00:05
おはようございます、ゼロトピックです。 今日はイーロン・マークという有名なスペースXやテスラン社長ですけれど、
彼の考え方のベースにある第一演技思考についてフォロワーの方から、この記事について意見くださいというものをもらったので、
ちょっとこれについて話してみたいなと思います。 いただいたその記事のリンクは別途ポッドキャストの中に貼っておきたいと思います。
まずこの第一演技思考ってどういうものかというと、見出しから読んでいくと複雑な問題の中で絶対確実なことを考えるという、
そういう考え方のようです。 例えばロケットの科学者ではない人間が宇宙分野の地球の民間企業を立ち上げるにはどうすればいいか、
というのがスペースXが向かっている命題だと思うんですけど、この複雑なロケットを作ったり飛ばしたり、あるいはさらにそれを事業にしてビジネス的に成功するという、
すごい大きくて複雑で難しい問題の中で、最も確実な問題、絶対に確実なことは何かというのは、
一つはロケットの購入するのに最大6500万ドル、日本円にして65億円、70億円、そういうレンジの金額がかかるということです。
イロンマークは絶対にこれよりも安くロケットを作ることが可能だというふうにおそらく考えたんですよね。
理由は物理学的にロケットは何にできているかというと、航空宇宙グレードのアルミ合金、チタン、銅、炭素繊維、たったこれだけです。
これらの材料の商品市場での価値はいくらかというと、ロケット1台にかかる65億円に占める割合としてはたった2%程度だということが分かりました。
もちろんアセンブリングというか労働力とか組み立てだったり、それを設計して管理してということに対してコストはかかる。
とはいえ定義を維持したままロケットの1台の価格をすごく下げることは可能だろう。
だって原価として2%しかかからないんだから、というのがマスクの第一原理主義、第一原理思考だというふうにこの記事では書かれています。
03:07
ちょっと記事の書き方がすごく分かりづらいっちゃ分かりづらいんですけど、それを簡単に言うと65億円のコストだけど、それを構成する本質的な物質はたった2%の規模でできている。
このコストというのは大きく下げることができるだろう。
というのはどのタイミングでそれが可能かわからないけど、あるいはそこにどういう困難が必要かわからないけど確実に可能だろうという、
プラットフォームの問題の中でこれだけは突破しよう問題だというものを見つけるという、そういう考え方なのかなというふうに。
この記事を読む限りだとそう見えますね。
この記事を書いているのはニュースピックスなので、すごく洞察に富むというよりは、
分かりやすさとか文字をなめた時の読みやすさみたいな、短く簡単に分かるみたいなところに重きが置かれているような気がします。
この原文のリンクも貼ってあって、ink.comというメディアの記事が貼られていて、報告が結構うざいんですけど、
どちらを読む方が素敵なのかと思いますが、
複雑な問題に立ち向かう時に、確実でもインパクトが大きいものに立脚して何かを解決していこうというのが、
文章やマスクの考え方の基本にあるのかなと思っています。
これについては個人的にすごい企業家っぽいマインドだなというふうには思っています。
どういうことかというと、企業家って現時点で分かっていることと分かっていないことがある中で、
将来はこの方向に市場が伸びるだろうという、いわゆる分かっていないところにベッドするという、
ベッドをしながら分かっていることを増やしていって、方向性をもう少し正しくしていくというのが基本的にやることだと思うんですよね。
もちろん未来にベッドするという時には、現時点で確実に分かっていることに左足を立脚させて、
右足でピボットしていくという、そういうイメージを僕は持っています。
例えばなんですけど、グックパッドっていうサービスがあって、
彼らのサービスってものすごい歴史が長くて、下積みの時代みたいなのが長いんですよ。
その時代になんでグックパッドがやられたかというと、絶対に料理教室、料理教室じゃない、
リプリ本とかよりもインターネットで検索したらすぐにレシピが見れるとか、
06:02
手元で何か本を買ってくるという必要なく、
今日何を作ろうという問題を解決できるということに対しては、明確にニーズがあるだろうという、
それ自体は絶対に分かっていること、人間の本質的な欲求だと思うんですよね。
今やっている仕事をより簡単にできるようにするって、だから続けられたんじゃないかなっていう、
そういう側面も一部にはあるんじゃないかなというふうに想像しています。
また自分たちがやっている授業で言うと、日用品とかスーパーの買い物って結構大変な仕事だと思っていて、
こういうものをより簡単に済ませるようになりたいとか、そういう欲求って本質的なものだと思っているので、
人間の根本的な欲求に通定しているものだと思うので、
これ自体はもう分かっていることとして扱っています。
なので分かっていることはこうだけど、
じゃあそれがどうやって実現されると、人にとっては本当に手に馴染むように使える、
ハサミとかノリとかメガネみたいに本当に毎日使うようになるのかっていうのはまだ分かっていない。
それがどうやってキャッシュフローを生みながらやれるのかっていうのもまだ分かっていない。
けどニーズがあるってこと自体は確実なんですよ。
それはグローバルと日本を比較したり、
人が住んでいるエリアと住んでいないエリアを比較したりすることでも分かっていることかなと思います。
この確実に分かっていることに立脚して、
こうなるかもしれないみたいな可能性を、
そうではなかった、もしくはそうだったっていう事実に確定していくっていうのが、
企業家だったり、トップマネジメントの仕事かなと思って、
第一原理思考っていうのは基本的にこういうものにすごい近いのかなと思っています。
イロンマスクも原価がたったの2%に過ぎないから、
ちょっと予想でしかないですけど、
98%お金かかっているコストって、
一つ一つを見直したり、もしくは大胆な技術の変化が起きて、
人がそもそもいらなくなる。
その原価だけではなくて、要は半関比で人がたぶんたくさん動いて、
作業をして仕事をしているっていう部分が大きな個性になっていると思うんですけど、
こういう部分がオートメーション化されていくってところに、
彼はゲットして、安価でロケットをバンバン飛ばせるみたいな、
試業での競争力がある状態で作られるから儲かるみたいな、
こういうストーリーを描いているのかなと思います。
多分ですけど、イロンに限らずですけど、やっぱり大きな事業を作られる方って、
本当にシンプルな仮説で勝負をしているなと感じることが多いので、
09:07
イロン自身もそういうところに別踏している側面があるんじゃないかなとは思っています。
現にSXの会社の下奥というか、入ると日本の企業のファラクという会社のロボットアームが展示されているんです。
そのロボットアームって何をしているかというと、
AIが搭載されていて、すごい雑な言い方をすると、
自動でアセンブリングをやってくれるようなオートメーションロボティックスを、
彼らは製造の現場で導入していて、
ちょいちょいテスラだったり、スペースXで入っているファナックの動画とかって、
SNSとかYouTubeとかでバズったりするんですけど、
これこそ、さっきの第一原理思考に出てきた、
98%の限界以外の部分を削っていく大胆なテクノロジーだと思うんですよね。
彼はそういうところに別踏することで、
今の会社を成立させていたり、事業を成立させているのかという気がします。
同じように、何かの事業とか何かのプロダクトをやろうと思うときに、
これは何が起きたら10倍ものが良くなるのか。
体験が良くなるでもいいし、PLがすごい10倍良くなる。
営業利益だったり限界利益ベースで10倍良くなるのかという問いについては、
あらゆるマネジメントが考える必要があるというか、
こういうのって合意で作られるものではなくて、
一人の熱狂的な品質さによって生み出されるもの。
今日思い描くのは誰でもできるけど、
やり切るというところが一番難しかったりするので、
だと思うんですけど、
ここに自分のいろんなものを込めてやっていく人っていうのが、
成果を出してくれたり、社会を一歩進めてくれたりする人なのかなという風に思ってます。
もちろん自分とか自分たちもそうありたいなというのは思っているので、
引き続き我々の場合だと、
ワンストップショッピングって確実にデジタルになるはずだと、
そういう仮説に別途しているので、
それをやり切っていきたいなと思います。
ということで、もう少ししたら公開できると思うんですけど、
最近2021年末の会社の組織図を書きまして、
その中でこういうポジションが必要だとか、
12:01
どこにどういう人がどのぐらい必要だっていうのを、
かなりクリアに定義できたんですよね。
その中で新しく生まれたポジションのジョブディスクリプションだったりも、
実はこっそり公開してたりして、
この辺りをしっかりオープンにする機会をきんきん持とうと思ってます。
本当に今日本に求められている事業だし、
すごくユーザーからも、あとは大きなエンタープライズからも
必要とされるプロダクト事業をやることになると思うので、
ぜひご関心いただいた方のご応募お待ちしてます。
ということで、最近採用ばっかりやってるんで、
10Xの採用の話で締めるっていうのがほとんどになってきて、
ちょっと申し訳ないんですけど、
またちょっと近々したら社員だったり、
あとはゲストを招きしてお話する機会を作ろうと思っているので、
引き続きこのPodcastをお楽しみください。
それではご感想等ありましたら、
ハッシュタグゼロトピーでお願いします。
それではまた。