2024-07-30 26:21

161【ゲスト: 神田大介さん④】海外の教育システムと働き方

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今週の山あり谷あり放送室も、朝日新聞ポッドキャストの神田大介さんをゲストに迎えてお届けします。


今回の最初のトークテーマは、”治安”について。日本でも治安が悪い場所はありますが、谷くんが生活するアメリカ・ロサンゼルスの治安は、果たしてどのくらい怖いのでしょうか。そして”アメリカあるある”の、『治安と学校教育の関係性』とは如何に。


次に山ちゃんから興味深いドイツの教育システムの話に。日本とでは考えられない子供教育の制度にビックリです。ユニークすぎるドイツの教育、学費が高額すぎるアメリカ、未だに受験がすべての日本。今週も父親三人で一緒にモヤモヤしちゃいました。


お聴きの皆さんもぜひ一緒に共感しながらモヤモヤしましょう。それでは今週の山谷もぜひ最後までお楽しみください。


皆さん、今週も素敵な一週間を!




【朝日新聞ポッドキャスト】

今回ゲスト出演してくださった神田大介さんのポッドキャスト


◆ 『親モヤ』シリーズからはこちら↓

https://www.asahi.com/special/podcasts/?pgid=chichioya_moyamoya


◆ 『ニュースの現場』からはこちら↓

https://open.spotify.com/show/392h0MYfvMTndEVzf2cOvC?si=owC9XjFrQ7C07_ttnMV6rA&nd=1&dlsi=67c9a2eae393476f


◆ 神田大介さんのX(元Twitter)はこちら↓

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こんにちは、山あり谷あり放送室です。この放送は異文化に暮らす父ふたりが話すポッドキャストです。
東京に暮らすYamaちゃんと、ロサンゼルスに暮らすTani君が、日米間の子育て、教育など日々起こる人生の山や谷を面白がりながらおしゃべりします。
山あり谷さんは、ロサンゼルスに暮らすTani君が、日米間の子育て、教育など日々起こる人生の山や谷を面白がりながらおしゃべりします。
山あり谷さんは、ロサンゼルスに暮らすTani君が、日米間の子育て、教育など日々起こる人生の山や谷を面白がりながらおしゃべりします。
山あり谷さんは、ロサンゼルスに暮らすTani君が、日米間の子育て、教育など日々起こる人生の山や谷を面白がりながらおしゃべりします。
山あり谷さんは、ロサンゼルスに暮らすTani君が、日米間の子育て、教育など日々起こる人生の山や谷を面白がりながらおしゃべりします。
山あり谷さんは、ロサンゼルスに暮らすTani君が、日米間の子育て、教育など日々起こる人生の山や谷を面白がりながらおしゃべりします。
さっきTani君もちょっと言ってた、日本って、例えば東京都港区みたいなとこでも、都営住宅、区営住宅みたいなのがあったりとか、
あとはURKとか比較的寝頃なところとかって、別にどこの区でもあって、要は真鱈模様ですよね。
いろんなこの、例えば収入とかも、人が割と同じ地区に住んでいるってことがあって、
アメリカって、僕も実は1997年にアメリカ、カリフォルニア州に僕留学してたんですよ。
本当ですか?
サンノゼっていう町にいたんですけど、
いいところ。
アメリカって、やっぱりその、本当にブロックとかで全然違うじゃないですか。
区域でね。
だからその、僕も全然知らずに行くわけなんですけども、地元の人はみんな、このブロックに行く、この通りを行くと、もうそこは治安が悪い場所だっていうのを知ってて、
実際行くと、めっちゃ落書きはされてたりとか、窓ガラス壊れてたりとかするっていうね。
あとなんか、家に鉄条網みたいなのが巻かれてて入れないようになってるとか、そういうのってやっぱアメリカって全然違いますよね。
いや本当にあのね、さっきあの金持ちエリアが、もう本当はっきりと分かれてるって言ってたんですけど、
ほんと数ブロック先がめちゃくちゃ治安悪かったりとか、もう本当車で1分2分行ったらもうめちゃくちゃガラッと変わって、もう道路も汚いわ、ゴミ落ちてるわ、おしっこ臭いわみたいな。
それがロサンゼルスもすごいですよ、やっぱり。
03:00
いやーそれで、その向こうに行ってびっくりしたのが、当時、今もありますけど、バートっていう、高速地下鉄みたいなのがあるんですよ。
サンフランシスコ三能勢あたりのあたりをずっと走ってるんですけど、
これが延伸する、路線が伸びるっていうのに住民が反対運動を起こすんですよね。
これ日本東京だったら、地下鉄が伸びたら地価も上がるしめっちゃ嬉しいじゃないですか。便利になるし通勤とかもどんどん伸ばしてって話だと思うんですけど、逆にやめてくれってみんなで言うっていう。
なんでかっていうと、車持っていない、持てないような低所得者層が地下鉄に乗って私の街にやってきてしまうと。
治安が悪くなる、で地価も下がるっていうことで反対運動が起きるんですよ。
全然違う。
これってね、私なんかも新聞記者だし、おそらく山ちゃんも学校で教えたりっていう中で、いろんな所得、いろんな貧困層も含めて人がいる。
あるいは教育もいろんなのを受けている人がいるっていうところで、一緒に暮らすっていうことが大事だっていうふうに思ってるんですよ。
それが多様性だし、いろんな人の立場、物事を考えましょうっていうね、そういうことを子供にも言いたいなと思ってるんですよ。
私はほんとずっと公立だったんで、小学校の時なんかは同級生が家から追い出されて、しばらくなんか歩道橋の下みたいなところに暮らしてたっていうようなこともあったりとかですね。
割とそういう地域に住んでたんですよ。
さっきも僕聞いてた回で、後ろの席の人がお酒飲んでたんですよ。
びびりますよね。
だけど別になんかそんな感じだったんです。
だけどそれってアメリカだとやっぱりそういうのね。
だってそれでですよ。
最悪それこそ命を落とすみたいなことになったら取り返しつかないし。
僕自身今、じゃあ子供にね、同じ状況だったとして、違うんですけど、同じだったとして、じゃあその小学校や中学校に行かせたかっていうと、
まあちょっと考えますよね。
あってそこでいじめにあってしまったりとか、あるいはそのね、通学の途中で何かあったりっていうことになったら、それこそ一生後悔するだろうし。
なんか僕が理想で言ってることと現実でやってることの間にすごい差があって、そこに関してね、なんかもやもやもやもやずっとしてますね。
僕ちょっと話ずれちゃうんですけど、ドイツの教育制度をこの間話聞いて、これまた日本と全然違くてちょっと面白くてですね。
前回の回で日本と韓国だけが一斉雇用型みたいな話をされたじゃないですか。
受験っていうのもそもそも日本韓国ぐらいらしいんですよ。
ドイツは受験が一切ないんですって。受験っていうのはまず感覚がない。
なので、例えば何回テスト受けてもいいし、そのテスト受けたトータルでここに行けるみたいなところは決まってくるんだけど、
06:03
それは別に受験っていう感覚はなくて、別に何回繰り返せばいいしみたいなところがあるらしくて。
そのでもドイツの話って面白かったのは、受験がないとかその仕組み不思議だしいいなと思うんだけども、
ドイツの論点は10歳で自分の行く道を決めなきゃいけないですって。
10歳の段階で職業になるような、いわゆる専門学校に行くのか、
大学、いわゆるエキスパートを目指すアカデミックな大学っていうところを目指すのか、
重要なところに行くのか、3パターンのうちから選ばなきゃいけないんですって。
ドイツのもともとの文化が10歳になれば人の特性が見えるっていうような前提にあるらしくて、
そこで嘘だろってやっぱドイツ人と、そう信じるドイツ人とね、そこもそこでなんか揉めてるぐらい暮らしてるらしいんですけど、面白いなと思って。
でもそれはあれ、逆を言うと本当に全体的にいろんな教科を受けてると、
本当に興味ないとか将来役立たない教科もったいないから無駄な時間をカットしようっていうそういう流れで。
それもあるよね。なんで例えば職業コースに行った子は本当にもう専門職のような授業をこれから受けていくから、
そこで別に落ちこぼれっていう感じは全然ないんだって。そこに目指して頑張るし。
でも10歳って。
だからその10歳っていいのかみたいなね。決めるのは大学は親らしいんだよ。この子はこうだからみたいな。
僕40過ぎましたけどまだわからないですよ。
わかんないね。
わかんないです。
僕ももうすぐ50ですけど全然わかりません。一切わかりません。
そこはちょっとあれかな。あと僕そのヨーロッパの教育はやっぱり本当常に僕頭にあって。
で奥さんともねなんかまあこれは本当に夢でちょっと現実とはちょっと離れてるかもしれないんですけど、
やっぱりゆくゆくはヨーロッパで子供を育てたいなぁみたいなのを話したりするんですけど、
過去のヤマタニ海でもなんか紹介したマイケル・ムア監督の世界侵略の進めっていうあのドキュメンタリー見てすごいなんか僕感銘受けて、
で、さっき公立学校の話とかしましたけど、
確か世界教育レベルで一番上だったフィンランドかな、かもしくはデンマークかその辺の国で私立学校を作ることが違法なんですよ。
私立が国で許してないっていうのはやっぱり私立ね、そのねドキュメンタリーの中ではやっぱりここまで私立学校があるとビジネスになってしまうと。
教育とお金は切り離そうっていうそういうことからやって、で、それに素晴らしいのが、
さらにその国ではどの公立学校、さっき地域によって全然治安が違うレベルが違うとか言ってたんですけど、
どのエリアに住んでる子でも一定の教育レベルを受けられるようにしないといけないっていう国の方針で、
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だからもう引っ越ししようがどこに住もうが全員同じ教育を受けられるっていう。
しかも単級学習ですよね。
やっぱり僕ヨーロッパ本当に子供を入れたいなっていうのがやっぱりちょっとレベルが上というか次元がちょっと未来すぎて、
未来すぎるっていうか本来そうであるべきだと思うんですけど、アメリカも本当にほんと全てお金なんで教育も。
面白いですねこの違いね。
どうするハワイと?
いやーでもそういうところで先山ちゃんね、韓国と日本だけだって言ったし受験のね、
2024年でこれからね就寝雇用とかそんなのもう昔話のような全く違う社会で受験って30年前から体制変わってないじゃんっていうね。
変わってないよ。
でもなんかちょっと変わったなって思うのは、最近僕高校生とよく付き合うんで、
今の勤めてる学校がいわゆる筆記のペーパーの一般入試じゃなくて、昔で言う栄養入試、総合型選抜って言うんだけども、
その枠が最近ちょっとずつ増えてるんだよね。
で今そこの入試を目指す学校なんで、受験対策の就職活動みたいな。
自分の強みなんだろうとか、これまでやってきたことを全部俯瞰してポートフォリオ作ろうとか、
面接のようで自分をどういうふうに説明したら伝わるかなとか、そういうのを高校生とやってるんだよね。
そういうのは今少しずつそういうスタイル選択があるよっていうね。
昔みたいに勉強しなきゃダメ、入れないっていうのでは変えようとしてる動きはあるかな。
でも就寝雇用の感じがまだまだ変わらないようにいきなり全部変わるっていうのは絶対ないからまだまだ。
一方で聞くのが早稲田とか慶応明治みたいな誰でも知ってるような私立の大学っていうのが、
いわゆる内部進学を増やそうというような動きが強まっていて、
大学受験で受かるっていうこの割合がどんどん少なくなると。
そうするとやっぱり中学受験でその系列校に入るっていうことが一番安泰ってことになるし、
それでね僕本当は出身は愛知県なんですよ。東京に来て東京の学校のことは全然知らなかった。
子供がね、子供はうちは中学受験したんですよね。
それでびっくりしたのが、中学受験の段階だと早稲田とか慶応とかって一番上の学校ではないんですよね。
筑コマとか開成とか女子だと大尉とかそういうその一番上の学校よりはちょい下がるみたいなところであって、
なんか僕愛知県から早稲田で慶応を受けるのってもうこれはもう大変だね。
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やっぱりこう難関校に挑むって感じだったし実際偏差的にもそうだったんですけど、
違うっていう。これって東京だったり首都圏の人って昔からこんな下駄履いてたんだっていうのにちょっとびっくりしたんですよね。
最近息子中3で受験生になって笑っちゃったのが今更ですよ、中学受験しとけよかったとか言い始めて。
俺ならあの学校行けそうな気がするとか言い始めた。
でもそんなに戦略しなかったのこれ。
これ本当面白いですよね。都立でも日比谷とかってすごい東大とかにもいまだにいっぱい受かる学校西とか国立とかありますよね。
日比谷の偏差値ってでも中学受験で言うと結構だから早稲田とかさらに下のあたり、具体的な名前で言うと本郷とか、
本郷も最近令和ロマンを出したってことで大変な人気ですけどね。
高平車さんは本郷の出身ですからね。
ああいう自由な人を生む学校ってめっちゃいいなと思うんですけど、
なんか東京とか首都圏にいるとそういう偏差値の見え方とかが全く地方にいるのと違うんですよ。
でもそうかもしれないですね。
ちょっとね、その東京と地方のギャップにも驚きます。
確かに確かに。
いや本当そうだ。結構東京が異常ですよね。
妻も熊本なんでやっぱり全然違うと言うし、それもなんでよくわかるなっていう感じ。
さらに選べすぎた。
選択肢が。
これもうマジで習い事とかにしたって、何東京こんなに多いのっていう感じ。
何でもやらせられるし、あともっと細かいこと言うと医者の数とかも圧倒的に違いますよね。
あってうちの近所とかでも、じゃあ皮膚科に行こうと思ったらすぐに3県ぐらい東北圏内である。
いや名古屋でもそんなのないですよ。
ないない。コンビニとかの数もめちゃくちゃ多いですね。
コンビニなんかでありすぎですよね。
いやすごい。一応名古屋も230万人都市なのにね、全然違いますね。
違いますよね。
じゃあ特に受験とかはやっぱ東京の人が特にっていう感じで、他はあんまり。
そうだよそうだよ。やっぱそれはね、大学生とかと話しても全然違う。
なるほどね。なんかね、僕はまだ子供が5歳とかだから、今年で。
なんかまだその現実味がないから、なんかちょっと他人事のような感じで聞いてしまうんだけど。
でも谷君のアメリカって、アメリカの大学にもし行かせようとしたらめちゃくちゃ金かかんないですか?
いやそうなんですよ。本当に。
本当そうなんですよ。だってこの前どこだっけな、ハーバードスかどっかが、
学費インフレで上がってるんですけど、卒業するまでに2000万円とか。
笑うしかない。
15:00
アメリカは本当にただの金なんですよ。
2000万円ですか?
2000万円。普通と言ってもそこそこみんな日本人でも知ってるような、あの通ったとこは1000万円とか。
僕の知り合いの方は、仲良くしてるこっち生まれの日本人の方は、仕事をしながら大学院通って、
学費が2年間行くと1年間にまとめて1000万円くらいでしたかな。
会計士の資格とかでさして。
もう本当にお金競争ですよね。受験っていうのをとっても。
なので僕アメリカやっぱりモヤモヤですよね。
それはさ、ハワイに行ってもアメリカはアメリカなの?
ハワイやっぱね、アメリカではあるけどちょっと特殊だよね。全くカルチャー違いで。
まあ日本で沖縄って言っても全然違うでしょ。
まあそうだね。
そんな感じで。僕的にはね、僕モヤモヤすんのが、
あのやっぱロサンゼルスって本当地球のトップクラスの資本主義だと思うんですよ。
究極の、ここまでお金のマウント取ってるエリアってなかなかないと思うんですよ、ニューヨークとロサンゼルスと。
で僕日々こういうふうに子育てしながら奥さんと、いやお金かかるし、
しかもお金かけたところで、子供を数字で評価してさ、
今の時代に僕名門の大学何千万とかあって入れて卒業させたとしても、
どんなためかって言ったら僕らの時ってやっぱ大手の企業に入れたいとか。
親は?
安定させてあげたい。でも今の時代安定ってないし、
大手こそ僕はもう一瞬でパタっていく時代だと思ってるんで、
僕的にはやっぱり自分で、自分で考えて自分でなんかこう、
ハテナ持ちながら自分で解決していくような、そういう受験とは違う勉強を教えてあげたいなって思う反面、
実際自分の子供が中学マギアになったら焦ってそうですね。
でもこれ子供の進路も迷いますよね。
朝日新聞は全然もう分かってないんで別なんですけど、
最近その日本で言ういわゆるJTCつってね、Japanese Traditional Company、
めっちゃそのまあみんな誰でも知ってるような会社って、
過去最高益を上げてるとかっていう会社も結構たくさんあるわけですよ。
円安が倉庫してるところもあったり、あと景気自体も良くなって株価も上がってますしね。
だけど最高益を上げてる割には賃金は上がってないなと。
上がってんだけど、いやもっとボーナスとか出ても良くないっていう風にみんな結構思ってる人がいるらしくて、
結果何が起こるかっていうとモラルハザードで、
ああだったら別にあんま真面目に仕事しなくてもいいなと。
例えば年に何パーセントの成長みたいなところも適当に数字の調子だけ合わせておいて、
18:02
あとは例えば会社の留学制度みたいなのがあるんだったらそれを使うとか、
福利構成を使うみたいな方に、それで楽しく人生を過ごせればいいかみたいな感じの人っていうのがちょっと増えつつあると。
昭和の時代の日本だともうバリバリ働いて世界のトップに行くんだみたいなのがあって、
悪いこともありましたよね。
労働時間が長いとか。
でもなんか気合みたいなのはあったし、
あとなんといってもやっぱりこの熱意、熱量みたいな人生における生きがいみたいなのっていうのが、
よくも悪くもあったと。
最近そこら辺がすごい温度が低くなっちゃっていて、
なんかかえって生きづらさに繋がっちゃう。
なるほどね。
僕それでいうとアメリカの企業に就職してもう2年が経つんですけど、
いろんなアメリカのカルチャーとかを触れて一緒に働きながら、
びっくりしたのが、
なんとなく本当偏見ですよ。
ただの映画からなのかな、子供の時見た。
アメリカ人ってあんま働かないイメージがあったの。勝手に。
なんかね、ガムとか噛みながらグッと喋ってる感じで。
なんか上司が来たらクルクルンと椅子を回転させるとか、カチカチやってる風とか。
そんなイメージだったんですけど、
僕入って一番びっくりしたのが、
日本人以上に働く。
日本人以上。
それ聞きますよね。
なんでだろうって思ってたんですけど、
やっぱり首があるシステムだからなんですよね。
日本で首切れないじゃないですか。
アメリカって、
You're fired!って言われたらその場で首なんですよ。
多分それが大きいんじゃないかなと思って。
本当僕ね、ここまで真面目に働く人種だと思わなかったですね。
日本人よりよっぽど時間にも回るし、
よっぽど働くし、上の立場、役員のほどむちゃくちゃ努力してますね。
先ほど友達の話でしたけど、
働きながら子供二人育てながら大変なのに家事もやりながら、
夜は大学に通って資格取ってたりとか。
誰よりも朝早く自分のデスクにいるとか。
それは感じましたね。
それ聞いてると日本も悪くないですね。
そんな何回でもピリピリして働くのはしんどいし、
どっちもどっちだな。
タニー君の職場の人の感覚でいいんだけどさ、
やらされて仕事をしてる感じなの?
それともそれは自分ごとになってるの?
タニー でもやっぱりそこはなんとなく日本と同じな気がするね。
変わらないのか。
タニー 例えば僕とかずっと好きでグラフィックデザインとかやってるけど、
普通にジャンル的には好きなことやってるし、
今までの経歴で日本含めても一番今がやりたいことに近い職場だなと思ってるんだけど、
それでもやっぱり仕事は仕事だからね。
別にパッションあってやってる仕事だけど、
やっぱり早く終わんないかなとか、
いやまだ火曜日かとかさ、そんな感じだよみんな。
金曜日はやたらテンション高いっていうね、アメリカでは。
21:03
やたらみんな喋るなみたいな朝から。
いやでもどうですか、山ちゃんとかって働いてて、
そういうそのなんか鼻筋みたいな感じとか、
みんなで飲み会行こうぜみたいなのってやっぱコロナの後って、
すげえ減りましたよね。
減りましたね。
減りました。あとなんか僕今の仕事の特性上、
週末がないので、ずっと仕事をしてるとも言えるし、ずっと遊んでるとも言えるみたいな感覚があって、
部署もないですし、
なんかプロジェクトが終わったら打ち上げしようみたいなのはありますけど、
なんか週が終わってお疲れみたいなのがないんですよね。
そうですか。なんかでもそういう働き方も結構最近は増えてるのかなという気もしますしね。
そうですね。でなんか僕が好きなのは、
僕もそうだし同じような仲間が集まってくるので、
そういう働き方をしてる人が割と僕の周りでは珍しくないので、
そういう人たちってやっぱり誰かに言われて仕事してなくて、
自分が好きで自分が目的を持って自分事として生きてる感じが僕は素敵だなと思うと、
これ最近のちょっと僕のモヤモヤ案件にまた子育てモヤモヤ案件に繋がっちゃうんですけど、
なんですかね。
習い事の多さ。
うん。
では放課後って今まで子供たちのフリータイムで公園行ったりとか、
自分で開拓して暇も含めてどうにかしなきゃいけなかったのが、
全部パッケージ化されちゃうじゃないですか。
ピアノっていう目的が与えられ、さらにピアノに行ったらコンクールのために練習をする。
火曜日は書道。書道でも今度この点出すよとか、次の絵はこれだよって、
自分で得なくても目的が化されるっていうことに子供のうちから慣れまくっちゃうと、
自分で目的作れないじゃないですか。
そうすると多分他者のせいにするんですよね。
つまんないからあいつのせい、この仕組みが悪いとか、
僕そういうのを生んでる一員になりやしないかとずっともやもやしていて。
でもこれじゃあ悪いかっていうと、それは友股だけで家にいないから、
子供をちゃんと安心安全な場所に預けたいとか、
少なくとも意味あることにお金を使いたいとかっていう発想も、
そりゃそうだよなと思うし、自由に好き勝手遊ばせます。
それで月額10万ですとかって、やっぱ意味わかんない。
すごくわかるので、これはなんだろうなっていうもやもやです。
これでも逆の立場から言うと、私の妻のママ友にも、
もともとアーティストでアートスクールやってらっしゃる方がいるんですよね。
そのまたぎきの話なんですけれども、結局逆に親の立場で言うと、
アートの才能を伸ばすというよりは、子供を一定の時間預ける、
学童保育みたいな場所として使っているっていうことも散見されるそう。
24:03
つまりそうすると逆にそういう型をはめたほうがいいわけですよね。
その時間はその目標に向かって、ピアノだったらピアノのコンクールに向かって、
練習しなきゃいけないよねっていうことで時間を拘束できるわけです。
そこでは子供の自由な発想とかはどっちだっていいわけですよね。
ただこれ、無限に否定できないなと思ってるんですよね。
というのは、僕はさっき言ったような学校に行ってたんで、周りはヤンキーだらけ。
だけど部活動とか、あるいは学校には、
ヤンキーをおとなしく収容させる場所っていう意味合いは絶対あって、
それはやっぱあったほうがいいんですよ。
だってそれによってやっぱり精神を燃焼させることができたら、
なんか芯なすったり人殴ったりするよりは全然いいじゃないですか。
それで構成したり、やっぱり人の道っていうものに目覚めるっていう友達も本当にいたんで、
やっぱりそこも理想と現実の難しさがあるなと思って。
ありますよ。
あっていいのだからあっていいし、なきゃいけないような部門も絶対あると思うんだけど、
本当最初のヤマタリの雰囲気っていうのは、
常々こういうことをやると本当に悪者いなくてですね。
でもなんじゃほりゃっていう。
みんな頑張ってんだよな。
誰も悪くないと。
だけどみんながちょっとずつモヤモヤして息づらさを抱えているっていう。
なんかしんどいですもんね。
本当はもっと幸せなはずなんだけどな。
そうなんです。
そうですね。
どうしますかね。
ちょっと一回また押し締めて、もう一本ぐらい撮って終わりって感じにしましょうかね。
そうしましょうか。
ちょっと皆さん、次が最終回ですよ。
すいません、なんか私が差し出が増しくも。
いやいやありがとうございます。
ありがとうございます本当に。
じゃあ一旦今回はここで切りまして、次回最終回です。
お楽しみください。ありがとうございました。
ありがとうございました。
26:21

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