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2020-07-08 18:27

#62 ドキュメントシステムを整える

非同期的な働き方のコアであるドキュメントシステムについて。
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おはようございます、ゼロトピックです。
今日は、非同期で働くためのドキュメントのシステムみたいなものに、
すごい僕らは投資をしていて、それについてちょっと話そうかなと思っています。
このコロナの影響もあって、リモートワークを推進している会社さんもすごい多いかなと思っていて、
身の回りの大企業に勤める会社でも、思っている以上に結構今回はリモートワークへの移行を進めているなというふうに感じているんですね。
なんですけど、やっぱりリモートワークというか、その本質って、
例えばオフィスにいることの価値って何かというと、すぐ同期ができるんですよね、同期的なコミュニケーション。
やっぱりハッと気付いたときに雑談ができるとか、その場で誰かに話しかけるとか、
そういった前提の下で働いているので、その情報の差を埋めるときの一番の手軽で誰でもできるような方法って話すということなんですよね。
これはめちゃくちゃタイムラグ、情報の差を埋めるタイムラグがめちゃくちゃ少なくて、
みんな口とか目とかを使ってコミュニケーションが取れるので、すごい楽、コストはかからない。
話しながら思考しても一定許されるというか、考えがまとまっていないことを人間的には許容してくれるので、それがすごい楽なんですよね。
なので同期的コミュニケーションにものすごい多くの割合を、比重を持って仕事をしてきたっていうのが、
基本オフィスワークをやる上でのメリットだったし、そういう働き方が多かったんじゃないかなというふうに思っています。
リモートワークになって何が変わるかっていうと、この同期コミュニケーションのコストが爆上がりするんですよね。
例えばZoom開かなきゃいけないって、そもそもアプリ落としてリンク踏んで、リンクからまたダイナミックリングみたいなのでアプリに飛ばされてみたいなのとかって、
そもそもめんどくさいなって僕は感じますし、
その他にもZoomでやり取りする時だったり、Google Meetとかスラックコールとかなんでもいいんですけど、
結構タイムラグがあったり、お互いが今どっち喋ろうとしているのか分からないとか、
技術として改善されていくのではあろうものの、今使うには結構オフラインの同期コミュニケーションを完全代替するような水準にはなっていないと思っていて、
同期コミュニケーションのコスト自体がすごく高いという問題と、
あとはその作業をしている様子が見えないじゃないですか。
各自が家なりカフェなりどっかのテーブルに座って何かの作業をしているっていうのは、
オフィスにいるとそれが一覧性がある程度あって、自分の近くのメンバーが何してるとかって分かるんですけど、
今は彼らが何をしているのか分からないっていう中で、仕事を一緒に並列で進めなきゃいけないという風に、
単純に非同期で仕事をしていくことの難しさみたいなのがあると思っています。
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そこを繋ぐためのツールとして、まずは同期コミュニケーションのコストを下げるという意味で、
スラックとかみたいなチャットツールがすごい有用なんだろうなという風に思っています。
もう一つはドキュメントですね。
これは別に同期コミュニケーションというか、オフィスをベースに仕事しているというか、
オフィスをベースに仕事していたとしてもものすごい有用なので、
あまりリモートワークがどうこうというわけではないんですが、
リモートワークに比重が置かれることで、より重要度が相対的に増すものがドキュメントじゃないかなと思っています。
何かというと、その人が何を考えているとか、意思決定の背景とか、何を分析したとか、
そういったものをちゃんと自分以外の誰かにアクセスを渡す行為だと思っていて、
ドキュメントを残すというのは、アクセスを渡すこともそうだし、
そのアプローチを良くするということで、誰もが簡単にドキュメントを見ることができたりすることで、
情報の共有度を上げていくという、そういう行為がドキュメントで、
これはやっぱりスラックとかのコミュニケーションツールだけではまかない部分だと思うんですよね。
その上にドキュメント、将来的には動画になっていくのかもしれないですけどね、
話している様子を動画で撮るとかあると思うんですけど、
それでも丹念に練り込まれた文字、テキストって圧倒的に情報の接種効率が高いので、
ドキュメントというのが人間にとっては効率の良いストックの情報の残し方というか、
非同期で働く上での最強というか、必須のツールなんじゃないかなと思っています。
そういう捉え方をしている中で、ドキュメントってみんなが書けるわけじゃないというのが個人的に思っていることで、
書けなくはないと思うんですよね。
読書感想文とか、今まで小学校とかでずっと書いてきていると思うんで、
文字を書くとかテキストを書くってこと自体は誰も経験をしているはずなんですけども、
例えば自分以外の誰かが読んだ時の読みやすさとか、
それを受け取った側がネクストで何をすべきかということの行動へのつながりのしやすさみたいなアプローチの良さみたいな部分って、
正直相当ドキュメントのスキルの差が出ているなと思っています。
あるいは書く内容だけではなくて、
それをどこに置くかとか、どうシェアするかみたいな部分についても個人に依存したスキルが必要な部分になってきていて、
僕はこれがあまり良くないことかなというふうに思っています。
良くないというか、2つあって、
1つは個人のレベルが上がっていけるように仕組みを整備していくべきだし、
もう1つはそういった個人のスキルに依存せずに一定の水準のものがちゃんと残っていく、正しい場所に残っていくようなシステムが必要だと思っていて、
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それを最近ドキュメントシステムとか呼んでいます。
うちはそのツールとしてはノーションみたいなものを使っていて、
ノーションって使ったことある方もまだ使ったことない方もいらっしゃると思うんで、
ちょっと簡単に説明すると、マークダウンで書ける、
簡単に言うとドキュメントツールです。
フォルダーというかディレクトリの管理ができて無限に個階層を作ることができたり、
あるいはノーションの中に簡単にテーブルが作成できたり、
看板が作れたり、
いろんなプロパティ、ドキュメント単位に対して、
これはいつ作られたかとか、誰が書いたかとか、
いつ最終編集されたかみたいなプロパティをつけたりとか、
そういうリッチなテキストエディターっていうのがノーションです。
リッチな分、使い方を誤るとシステムとして崩壊しやすいなって、
危険をはらんでいるっていうのが、これまで半年くらい使っての個人的な見解です。
どういうことかというと、
ドキュメントの品質とアプローチの良さというのが2つによって、
ストック情報の価値って決まってくるっていうような話を前半の方でしたと思うんですけど、
個階層が無限に作れるっていうことは、無限に入り組んだ場所が生まれてしまう。
それって誰もアプローチできないと等しいので、
これはかなりシステムとしてはじめに整備してルールをしっかり決める必要があるなと思ってるんですね。
そうしないまま運用していくと、
ドキュメント自体はどんどんできていくんだけど、
例えばこれはメンテをするものなのか、メンテをしないものなのか、
ただのメモなのか、みんなに読んでほしいものなのかとか、
後がなくなっていく。
あるいはそういう場所として個人のスペースみたいなものが、
別にはじめからあるわけではないので、プライベートページとしてあるんですけど、
例えば自分の日報みたいなものをどこに残すんだっけとかも、
はじめに何の情報をどこに残すかっていう整備をしておかないと、
うまく運用が回らないなっていうのがノーションの特徴かなと思ってます。
これは別に他のツールを使ったとしても同じなんですよ。
同じなんですけど、
ノーションはリッチがゆえに無限の分断ができるっていうのがちょっと危険な部分かなと思っていたりします。
あとは非同期で働くのが前提。
非同期的な仕事に投資をしていくってなると、
冒頭言ってた誰が何してるか見えなくなっていくので、
それを見える場所ってどこに置くかっていうと、
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やっぱりドキュメント上に必要だと思うんですよね。
ドキュメントに重要な情報を残していこうっていうコンセンサスがある中で、
ドキュメントがないとか、
もちろんエンジニアであればGitHubとか、
そこにいろんなコメントだったりPRだったり、
そういった形で残っていくと思うんですけど、
今それを何がやってるかって、
エンジニア以外の人にも見えない状況って別にそんなにヘルシーではないかなと思ってて、
それをちゃんと全員が見る場所に繋いであげる行為とかが必要かなと思ってますね。
という意味では、
Notionにはアップデートを確認するっていうので、
誰がどこに何をいつ書いたみたいな、
アップデートが全部見える通知欄みたいなのがあるんですけど、
これはすごいノイジーで、
結構運用には耐えないなと思ってます。
例えば、今日新しくできたドキュメントはどれなのか知りたいのに、
それを知るというよりは、
一人がどの文章を編集したかみたいなレイヤーまで書かれてあるんで、
少しノイジーすぎて見づらくて、
ここのタイムライン的な仕組みがすごいうまくできてたのが、
クロイっていう元メルカリのソータローさんという人が作ったシステムかなと思ってて、
クロイはトップページにタイムラインみたいなのがあって、
最新作られた20個とか100個とかのドキュメントリストが並ぶんですよ。
なんでふわっと、
今こういうことに関心があって、
こういうことを書いてるんだみたいなのが流れてくるんですよね。
気になるタイトルとかがあると、
タイトル芸人がいるんですけど、
タイトル芸人がつけたいいタイトルのものとかには、
結構みんな殺到して見に来るみたいな流れがあって、
これじゃあすげえよかったなと思ってたんですよね。
割とソーシャルネットワーキングサービスみたいな性質はあるものの、
人気が感じられるというか、
人気がすごい重要だなと思ってて、
これをどうしようかっていうのを考えると、
ノーションにはちょっとノイジーすぎるアップデートがついてる感じなので、
ちょっと工夫して、
例えば先日作られたドキュメント一覧みたいなのを、
トップラインのフォルダごとに出してあげるとか、
そういうツールを作ってもいいのかなとか最近は思ってます。
これで人気も完備できて、
はじめにどこに何を置くかみたいなルールを整備して、
あとはもう一つ、
何かをしていくときに非道理で働くんで、
分かんないことって絶対出てくるじゃないですか。
例えば新入社員が来ましたみたいなときに、
例えばどのリポジトリをクローンして、
どうやってセットアップしてみたいなのが困ったりするみたいな、
サブモジュールがここにあってとか、
そういうことのガイドって基本的にはGitHubとかリードミーに書いてあると思うんですけど、
ドキュメントにおいてもそれが必要だなと思ってます。
要は手離れ欲というか、
自立して調べさえすれば自分でセットアップができる状態、
自分で自分をオンボーディングさせられる状態っていうのが、
僕は理想だと思っているんで、
それが開発環境だけではなくて、
仕事をしていく環境というか、
全般において整備できるといいなと思っていて、
そういったガイドをしっかり、
Howを示したガイドを整備する。
そのHowは何で書かれているのかというホワイトというか、
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会社の思想からどうやるかまでを
守備一貫した状態に
ドキュメントの中で完結させておくっていうのは、
めちゃくちゃ大事なのかなと思って、
そういうドキュメントの整備を率先して、
僕らでやるように。
僕らというのは創業者とかでやるようにしていたりします。
こういうドキュメントを作っていくとか、
ドキュメントシステムの勘どころみたいなのって、
やっぱりソフトウェアエンジニアにも
すごい近い部分があるなと思っていて、
その経験がない人がポッと作ろうと思っても、
やっぱり大企業のウィキみたいな、
ウィキというかイントラネットみたいな感じになっちゃうのが
普通なのかなと思っていて、
結構慎重に注意しながら整備を進めていってるっていうのが
最近はありますね。
結構いい感じになってきてるんじゃないかなと思っていて、
うちは採用のプロセスの中では必ずトライアル、
ワンデイトライアルっていうので、
すべての権限を渡した人に来てもらうっていう
ノーションとかも全部入れるんですよ。
来てもらうっていうのをやってるんですけど、
だいたいほとんどの人がしっかりドキュメントとか読んで、
比較的自分をオンボードした状態で来てくれてるので、
いっていい形になってるんですけど、
まだまだかなっていうのが個人的な所感ではありますね。
このドキュメントについてはなんか、
自分がめっちゃ書くタイプなので、
すごい一過言ありまくるみたいなのがありますね。
あと、例えば、
ドキュメントもファネルで書いてるんですけど、
あと、例えば、
ドキュメントもファネルで全部管理できると思ってて、
みんなが見える場所、
大通りみたいなドキュメントほどを
しっかり整備するべきだと思うんですよね。
うちの場合だと、みんなが必ず見る場所ってどこかっていうと、
朝会をやるんですけど、朝会をやるときに日報を見るんですよね。
日報って必ず大通りなんですよ。
みんな必ず書くし、みんな必ず見るし。
なので、その一番接点が多い日報っていう場所こそ、
例えば、日報をしっかり書けるようになっていくと、
ドキュメントを書けるスキルが身につくとか、
あるいは、日報を読むことで誰かの人気がわかるとか、
何をしてるかわかるとか、困ってることがわかって、
手が助けられるようになるとか、
あとは、このドキュメントどこに置こうかなみたいな、
何も書けるとか、なんかそういった、
みんなが通る場所ほど、
みんなにとって良いものであるべきだし、
あまり細分化を避けて、
そういったところにできるだけ細かく書いていくように、
訓練をしていく。
なんか、そういう思想で作ってますね。
なので、例えば、事業開発みたいなフォルダの下に、
何とかってフォルダがあって、その下に何とかってあって、
みたいな、そういう個階層も、
どうしても生まれざるを得ないんですけど、
制限をかけて、ここまでねっていうのをかけて、
階層はできるだけ浅く浅くたたいて、
階層はできるだけ浅く浅く保ちつつも、
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そういった情報をいきなり書き出すことって、
やっぱプレッシャーも高いので、
まずは日本とかでジャブを打ちながら練習をして、
みたいな、なんかそういう機会をたくさん、
たくさんというか、割と心理的障壁をない状態で持てるように、
作っていってるっていうのが今になります。
はい、という感じで、
うちの会社は結局ね、その非同期的な仕事には
めちゃくちゃ投資をすることに決めたんです。
まあ、もともとね、
ドキュメントみたいな投資をしてるんですけど、
理由は、もともと僕らの仕事ってリモートワークがほとんどなんですよね。
それは、なんか僕らと、
例えば今だとパートナーで伊藤陽川さんとか、
セブンアンダイさんっていらっしゃるんですけど、
基本的に別の場所にいて働いてるんで、
これそもそも非同期的な仕事なんです。
この中でどうやって、
彼らの成果をマネージしていくとか、
自分たちは成果を上げていくかみたいな、
仕事の仕方が必要なので、
どちらにしよう非同期的な仕事の、
クオリティを上げていく必要があるんですよ。
だからそこに投資をしつつも、
結局やっぱりいろんな要件というか、
例えば、
0対100で全てを、
ワークフロムホームにするのかみたいな、
リモートワークにするのかみたいな議論で言うと、
僕は100%リモートワークにするっていう自信はないんですよ。
その、なんだろう、
僕ら不確実で戦おうとしてるので、
不確実なことが起きて、
起きてというか、
予見して、
大きな方針転換をするっていうのが常なんですよね、
これまで。
それがあった時に、
人数が多くなってきた状態で、
それをシンクするコストを低く下げるには、
どうしたらいいかというと、
やっぱり現時点でも、
同期的なコミュニケーションに勝る、
ナラティブな方法とかってないなと思ってて、
なので非同期に投資するんですけど、
ベースは同期的な仕事、
要はオフィスをしっかり持って、
そこに仕事できる環境を揃えて、
自宅に机とか椅子置くスペースない、
みたいな問題も全部解決して、
基本はオフィスで仕事できる状態を揃えてます。
でもそれでもリモートやりたかったらリモートやってね、
ただ週1日、
この日はみんなで、
お互いのインタラクションを最大化するための日として、
定めるんで来てね、みたいな、
そういう位置づけにして、
ワーキングスタイルを整えていこうっていうのを決めました。
なので今絶賛オフィス探し中なんですよ。
ちゃんと個室の会議室があって、
オフィスについてもね、
個室の会議室があってとか、
動機と非動機の人が混ざって仕事ができるようにしやすくするっていう意味では、
すぐにコールが始められるような、
純個室みたいなのがすっと作れるとかも大事かなと思ってて、
あとはスペースが十分にあるとか、
そういう意味では結構昼オフィスを借りる必要があるなと思って、
今はオフィスを探してます。
もしこれ聞いている方で、
大体100坪ぐらいで会議室2個あるようなオフィスをお持ちの方がいて、
い抜きありだよみたいな人がいらっしゃったら、
あんまりいないと思うんですけど、
ぜひお声掛けください。
僕のツイッターとかにDMいただけると、
多分絶対に反応します。
はい、ということで、
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今日は我々の仕事の仕方とか、
マットドキュメントシステムみたいな話についてお話ししました。
最近感想がタイムラインに長いとこなくなったんで、
ぜひこういうところが良かったなとかみたいなのを
ハッシュタグゼロトピつけて
ツイートなどしていただけると嬉しいと思います。
ではまた。
18:27

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