1. Zero Topic - ゼロトピック -
  2. #269 前編: シードの可能性っ..

ぱそてるまさん(?)をゲストにお招きして、シード投資での判断軸について勉強させていただきました。


ゲスト: Keisuke Kogure / 木暮 圭佑さん (@keysket)

2013年早稲田大学国際教養学部入学。大学在学中にEast Venturesにてフルタイムで勤務。ファンド運営の業務を学ぶと共に、ゴミ捨てから始まり、創業からM&Aまでを支援。

2015年にTLM1号、2018年にTLM2号ファンドを組成。2021年mintを設立、ジェネラル・パートナーに就任。

サマリー

ミントのパソテルマさんは登場し、シードの投資についてのフィロソフィーについて話しています。シード投資家の評価基準は成長率や組織論など様々であり、成功確率は投資時にはほぼ同じだと言われています。また、逆張りの能力や隠れた真実を見つけるプロセスも重要です。シード投資の成功には、事業の仮説を立てる能力や組織化のポテンシャルが重要と考えられています。シードの可能性の判断方法について、前編ではkeysketさんの意見が聞かれました。特に、カバーやVTuberなどの投資仮説は成功した例として挙げられ、人を見極めて機会を渡すことが重要だというレッスンが得られました。

シード投資に対するフィロソフィー
今日は、ミントのパソテルマさんに来ていただきました。 しかも、超久しぶりの登場だよね。
そう、メッセージは結構やり取りしてますけど、なんかちょっとね、ズームで見て感動しちゃった。いつぶりっすか?
ゾーンのライブぶり? ゾーンのライブでステーキ食べた時、ブロンコビリーです。
ブロンコビリーでね。 食べた時以来っすね。 でもあれ、夜にビリーザキットも行ったよね。
結局そう、どっちも行ったっていうのが。 そうだそうだ、2回ステーキ食ったわ、あの日。
いい日でしたね、あの日は。ライブも含めて。 なんで、去年の11月とかか。
あーもうそこ、それぐらいか。結構経ってますね、そうなると。 ほぼ1年だね。
なんかへこむな。時代が経つの早いな。 いやそうだよね。いやでもこの間に、テルマといえば、ホームラン2本ぐらい売ってんじゃね?ぐらいの。
まあそうですね、上場してる会社さんがいたりとか、実はシレット、何社かトレードセールっていうか、
全部じゃないんですけど、自分の保有してるカーブを一部売却をしたりもしていて、ファンの的にはちょっと数字の動きがあったっていうのが多分これ1年ぐらいですかね。
あ、そうなんだ。じゃあちょっとその辺、シード投資何たるやみたいな、ちょっと最近興味があるというか、自分がやるつもりは全くないんだけど、
いろんな人のそのフィロソフィーみたいなのを聞いてたら、ここめっちゃダイバーシティあるなと思ってて。
なんかこれ聞きたいなって思ったのを、ちょっと僕からぶつけさせてもらうっていうのを前半やって、後編でただヒップホップの話しましょう。
前半早めに巻かないと。後半とか話したいからね。 前半10分で終わらすわ。
はい、10分で終わりましょう。 ちょっと初めに僕、シード投資家の投資、この案件に投資するみたいな期待値って
なんか、エグジット時の評価額かける成功確率かける、実行確率かける持ち分みたいな、めっちゃ簡単な比率で表せるとすると、
持ち分ってだいたい、初めのシードVCの出資とかだと、言うて10%、15%とか、そのぐらいが今の基準としてスタンダードって感じですよね。
そうですね。僕らで言うと、僕らミント、定例のファンドって言うと、YESっていう感じなんですけれど、これかなり、まさにそこもダイバーシティがあって。
そうなんだ。 例えば、もう本当に5%でいいからみんなに出したいとか、ちょっとでもいいから出しておきたいっていうところ。
VCさんもいらっしゃいますし、逆に、さすがにそれ以上1ラウンドってそこまで多くはないですけど、長期で見ると上場のタイミングとかで30%持ちたい、30%近く持ちたいっていうVCさんもいるので、
人によりけりかなって感じますね。特に、今最近で言うと結構上のステージのVCさん、シード以外の、レイターステージのVCさんも結構シードの方に寄ったりはするので、
最初ちょっと薄く持っておいて、最後の方で後は大きく次のラウンドに出すっていう方たちもいらっしゃるって感じですかね。
なるほど。じゃあここも既に僕の認識と違った、持ち分もファンドとか、あとここってエンジェルとかも入ってくるだろうから。
成長率や組織論の重要性
そうですね、はい。 エンジェルってもっとね、もっと多様というか、昨日お話聞いた人はもうリターンとかどうでもいい、応援したいだけ、持ち分どうでもいいみたいな人だったので。
いや、なるほどなみたいな。それはちょっと一回置いておいて、評価学と成功確率を見極める仕事じゃない。
はい。 だとしたら、それって何で判断してるんだろうみたいなとこに、すごいなんか人によってビューというか、考え方全然違うなっていうのが面白いなって思ってて、
なんかそれ聞けたら、普通に面白くねって思ったよね。
多分これもやっぱこのさっき話した通り、VCさんによりけりっていうところが確実にあると思うので、僕の目線というところでお話させていただければなと思ってるんですけど、
Exit評価学っていうのも、一応なんか今一般的にある常常企業さんとかの俗に言うPR、PSRみたいなのは、流石に投資委員会資料の方に織り込んでいますと。
ただ例えば、クリプトのマーケットだったりとか、全然わからないテーマっていうところで言うと、正直そのコンプ数がどうなるかって全くわからない、参考にならないケースっていうのは大半だと思うので、
よくも悪くも、500億になるか1000億になるかみたいなところに誘導はそんなに見てないっちゃ見てないです。
大きくなればいいかなぐらいで見てるっていうところは。
これがすでにわかんないけど、もうマーケットがあるようなものだったら明確にコンプ数が当たってきたりするけど、
特にシードで出資するってなったら、さっきのクリプトとかそういうホームランになりそうだけど、コンプ数いませんみたいなテーマの方が多いのかな。
わかんないですね。ほぼほぼコンプ数ないぐらいのテンションで僕は見てますかね。
なるほど、わからない。
ただなんかその社会的に大きくなるとか、究極なんかこの人だから大きくするだろうみたいなところ、その人の評価みたいな部分も含めてある程度見てるというか考えてはいるっていう感じですかね。
だから明確にパキッと数字があるわけではないって感じだと思います。
はいはい、今の社会的にとか人の評価って言葉出てきたけど、これ成功確率の方にも入ってくるよね、きっと。
そうですね。ただ成功確率は全部僕の中だと全部同じ、投資時は全部同じぐらいの期待率っていうか変数ですからね。
正直誰が当たるかわかんないっていうのも、もちろん投資時は全員自信があって投資してるので、
その後投資した後何年かお付き合いさせていただいて、事業の進捗と企業からの成長っていう部分で、
そこが変わる、ちょっと死ねるだろうな、ちょっといけるだろうなみたいな会社ってあるんですけれど、
さすがに投資のタイミングだとみんな成功、言うならみんな成功すると思って投資させていただいてるので、
投資時の判断で言うと成功確率は大体同じぐらいか、全員成功すると思って投資はしてますからね。
すごい、そっち入る前に、すごい面白い、そのさ、人の評価っていうところが何によってなされてるんだろうっていうのに、
VCだったり見てる人の差がめっちゃ出てるんじゃないかって勝手に思ってて、
このテルマはその人っていう、この人だったら成功するかもとか、それは何を見て感じてるの?
一番は成長率っていうところかなと思います。
例えばこの学生スタートアップ、学生企業家みたいな、学生からスタートして大きなステージまで行く会社さんって何社かいっぱいあるわけじゃないですか。
僕って結構彼らと同年代の人たち、プラスマイナス2,3歳ぐらいの学生企業家の中では結構成功していて、
例えばベースの鶴岡さんとか、あとデイリーの堀江さんとか、ジールズの清水さんとは結構年代的には近いんですけれど、
彼らってとにかくやっぱ成長してるんですよね。
常に常に成長して、成長の幅が広いっていうのかな、人が多いなと思っていて、
そこで成長できるかっていうところは結構見てるかなと思います。
よく言うのはシリアルアントレプレーナーが成功しやすいって話あるじゃないですか。
あれってやっぱ1回通った道をもう1回やるからだと思うんですよ。
事業との違いはあると、例えば経営者として通る道っていうのは結構ある程度難しいものがあるから、
そこをスキップできるっていう、成長をスキップできるって意味が、
多分シリアルアントレプレーナーの評価が高いっていうポイントだと思っていて、
そういう感じで、逆に言うと1回目の企業、たすら社会人じゃなくても、
社会人経験がなかったとしても、そこでしっかり常に常に学び続ける姿勢っていうのがあると、
比較的いける可能性があるのかなと思っています。
逆張りの能力と隠れた真実
確かに。この学生企業家の成長率って、幅が大きいとか高いみたいな、ジャンプが大きいのは、
何で測るの?身長を測ってさ、今日150センチあったけど、2週間後に測ったら180センチだったねとは、
みたいに分かりやすいものじゃないじゃない?
もちろん定量化できるわけではなくて、定量化できたらおそらくみんなその指標で戦おうと思うので、
僕で言うと結構学生以外の点でもあって、一発で決めるケースもあるんですけど、
2、3回ミーティングするじゃないですか、少なくとも。
うちはシードファンドなので、それでも比較的数としては少ない方だなと思うんですけど、
1回ミーティングした後、やっぱり1回目って僕らで言うと出資をしていて、
シードステージをたくさん見ているので、ある程度事業に対しての理解というよりは、
ファイナンスこういうところでつまづくよなとか、この企業、これ事業企画おかしいよねっていうところって、
やっぱり指摘することが多少あるんですよね。
なるほど、穴がある。
2回目、3回目の時にそれを指摘とか、僕の中のフィードバック、情報の最小性みたいなのをある程度整えた上で、
2回目、3回目の時にどういう話をするかっていうのを結構気にしていて、
ある意味宿題的に、これちょっと見てきてとか、これやってきてとかに、
ちゃんとしっかり宿題が達成されているかどうかっていうところ。
もしくは、たまに有志な企業家で言うと、僕の出した宿題に対して、
さらに他の人から聞いてとか、どんどんいい意味で資料が変わったりとか、
事業企画が良い方に変わっていくっていうところを見ると、
この人ってこの短期間、1日2日とかで、ここまでデータを揃えてくれるんだ、
他の人から聞くところも含めて揃えてくれるんだっていうところに関しては、
やっぱり成長を感じるかなっていうところですかね。
なるほど、なるほどね。
これもう1個あって、いわゆるスタートアップとか企業家って、
自分もそうでやりたいと思うんですけど、コントラリアンというか逆張りの人?
はい。
逆張りに欠けるみたいなところあるじゃないですか。
はい。
人がやらないとか、自分だけが信じるものに欠けるみたいな。
はい。
これと、フィードバックを受けて修正できる能力って、
ともすると同時に測るの難しい要素な気がするんですよ。
はい。
俺はどうやって見極め、分離したりしてる?
僕が言うと、先ほど話した、どこまでが企業家のエゴで通せる部分で、
どこまでが一般的な企業家で学ばなきゃいけないことっていうのを
意識で結構分けてますね。
例えば、組織論とかってかなり体系化されてるものってもちろんあるわけじゃないですか。
もちろん1個の成功法ではなくて、おそらく複数ある中で一番ベストな
組織マネージメント方法を学んでるとか、多少チューニングってのは入ると思うんですけど、
その部分って、言うならば先輩方が1回通った道のケースあると思うんですよ。
確かに。
例えば、僕自身もたまに山本さんと話してて、
こういう組織の話をやってるんだみたいなところって、
もう1回自分で車輪の再発明しなくてもいいわけじゃないですか。
なので、その部分に関しては基本的には、
そういう汎用性のあるものに関しては学べるかどうかっていうのを見てます。
逆に、例えば事況の部分のところで、
特に僕の場合は2Cのサービスが好きなので、
これはねえだろうみたいな、ある意味逆映りというか、
隠れた真実みたいなのを皆さん持ってきてくださるんですよね。
それが、例えば本当に隠れた真実なのかっていうところは、
直感的に僕の感覚で、もしかしたらターゲットユーザーの場合もあると思うので、
その場合はちゃんと自分がターゲットユーザーとして話をするんですけれど、
どういうプロセスで隠れた真実を発見したかっていうところと、
そのプロセスとかに違和感がないか。
例えば何だろう、ユーザー1人だけ聞いて出した答えと、
ユーザー100人、200人ヒアリングして出した答え、違うわけじゃないですか。
1人だけ話して隠れた真実がこれなんですって言われても、
そうかもしれないと。
ただ確率的にそのプロセスを見るとちょっと怪しいよっていう話はしますし、
逆に100人、200人がそういうふうになったら、
そこまでじゃないかもしれないですけど、
ある程度数見て知りましたというときに、
もしかしたらこの人数は正しいのかもしれないっていうところを、
その事業自体のプロセスの部分っていうのは結構見て評価をしますかね。
なるほどね。すごいシャープだね。
冴えてる?酒飲んでる?
いや、まだ2日です。
なるほど。
すごいシャープだね。
逆を言うとだから僕自身も、
最近もう一個やってるというか意識してるのが、
自分自身がなるべくいろんなエンターテイメントを触る、
2Cなので、エンターテイメント合理性を触るってやっていて、
そうすると不満とか見つかったりするし、
ちょっとユーザーに近いとか、合う合わないものは含めてあると思うので、
その部分は結構意識してます。
投資仮説と組織化のポテンシャル
逆にだから多分、全然真面目な本とかも読むんですけれど、
漫画見たりアニメ見たり、
仕事と言われないようなところを全部楽しむっていうのも、
最近ちょっと意識はしてはいますかね。
すごいな。
エンタメって本当分かんないよね。
自分みたいな企業家にはできないと思う。
エンタメもそうですし、
ネットスーパー使うとかも含めて多分そういう体験をいろいろやるっていうのは、
なんか面白いのかなと思ってるのと、
あんまり自分が事業を分かると思わないようにはしてますかね。
前提として僕は海外のサービスとかそんなに調べるのが好きだし、
ビジネスモデルとか見ること自体は趣味としてはあるんですけれど、
最近それこそ今日、
HOPINっていうオンラインイベントのスタートアップがあって、
マジで爆速でユニコーンになってたんですよ。
コロナ禍で。
でもそれが今イベント事業をどっかに事業売却みたいにしていて、
ほぼほぼだからファイナンスができずにとは思うんですけど、
昔より、昔って結構タイミングマシーンみたいなので、
露骨にアメリカのサービス日本でやったらっていうところは結構多かったなと思うんですけど、
今だとその流れるスピードが速すぎて、
向こうで証明されてないのにいきなり日本でやって爆死しちゃうみたいなケースってのがやっぱあるなと思ってて、
そういう意味であんまりアメリカで生きてるからとかっていう目線で自分の事業にバイアスをかけないようにっていうのは結構してますかね。
だから究極海外、日本でも競合がすげーわかりやすく、
ファイナンスしてるからみたいなところではあんまり見ないようにはしてるって感じかな。
確かに。特にこの3年ぐらいはサンプルとしてはひどいサンプルだもんね。
2020からコロナ期間は本当にひどいサンプルだから。
参考にならねえなみたいな。
確かにね。
あとは手法とか、いろんなビジネス的な、USデータ英語でみんなブログとか書いて、
多分いろんなアメリカにおけるマーケなのかわからないですけど、いろんなマーケセールスとかの手法とかあるじゃないですか。
あれもやっぱ最近日本にどこまでフィットするかわかんないなっていうのは結構いろいろ思ってて、
改めて結構、自己流というか日本流というか、もしかしたら別の流なんですけど、
っていうのを一回再考しなきゃいけないんだろうなっていう感じはしますね。
確かにね。
2Cもそうだし、2Bもそうだろうね。
そうですね。おそらくセールスの手法っていくつかあるじゃないですか。
でもそれってアメリカからと適用するみたいなケース結構あると思うんですよ。
それはもうスタートアップの土壌がかなり厚くて、多分かつ2Bでいうと人材の流動性が高くて、
かつなんかもうバンバンちっちゃなプロダクトに導入してくれるみたいな、
っていう文化があるからこそ成立する、セールスの手法とか絶対あると思うので、
日本の場合はね、倫理承認が長いみたいなのだったりとか、ちょっと臭いサービスきついみたいなのとか含めて絶対あると思うので、
そういうのもやっぱり差というか、差分としてみなきゃいけないんだろうなっていう感じは思っておりますかね。
確かに。セールスだと一番違いが出るのは、日本の場合って成果報酬の比率がすごい低くて、
基本給なんであんまりインセンティブつかないっていう。
それがUSとかとは全然違うから、そうするとぶら下がる人参も違うし、
そうすると走り方も違うみたいな感じになっちゃってるかなって気がする。
そうですよね。いろんな部分の差異はあると思うので、逆にいろんなグローバルでの手法が学べるからこそ、
一旦立ち止まってみるっていう意味も結構あるかなと思いますね。
確かに。これテルマの話しっかりしすぎてて、普通に時間めちゃめちゃ使っちゃうから、先に行くね。
すいません、すいません。
いやいやいや、すごい面白い。
シード投資って普通にやったら博打じゃないですか、エンジェル投資とかって。
普通にやったら博打やけど、勝ってる人は絶対勝ってるっていう状況にあってと思ってて、
その差分って何?みたいな。
これテルマ個人っていうよりは、パッとその市場を眺めて、いろんなプレイヤー眺めたときに、
ちゃんといい結果を出せてる人と出せてない人の差分って、どういうところにある?っていうふうに思ってる。
難しい。僕理由はもちろん前提はありますと。
結局自分の他、各々のVCさん、もっと言うと各々のキャピタリストの方で、何かしらの哲学を持ってることじゃないですかね。
なるほど。
それが例えば、先ほどのやつでいう、リグジットの評価額の見立てが超上手いかもしれないし、
もしかしたらそのめちゃくちゃグロースさせる自信があるかもしれないし、
メンターとの関係性
自分でね。
もしかしたら死ぬほどセール数が上手い、要はいろんな人に投資できるっていうのかもしれないし、
絶対失敗する、絶対生産するまで追加し続けるかもしれないし、
結局他にできないような強豪優位じゃないですけど、思ってる人たちが成功してるっていう認識をしてますかね。
なるほど。
テルマの中でもすごい結果が、シード投資としては出てる企業って今いくつか出てきてるじゃないですか。
バイネームで言っちゃうと、幹部とかカバーさんとか。
こういうのって、ぜひ振り返りを聞きたいんだけど、
てか僕とテルマが会った時、たぶん自分が起業したのは2017年で、
渋谷のお茶屋さんみたいなところで会ったよね。
はい、話しましたね。
あとあれか、DMMのオフィスとかで会ったりしてるね。
はい、ありましたね。
その時とかに幹部の話とかカバーの話とかちょいちょい聞かせてもらったりしたと思うんだけど、
改めて今、幹部とかカバーに出資した時にどういうことを考えてて、
彼ら一旦イグジットしてると思うんですけど、
イグジットして今振り返ると、始め思ってたことと終わってから振り返ることって同じなのか違うなのかとか、
その辺聞いてみたいなと思ったんですけど。
はい、ちなみに幹部はまだ売却をしていないっていうのがあるので。
そうなんだ、失礼しました。
まあでも全然、比較的大きな評価をしていただいたっていう部分で、
この可能性は高いのかなと思うので。
幹部でいうと、僕の場合は自分の減退金がやっぱり強かったんですよ。
僕もそれこそインターネット小僧的な人生を送ってきて、中高の時にクレジットカードがない。
かつ僕の場合も親がすごいクレジットカード貸してくれるみたいな人でもなかったので、
ECが使えないみたいな。代引きもちょっと親が来る前に、
なんか俺、金なんかあれしなきゃみたいなところで、
当時はあんまり良いソリューションがなくて、
その中でプリペルカードを簡単に、もちろん当時、
ちゃんと調べたらプリペルカードってあったんだと思うんですけど、
それを簡単にスマホ上で作れて、
ECとか変えたりとか、今のメール会議とか含めて変えるっていうところで、
確かに俺も子供の頃欲しかったなって思ったっていうのが、
結構当時の投資仮説のところですかね。
なるほど。
今これ事業的なところで、
ヤマキさん個人で言うと、
とにかくあの人って人懐っこいタイプなんですよ。
めちゃくちゃ小魅力、営業力がすごいっていうタイプではないんですけど、
ちゃんとすごいいろんな人に好かれていて、
だからチームも含めてワイワイワチャワチャやってるっていうところで、
さっき話した成長のところってやっぱりあるのかな。
成長できそうだなっていうのを持ったっていうところ。
これさっき言えなかったところで言うと、
成長のために何するかって本読んでても、
本読み続けた方が一歩がいいかと思ってるんですけど、
やっぱり人に聞くのが一番早いんですよね。
いや間違いない。
そうすると聞ける人数を何人先輩を作れるかっていうと結構大事だなと思っていて、
例えば僕も最近シードステージが終わって、
プロダクトPMFとは言わないけどちょっとなんかいけそうだねみたいなタイミングの企業家の人に話してるのは、
組織のメンターとビジネスモデルのメンターを作った方がいいっていう話をしていて、
ビジネスモデルって基本的にお金の動きだけで見ると、
実は結構パターンがいくつかあると思うんですよ。
単価とかは一旦例えばECとして売っていく、シルエットで売るみたいなモデルなのか、
流通の何パーセントを取っていくとか全部あると思うんですけど、
それで近しいビジネス、流通とか出数料とか、
近しいビジネスモデルの先輩を探してその人をメンターにしなさい。
トラブル絶対起きるから、たぶんC2Cやってるからで言うと、
C2Cならではのトラブルめちゃくちゃあると思うんで、持ってくださいみたいな人。
逆に組織のメンター作れって話だと、
振り返りと成長の評価
キャラクターが比較的似てる人を探してみなさいっていう話をよくしていて、
やっぱある程度社長のキャラクターと組織、
特に初期で言うと紐づくことが多いので、
そういうメンターを探してきてねっていうところを話をして、
やっぱ伸びてる会社はその辺がやっぱ上手いですね。
とにかく人に聞くメンターをうまく活用するっていうところが多いので、
山木さんそういうのできそうだなって思ったっていうのは当時の話でございます。
めっちゃ面白い。それ振り返っても変わってないんじゃない?
そしたらその通りだったなってなるんじゃない?
そうですね、やっぱり。
でも、逆に言うと当時の見切れなかった部分みたいなところで言うと、
ここまで伸びると思わなかったっていうところは結構でかいですね。
やっぱり今で見ると、それ実はカバーもそうなんですけど、
比較的率量も大きくかなり成長されてて、
評価額もそれぐらいいったっていうのはもちろんあるんですけれど、
なんとなくユーザーニーズはあるだろうぐらいに思っていたっていうのは正直なところですかね。
なるほど。
ニーズがあって、お金も動く、フィンテックっていうテーマだから、
何かしらでお金になるだろうなっていう類流度でしょ、正直なところ。
じゃああれなのかな、割とやっぱり事業の仮説というか、
自分がプリカ必要だったからそういう人はいるだろうぐらいの流度でしか共感できるって言ったらないけど、
評価できるポイントはなくて、それ以外は分からないと。
だけど山木ならやるぞと。
上振れするケースってやっぱりあると思うんですよ、事業自体が。
上振れするケースってうち遠崎やっぱり多いんですけど、
上振れするケースはやっぱり想定できないんですよ。
例えば僕で言うとスニーカーの会社、
鈴鹿ダムさんに売却してモノカブって、
もうやっぱりあそこまで伸びると思ってなかったんですよ。
なんか月次流通1億ぐらいはいけんじゃないすかねみたいなテンションで、
正直思っていたっていうのが全てで、
あんなに倍々ゲームで急成長するっていうこともイメージつかなかったですし、
ただユーザーニーズはあるなみたいな、僕もスニーカー好きだったんで、
自分のユーザーニーズの方はある程度ちょっと信用してもいいかなと思うんですけど、
このテーマユニコーン行くわみたいなのはあんま自分信用しなくなりましたね。
無理だなみたいな。
やっぱり初めの人に欲しがるもの作れるかどうか問題の方が、
見極めるポイントとしては重要だったなって感じかな。
かつその中で、あとは一定数プロダクターPMFというか近づいてくると、
組織みたいな話になってくるので、そこは企業化として成長できる。
組織を100人単位とか率いる人ってそこまで多くないので、
経験がある人って多くないので、企業化は結構初めての経験だと思うので、
それができる人を探すって感じですかね。
すげえ勉強になるというか、これただただ聞きたいっていうよりは、
改めて自分を振り返ったり、
あと、うちの自分の会社の中で完全な01ではないけど、
やっぱ絶えずステージチェンジの度に01感があるんですよね。
なので01の時って何考えてたかなみたいなのを思い出したくて、
ちょっと聞いてみたら、いやそうだみたいなことある。
あと、今うち120人くらいいるんですけど、
誰かに任せて逆の立場に立ってる気持ちなのよ。
僕はシード投資家で、社員が企業化で、その人に任すみたいな。
リソースをつけるっていうのに、そんなに構成として違わないから、
シードの判断方法と成功例
逆側で見るとき、どうやって判断するんだろうみたいなのが、
結構自分の中で最近整理したくて、
こうやって聞いて回ってるんだけど、
すごい、やっぱさすが。
これを生業にしてる人の答えだった。
一応ね、一応本業はね、やらせていただいてるんで。
いやーありがたい。ありがたいし、
全然あと30分くらい聞けちゃうんだけど、
最後一言だけもらって切ろうかな。
カバーの話したいじゃないですか。
確かに、カバーの話も。
カバー行ってお会いしましょう。
カバーの話で言うと、
谷川さんのやる気がすごかった。一面で言うと一番印象的でした。
谷川さんね。
当時、あれだけ人気になるなって思った。
いまだにずっと悔しいって、まだまだ全然いけるって思ってるので。
正直ね、上場した後も含めてかなり自家創作ついていらっしゃるんですけど、
なんかずっと、僕プライベート的にも仲良くていろんな話するんですけど、
ずっと火が消えてないっていうか野心があり続けてるのがめちゃくちゃやっぱいいな。
今でもあって。
常にもっと上の上行くぞっていう気持ちがあるのが多分すごいなと、
まず事業家として思ったポイント、当時から思ったポイントで。
実はこれ授業で言うと、結構皆さん卓球ゲームの話されるじゃないですか、VRの。
はいはいはい。
最初卓球ゲームやっていて、気づいたらピポッとしてVTuberになっていてっていうところだと思うんですけど、
僕実は、僕の投資タイミングの最後のタイミングで既にVTuberっぽい構想だったんですよ。
VR卓球はやんのかなと思ってたら、僕今では忘れないんですけど、
亡くなった渋谷の東急本店の前にスターバーがあって、
スターバーで、当時VTuberって言われなかったんですけど、
VRハルセットを使って女性が動くようにします。そこに投げ銭とかが生まれる可能性がありますっていうところで。
なんか面白そうだなって思ったのと、
僕投げ銭が生まれ、当時17ライブっていうのが投げ銭のサービスが台湾発で伸びていて、
だからリアルの人間でも投げ銭されるから言わんや、アニメのキャラクターを投げ銭されるんだろうなっていうところと、
それもやっぱり現体験で言うと19だから、当時で言うと4、5年くらい前に初音ミクのライブに行ったんですよ。
人の価値観や潜在能力の見極め
初音ミクがただ要は画面上、要は大きなスクリーン出してそこに、
電源は多分違うと思うんですけど、
初音ミクが踊ってる動画というか、見せるみたいな、120パー3Dではないものを出してて、
そこにやっぱ熱量高いっていうのがあったので、
IPって熱量高くいけるんだろうなって思った。
投げ銭は生まれそうだなって思ったのがやっぱり当時の投資仮説です。
で、これも先ほど話した通り、ここまで伸びると思わなかったです。
だからアップサイドは全然わかんないってことね。
わかんないですね。
でもなんかテレバのすごい特徴として、あれだね、
授業というか解いてる問題というか、やってること自体は、
初期から今に至ってもそんなに大きく変わってないってことだよね。
この2社について。
もちろんね、各々の投資先で言うと全然変わる会社もあるんですけど、
この2社に関しては逆に変わらずっていうところでしたね。
結構珍しいケースじゃないかなっていう気がしてて逆に。
なんかよくわかってない。
逆にすると他の投資先で、例えば今伸びてる会社、
最近ファイナンスしたマギーっていうトレーディングカードの会社とかも、
もうあれもとてつもないぐらい伸びてるんですけど、
そこもやっぱり最初の授業は非価格っていう別の修理のプラットフォームでしたし、
あとはもう1個伸びてる会社でネルっていうマットレス、
ネルマットレスっていう会社も最初はSNS作ってたんで、
なんかまあそういうことはあるかなって感じします。
逆にネルとかだとちなみに全然授業は全くマットレスとか売れないでしょって言ってたんで。
これは本当に本人においてるんで、別に分かんねえもんだなって思いますね。
何が伸びるかって。本質的には投資家も全部わかったら自分だった方がいいと思ってるんで。
まあまあまあ、そうだね。なるほどな。
やり切るっすね、最後は。
授業と人に投資してるけど、結局そのお金は人への投資だったのか、授業の投資だったのか、両方への投資だったのかって、
最後まで分かんないってことだね。
分かんないですね。
なるほどな。
後からはやっぱり言えますけどね、どっちも好きなように言えるし、
多分投資家の方もやっぱ変に言いたくないじゃないですか。
分かってましたよ、俺みたいな。
って言った方がかっこいいと思うんで、美談だけが残り続けるんですけど、
いいところも悪いところもやっぱあるなと思いますね。
今日の話をトータルして、自分へのレッスンとして持ち帰るものが何かっていうと、
やっぱり人を見極めて機会を渡すと。
その機会をどう使うかに対して、ごちゃごちゃ言わないってことなんだろうなと。
そういうレッスンだと思いました。
もちろんね。
ヤモッティさんも株主の方とかは別のプレッシャーを感じると思うので、
シード投資よりもっと精密に多少数字を打っている部分に関しては、
もちろんあるかなと思うんですけど、
そういう自由度があっても、特に01とかのものであれば、
そういう自由度っていうのは多少あってもいいのかなって感じがしますからね。
なるほど。
そういうつもりじゃなかったんだよ。
つもりじゃなかったんだけど、大変勉強させていただきました。
一旦ここまでにさせていただきたいと思います。
ありがとうございました。
32:29

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