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2020-03-21 13:35

#17 自律する、とはどういうことか

10X Values のひとつである「自律する」とはどういうことかについて話しました。

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おはようございます、ゼロトピックです。 今日は、僕が経営しているTenXという会社で、最近バリューを定めたんですね。
バリューっていうのは、行動指針。
TenXという会社は、一応、小売りっていうドメインに張っていて、 そのドメインの中で、やっぱり人と
小売りってエンドユーザーと向き合う事業なので、 エンドユーザーにとって、本当に素晴らしい発明、TenXなものを
社会に実装しようよっていうのが、僕らのミッションなんですけど、 それを成し遂げるために、会社の人間として、例えば迷ったときに
どう判断すべきか、とか、どう行動すべきかっていうものを示して、 体にインストールするような内容を、行動指針、バリューとして定めていますと。
それをする中で、3つあって、今日はその1つ。 僕がなかなか一番大事なのはこれだよなと思っているものを、
少し深掘って話したいなと思っています。 それが内容が、自立するっていう内容なんですよね。
小さい頃からね、親とかに、お前自立しろ、自立しろって、 よく言われたり、
あと、僕の記憶だと、小学校とかでも道徳の時間とかで、 自立って、自分で立つ、じゃなくて、自分を立すると書くんです。
みたいな授業があったよな、みたいな記憶があるぐらい、 結構、自立せよっていうのは、割と馴染みがある言葉っちゃ言葉かなと思うんですけど、
その意味を掘り下げて考えることって、 そんなにないなと思って、
たまたまバリューを制定するときに、 この自立するっていう言葉が、
うちの行動指針の1つにもなったし、 すごいいい言葉だなと思ったんで、
それについて話したいなと思います。 自立するってどういう状態かっていうと、
自分を立するなんで、立するってどういう意味か、 ちょっと今調べますね、立する。
立するっていうのは、ある基準に照らして処置するっていう意味らしいです。
いいですね。自分を正しい道に寄せていくっていうような、 そんなイメージを持っています。
じゃあ自立するってどうやったらできるのっていうのが、 やっぱり大きい論点かなと思っていて、
会社なんでミッションがあったり、 その場その場で仕事があったりするんですけど、
そういう仕事とか、自分の一人一人の行動、 例えば僕今社長ですけど、
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社員が13名いて、13名がどう行動するかなんて、 正直見れないし、見てないんですよね。
だからその人たちに一定預けるしかなくて、
その預けた先でも正しく行動が起きるためには、 どうやったらいいのっていうと、
まず大前提として人間として真っ当な人、 正しい価値観が揃っている人を入れないとダメですよね。
例えば何だろう、人は殺してもいいでしょみたいな、 ちょっと極端だけど、
そういう思想を持った人が一人いるだけで、 崩れちゃうというか、
それはなんか僕にとってはNOだけど、 会員にとってはYESだよねってなっちゃうので、難しい。
なんであくまで目指していることとか、 正しいのジャッジが似てる人を同じ場に集めるっていうのは大前提なんですけど、
その上でやっぱり情報の流通がものすごくスムーズで、
社長である僕と最近入ってきたAさんとの間に、 差がほとんどない状態じゃないとダメだなと思うんですよね。
自立するっていうのはやっぱり個々が判断するっていう世界なので、
意外ゆえに情報オープンにして、 誰もが自由にアクセスできる状態を僕らは作り続けますっていう宣言の一つでもあるかなと思ってます。
かつその情報って、僕が見て分かりやすいけど、 Aさんが見て分かりにくいものなんてたくさんあるじゃないですか。
それも許さないっていうのが、 この中には込められていると考えてるんですね。
開示しただけの文章、ドキュメントを書くことは誰でもできるけど、
誰もが読んで分かるドキュメントを書くのは、 すごい難しいと思うんですよ。
例えば並列じゃない情報を箇条書きにしてあったりとか、
AppleとAppじゃないというか、 同じ要件でまとまってない箇条書きが並んでるとか、
見出しの構造がめちゃくちゃだとか、
一文一文のですが、一文一文が長いとか、 デスマス帳をひたすら同じように繰り返して、
ないないです、ないないです、ないないです、とか、
そういう読みづらい文章ってたくさん世の中にあるなと思ってて、
そういうことってあんまり僕は許せないなと思うんですね。
なぜなら自立できないじゃんって思うので、それを読んだ人が。
あとは、全ての情報を自分から叩き出すって難しいので、
難しいですと。ゆえに人に極材化してしまう情報って絶対あるんですけど、
それをたどれるようにする必要があるなと。
人が持ってる情報、誰がどの情報を持ってるのかをざっくりと分かっておくと、
聞きに行くってことができるんです。
そういう地図が必要だよなってのが、まずHowの1個目で思ったことです。
その上で、やっぱり各自が何が今大事で、
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自分はどう行動すべきなのかっていう判断をできるようにならなきゃいけないとすると、
やっぱりその情報の中身がちゃんとインストールされている必要がありますよね。
各自が判断する組織の逆って何かというと、
誰かの指示を待っている組織だと思っていて、
これはものすごい、最も速度を遅くする要因になるかなと思っています。
あとは必要なことを自分で揃えられないとダメだなっていうのもあって、
何かを実行するときにスキルが低いので私ができませんでしたとか、
Aさんを知らないので交渉に行けませんでしたとか、
何だろう、そういう足りないものっていくらでもあるんだけど、
それを誰かから与えられることを待っていては、
自立することってできないですよね。
要は判断できないし行動できなくなる。
だから自分の必要なことを自分で見定めて優先順位つけて揃えるってことすら、
その人その人が担える状態がないと自立はできないかなと思っています。
あとは不確実なものとか想像的な仕事をしようっていうのが、
基本的にスタートアップのあるべき姿勢。
要は僕らが今から東洋かどうみたいなスーパーを作ることに、
社会的な価値なんかほとんどないんで、
何が新しいのというか、サムシングニューがないとダメというか、
サムシングニューでかつ、誰もがそれがうまくいくとは思っていなかったけれども、
結果的に世の中にとってものすごい大事な仕事だったっていうものをやらなきゃいけなくって、
そういう見えないものへのチャレンジをしていく、
気概みたいなのが必要かなと。
そういうのが自立するっていう意味では、
めちゃめちゃ大事なんじゃないかなと思っています。
あとはちょっと具体のエピソード1個あって、
うちにジュニアの社員が1名、
事業開発、ビジネス側で採用した人間がいて、
その人と一緒にある商談に僕が行ったことがあるんですよね。
具体的にある食品を扱っている小さいけど有名な会社さんで、
その社長と僕とそのもう1人のジュニアの子と一緒に面談に行ったんですけど、
面談の一番初めにその子が、
私、あなたのところのファンなんですって。
どうでこうでっていう、
簡単に言うとコピーを売るような行動をしたんですよね。
僕らは僕が商談を終えて、
終わった後に一言ちょっとフィードバックをして、
お互い創業者であって、
命かけて事業をやってますと。
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そういう中で今回は大事な交渉に来てます。
交渉っていうのは、
土俵の上でどうやってお互いが利を得られるようなボールを探すかっていう、
そういう駆け引きなんです。
その中であなたがしたコピーを売るって、
確かに相手から好かれるって意味で、
例えば向こうが小さい会社さんで、
うちが大きい会社さん、
逆か、うちが小さい会社で大きい会社だったら、
向こうの方が有名ですっていう状態だったら、
やりたくなるのは分かるんだけれど、
それって本当に正しいことかなっていう、
そういうフィードバックをしたんですよね。
そこからすごい反省してくれて、
こういう本読むといいよみたいなのも渡して、
読んでもらったりもしたんですけど、
授業なんで、
安気に流れちゃダメなんですよね。
授業なんでというか、
何事もそうかな。
やりやすい方とか、
気持ちがいい方に流れるってのを、
やっぱり良しとしないっていうのが、
僕はやっぱり自立するっていうことの、
一番根底にあるんじゃないかなと思っているっていう、
そういうエピソードでした。
媚び言うのは簡単ですよね。
すごいです、音者すごいですみたいな話とかは、
誰でもできるし、
簡単に言うとほとんどの人がやってること。
それじゃダメですよねっていう。
僕らもちっちゃい会社だし、
僕自身も大した人間じゃないですけど、
最後追っていいものと追っちゃダメなものってのは、
明確にあるなと思っています。
私、企業家なんで、
自分で旗立てて人集めて金集めて、
授業やってるんで、
そこに対してのプライドというか、
戦国に出てる武将の一人でやることに変わりはないと思うので、
初めから相手に腹見せて、
あなたすごいです、降参しますみたいなのは、
外交としてはあまり自立してるとは言い難いかな、
みたいな印象があります。
これ結構メンバー誘うときとかも同じで、
例えば共同創業者の石川を誘ったときも、
こういう計画でこういうリスクがあって、
だけど君にとっては絶対にいい機会になるとは思ってる。
君と一緒にやりたいと思ってるけど、
僕は君がいなくてもやるよっていう、
そういう覚悟みたいなものをちゃんと伝えたっていうのが、
良かったか悪かったか今度は聞いてみようと思うんですけど、
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大事なんじゃないかなと。
自立してる個人がそれでもあえて集まってるってところに、
本当のその組織の魅力が反映されていくんじゃないかなと、
そういうふうに考えてるから、
この自立するっていうのが、
そのうちの10Xのバリュー3つある中で、
僕が一番初めに来てもいいぐらい、
根底にある考えじゃないかなと思ってるという、
そういう話でした。
ちなみに10Xは今採用も絶賛募集してまして、
こういう自立してる人、
特にソフトウェアのエンジニアと、
事業開発のポジションで探してますので、
ぜひこのポッドキャスト聞いてくださってる方で、
ちょっとでも興味あるなと思った方は、
僕にTwitterとかにDMいただけると、
ぜひお茶できるのでお茶しましょうという感じです。
今回こんなところで、
我々のバリューの1個の自立するについて話しました。
このゼロトピックっていうポッドキャストは、
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とにかく僕がエゴ指して探してるので、
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それではまたね。
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