとか
そういう枠に閉じ込めないで
楽しみながらテキストと戯れているのを
見るということが面白いのですがみたいな
ことになったら
おもろいような気がするみたいな
ここはもう結構飛躍があるけど
自分
妄想ですけど
そういう鑑賞体験
って結構いいんじゃないみたいな
どくんごとかさ
どくんごとかもそうかもしれないけど
三条会の公演
トム(中村)
あれはでもエチュードというか即興のコーナーがあるから
よりそう思う
屋根裏ハイツ
なんかややつながるかがわかんないんだけど
なんか最近三条会
という劇団が
アトリエ春風舎で
大谷ひかるのシンデレラ
尼寺修行編
という作品をやってて
だから大谷ひかるさんという
女優さんがいて
その人の一人プラス二人芝居みたいな
ほぼ一人芝居なんだけど
ちょっとサポートが
サポートが二人ぐらいいるみたいな
やつで
なんかそれは
なんて言うんだろうな
一人芝居
その大谷ひかるという個人を題材にした
一人芝居
でその人のパーソナリティが
全面に出てくるみたいなしつらいの
作品だから
言っちゃえばドキュメンタリー演劇みたいな
ことなんですけど
ややちょっと説明が
すごい難しいので
物語の説明みたいなのを一切省くんですが
大谷ひかるさんが
過去にやった
20分のシンデレラという作品を
上演した後に
その人がどうやらコロナ禍中
2年間尼寺修行編に
行ってたっていう
尼寺修行に行ってたっていう
のがもう完全に
ほぼ分断されて
二本続けてやるみたいな
パフォーマンスの特性
トム(中村)
尼寺修行編は
屋根裏ハイツ
どっちかっていうと
ある種説明ですよね
だから午後午前3時に起きて
夜9時就寝みたいな
こういう過酷な生活
規律的な生活を
どうやってたかみたいな
それをちょっとユーモラスに伝えてくれる
ドキュメンタリー演劇みたいな
それがなんかすごい
僕は面白くて
好感を持ったんですけど
なんでかっていうと
なんかドキュメンタリー演劇みたいなものって
すごい
僕うってなる瞬間が
他の作品だとあって
なんか自己開示を迫られた
俳優の一人の身体をずっと
見続けなきゃいけない
っていうこと
それが迫られてる
そしてなんか実際その
多分その自己開示してるんだけど
結局演出家にすごいコントロールされてる
みたいなタイプの
ドキュメンタリー演劇
みたいなものって結構いっぱい
ドキュメンタリー演劇っていうか
そういうタイプの芝居であるなって思ってて
そういう
嫌ださが全然なかったんですよね
それが緩く見れたのが
すごいなって思っていて
それはなんか形式が
そうだったんだけど
その証明なし
自明かり
観客席にも完全に蛍光灯の
自明かりがついたまま
蛍光灯を消して
舞台側にある
電球塔がつくみたいな
そういうぐらいのことはあるけど
いわゆる証明はなしで
なんと2000円
このご時世に2000円みたいな
そういう
形式が緩いっていう
こともあって
そういう形式も含めて良かった
そういう形式が影響したところもあるんだけど
大谷ひかるさんのパフォーマンス自体は
かなりタイトにやってはいるんだけど
結構バレエとか多分
声楽とか声の
歌とかやってた人で
結構そのいわゆる俳優的な身体で
パフォーマンスはかなり強度があるんだけど
全体的にその上で
自己開示的な
パーソナリティを全面に出す芝居みたいなものを
した時に
嫌じゃないっていうのがすごかったなって思っていて
ほぼ初めてみたいな
三条会というのが
古典戯曲をやってる劇なんで
ほぼ初めて
その体験から芝居を作るみたいなことを
しましたみたいなことが書いてあって
その手慣れてなさみたいなのが
トム(中村)
すごい面白かった
屋根裏ハイツ
手慣れてるともっと
最終的に演出家が
めちゃくちゃに構成したんだろうなっていう
妙な
妙な
なんて言うんですか
日本語が貧弱で
トム(中村)
ヤダミが
村長
ヤダミが
屋根裏ハイツ
出るのっていっぱいあるじゃないですか
いっぱいっていうか
そこまで見てないですけど
わかります
トム(中村)
でもなんかあるじゃないですか
屋根裏ハイツ
鍵かっこつきの暴力性みたいなものが
あるタイプの芝居
最近ない気がしますけど
最近そんなに見ない
流行ってたよね
トム(中村)
10年前ぐらいに
屋根裏ハイツ
仙台ってすごい流行ってた時期とか
トム(中村)
仙台で?
屋根裏ハイツ
仙台?
仙台とかでも結構あったイメージあるけど
トム(中村)
東京でも流行ってたかもね
なんか
これはなんか
僕の受け取り方の問題
屋根裏ハイツ
でもあるので
別にどっちが芸術作品として
高等かとかは
思ってないんですけど
トム(中村)
その
ただ僕がそう
屋根裏ハイツ
ちょっとヤダそう感じることが
当時とか
そういうのを見た時にあるなとか
今も多分そういう問題があるよな
作品の構造って言っては思うんですけど
大谷ひかるのが
本当にそれがゼロだったかというと
微妙ではあるんだけど
少なくとも比較的そういう風に感じられた
っていうのが
面白かったなっていう
いや
本当に何も考えてないように
見えるっていう感じがすごくしたんだよね
パフォーマンス自体がかなり強度が
あったから
ちゃんと構成はされてるんだろうけど
全部思いつきでやってるように
村長
見えるぐらい
屋根裏ハイツ
いい意味でね
思いつきでやってる感じがすごいする
なんか不思議だな
って思って
どうやったらできるんだろうって
トム(中村)
なんか見てないですけど
見てないけど
すごい想像
わかんないけど
だって本当に尼寺修行してるわけじゃん
そうそう
喋りたいことが普通にあるんじゃない
って思った
なんか
報告をするしたいことが
それだからどっちが声掛けで始まったのか
わかんないけどさ
演出は関さんだっけ
屋根裏ハイツ
そうですね
トム(中村)
どっちかがやろうよって
言い出したかわかんないけど
なんかさ
やだみのあるドキュメンタリー演劇とかってさ
なんか演出家がこういうことを聞きたい
みたいなさ
で俳優に喋ってもらうみたいな
そうじゃないパターンもあるかもしれないけど
普通になんか面白く報告できることが
結構あるみたいな
屋根裏ハイツ
体験として
トム(中村)
で今勝手に
結構普通に喋りたいけどね
あと知りたい
普通にこっちも
どういうことやってるんですかみたいな
そうです
屋根裏ハイツ
引きでみたいな
袈裟の着方とかを実演したり
トム(中村)
うんうん
屋根裏ハイツ
普通知りたい
トム(中村)
そこの需要と
何喋ってるかみたいなすごい
それに対してどのモチベーション持ってるかとか
すごい大事そうだな
と思いながら
屋根裏ハイツ
確かに
えーみたいな
あそうやるんだみたいな
確かにその
物語的な筋みたいな一切ないから
そうそうそうそう
その場で喋ってることをへーって思いながら
っていうゆるさももちろんありました
トム(中村)
うん
もちろん
構成の巧みさとかあるんでしょうけど
なんか
それも思いました
今聞いてては
屋根裏ハイツ
パフォーマンスは
パフォーマンスはカッチリしててもいいんだなって思って
トム(中村)
うんうん
その
屋根裏ハイツ
別にカッチリしてたから
嫌な感じが出るわけじゃないんだなっていう
トム(中村)
ことは思いましたね
屋根裏ハイツ
まあ確かに話してる題材とかももちろん
あるだろうなと思いますけど
トム(中村)
あとわかんないけど
まあなんかそれを究極的にして
なんか究極それと
究極というかセリフと
それをセリフ化して
パフォーマンス化すると
大石さんみたいになるのかな
ダダルズみたいに
屋根裏ハイツ
あれもなんかきっと
ダダルズとかも私は全然嫌さはない
トム(中村)
そうそうそうそう
すさまじすぎて
なんか大変そうだな
とかは思うけど
パフォーマンスがね
パフォーマンスが大変そうだなとかは思うけど
あれでもすごいものを見たって気持ちいいんだよな
なんか
今なんかそういう
内容とか
内容が薄くても
薄いというか
そんなに興味が沸かなくても
ダダルズとかだと
伝える熱量とかで
一生見れるみたいな感じとか
なんか
今そんなことを考えなきゃいけない
なんか
屋根裏ハイツ
実際ダダルズは
自分のことを元にしてるし
作演出演自分っていう
ことが
やっぱり
重要だと思うけど
ほんとちょっとした
違いだよなっていう気
やっぱ
ダダルズがそうではないけど
自虐はやっぱ自分
自虐をしてる人が
自発的に自虐をしてるなら
見れるけど
ちょっと舞台上で自虐してみて
って言われてやらされてる
人を見たらやっぱり
トム(中村)
いたたまれない気持ちになるよね
屋根裏ハイツ
それだけ本当に
同じことが起きてるとしても
トム(中村)
うんうんうん全然違うよね
屋根裏ハイツ
半歩後ろにその影が
見えるかだけでもゲトロい方が
その
トム(中村)
なんだろうね
屋根裏ハイツ
180度変わる
トム(中村)
じゃないですか
変わる
屋根裏ハイツ
だからその大谷ひかるも
やらされてる感みたいなのだからきっと
やや少なく見えた
っていう感じで
十分やらされてると思うんですけど
やらされてるように見えなく
するっていう
暴力もあると思いますけど
俳優の自由な表現
屋根裏ハイツ
そこまではすいません
僕は漢字まだできてないので
やらされてるように見えなく
する演出っていうのもあるとは
思うんですけど
そういう意味で
これまで見たそういう
自己開示を
元にした作品と全然
トム(中村)
別の見え方化して
屋根裏ハイツ
面白かったなと思ったのが
今のワークショップの話と
ほぼ繋がってない気もするが
自由な状態で
俳優がいるのを見るということ
の可能性みたいな
ことにちょっぴり繋がる気がした
から言ってみたんですけど
トム(中村)
なんか
未来が立ってるっていう
何ですかそれ
ワークショップの探求
トム(中村)
拙作
弊劇団の
拙作なんですけど
かなり動き決まってない
かったんですよ
自由なんですね相当
動きが
屋根裏のって結構
見てると
決めてないことは結構多い
実は会話劇
だし
すごい
僕が見ると
今日こんな動きになったんだみたいな
未来が立ってるが一番強い
分かりやすく強かったんですけど
前側バージョン
構造がしっかり
かなり自由度が高い動き
俳優も毎回違うみたいな動きが
見えるっていう
それすごい
僕は
もちろん何回も見てるからそう見えるんだけど
実際自由度は高いんだけど
普通に多分見ると
会話劇を結構
緻密にやってるように見えちゃうみたいな
本当は伸び伸びやってる
伸び伸びはやってないかもしれないけど
それは分かんないですけどね
伸び伸びやってる
それはやってるかどうかは全然分かんないんですけど
その
本当は
それが会話
ああいうフォーマットにしちゃうと
お客さんには伝わらないなと思っていて
質に見えちゃう
これはでも本当に
想田監督の
演劇一二とかの弊害なような気も
急に今してきたけど
屋根裏ハイツ
急に
トム(中村)
ちょっと飛躍が
秒単位で
調整するみたいなさ
それが一人歩きした結果みたいなさ
なんか
村長
でもさ
秒単位の指示のやつのさ
なんかいいなって思ったのが
でもその人に
人それぞれ秒
体幹の秒って違うから
結局違うみたいな
自由さがいいなって思ったな
っていうのも思い出したけどね
トム(中村)
でもなんか
でもコントロールしてるが前に来る
ように多分描かれているというか
屋根裏ハイツ
まあいいやこれは
トム(中村)
でも会話劇ってよく緻密
なんかね
よく演出
よく俳優が制御されているみたいなさ
褒め言葉として言うじゃん
屋根裏ハイツ
アンサンブルが重視される
ジャンル
劇の物語ジャンルですよね
トム(中村)
会話劇って
なんか違うんだよな
僕がもっと自由に
動いてるけどな
それこそ心の声など
とかはすごい
そう見えるっていう
でもさっきはるちゃんが言ってたみたいに
実際どうなのかは全く分かりませんし
そうなんですよね
大変とかは絶対大変だろうし
ただ楽しんでやってるってことと
お客さんが楽しんでそういう風に
見えてるってことはまた違うんだけどね
とかは思いました
あとなんか
やらされてる自虐かそうじゃないかとかは
分かるから嫌なんだろうね
とは思った
たぶん
屋根裏ハイツ
たぶん
たぶん分かるということに
トム(中村)
人間たぶんそういうのって分かる
屋根裏ハイツ
とは思います
人間って鋭いじゃないですか
人間の感性って鋭いと
私は思っていて
分かると思います
トム(中村)
あると思います
分かると思う私も
テレパシーとかじゃなくて
屋根裏ハイツ
やや尊重が
村長
それすらも分かんない
本当は分かんないよねっていうところ
言ってる
トム(中村)
それすらも
村長
難しい
屋根裏ハイツ
そういうのを考えてないんですよ
タイミングとか
村長
仙川コンクールがやるからさ
トム(中村)
仙川でね
屋根裏ハイツ
検索すると引っかかる
トム(中村)
そういう横島の
屋根裏ハイツ
企みがあったってことですか
かもしれない
だからこの時点で
今のところは
僕は
やっぱり
今回のワークショップも
それを上位に落とし込むとなった時に
トム(中村)
どう見えるかとか
屋根裏ハイツ
いっぱいある気はしますが
少なくとも一旦
ある種のレッスンとして
そういうことを試してみました
トム(中村)
というのが
屋根裏ハイツ
先月だったと
正式版への展望
屋根裏ハイツ
もしかしたらまた
ベータ版なのか
トム(中村)
しっかりリリースできたらいいなと
村長
しっかりリリース版ができるのか
トム(中村)
ベータ版じゃないのってなんていうの
村長
正式版って
屋根裏ハイツ
アルファ?
アルファがベータの前だから
まだそういう
実験段階を
進めるんだったらガンマとか
その方を続けていく
ということなんですけど
村長
じゃあその版を取ればいいってこと
屋根裏ハイツ
まあそうだね
仮が無くなる?
仮が無くなる状態?
ですね
仮が取れたら
正式版ということになる
それまでは仮を続けまくる
村長
っていう
屋根裏ハイツ
じゃあ次ガンマ版
ガンマ版なのか
オメガ版なのか
トム(中村)
いや取りましょうよ
いいよ
村長
いいかそんな試す
トム(中村)
リリースできるよ
村長
なんかどんどん
何点何点何みたいな
屋根裏ハイツ
どんだけ自信ないんだよ
村長
バージョンが
バージョン2.1.2みたいな
屋根裏ハイツ
そういう自己ブランニングする
人たちもいますけどね
1.1.1みたいな
それはソフトウェアの世界だね
だし製品版は
トム(中村)
リリースされてるから
続くでしょこれは
屋根裏ハイツ
確かに
製品版のバージョン
トム(中村)
バージョンアップだからね
村長
それにはね
不具合とかも生じるからね
屋根裏ハイツ
バージョンアップした結果
不具合でバージョンがまた
またか
ずっと進化はし続けていくんで
始めてしまった以上ね
トム(中村)
始めて
村長
はい
こんな感じで
屋根裏ハイツ
こんな感じで今回は
トム(中村)
以上です
屋根裏ハイツ
以上です
村長
ありがとうございました
58:40

コメント

スクロール