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こんにちは、ゼロトピックです。 今回は、ノーウェアの伊藤さんに来てもらいました。よろしくお願いします。
よろしくお願いしまーす。 じゃあ、まず簡単に1分ぐらいで自己紹介をお願いしてもいいですか?
はい、はじめまして。株式会社ノーウェアの伊藤と申します。 弊社ですが、AIを使ってスポーツという他の領域でチャレンジさせていただいておりまして、
現在は今、野球に特化して、いろいろとアプリケーションを開発させていただいております。 実際に、実は外演前にリアルな野球のジムを持っていたりとか、
最近はようやくアプリを発表できて、チバロッテマリンズさんとかテキサスベンジャーズさんに導入していただいたという実績があって、
この後、アマチュア向け、コンシューマー向けに展開していこうと思って頑張っている最中になります。
ちなみに、僕は去年の12月にアメリカに移住しまして、今日はアメリカのアリゾナから収録させていただいております。
すごい。今、アリゾナって気温とかどんな感じなんですか?
今日はちょっと寒かったんですけど、普段はもう35度ぐらいかなって感じです。
いやー、なんかアリゾナといえば、コロナの最中、そのシリコンバレーからリモートワークで人が抜けてった人たちがめちゃくちゃアリゾナに着いたみたいな。
でもその後、結構またシリコンバレーに戻って行ったみたいなので、記憶をしてるんですけど、実際なんかシーンみたいな感じって感じたりするんですか?
今は最近だと、TSMCの多分一番アメリカでデカいファクトリーができる感じになっていて、
多分この5年ぐらいで進行2倍になったぐらいのレベル感の街なので、
熊本じゃん。
そうそう、そうなんです。めちゃめちゃ人気があって。
あとは実は言うと、今、ウェーモがアメリカで一番走ってる街がアリゾナで。
え、すごい。
すごいです。で、何がすごいかって、空港まで乗り入れするんですよ。
だからウェーモ、空港までの乗り入れ全部やってくれて、だからめちゃめちゃ便利で、僕も車買っちゃったんですけど、車買うまではほぼウェーモばっかでしたね。
いや、すごい。なんかめっちゃテックアダプションしてる街みたいな感じなんですね。
だからおそらく本当に48番目の州って言われてまだまだ新しい州なんですけど、
あんまり砂漠で何もないので、何だろう、開拓し放題なところがあって、おそらく、で、道もなんかすごい直線ばっかなんですよ。
なんで、それが走りやすいのもあって、おそらくウェーモが適応しやすいってのもあるかなと思いますし、
なんかTSMCの本当にパワデカい工場、空港から20分くらいでもできるんですよ。
でも普通、そんな土地余ってくれたと思うじゃないですか。でも、土地余ってるんですよね。
なるほどな。じゃあなんかあれか、州の規制みたいなのも結構テックに優しい感じの運営がされててみたいな、そういうイメージなんですかね。
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おそらくそうじゃないとこういうこと起きないと思うので、まさに多分そういう適応してるんじゃないかなと思いますね。
なるほどなるほど。ちょっと本題の方に強引に切り替えていくと、自己紹介の中でそんなにキャリアについて触れられてなかったんですけど、
下調べするところによると、新卒DNAでHeroesでIPをご経験されて、なんか今の企業っていう形ですよね。
DNA、Heroesだとどういう仕事されてたりしたんですか。
そうですね、DNAは名乗るの恥ずかしいんですけど、
インターンで1年いたのに、新卒で半年で辞めたって言われたので、すごい稀有なことをしていて、
DNAの時は違っていたソーシャルゲーム側にいたんですが、その後Heroesという、いわゆるAIの会社で、おそらく皆さんご存知だと正味のAIがすごい強い会社ってところなんですけど、
はい、そこで7年ぐらいですね、IPをご経験させていただいて、主に僕は事業サイドのトップを採用していたので、
受付に営業して、PDMっぽい開発の管理とか全部やって、社内のリソースの調整を全部やったりとかをしていたという感じですね。
じゃあ、事業を作るマンとして、この2社の経験があったという感じなのかなと思ったんですけど、
そこから、ものすごいディープな今の事業、野球っていうのに全振りしている、野球じゃないんだと思うんですけど、本質的には、
現状の事業としては、ノウェアはすごく他の人が入ってこないような深い領域をやられているじゃないですか。
このノウェアを始めようと思った背景とか、現体験みたいなのってどういうものだったんですか。
そうですね、Heroesという会社でIPをご経験させていただいて、
僕、20番目くらいの社員だったんですよね。なので、ちょっと下世話なし、それこそちゃんとストックオプションをもらっていて、
Heroesという会社は、上場したときは一応ユニコーンだったので、ある意味でキャピタルゲインも多少は得れたという経験があって、
その中で、絶対自分は起業したいとは20年思っていたので、いつかは起業するんだろうなと思っていて、
やっぱりキャピタルゲインがあって、ある程度金銭的な余裕がある中で、せっかくこういうポジションなんだから、自分の好きなことをやろうっていうのを結構ナチュラルに思えたのが多分大きくて、
ずっと、山下さんよくご存知だと思うんですけど、僕らアーメン人とか野球が大好きな人間なので、
だったらスポーツにオールベッドして、10年とかの仕事じゃなくて、本当に自分の人生ずっと10年、20年、30年かけてやれるような仕事をしたいなと思ったときに、
だったらスポーツにオールベッドしようと思って、今この領域に入ってるって感じですね。
なるほど。ちょっと下調べした内容によると、野球はプレーヤーとしては中学校までだった?
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だったよ、ご存知です。
その後、年間300試合をMLB観戦してるみたいな記事が出てきてるんですけど、これはマジなんですか?
あんまりよろしくない話なんですけど、ヒーローズ時代の最後の2,3年ぐらいは、僕トリプルモニターだったんですよ。
1個はずっとメジャーリング中継が複数映ってて、ずっと見てて、夜はNPD見ててって感じだったんで、
本当にずっと、仕事中も家帰ってからもずっと野球見ててぐらい本当に好きだったんで、
300試合経ってると思ってそうな感じしますけど、本当に映ってた話で言ったら余裕でそれから見てたって感じですね。
その熱量はどこから来てたんですか?
でも、スポーツって見るの面白いじゃないですか。
シンプルに言い方ですけど、職業人としてスポーツやってる奴らがガチンコでスポーツやって、
数億、数十億、へたすらお手伝い、100億稼いでる世界って、異常な世界だって。
ああいうのをシンプルに見る側として楽しませていただけるのは、やっぱりすごい面白いなと思いましたし、
自分がプロ野球選手になれなかったって感じの憧れみたいなのがあるじゃないですか。
だから、そういうのも持ってずっと見てたって感じかなと思います。
確かに。冒頭紹介しようと思ったんですけど、僕も今息子が少年野球始めたんで、
少年野球のコーチをして、今野球を学習中ですと。
あと、自分もバスケ、ラグビー、アメフトってずっとプレーヤーでやってたんで、
このスポーツ3つは、3つプラス野球は、今も結構見るんですけど、
プロのすごいのって、やってた人の方がめっちゃ分かりますよね。
そうですね。
ここでこういう反転して球投げ連打みたいなのとかって、やってみないと分かんないというか、
やってるからこそプロのすごさ分かるみたいなのがあって、
なんか良いプレーヤーほど、良いプレーヤーほどなのかな。
プレーしてた人ほど良い観戦者になるなっていうのは、自分も感じますね。
でも年間300試合は見れねえな。
いやでも、あの時は仕事より野球好きだったんで。
ずっと野球見てたんで。
やっぱり、その中で、今特に大谷君とか出てきていて、
メジャーリーグとかでの、いわゆるすごいデータが活用されてるっていう。
僕もその時に、改めて勉強させてもらって。
で、実際そのHeroesって会社で、いろんな企業さんのAIとかDX等にやってたんですよね。
結構アルゴリズム作りとかをやってたので、
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このデータを扱うことって、まさに今自分がやってることの横展開っていうか、同じようなことをやってるじゃんって思ったので、
もしかしたら自分のこの知見が、野球とかスポーツに生きるんじゃないかなってのを、すごく実は思っていたっていうのもありました。
確かに。なんか僕らが好きなアメリカンスポーツって、結構そのデータの活用ってすごい早い段階からあった領域だと思う。
特にアメフトとかはバチバチで、確か民話ぐらいの、なんかそういう世界だったなっていう記憶があるんですけど、
なんかこのノーエアで、野球にAIとかデータをどう活かそうみたいな、その可能性とかって、どういうことから吸収というか、可能性を見つけたりしたっていうか。
というか多分今のアメフトの話に近いかなと思っていて、やっぱり今の野球界とかって、ある意味もうデータで意思決定する形になってきてるんですね。
なので、やっぱりこのデータがある意味で、ひたすら監督の代わりになる。選手を獲得する際に、こいつは良さそうとかじゃなくて、こういう軽量データが良くて良い選手なんだよっていう、その世界性になりつつあった。
でも今は完全にそうなんですけど、なんかある意味は全てを二進数にできるってことで、ある意味我々みたいなAIの領域で人間化すると非常にフィットしていて、
で、大量のあるビッグデータがあって、そこからさばいていくってある意味僕らの仕事なので、なんかこの二進数にされてる世界ってすごく僕らにとっては美味しいなっていうか、なんかこれはさばかざるを得ないなって感じのことを思ったのが結構多かったなと思います。
でもそれめちゃくちゃパンチラインですね。野球って本当にシチュエーションは毎回すごいパターンがあるけど、このシチュエーションの時に、ゼロか1みたいな、上手くいったら上手くいかないっていう評価がすごいしやすいスポーツですもんね。
そうですね。多分、あの人も多分ちょっと似てて、近い、フレッシュ取れた取れないみたいな。そうそう、単線っぽい感じになるじゃないですか。一個一個ゲームが区切って、で、その区切りごとに数値で落とし込めば、その辞書は切り取れるわけじゃないですか。
あとは、その辞書を解析していけば多分良くって、やっぱりどうしてもサッカーとかって区切りがないんで、どこを区切るとかにもすごくセンスが必要になってくる話で、誰でも多分できる話じゃないんですよね。それに比べると、やっぱり野球とかあの人とかはデータの開在余地がすごく大きいなと思いますし、より早期に入ってたのはそういう理由もあるかなと思います。
なるほど。確かにバスケも、なんかトランジションはすごい早くて多いですけど、基本的にはね、シュートが上手くいったかどうかの、ゼロイチで評価をそのターンごとにできる、1日それぞれ40か50ターンぐらいずつあるみたいなスポーツだから、確かにそこもね、あのデータ化しやすい、AI活用しやすいみたいな、だから全部アメリカンスポーツだ。
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そうっすね。まさにあんな人もなって、軍隊のスポーツですからね。確かに。1日を取っていって、交代はできないが前にしか進めないっていう、典型的なアメリカンスポーツだから。
そうですね。フレッシュが3回でフレッシュ取れたか足せないかが毎回判定できるっていう、確かに。確かにと思いました。
今のって、まさにこれまでAIとかデータを活用する企業で勤めてきたからこそ、使える教訓の一部だったと思うんですけど、逆に今回のノーウェア創業戦にあたって、なんか反面共振したこととかってあったりするんですか?過去の経験から。
でいうと、多分、今僕らがやってる領域って、データを取得するツールみたいなものを作ってるわけなんですよね。なので、ある意味一番入り口な部分を作っていて、大げさな話をするとデータインフラ部分だと思うんです。
これはやっぱり前職の時に、例えばお客さんとかから、こういうアルゴリズムを作りたいんですって相談をされて、実際どういうデータというリソースを持ってますかって聞かせていただいて、
で、一番大事なのに、この部分紙ですかって言われて、OCRでやりますみたいな話とか、結構正直言ってたくさんあるのを経験していたので、僕らは自分たちがプロダクトを作るときは必ず自分たちがデータを整えるレイヤーになろうっていうのは結構意識をしていて、
逆に言うと、そこにならないとスケーラビリティもないし、一個一個のカスタマイズするような会社になってしまうので、究極的には強くないと思うんですよね。なので、設計思想として本当に一番インフラに近いレイヤーになって、自分たちがデータのクレンジング、データの整えるのをできるっていうのはポジショニングとしてはめちゃめちゃ意識してます。
素晴らしい。僕らの悩み事はまさにそこで、AIの活用とかいわゆるアプリケーションって川の流れで言うと最下流じゃないですか。最上流が元々持ってるお客さんのデータ、例えば機関システムとかPOSシステムとかいろんな上流のデータがあると思うんですけど、最上流のデータが汚いと、この中流とか下流でいくら高度なことをやろうと思っても始まらない。上流に行って上流のものを整えるみたいなことをしなきゃいけないっていう。
なので水の流れ自体を作るっていうところから入ろうっていうのはめちゃめちゃ自分たちも最近はすごく意識してますし、ご経験のなせる技だなっていうふうに思いました。
でもやっぱりそれをやろうとすると非常に時間がかかるなっていうのは僕らも今回の事業を通して非常に思ってはいますし、ただ一方でちょっとさっき言ったディープテックっぽいみたいな話じゃないですけど、なんか一個どっかちゃんとそれが成立させれれば流れをガラッと変えれると思っているので、
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今まさにアメリカに来て、今日たくさんいろんな打ち合わせあったんですけど、まだそういう流れを感じれているので、時間はかかってしまったがやろうとすることは間違ってないと思っているし、あとはこの方がより大きくなれる可能性は僕はあると思っているので、そこは覚悟を決めてやってよかったなとは最近ちょっと思っています。
ちょっと事業の紹介を先に1回入れたほうがいいなと思いつつなんですけど、今の話で関連して聞きたいなと思ったのが、さっきの上流のデータというかいわゆる一時データとかソースデータと呼ばれるものが汚いとその先にやろうと思っている高度なアプリケーションの適用とか何かができないっていうこの課題意識って古い産業であればあるほどギャップを感じるんですよね。
自分たちの業界とか、これって例えばMPVとかMLBのチームとかって、このデータをちゃんと集めるのが大事なんですとか、集めた先にこういうことが使えるんですっていう、この今の提供しているサービスの話をするとどういうリアクションをもらえるんですか。
千葉オッケさんとかはめちゃくちゃ関心意識が高いので、僕らと一緒に組んでくれてるなと個人的には思っておりますし、メジャーリーグに関してはテキサスレンジャーズが契約してるんですけど、それ以外のチームも当然のごとくデータが必要であり、当たり前のごとくきれいなデータを取るんだっていう意識の高さはめっちゃ高いなと思いますね。
そこって国をまたいだときにギャップって、個別名刺じゃなくて国全体の感覚とか、あるいはヒーローズで相手してた企業との感覚とかと比較すると、ずれとかどっちの方が感度高いなとかってあります?
正直、単純な日米の比較でいくと、やっぱりアメリカは断然高いなと思いますし、これはさっき言ってたアメリカンスポーツの話じゃないですけど、やっぱりロシアのアメリカンスポーツって日本よりかは5、6年ぐらい進んでる感じがあるので、やっぱそれがまんまダイレクトに反映されてるなと思っていて。
一部の日本の野球の球団は、ようやくそれに追いつこうとか、頑張って追い越せたらいいなって感じなので、なんか全体感としてはアメリカが進んでいるから、ただ個別受賞に行くと全然日本の球団では負けてないところがあるって感じ。
なるほど、なんかそういう希望が持てますね。
はい。なんか、アホはおそらくなんですけど、僕が海外来て、今戦って感じるところもあるんですけど、常に日本が負けてる意味で感じる意識が結構あるところが随所であるなと思っていて、別に自分たちがやってるところが誇れる部分も全然あると思うし、
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もっともっと発信していけば、世界中の人が注目していけるような取り組みって、たぶん日本の野球の球団とか、下手した大学、高校とかやってるケースってあると思うんですね。なんかやっぱり日本人ってそういうのが最近、僕としては少ないなと個人的に思ってるので、なんか見た目上はそうなってはいるものも、実際はたぶんもっと差は小さいんだと思うんですね。
だから、それが見えてる範囲で言うと、すごい広がっちゃってるって感じのイメージを勝手に持たれてるんじゃないかな、アバウト自分たちが持ってるんじゃないかなとか思ってますね。
解像度がないがゆえに、勝手にギャップを大きく錯覚悲惨として作っちゃってる感じはありますよね。
それはすごい思います。
それが結構ないないなと個人的には思うし、逆に言うと僕はあんまりそういうのを意識しない人間なので、いきなりアメリカに突っ込んで、俺らのサービスめっちゃいいんだって話をし始める人間なんですよ。
普通だったらアメリカ人とかにちょっと意識して、でもやっぱNPBってMLBに比べると全然じゃんって話とかをされると思うのが普通なんですけど、いやいや俺ら世界で一番野球に詳しいから、テクノロジーは俺らが一番世界で詳しいから任せろみたいな話を僕はするわけなんですよ。
でも実際やっぱそれで通じるところがたくさんあるんで、そういうのも微妙な原因としてあるんじゃないかなと思いますね。
たしかに。ちょっとノーウェアの話にギュッと戻すと、初めジム、外縁前のジムを開けるところから事業としてはスタートして、今どっちかというとソフトウェアの方にちょっとずつというか戦略的に軸足を移行してきてるっていうふうに思ってるんですけども、
そもそもソフトウェア企業とかソフトウェアAIみたいな会社がジムから始めるってこと自体が相当ユニークじゃないですか。このジムからスタートしようって思ったこう戦略的な意図とか、どういう課題解決しようと思ったとか、そのあたりお聞かせいただけますか。
そうですね。実は僕らは2021年の12月に外縁前に野球ジムをオープンさせていただきまして、本当に100つも以上あって、初期の費用で1億くらいかかるという感じでわけわかんないことをやってるんですが、
山本さんもある意味でウェブ企業のキャリアを歩んでこられたと思うので、もしかしたらそういうのってあるかもしれないんですけど、僕自身もやっぱりインターネットの企業を渡り歩いてきて、お客さんが遠かったんですよね。
ある意味で、ソースコードがあってアプリがあって、アップストーカーとかで配信して、その先にお客さんがいるってやっぱり遠いじゃないですか。
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そうなった時に、僕らって結局野球に関するソフトウェアを作るっていうふうに考えた時に、自分たちがお客さんのことを一番知らないんでどうするんだっていう強烈な課題意識がすごくあって、
そうなった時に、じゃあどうしようと思ったら、じゃあ我々が自分たちの自分を持ってしまって、そこでお客さんとの接点を持ち、お客さんが日々練習何を悩んでるかっていうのを吸い上げればいいし、
もっと言うと、ある意味で野球の施設を持つので、野球のトレーニングをサポートする側としてどんなペインがあるんだろうってとこをある意味全部知れるっていうのを僕は結構ちゃんと意識してたんですよね。
なので、絶対一番初めにジムを作って、空想でいいっていうのを作るんじゃなくって、本当にお客さんの声を聞いた上でいいものを作りたいっていうのがあったので、ジムを作ろうって流れになったんですが、一番初めは100人聞いたら120人に反対されたって感じです。
20人どこから来たかわかんないけど、120人反対しますよね。
僕の仲良い友達とかは、その相談をしただけで無理まで覚えてるんですけど、わざわざスプレッドシート作ってくれて、お前、計算絶対合わないから無理だよって言ってきて、そんなに俺たちのこと考えてくれて嬉しいなって思いながら。
確かに入社した方がいい。
僕は本当に断固して、いや、ありえない。野球の授業をやって、野球を上手くしたいって思ってるのに、目の前にお客さんがいないとか、お客さんのことをわかってないなんて、全く意味がないし、そんなことするんだったら僕はやる意味がないと思ってたんで、それが覚悟ではありましたね。
いや、すごいな。絶対反対されませんでしたって聞こうと思ったら、120人から反対されたと。
それはそうですよね。ただ、得られたメリットって意図したものがちゃんと得られたのか、あるいは逆に意図せずに、こういういいことがあったなみたいな実際に箱を持ったことで、その辺ってリアルな学びを得られてる人あんまりいないと思うんで、実際どうでしたっていう。
で言うと、意図通りだっていう言い方をすると非常にかっこいいので、僕はあんまり言いたくないんですけど、でも本当に意図通りだなって思っていて、やっぱり野球をやってる方はどういう悩みがあるかとか、自分、施設を運営する側、あるいは球団だったりとかっていうものが、どういう悩みがあるかっていうのは非常によく知れたなと思ってるので、まさにそれはやってよかったなと思いますし、
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僕ら一番の自慢は、今メジャーのチームとか、やっぱりアメリカのいろんな施設とかに営業しに行くんですけど、基本的に彼らが欲しいっていう機能を全部持ってるんです。
なんでかっていうと、だって自分たちが同じようなことをビジネスとしてやってるので、どこで悩んでるかとか、何が鬱陶しいかとかって全部知ってるんですよ。だからそれは本当に外さないなっていうのはすごく良かったなというふうには思っていますし、
あと、実は僕らちょっとだけ授業をピボットしていて、本当は今って僕ら野球のボール解析って言いまして、ゴルフのシミュレーターみたいな感じで、投げたボールとか打ったボールの回転数がどうですとか、いろんな細かい数値が出るものを今我々作ってるんですけど、実は我々先は体の動き、動作解析科の方から入ったんですよ。
ただ、ジムを運営する中で、お客さんに動作解析の話をすると、全然刺さらなかったんです。
でも一方で、ボールのトラッキングは本当に毎日毎日使いたいし、逆にこれがないと練習できないぐらいの話とかをジム運営してる中で聞いてって、なので、実は初めは本当に動作解析のいわゆるアプリケーションを作ってたんですけど、途中でバチッと全部やめて、じゃあボールの解析を作ろうっていうふうにピボットできたのは非常に大きかったなと思っていますし、
逆に言うと、動作解析やってたら多分今の会社はもうないと思います。
それめっちゃ分かりますね。野球もそうですけど、アメフトもコーチを2年間やってたことがあるんですよ。人を教えたり人を上手くするときに、どうしてもコーチって人を見るじゃないですか。
人を見て、アメフトでいいパフォーマンスを出そうと思ったら、例えば股関節の使い方とか、膝の進展とか、そういうことを対して人に対してもっと正しい、あるいはもっとパワーが出るような動かし方っていうのをちゃんと教えたりしたくなるんですけど、これっていくら言っても伝わらないんですよね。
なんかやっぱりアウトプットっていうか、出した後の何かを評価してあげたり、アウトカムに近いところを評価してあげないと本人はイメージいけないし、モチベーションもそんなにわからないみたいな。だから今の自分の経験ともすごい繋がるところがあって、投げたボールとか打ったボールっていうのは最終的にアウトプットだから、やっぱすごいプレイヤー側もめっちゃ気になるんですよね。
だからそっち側のフィードバックが正しくとかすぐ取れてかかっていくみたいなのは、すげえ人が欲しがるものだろうなっていうのはすごいわかります。
それは本当にジムやっててよかったなって思いますし、あとはそれから逃げなかったのも大きいなと思っていて、動作解析をそこそこコスト掛けて、そもそもジムを作っていてやっていた中で、本来だったらちょっとごまかしごまかし、まずは動作解析やって、アプリリリースして、
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お客さんの反応を見るんですとかって言い訳をできたんですが、いやいや、これは絶対僕らが思うような成長曲線はいかないし、それこそ本当に世界で一番の野球テックカンパニーになりたいと思ったときに、たぶんこれじゃなれないなと思ったんで、バチって辞めたのは今思えばすごい英断だったなと個人的には思ってますし、
あとは辞めたのって実は1個前の調達したらすぐ後だったんですよ。なので、たぶんうちの株主からしたらお前何やってんだって思ってたと思うんですけど、ただやっぱその決断できたのは今振り返れば本当によかったなと思います。
なるほど。今の提供しているサービス、スマートスカウトは自分の理解だと簡単に言うとスマートフォン1つあれば東京のスピードとか回転数とか、さっきの投げたボールとか打ったボールのスタッチをしっかり測ることができるっていう、そういうサービスだと理解してるんですけど、あってます?
あってます。それが今まで既存だと50万とか数百万する機材しかなかった。それはなぜかというとすごいハイスピードなカメラとレーダーを使ってしか計測できなかったので、我々はそれをスマートフォンのいわゆる撮影した動画だけで同じようなことをしてるっていうのである意味革新的であって、他社とは違うような価格帯で提供できるっていうところです。
イメージはプロ野球のスカウトの人がネット裏でこうやって持ってるあれですよね。
あれが100万円ぐらいのイメージってことですよね。
そうですね。厳密に言うとスピード版とかは急速しか測れなかったりするんですよね。
それが我々のアプリだと急速以外にどれぐらいボールが動いてますか、どれぐらい回転してますかが計測できるようになっていて、今のメジャーリーグNPBだとそれを持って選手を評価するので、逆にそのデータがないと評価できないって感じになってしまうので、そういう意味ではまさにそこのギャップを埋めにいっててっていうところが我々のアプローチです。
なんか公開されている記事でAIの精度を上げるのはすごい苦労したみたいなことが書かれたと思うんですけど、何がブレークスルーになったのかみたいなのって可能な範囲で教えてもらえますか。
そうですね。まずはそのシンプルに我々がやってることって、2Dの動画から3Dのボールの軌道を作るんですよね。
なので、冷静に考えれば、いわゆる平面から3Dを作るってあるんで、なんでって話じゃないですか。
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そこの一つのブレークスルーは当然あるんですが、ただ我々もこの開発初めて3年ぐらいなんですけど、一番先ほどのお話で言うと、精度の部分をすごく頑張ったなというふうには思っていまして、
やっぱりメジャーリーグとかで、NPVとかで使っていただけるレベルになると、160キロのボールとかで、例えば急速が3キロとかずれてると嫌がられる。
そりゃそうだ。
でも僕らって60fpsの動画で撮ってるので、単純に160キロだったら60フレームで終わったら、1フレームおかしくなったら3キロぐらいずれるわけなんですよね。
で、それを全く、今大体1キロ引き上げるの誤差なんですけど、ってことをやるのって、はっきり言うと本当に気が狂ってることであって、
これがおそらく3キロ5キロずれてます。でもアマチュアで使う分には十分ですよって話であれば、もっともっと早くできてたんですけど、やっぱりなんか本当に世界で一番いいものを作りたいなと思ってましたし、
あとやっぱり僕らAIのバックグラウンドなので、なんかその安いからちょっと性能落ちるよねって感じのは非常に不服だったので、
いやいや安いんだけど世界で一番性能いいよねっていうのがある意味その技術の結集だと思ってたので、そこにすごく時間がかかってしまったっていうのが本音ではあります。
確かに。でもそれ自体がやっぱり元になるというか、なかなか他には追随できない一つの技術的なアウトプットにもなるっていう部分なんですかね。
そうですね。おそらくよくこの話をすると投資家の人にも誇張してるって言われるんですけど、実は僕らは直接的な競合はいないんですよね。
それは本当にスマートフォンでここまでできる連中って本当に世界を探しているのは僕らしかいなくて、僕らの見立てとしてはおそらく2Dの動画から3Dにするところはもしかしたら誰かやってくるかもしれないし、正直できても全然おかしくないなと思うんですよね。
ただ一方で、この制度にするのが多分、その制度にする前に多分みんなサジを投げると思いますね。なんか気が狂っちゃうというか、僕らは本当に2年ぐらいエレにこれしかやってなかったんです。
もうずっと制度を上げ続けるのを毎日やっていって、制度が上がるたびに僕はメジャーリーグに、いろんなチームに営業して、最近どうだって打ち込んだ記憶になったみたいなのを本当に2年間ずっとやって、
逆にそれ以外何もやらなかったんです。普通に考えたら自学ループということだと思うので、そういう意味ではここは絶対に追随できないなと思いますし、無理だと思いますよ。僕ももう一回やるって言われたらちょっと嫌な気がしちゃうので。
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モートってあるかないかっていうよりは高いか低いかだと思ってて、僕はその高さはかけた時間とお金と熱量のその3Dだと思ってるんですよ。
なので、この3つの要素で全力投球できる人ってのが、やっぱりなかなかいない世界っていうのは全然あると思ってて、自分たちも結構それに近しいネットスーパーみたいな、日知すぎるんですけど、なかなか競合っていう競合はいないっていうのは、すごく同じようなコンディションでよく分かるというか共感できますね。
だし、その制度、求められる制度がこのぐらいでいいだろうじゃなくて、プロで必要な制度っていう、初めのこの基準の置き方がすごい良かったというか、誰にもできないというか、世界一になろうと思わないとやらないじゃないですか、そこに基準置く。それ自体がやっぱりなかなか普通に後からやろうと思ってできるものじゃないかなっていうのはめっちゃ思いますね。
これは逆に僕から矢本さんへの質問でもあるんですけど、やっぱり誰もが難しいとか大変だろうと思うことを、どれだけの熱量を持ってやれるかってすごく大事だと思うし、一方でベンチャーパックの会社としてある程度時間を求められる中で、すごい時間をかけてやるっていうのと、
一方で急かされるっていうことをマネージするのってすごい大変じゃないですか。
急かされたことってあります?今まで。
正直言うと急かされてるとは思わないんですけど、ただ、今日ちょっと少しだけもらったアジェンダの話で、一番最後に何が必要かと思いますかみたいなところで流れてくるかなと思うんですけど、
やっぱり本当にデカくなるとか、本当に自分たちの会社を大きくしようと思ったら必ずスピードは必要だと思うんですよね。
もちろん30年スパンで考えてますみたいな話があったとしても、何としても30年ってそんなに長くはないと思うし、おそらく29年目までダメで30年目いきなりガンってないわけじゃないですか。
ないですね。
結局、本当にデカくなりたい。僕本当に今アメリカ来てるんで、本当に会社デカくしたいんです。
もう全然ユニコーンとかじゃ全然納得いかないし、本当にもっともっとデカくしたいと思った時に、ある意味自分自身が時間を背負ってるところは正直あるなと思って。
そこで、ただディープダイブして我慢しなきゃいけないところもあるっていうのが、好きな領域なので難しいとは言わないものも、やっぱり畑から見たら変なんだろうなって感じはすごいしますし、そことどう向き合うんだろうなっていうのが結構テーマではあるかなと思います。
確かに。なんか張ってる夢のサイズみたいなのってある気がしてて、だから僕らは小売業界でもうナンバーワンのソリューションベンダーになるみたいな仮にですけど、そういう夢を掲げた瞬間に多分これには最大のサイズみたいなのがあると思うんですよね。
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それでまず、創業者とか経営者が良いか悪いかみたいな判断が絶対あると思うんですよ。これ長くかかる、あるいはどういう時間軸であろうと、これやりたいんだっけどうだっけみたいな。これがずれるのはピボットじゃなくてトラベリングじゃないですか。別の世界に旅行に行っちゃうみたいな感じで。
トラベリングしなくていいというか、この夢を追っかけてればいいって、経営人とか創業者が納得できる夢を追えてるかっていうのがまず一番大事な前提条件であると思ってて、それが決まってればその夢に到達する速度って自分だけだとコントロールできないものがいっぱいあると思ってて。
外部用意とか市場のアダプションの速度とか、あるいは顧客のアダプションの速度とか、なんかいろいろあると思うんですけど、その中で一番ギリギリというか、一番アクセル踏んでる状態になるのが創業者にとってとか、その会社のビークにとって大事なことで、夢というか掲げてる夢に対してちゃんと良いアクセルの踏み方になってるかが僕はスピードかなと思ってて。
で、それを他の夢とか他の業界と比較しちゃうと、アダプションの速度とか全然違うものと比較すると、どうしても遅い速いが生まれるじゃないですか。これはノイズだなって思ってて、自分はやっぱりそういうノイズとは戦わない。自分にとって一番良い速度が出てるかっていうのを結構気にしている感じですかね。
いやいやいや、でもその結果、それに賭けてる従業員とか投資家がそれで満足かどうかっていうのは、自分の問いの立て方とは違うわけじゃないですか。
やっぱり自分はそれじゃ満足じゃないっすっていう人たちとかが絶対出てくると思うんで、そこの期待一生性がもう一個大事な経営アジェンダなんじゃないかなと思ったりしますね。
これは本当に多分ディープテックとかある意味その業界に超ディープダイブしないと多分わかんない話であって、なかなかあんま相談できる経営者いないんですよね。
いや、すごい思います。僕らも例えばなんかじゃあ今からT2、D3でネットスーパーのその製品の売り上げ伸ばしてくださいって言われても、
それをやるための方法論、多分ないんですよ世の中に。これをアメリカに売りに行くとか、わかんないけど中国に売りに行くとかしても、多分その速度出ない市場だなっていうふうに思うんですよね。
それはなんかアダプションが合わないとかいろいろあって、なんでやっぱそういうじゃあSaaSで求められる速度とか、
なんかそういうものに当てはめて単純に財務的な計算式だけでその速度とかを評価しようとすると、自分たちは良くない銘柄になると思うんですよ。
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でもわかんない、この小売とかバーティカルとか、あるいはその長期で見た時に成長し続けられるとか、なんか別の視点を加えてやると、
自分たちもちゃんと胸を張れる銘柄になると思って、結局なんかどの角度かどのアングルで見られるか、あるいは自分たちを見るか評価するか、自分たちをどういう口で語るかみたいなのが、
なんだかんだ自分たちをアイデンティティこう紐付けさせる上でも、それを外部に対して伝える上でもめちゃ大事だと思ってるんで、
結論こういうディープテックとかバーティカルとか、あるいは何らかのその一般の人には評価できない軸で評価をしてもらいたいんだったら、言語化めちゃ大事っていうのが何周かして行き着いたところになってます。
【佐藤】いや、すいません、全然数えちゃってるかもしれないですけど、僕もまさにそれを最近すごく思っていて、自分たちが何者であって、自分たちがどういう問題を解いていて、
自分たちがどういう山の登り方、登る速度をしてるのかっていうのを、やっぱり非常にちゃんと理解しないといけないなっていうふうに思ってますし、
逆に言うと、その理解がないとまさに人にも伝えれないし、自分の納得感も下がるっていうのも、僕もやっぱり本当にこの1年くらいすごくそれを思っているので、
でも一方で、そうじゃない人たちもいっぱいいるじゃないですか。
その人とのギャップに悩むなーって時もありますし、特になおさが、僕なんか一人で勝手にアメリカに来て、周りに聞いようかとかもいない中で、一人でメジャーリーグキューターと仕事してやってたりとかするんで、
なんかある意味、全然浦島太郎って感じなんですよね。なんかそういう意味でも、ある意味自分のアイデンティティってすごい大事だなと思うし、
自分たちが何を目指したいかどうしたいかっていうのを、本当に突き詰めて考えなきゃいけないんだなーっていうのを、本当にこの1年くらいで思い、
逆に言うと、それをやり続けたら、さっきの、でもやっぱりもっと早く成長して、もっともっと大きなチャンスをつかみたいなっていうのに、今なってるところもあるなって感じですね。
いやー、そういう人がこの会社やってて嬉しいわ。
めっちゃ余談ですけど、特産TVにスマートスカウトが紹介されてるYouTubeあるじゃないですか。
あれ息子に見せて、これお父さん友達の会社がやってるねって言って、マジで?みたいな。特産TV大好きだからとか、僕は誇らしいですよ。
だから結構なんか、僕、このポッドキャスト、ちゃんと今回、実際昔かなりほとんど聞いていて、ちょっとだけ更新止まったじゃないですか。
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だいぶ1年止めました。
その後、実は復活したのに、ちょっと気づくの遅かったんで、ちょっとキャッチアップ遅かったんですよ。
で、今回これに出るって話だったんで、ほんとに寝こそぎほぼ全部聞いてきて。
言い方はひたすらちょっとわかんないですけど、やっぱり山本さんは、ちゃんと思想があるなと思っていて、それがすごい好きで。
やっぱり、さっきの僕の話じゃないですけど、自分が何をしたいかとか、何を大変したいかって、ないやつもいるじゃないですか。
そういうのは、別に悪いと思ってないし、おそらく20代の僕は多分そうだと思うので、別にそれはタイミングの問題とか経験の問題だと思うので、全くそうではない。
今は真逆で、思想を持った仕事をしてるので、そういう意味で言うと、そういう人しか持ってない悩みとか、物事の捉え方って、なかなか実は話す機会がなかったりするので、
さっきの話とかすごい勉強になったなと思うし、出て良かったなと思いながら話を聞いてました。
僕も良かったわ。勝手にお互い自己満足してみたいな感じになってるんですけど。
脱線して自己満足するみたいなの面白いですね。
そうなんですよね。よく起業家とか、自分が生きた差分、社会にこの会社があったとか、自分が生きた差分を残したいって言うじゃないですか。
なんですけど、突き詰めるといらないんですよね、別に。
なぜ起業したり、なぜこの仕事をしてるかっていうと、自分たちがやりたいからとか、自分たちがそこに意義を見出してるからに他ならないと思ってて、
その意義を胸張って語れるぐらい、内省してるとか、突き詰めてるとか、それがすごい個人の納得感とか、逆に周りから見た時とか、説明する時に大事なんだと思うんですよね。
多分今日の話をしてて、伊藤さんそれをすごく何年間悩んだり考えたり突き詰めてこられた数年間だったんだろうなって思えて、何か共有できた気持ちになりました。勝手にエンディングに向かってるんですけど。
いや、思いますね。でもやっぱそうだと思いますよね。やっぱりそうじゃないと分からない考え方とか、何とかって全然ないと思うし、やっぱり、何て言うんですかね。
なぜ自分たちがこれをやっていて、どこに向かってるのかって、やっぱり本当に突き詰めて考える意義だと思うし、逆にそれがないと事業の解像度も下がると思うんですよね。
だからある意味で、それはやっぱりすごくいい機関だったなと思う。一方で、たくさん瞑想したんで大変だったなと思いながら。難しいっすよね。
45:08
僕らも瞑想した結果なんです。その瞑想中ってさ、いろんな人に結構迷惑かけたりするんですけど、それを経て解像度高まったり、芯が固まってくると思うんで、必要な時間だったかなと思ったりしています。
最後にもう一個ちゃんと聞いておきたいなと思ってるのが、このスマートスカウトでプロに対して提供しているものと、これから一般、要は僕でも使えるっていう形に提供されていくものと、
2つあるのかなと思ってるんですけど、公社の一般に開放されるものって何が違う?どう使える?どう使ってほしい?みたいなのがあればぜひ教えてもらいたい。
実は言うと変わらなくて。変わらない。
僕らはプロの制度のようなものを、プロとが使う制度のものを、全くコンシューマーに同じ届けるって形にしたいなと思っています。
我々のMesiasモデルは、基本的にAIが解析するので、サーバーが一番のコストになるわけなんですね。
例えば、1万球解析するのと100球解析するのって、ボリュームだけの差分なんです。
メジャーリーグのチームとかMPVのチームは何十万球も解析するが、いわゆるアマチュアの選手とかは月に100球くらいしか解析しません。
同じプライシングで載せられるんですね。単純にボリュームが違うだけって話なんで。
なので、一切AIとかの制度のクオリティを落とすことなく、
もう全く同じものを、本当にプロが使っているものを、単純にプロの何百分の一の価格で提供できるっていうMesiasモデルにしているので、
それに言うと、本当にもう全く同じものをお届けして、単純に使えるボリュームが違いますというだけの世界です。
リリースの日は決まってるんでしたっけ?
夏頃で提供したいなと思っていて、
実は言うと、アマチュアのチーム向けとかは実は提供し、特産TVでも宣伝させてもらったんですけど、提供させてもらっていて、
アメリカと日本同時でリリースする予定なので、おそらく夏頃にはリリースできるんじゃないかなと思いますし。
リリースされた瞬間に、初めのユーザーになりたいですね。
ありがとうございます。
すぐ課金して使えます。
本当にそうですね。僕らの中ではやっぱり、
本当に今回特産TVもそうですし、今ちょっとアメリカでも営業してるんですけど、
本当に使いたいって言ってくれたお客さんがたくさんで、本当にありがたいなと思ってますし、
あとはだから、そういう皆さんをより上達させれるように、喜んでいただけるようなものに、そしてしっかり届けていきたいなと。
48:02
なんかあれですね、超エンタープライズとしてのMLBとかMPBみたいなプロのチームに売り込んでいく事業開発って面と、
一方でそのPLG的な一般のコンシューマーの人たちからすごいみたいなブワーって広がっていくのと、
両方の性質持って事業とプロダクトが伸びていくみたいなものになりそうで、
なんかそれ自体もちょっと新しいし面白そうだなって、事業的なカットに見ても思いますね。
そうですね。ただなんかこれはカットつけるわけじゃなくって、本当にめちゃめちゃ狙い通り、戦略通りにやっていて、
本当はアマチュアコンシューマー向けを先に出すことができたんです。
ただ僕らは結局なんだろうな、さっきも言ったようにトップラインのどこまで出せるかってことにこだわっていたので、
そうなった場合にMPBとメジャーLGのチームが使ってますっていうのはある意味で、
その爆発できる要素としてはマストだと思っていたので、なので実は僕らは本当は去年の夏か秋頃にはもうコンシューマーが出せる状態だったんですけど、
粘りたいと、メジャーLGのチームの契約を取りたいということで、僕はわざわざアメリカに移住して営業しに行って、
やり切ってる。
移住して3ヶ月まで契約取れたんで、良かったねって話だったんですけど、もしこの営業ミスってたら、
夏にメジャーLGの契約なしでリリースしてたので、そう思うと今ちょっとゾンビとする面もあるなと思いつつ、
ただこれは非常に選択的にやっていて、逆に言うとそれに我慢に付き合ってくれた株主だったりとか、
あと社内のメンバーとかは、僕は本当に感謝してますし、その代わり本当に爆発的なリターンが出るか出ないかの勝負ができる方が来たので、
それは本当に楽しみだなと思ってます。
いや、いいですね。勝負する人の顔や。
いやいや、全然全然。
ありがとうございます。
今日は今回こんなところから、最後言い残したこととか宣伝したいことありますか?
そうですね。僕ら本当に引き続き採用はしていて、実は言うとまだ会社のフルタイムは5人なんですよ。
おかしいおかしい。
ちなみに今年に入って2人入ったので、去年は3人で、メジャーLGの営業は僕一人強くやっているので、
そういった意味で言うと、まだまだ人は必要ですし、特にアルゴリズムとかAIエンジニアは本当に絶賛募集しているので来てほしいなと。
一つだけ僕がお約束できることは、必ず僕らは世界一の野球テックカンパニーになるので、
一緒に世界一の野球テックカンパニーを作りたい人は来てほしいなと思っていますし、
逆にそこまでやりたくないという人は僕は正直言って求めてないので、
そこはめちゃめちゃ振り切ってオールゲットしてくれる仲間を今探しているという感じです。
いいですね。いいですね。ちょっとやそって折れない人を求めてますと。世界一になるためにね。
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本当にでも多分5人とか、僕らこのままいったら10人、20人のチームだと思うんで、
でもそんなにやっぱりメジャーリーグと渡り合えて、アメリカの野球している子どもたちを喜ばせれるって、
なかなかそんなにダイレクトに感じられることは多分ないと思うので、そういった意味ではめちゃめちゃ面白いですし、
単なるメンバーとしてじゃなくて、本当にコアなメンバーとしてこういう勝負できるのは、
そんなに転がっている機会じゃないなと思うので、そういう気持ち悪い人はぜひ呼んでほしいなと思っています。
野球が好きで一発勝負したいなっていう人に与えられる選択肢って、今多分世の中的にはそんなにないと思うんですよね。
ないですね。
人たちからしたら、ここで世界一目指せるのかっていうのは、すごい狭いターゲットかもしれないですけど、
めちゃめちゃ深く支えそうな会社だと思うので、ぜひですね。
そんなところで、今回伊藤さんに来ていただきました。ありがとうございました。
ありがとうございました。