1. Zero Topic - ゼロトピック -
  2. #268 後編: LLMでどんなアプリ..

猿田さんをゲストにお招きして雑談しました。こちらは後編です。

  • Podcastをどうやって利用していますか
  • LLMをつかってどんなアプリケーションを作っていくか


ゲスト: Takayuki Saruta / 猿田 貴之さん (⁠@srt_taka⁠)

新卒でメーカーの本社R&D部門でコンピュータビジョン、機械学習エンジニア。認識アルゴリズムや軽量CNNの研究開発などを経て、2018年にPreferred Networksに入社。共同開発先との自律移動ロボット開発プロジェクトのマネージャーなどを経て、2021年にキャディ入社。図面管理SaaSのテクニカルプロダクトマネージャーとしてサービス立ち上げや開発本部全体の中期計画策定やマネジメント業務に従事したのち、2023年6月Sansanに入社。現在はSansanのデータ群から新しい価値を生み出すべく、新サービスの研究開発に従事。

サマリー

ポッドキャスト活用術と情報収集術について、サルトさんが話しています。彼はポッドキャストの人気や配信サービスの競争、技術ブログのマーケティング効果、LLMを活用したアプリケーションの開発などに触れています。スタートアップの多産多死の原則に基づいて、100本ノックをするようにアプリケーションを作っている会社がニョキニョキと生まれているかというと、そういう印象は受けません。データ基盤はどこもかしこも非常に増えています。

ポッドキャストの人気と配信サービス
はい、では、SALTさんをゲストにお招きした後編ということで、ちょっと僕からいくつか聞いていきたいし、僕が聞くべきことみたいなのをSALTさんが用意してくれてるんで、ありがたいんですけど。
なんかすいません、いやあの、一応最初にアジェンダをと思って適当に書いてるんで、全然これ聞かなくても大丈夫です。はい。
ちょっとあの、前回うちの社員の吉田さんのポッドキャストにも出たとか、あと日頃ツイッターでもポッドキャストの感想をツイートしてるとか、おっしゃってたじゃないですか。はい。
いつからポッドキャスト好きというか、ポッドキャスト聞いてるんですか?
いつから聞いてるかわかんないな。なるほど。いつから聞いてるだろう。いつからかな。
ポッドキャストそのSpotifyで聞いてて、Apple MusicからSpotifyに乗り換えたぐらいだから、いつだろう。3年ぐらい前。
コロナ始まったぐらいですかね。
そうですね。そのぐらいからかなって思いますね。はい。
SpotifyもちょうどそのぐらいにAnchorっていうポッドキャスト配信サービス買ったりとか、あとSpotifyの中にポッドキャストタブを用意したりとか、結構ポッドキャストを押していくスタイルに変わったというか、取り込んでたと思うんですよね。
ちょうどそのタイミングが被るんですかね。
そうですね。Apple Musicは明らかにSpotifyの方が、今思うかもしれないですけど、その時期はかなりポッドキャスト量が全然多かった。
Spotifyじゃないと配信されてないやつとかもあったんで。
はいはいはい。
その頃から聞いてて、ゼロトピ僕いつから聞いてるんだろうな。ちょっと思い出せない。
そのポッドキャスト狂いのサルトさんに、ポッドキャスト活用術と情報収集術的な形を絡めながら話していく感じにしようかなと思ってるんですけど、
普段聞いてるポッドキャスト、ちょっといくつか教えてもらえませんか。更新通知があったら必ずこれ聞くぜみたいな。
ありがとうございます。
一番最初に聞き始めたのはオフトピックだと思うんですけど、
オフトピックは聞いてて、今は何だっけ、ゲスト行き、なんか忘れちゃった。
ずっと聞いてて、あと何聞いてますかね。毎日ニュースコネクトっていうやつを聞いていて、
野村さん。
技術ブログのマーケティング効果
野村さんのやつは結構ニュースコネクト繋がりで聞いてるかもしれないですね。
この間、僕今一番面白いと思ってるのは、これこの間吉田さんにもちょっとお話したんですけど、グリーンインパクトってやつが面白くて、
グリーンテックっていう環境、環するスタートアップとか、今気候変動とか核融合とかもそうですね。
エネルギー系のスタートアップとか会社に対するインタビューとかニュースとかを取り上げてるなんかポッドキャストで、
それは面白いですね。僕やっぱりなんかディープテックやっぱ面白いなって思ってて、
ディープテック掛けビジネスみたいなのは面白いと思ってて、聞いてますかね。
もともと機械学習とか、マシン、AIとか。
もともとR&Dエンジニアなんで、割と最新技術掛けるビジネスみたいなのは純粋に面白いなって。
それで言うと、このテーマを完全に逸脱するんですけど、今33で研究員っていう肩書きを持ちながら仕事してて、
アプリケーション、LLM100個作る、ノックやってるみたいな話も前半されてたじゃないですか。
それ深掘りたくなっちゃったんですけど。
はい、どうぞ。もちろん何でも聞いてください。
企業としてLLMをどう取り扱うかって、割と内含む大半の会社はほとんどがまだ様子見かなと思ってて、
R&Dに投資できる、あるいは投資する価値がありそうとか、やってみなきゃわかんないよねって思える会社イコール、
ソフトウェアの波みたいなのをどっかで1回掴んでいる企業に結構限定されてるな感があると思うんですよね。
特にスタートアップ、AppleとかGaFamみたいな規模はちょっと一旦置いておいて、彼らは圧倒的すぎるんで一旦置いておいて、
日本企業でみたいな区切りで区切った時に、例えばじゃあトヨタがガンガンLLMみたいなニュースが出るかっていうとあんま出ないかなっていう。
例えばその、今日聞いて思いました、33とかフリーとか、割とB2B領域とかで固く売り上げを作ってきた会社さんとかは、
これチャレンジする価値あるっしょって思いやすいし、ムーンショットあるかもって言って、投資もしやすい感じかなと思うんですよね。
まず勝手に思ってて、それどう思いますかっていう。人々のLLM受け取り方みたいな。
はいはい、ありがとうございます。まず先ほど山さんがおっしゃったのと同じようなことを思っていて、
ちょっと怒られるかも。率直に言うと意外とみんなあんま投資してないなって思っているのは思っていて、
とはいえ、この間実はサイバーエージェントの石上さんとお話ししたんですけど、サイバーエージェントのLLM開発をやってらっしゃる方とお話をしていて、
LLMを活用したアプリケーションの開発
いくつかの会社さんはLLMの学習みたいなことにもチャレンジをしています。それとはさっきと話が変わるけど意外と多かったんですけど、
アプリケーションバンバン出してるかっていうと、LLM関連の実は結構少ないなと思っていて、
山さんは数少ないそれを結構リリースできている会社かなとは思います。
それは多分山さんの、先ほど言ったようにB2Bである程度クローズデータがためられているとか、ある程度ビジネス的に、
明日潰れはしませんみたいな、ある程度は伸びていくことが予測できるみたいな中で、
そのデータをある意味そのプロダクトと環境とは別のところでもアプリケーションとしてリリースできる、
そういう体制とか、実は山さんの今のアプリケーションって、山さんユーザーだったらベータ版、アプリ単独で使えますよみたいな形で出してるんですよね。
だからそのプロダクションとは直接関係がないんですよね。ただユーザーにアクセスできて、かつアプリケーションとしては単独でリリースできるので、
そういう体制とか状況とか、いろんなのが重なって運良くというか、アプリケーションが出せてるなとは思います。
意外とそういう会社は少ないかもしれないですね。
ちなみに公開できるものとかってあるんですか?こういうアプリケーションが出てるよって。
はいはい、もう何でも10個ぐらい言えます。
すごい何でもそれ。
一応そのLLMっていうかJAT GPTみたいなの使ってないやつもあって、あるんですけど、使ってるものもあるんです。
じゃあ使ってるものを先に言った方がいいな。
使ってるもので今リリースしてるのは、とりあえず2つご紹介できて、1個はさっきその前半で山本さんがおっしゃってましたけど、
IR情報とか有価証券報告書を5つのトピックに分けて要約してくれます。
5分で読める有価証券報告書っていうのが出されてて、
我々その営業DXみたいなのを歌ってる会社なんですけど、
営業の方が簡単に今からいくお客さんの情報を簡単に知ってないといけないっていう話があるって、
それのために5分で読めますよみたいなのを出してて、
ちょっと具体的には言えないですけど、5分で読めるシリーズはちょっといろいろ出していこうかみたいなことは今やったりしてます。
むちゃくちゃいいですね。
そういうの自分で作ろうかなってちょっと思いましたもんね。
はいはいはい。そうですよね。
今ブラウジングがAPI提供されてないですけど、
ブラウジングがもうAPI提供され始めると、
簡単にそのウェブ情報を引っ張ってきて要約するとか、
だから自分用のレポート作るみたいな。
さっきの話じゃないけど、それこそプッシュしてくれる。
ニュースを自分で作るみたいなことを多分やり始めたくなると思ってて、
その辺を我々としても今ちょっとチャレンジしてたりはしますね。
すごいな。
なんかそれはやっぱこう100本ノック打つぞっていうのはありきで結構組まれてる感じなんですか。
それを普通に使ってみて価値が良かったらアプリケーションにしてってくださいっていう割とボトムアップな感じなんですか。
両方100本の数字を目標としてあります。
割とボトムアップですね。
結構この小組は、
33ってプロダクト自体がもう15年とか10何年やってるプロダクトなんですけど、
ユーザーさんもかなり多いので、
なかなか新しい機能を作りましょうって言っても、
技術的な負債的な話もあるし、
どのユーザーにフィットするのか。
色々とやっぱそんなに意思決定がだんだん重たくなってしまう、どうしても。
そういう中で我々がやってるアプリケーションはボトムアップに、
ある意味ロングテールの問題を解くでも良いから、
誰かユーザーに刺さるのであれば数少ないユーザーに刺さるであっても出していいよみたいな感じで、
スタートアップのアプリケーション作り
割とボトムアップにどんどん作れって言われてますね。
確かに。
なんかちょっと話変わるんですけど、
リピートライムとか多分聞かれてますよね。
ハラさんとか出てるやつ。
聞いてますよ。
ああいうの聞いてると、
アメリカはもうAIバブルで、
みんなLLMでこういうアプリケーション作りました、
とりあえずバリエーション100ミリオンどうやらみたいな、
そういう雰囲気が出てるぞっていう話をしてるじゃないですか。
日本でどうなってるのかって、
データ基盤の重要性
僕正直ネットワークの真ん中にいないんで、
スタートアップコミュニティというか、
ネットワークの中にいないんであんま分からないんですけど、
でも自分が観測してる範囲だと、
そういうスタートアップの多産多死みたいな原則にのっとって、
100本ノックをするようにアプリケーションを作っている会社が、
タケノコのようにニョキニョキ生まれてるかっていうと、
そういう感じしてないんですよね。
今の話聞いて、タケノコはそこにあったかって思ったんですよね。
一定のサイズがある会社が、
自社の中にタケノコ機能を持ち込むっていう状態になってるんじゃなかろうかと思ってたら、
やっぱそうっぽいなっていうのを思いましたね。
社内ベンチャーみたいな形にできないときついよね。
お金的なリソースも含めてかけられないし、
それだけエンジニアを揃えられないとかもあると思ってて、
それはそうだと思いますね。
スタートアップもいくつかはありますね。
例えば大きな会社さんが数億か数十億を先にベッドしてる、投資して、
スタートアップとかは僕は一社は知ってますね。
それもやっぱり、なかなかそういう形でないと日本では生まれにくいかなとは思いました。
アメリカって極論一個のアプリケーションつけて、
誰かがピッチ出して、それええやんってなったらすごい額がポンって、
とりあえずもらったりできて、死んだら死んだらごめんなさいって感じになるけど、
日本だとそれはなかなか難しいのかなって感じがしますね。
市場の規模とかも含めてですけど。
2、3ヶ月くらい前にタイミーのCTOの亀池さんという人と話したんですけど、
チャットGPTみたいなAIというか、なんか秘書ですよね。
個人が秘書を持つというか、脳みそと手がくっついたものを機械として持てるようになるってなった時に、
結局その人たちが作業できる環境とは、イコールAPIがあるかないかみたいに定義されるってなると、
APIとか、あとは綺麗なデータ基盤とか、そういうものが整備されているかどうかによって、
その後アプリケーションを本当に価値あるものを社会に実装していくってなった時の、
レールの惹かれ感が全然違うだろうなみたいな話をした記憶があって、
さるとさんのアジェンダの中にも、どこもかしこもチャットGPTのデータ基盤みたいな話書いてあって、
これはそういう感じの話なのかなと思ったんですけど、実際見えられてたりやられてて、
この辺りについてはどういう印象を持たれているんですか。
おっしゃってる通りで、今強いのはクローズデータを綺麗に貯めることができている、もしくは貯める仕組みを持っているかだと思っていて、
さんさんももう類他がわずというか、電車横断データ基盤とか今作ってますけど、
本当に今勉強会、だいたいLLM系のハンズオンやりますか、データ基盤を作るとか、データエンジニアのキャリアとか、
そういうのが非常に増えているので、本当にどこもかしこもっていう感じですね。
私も今データ基盤の勉強会を企画しようとしているので、同じですね。
タケノコを生やす側の人間ですね。
もう採用しないといけないので、そういう感じですね。
このそれっぷりがだいぶ雑談感があるなと思ったんですけど。
でもまともな話ができてよかった。
最後ちょっとググッと本題の方に戻していくと、
ポッドキャストぐるいのさるとさんとして、
ポッドキャストって結構自分の課題感としては、
割とツイッターやべたとかもあって、代わりに結構聞くんですよ。
聞く時間は割とまた伸びたんじゃないかなと思ったんですけど、
あんま見に溜まっていかない感じというか、
3日経ったら忘れてる鶏感があるんですよ。
そこでどうしてます?インプットとして咀嚼するには。
ありがとうございます。
それは僕も上手にできてないですけど、
一個はツイッターに感想を投げるっていうのは、
そのための一つの行為かなと思ってます。
最近オフトピックとか文字起こしっていうか、
文字起こしをちゃんと編集されてるやつが後から出たりとかするんで、
それをもう一回見たりはしてません。
さすがにオフトピックって今60分ぐらいあって、
さすがにあれを1.5倍速で一回聞いただけで、
何か身になるかってならないので、
後で何かもう一回見て、文字起こし見て、
文字起こしのノートをノーションに連携して、
ノーション側で予約させて、
もしそれで自分が本当に引っかかるところがあれば、
その横にメモ書きとしてメモだけ書いておくみたいな感じですかね。
そこまでやってるのはそんなないですけど。
なるほど。ありがとうございます。
ということで、ちょっとここでソフトウェアが落ちてしまって、
サルタさんとの収録がちょうどここでブツッと切れたんですけど、
大きくPodcastの活用の仕方あったりについて最後聞けたので、
よしとしようかなと思ってます。
ということで、2回にあたってサルタさんに登場いただいて、
いろんなことについて話してもらいました。
サルタさんありがとうございました。
ご感想等はSpotifyのQ&Aの欄からぜひお願いします。
それでは。
16:57

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