2024-10-08 32:14

171【ゲスト: PIUさん②】海外生活で鍛えられたサバイバル力

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今週の山あり谷あり放送室も先週に引き続き、人気ポッドキャスト番組『職業、主婦です!〜迫真のイドバタ番組〜』のPIUさんをゲストにお迎えしてお届けします。


久しぶりの再会で話は尽きませんが、やはり一番聞きたいのはPIUさんが3年半住んでいたイランの事。もう10年以上アメリカで生活している谷くんですが、中東の事はちっとも分からないので興味津々です。


日本を一歩出ると、日本以上に便利な国はありません。海外生活では、日本で起こり得ないような事が毎日のように起きます。つまりサバイバル力を身に付けなければ、海外では生きていけないのです。今回はそんなPIUさんと谷くんの、中東とアメリカで鍛えられたサバイバル力についておしゃべりしました。


今週の山谷FMも、普段なかなか聴けないイランのお話をお聴きの皆様もぜひ最後までお楽しみください。山谷リスナーの皆さま、今週もたくさん笑って、ステキな一週間をお過ごしください!


【本日のゲスト・PIUさんのInfo】

◆ ポッドキャスト『職業、主婦です!〜迫真のイドバタ番組〜』はこちら↓

⁠https://open.spotify.com/show/52212DeRaIwickWqttmqdE⁠


◆ PIUさんのInstagramはこちら↓

⁠https://www.instagram.com/piu.piu.podcast/⁠


◆ 今回僕らが『職業、主婦です!』に出演させて頂いたゲスト回エピソード(山ちゃん編)はこちら↓

⁠https://open.spotify.com/episode/7EuxTQaYCK8mXtzWIunPIu?si=B5pU2DFwSomn6DV3yka_LA⁠


◆ 今回僕らが『職業、主婦です!』に出演させて頂いたゲスト回エピソード(谷くん編)はこちら↓

⁠https://open.spotify.com/episode/5WBLRxrZHq8nyg6hVBkgR7?si=OmsDvL3LS6y8MuS_1KgyPA⁠


◆ 2年前に僕らが『職業、主婦です!』に出演させて頂いたゲスト回エピソード(前編)はこちら↓

⁠https://open.spotify.com/episode/2ZKZQrIZEGOzyrsYuMaioi?si=qcrdjmSqQEaR2WCUYbPdC⁠


◆ 2年前に僕らが『職業、主婦です!』に出演させて頂いたゲスト回エピソード(後編)はこちら↓

⁠https://open.spotify.com/episode/2X8iBpZKBIET2sA3aqYHyV?si=SfR97p6QT8mT6dpdWJDcZw⁠



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【山ちゃんのプロフィール】

 都内の学校の先生兼ワークショップデザイナー。学校内外でアーティストや専門家、企業と連携した授業やワークショップを実践。子どもたちとともに創造する環境をつくりだす。


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【谷くんのプロフィール】 

アメリカ在住新米パパ。クラフトビール探検家・とも蔵として著書やSNS、YouTubeなどでクラフトビール文化を発信する傍ら、写真家・グラフィックデザイナーとしても国際的に活動。


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00:02
こんにちは、山あり谷あり放送室です。この放送は異文化に暮らす父二人が話すポッドキャストです。
東京に暮らすYamaちゃんとロサンゼルスに暮らすTani君が、日米間の子育て、教育など日々起こる人生の山や谷を面白がりながらおしゃべりします。
はい、それでは今週もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、というわけで今回は、YamaちゃんなしでPIUさんをゲストに迎えて、山梨会でお届けしたいと思います。
久しぶりですか、山梨会は。
山梨会、そうですね。久しぶりです。
先ほどPIUさんとYamaちゃんと3人で収録したんですが、ちょっと僕、一つ言おうとずっと朝から考えていて、言い忘れたことがあって。
実は今日、私、誕生日でありまして。
おめでとうございます。
ありがとうございます。
いやもうね、こんな年で自分で言うのもあれですが、たまたまね。
いやいやいや本当にありがとうございます。
大丈夫ですか、今日この後、家でサプライズパーティーとか。
いやでも言うてもね、木曜日で平日なんで、ちょうど今週末が3連休なんで。
なるほど。
週末にちょっと軽く家でディナーでもしようかなと。
いいですね。
はい、そうなんです。8月29日、実はマイケルジャクソンとペヨンジュと同じ誕生日でございます。
あ、そうなんですか。
そうそうそう。
すごい。
っていうのがずっと前からのちょっと小ネタ。
え、それもうアメリカでもすごいウケそう。
そうそう、オフィスでも今日言って、あ、そうなのみたいな。
すごいそれは。
そうなんです。
名前からしてもう大谷だし。
いろんな自己紹介ネタが。
いつもなんか、あ、今日誕生日です。実はマイケルジャクソンとペヨンジュと同じですまで言ってたんだけど、
日本人いないなと思ってたら、ある友達が、いや同じ人いたよって言って、
ヤシロアキさんでした。
おー。
っていうね。
まあそんな感じで、一つ年を重ねて、
そんなわけで、僕娘がね、先週いきなり幼稚園デビューしたんですよね。
本当に貴重な日でしたよねきっと。
いや本当にね、収録先週本当はやる予定だったんですが、お迎えをさせていただくことになり急遽。
本当に大事な日なので。
ありがとうございます。
写真とか撮りました?
写真撮った。撮った撮った。
やっぱりiPhoneとかあると結構撮っちゃうよね。お互い動画とか写真とか。
やっぱ記録に残したいって思っちゃいますね。
03:02
学校の敷地を歩いてるだけで泣けてくるみたいな。
最初の数日は親がついてないといけないとかそういうのはなかったんですか?
いやなんかね、これはアメリカあるあるなのかわかんないけど、絶対に門をくぐっちゃいけないの。親が。
あ、そうなんですか。
生徒と先生以外は門の中入っちゃいけないっていうので、みんなお母さんお父さんバイバイいってらっしゃいっていうのは門の外。
そうなんですか。
多分これセキュリティの問題だと思うんだけど、寝室入らないようにとか。
なるほど。
アメリカらしいよね。マスシューティングとかね。起きるわけじゃない頻繁に。
それはじゃあもうずっとそうなんですか?
なんかお遊戯発表会みたいなそういうのも。
そういう時は開放すると思う。基本的に普段は通常の時間は一切誰も入っちゃいけない。
そうですか。
一回学校から連絡があって、奥さんが学校に行かないといけない時があって、その時でさえ門をくぐれなかったんですよ。
外で何かやるべきことを終わらせて。
そうですかそうですか。
でもこれ本当にアメリカあるあるで、よく聞くけど、すごい治安悪いところとか。
言っても家から車で30分とかそのぐらいのところが、そういうすごい極悪。極悪じゃないけど治安が悪いエリアで。
そういうところの中学高校とかって、生徒一人一人が門くぐって入る時に、空港とかにあるセキュリティの探知機みたいな。
要は拳銃とか持ってないかっていうのを一人一人チェックされて、それ通らないと教室に行けないような学校とか普通にあるんですよ。
アメリカですね。
アメリカだよね。
でもまあ言っても僕まだ、今日で娘4日目なんで、まだ全然ちょっとわかんないんで。
これから娘の成長とともに山谷でもいろいろ配信していきたいなと。
そうですよね。
最初は私イランの最初に入った幼稚園は、3日ぐらいは確かもういてみたいな、親がそこにいてっていうことを言われたような気がするんですよね。
むしろ特にやることなくて、ずっとただただお茶出してもらって、モニターで教室が見えたりして、それを見てみたり、受付の人と喋ったり、何時間も。
じゃあピューさんが生徒がいる教室の中にいるんじゃなくて、ちょっと離れたとこで。
中ではなかったですね、そこは。
何かあったら多分呼べるように、特に日本人だからっていうのもあったかもしれないんですけど、やっぱり言葉も通じないし。
06:05
いやでもそういうのちょっとやってほしいな、やれたらいいなって今思いますね。
でもまあ最初からそういうものだ、親とは別だって思った方がスパッと切り替えられるっていうのはあるかもしれないですね。
甘えちゃいますよね、いつまでもお母さんいるかな、今日もいるかなっていう。
確かにね、そっか。でも最初さ、娘は結構意外と大丈夫で、なんか行ってきますみたいな、最初は嫌だ嫌だって言うかと思ったら、バイみたいな、またねみたいな。
奥さんの方がやっぱちょっと、おおみたいな、ずっと一緒にいたから落ち込みが、え、なんか急に一人になって何やったらいいんだろうみたいな。
そういうの覚えてます?今でも。
確かにでも幼稚園入って、そうですね、でも私の場合は最初に上の子が幼稚園入ったけど、下の子家にいたから、それはそれでてんてこ舞だったような気もしますね。
でも確かに二人ともいなくなると、ポカッと一日空いて、今最近すごくそれを思ってます、むしろ最近。
もう私が例えば夕方とか、子供たち帰ってきてだいたい家にいたりしてたのか、もう塾でいないとか、部活でいないとか。
あれ、私一人みたいな時間がすごい最近増えたなってすごい思ってます。最近ですね。
そっか、今上の子中学生だもんね。
そうなんです、そうなんです。
もう大きいよね、中学生。中学1年?2年?
中2ですね。
うわー。
ずいぶん背も抜かされたし、声もどんどん低くなるし、なんか6年生ぐらいの頃の記憶がどんどん消されていくっていうのが寂しかったりします。
そっか、14歳とか結構強烈に覚えてるな、自分の。
そうですよね。
で、僕も兄がいて、だから多分ピューさん見てて僕の母も同じような感覚だったんだろうなっていう、今聞きながら。
14、結構生意気じゃない?もう。
そうですね、だんだん自分の意見をビシッと言ってあげないみたいなことがちょっと増えてきた気がしますね。
はいはいはいはい。
俺もなんかその辺の時期から母親と結構バトルしてたような気がするな。
そうですね、でも私自分が、まあ夫もそうなんですけど、もっと生意気だったと思うんですよね、親に対して。
はいはいはい。
それ考えるとなんか子供たちはまだまだ素直だなみたいな。
そっかそっか。
ありますね。よくうちの夫はそうやって、夫も言ってますね。
俺の中学生の時なんて本当にこんなんじゃなかった。
09:00
そうだよね、学校も荒れてたしね、ご主人も。
うーん、なんか時代もあるのかな。
そうだよね、なんかなんとなくだけど、僕も今ね、小学校中学校の現場とかいないからあれだけわからないけど、なんとなくエネルギッシュな感じが昭和の時より少なくなってるなっていう。
いやまずだってヤンキーとかすごいいましたよね。
いったいった、もう見かけないもんね今。
まあ確かに学級崩壊とかそういうことは聞くけど、窓ガラスを割ってとかすごいありましたよね。
いや本当に、僕ね、小学校中学校の時、僕東京だったんですけど、僕のエリアその当時一番暴走族が東京で多いエリアだったんですよ。
だからもう寝るとき、いつもあのバイクのババーンみたいな、あの中で寝てるような感じでした。
今も聞きますけどとは、でもずいぶん見かける機会は減りましたよね。
ね、いや本当に時代変わりましたと。
なんかそれで多分子どもたちも、ちょっとなんか全体的に子どもたちの雰囲気も変わってきてるような気がするんですよね。
昔の方がこう、もっと尖ってる人が多かったというか、教育とかの違いもあるのかわからないですけど。
なんかよく聞くのが女性の方が強くなってるみたいな、学校でも。男性の方がちょっと控えめになってる。
だってもう小学校なんか行くと、5、6年生になっても女子の方が背がみんな高くて大人びてるし。
でも小学生、男子はまだ子どもって感じで。
はいはいはいはい。
ずいぶん女子の方がやっぱ成長が早いっていうのはありますね。成長もどんどん早まってる感じがします。
いやー女性特に増えてる女の子。
そっかー。いやーでもあれだね。あんま考えたくないけど、結構すぐだよね。子育て。上の子。
いや、そうですよ。
子育て終了。
そうなんです。もう高校まで、あれ?5年ないじゃんと思って高校卒業まで。そう考えると、もうすぐですよね。本当にすぐ終わっちゃう。
いやーそう。僕も今、母のこと考えると、僕が下だったから、僕がもう大学行った頃には結構虚無感っていうか、なんかすっぷり穴開いちゃって、あれ?みたいな。なんか寂しそうな感じはあった。毎日。
そうですよね。だからやっぱ自分のことももっと考えていく。ペースに入っていく感じですよね。
そうね。いやーでもそうだな。すごいな。僕は子供1人じゃない?初めての子育てで、初めて保育園とか幼稚園とか入れて、アメリカじゃない?でもピューさんイランじゃない?すごいよね。レベルが違いすぎるよね。
12:12
いやいやいや。でももうそのうちの子にとってはそれしか知らないから、他と比べてこうだっていうふうに思うことがないから、まあそういうもんだっていうのもあったかもしれないですね。
でも今は割と小学校入ったら突然空気を読むようになったんですけど、ちょうど小1になった時に帰国したんですね。小学生から突然日本の学校に入って、友達も周り誰も知らないっていう状況で入って。
だから最初はイランにいる時は結構破天荒だったんですよ。うちの長男は。もうなんか結構嫌なことは嫌ってなったりとか、やりたくないことはやらないみたいな。結構自由にしてて、でもまあ幼稚園の先生もそれ全然容認してくれてて。
私も例えば最初の3ヶ月行った幼稚園なんて発表会みたいなお遊戯会の発表会があるけど、その練習もやっぱり難しいですよ。ペルシャ語もわからないし、お遊戯の練習なんか難しいからできないだろうっていうところで、できなくても客席でちょっと嫌だって暴れるというか泣いちゃって、もう客席で見てるっていう。
それもしょうがないかなっていう感じだったのが、小学校入ったら突然やっぱり日本の周りに合わせるっていうのをどんどん吸収してすごい大人しくなったんですよ。むしろ本当に喋らない大人しくなるべく目立たないように空気を消すみたいな。
で今中2なんですけど、まあ小学校ちょっとは変わったかな。でもだいぶそういう感じできちゃいましたね。あのままイランにいたらもっとはっちゃげた子だったと思うんですけど、そういう全然育つ環境によってもともとの気質だけじゃなくて環境ってすごい大きいなと思ったんですよね。
でも確かにそうですね、そう言われると例えば両親日本人でアメリカとか生まれ育っても子が、やっぱ全然違いますよねなんか。見た目で言ったら普通に写真とか見せたらどっちも日本人だなと思うけど、話したりとか歩いてるだけの仕草とかでもアメリカで生まれた日本人だなってすぐ分かりますね。
確かに歩いてる仕草とかも確かにありますよね。
やっぱ日本みたいに自分静かに控えめにやってると、外国ではなんかね、なんかサバイブできないというか。
そうなんですよ。
自己主張強くいかないとね。
そう、自己主張しないとないものとされていっちゃうし、人が主張したことが通っていっちゃって、全然日本と違いますよね。言わないでも察しろよみたいな日本と、言わないことには言って事態がこう変わっていくみたいな。大人もイランはすごいそういう社会でした。
15:15
なんか僕、アメリカだからいろんな人種がいるから、僕のアパートにもアフガニスタンの人がいたりとか、中東の人とかも近所に周り多くて、やっぱりすごい主張が強いじゃない、男性も女性も。
もうちょっと引っ越しちゃったんだけど、前に一組子供、女の子、女の子、男の子、子供3人いるアルメニアか、中東の人たちいて、お父さんとかもめちゃくちゃずっと怒鳴り散らしてるんですよ、めっちゃ怒ってて。
で、お母さんはそれをねじ伏せるぐらいもっと怒鳴ってるんですよ。でも毎日それもうすんごいあそこすごいね毎日喧嘩してみたいな。
うちら夫婦はあんまりにも声がでかいし、夜中でも叫んでるから、ヒステリックファミリーって呼んでたんですけど、どうやらそれが普通っていうか、主張を強くいかないと生きていけないような国、お国柄なんでしょうね。
それを小さい時からずっと積み重ねていけば、それはやっぱり全然違う人間というか生き方になりますよね。
だから僕ら初めてその夫婦見たときすっごいびっくりしてショックを受けたんですけど、他の人とかも見てるとだいたい同じような感じだからやっぱそういう環境なんだなって。
本当に主張しないことには、例えばバザールとか行って、向こうの言われるがままにしてるとただ損するだけだから。
これそんなにいらないよとか、これ値段ちょっと違わないとか、こっちのやつの方がいいんだけど、こっちのこの新鮮な方がいいんだけどとか。
野菜買うだけでもそういう自己主張ができるようにならないと、自分が損する、そういう社会なんですよね。
すごい、そういうところで自然にペルシャ語を身につけちゃったピューさんでしょ。
そうなんです。
数字も値段の表記の数字も全然違うんですよ。
普通に1、2、3、4、5、6、7、8、9、全部全然違うんですよ。1だけは1の棒だけど、例えばハートマークの逆さにした形、これが5とか。
知らなかった。
なんかもう数字が全然違うんですよ。だからそこからまず覚えていかないと生活ができない。
そうか。ちなみに学校行ってペルシャ語を覚えたとかそういうのじゃなくて、本当にもう現地の生活で。
学校は行かなかったですね。やっぱり下の子もいたし、だからもう実地で覚えようと思って、なるべく使って。
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でもそれが一番の良い習得ですよね。
でも全然文法とか発音とかは気にせず伝わればいいっていうので、伝えるための語彙を増やしたっていう感じでした。
でも子どもは全然違いました。すっごい発音きれいだし、なんかこうちょっとした語尾の変化、それをすごい自然にやるんですよね。
子どもがイラン人としゃべっているとその変化がすごい自然で、そういうふうに言えばいいのかとか、そうやって変化させるんだみたいな。
逆にこっちが学ぶみたいな感じでした。
なるほどね。すごいピューさん、バイタリティーがすごい揉まれていましたね。
でも娘さんもきっともうこの後すごいたくましく、頼もしくなっていくと思います。
僕も娘からきちんとした文法とか発音とか学ぼうと思って。
でももう長いですもんね。
2013年に来たのか、11年だ。やっと言う間ですよね。
僕の30代、全部アメリカって感じですよね。
今日42になったから、4分の1はアメリカっていうね。
今日40になったんですか?
今日42ですね。
あ、42。
だいたいざっくり生まれてから今日まで、4日に1回はアメリカにいるっていう感じで。
確かに。
そっかー。
でもそれでもね、やっぱりまだまだ慣れない部分はありますよね。
でも英語は随分、全然コミュニケーションとか言ってることわかんないみたいなこともあんまりないですか?
だいぶコミュニケーション能力はついたんですけど、でもやっぱりネイティブじゃないから、
常に毎日会社とかで、もっとこう言えたらこうなるのになとか。
そういうストレスは常にあるけど、最低限のコミュニケーションはできるかなっていうので。
僕ね、昨日、俺も10年経ってようやくアメリカに慣れてきたんですけど、
アメリカに住んでるときに、アメリカのコミュニケーションがすごく良くなってきて、
僕ね、昨日、俺も10年経ってようやくアメリカに慣れてきたなって思った事件があって、
一昨日ですね、朝車に乗って会社に行ったら、家から会社まで車で20分くらいなんですよ。
あと残り5分だってときに、週明けた月曜日の朝ですよ。
なんかカタカタ音するから、うわこれ何か踏んだかなと思って。
ここで止まって、タイヤ、釘とか刺さってて、車屋持って行くよりも、あと5分だし会社まで行って、
21:01
とりあえず仕事してから仕事後に何とかしようと考えようと思って、とりあえず行ったんですよ。
会社のパーキングに着いてみたら、すごいゴッツリ釘踏んでて、もうこれ終わったと思って。
でもそこはもう冷静に、とりあえず仕事はしようと思って。
仕事終わる頃にトーイングを予約して、ちょっと来てくれと。レッカーで。車屋まで行って。
そういうのを対処したんですけど、僕アメリカ来て、例えば1年目とかだったら、
普通に仕事終わって、車屋行きたいからってしてたと思うんだけど、まあ来ないんですよ、電話しても。
今何かアクシデント起きたって電話しても、電話出てくれるけど、来るまでに1時間とか2時間待ったりするんですよね。
昨日はもうそれ分かってたから、お昼に3時半までに必ず来てねって言って。
予約する感じで、OKって言って、絶対3時、どんな遅くても3時35分までには行くよって言って。
僕もちょっと早めに切り上げて待ってて、3時35分っていうか40分になっても来ないから電話したんですよ。
うん、今向かってるって言って、謝罪全くなしで、ちょっと待ってどういうこと、本当にって言ったら、
逆に怒り口調で、ちょっと忙しいから向かってるからって言って、とりあえず大丈夫。
4時10分には着くって言って、僕車の予約を4時半にしてたんですよ。
そういうのもあるかなって踏まえて、ちょっと早めにやってたんですよ。
車にまで5分くらいだったから。
4時10分には来るって言ったんですけど、来なくて。
もう一回電話したら、イルス使われて、最初ガチャって出て、はいみたいになって、
何々だけどって言ったら、その僕の声で分かってガチャって切られて。
で、もう一回電話したら、たらい回しされて、3人目くらいで、
今向かってるあと15分で着くって言って、そしたらすぐ来てくれて。
そんなのがあってね、日々サバイバルしてるなっていうのを実感しましたね。
10年経った今も。
そうか、アメリカもそうですよね。イランもそういう感じでしたね。
全然思った通りにはいかないですよね。
だよね。
日本だと何か起きて、これやんなきゃと思って、だいたいその日のうちに解決するじゃない。
午前起きたら午前中とかさ、昼までにはとか。
時間も守りますしね。3時って言ったら、もう本当に3時にピンポンみたいな感じですもんね。
だよね。なんか家のお風呂が調子悪いなってリペアの人を呼んでも、
アポイトメント取っても、朝10時から夕方4時までの間に誰か来ますっていう。
ざっくりすぎじゃないって。もう会社休まないとダメじゃんみたいな。
そうなんよね。
そうですね。
やっぱり自分もそういう感じでいいっていうマインドが必要なんですかね。
24:00
相手に正しさを求めるっていうよりも、自分ももうちょっと肩の力を抜いてってしたらいいんですかね。
確かに。僕もそう思います。
確かに。僕もこっちで大きく変わったのは、完璧を求めなくなりましたね。
そうですよね。
もうこんな日もあるわと思って。
ちょっとそういう感じになったんですけど、今日僕誕生日でして、また誕生日プレゼントをいただきまして。
僕の車のタイヤが。
そういうこと。
もう一発首踏んで今日。
今週の月曜日、3日前くらいに大きいでっかいのやって、タイヤ交換せずに直せてもらったんですけど、
今日別のタイヤがまたちっちゃい釘なんでね、すぐ直りますけど。
そんなに釘が落ちてるんですね。そこがまず。
本当に。アメリカあるあるですね。
明日から違うルートできた方がいいねって上司に言われて。
確かに工事が多いエリアだったんですよね。
そっか。
日本では絶対起きない。
鍛えられますね。
ね。
そっか。
文化の違いっていうのは発見も多いから、新鮮な日々っていうのもきっとありますよね。
確かにね。
ストレスですけど、胃が痛くなるとか。
私も初めてイランにいたときに、白髪が3本できてるって思ったことがあって。
やっぱりストレス。うちの夫も白髪が増えたんですよ。
いや、なると思う。
そうなんです。やっぱり知らずというか、
だって普通に子供2人の育児だけですごい大変じゃない?日本に行って。
それを英語圏でもない海外で、そりゃなりますよ。
いやーでも妻さんもね、英語圏で子育てされてますもんね。
いやいやいや。
きっとご苦労ありますよね。
アメリカだったらね、日本にカルチャー的には近い部分があるけど、中東とかになると全く違いますよね。
そう、やっぱり自己主張の仕方も全然違うから、最初は言っていることを全部言わない。
それこそ遅れるときにいろんな理由を言ったりするじゃないですか。
いや、今こうだから、今こうだから。
そういうのとかも、真に受けるんじゃなくて、ちょっと冷静に対処しないといけないなっていうのとか学んでいきますね。
僕ね、これはもう諦めましたけど、本当にね、もう何年いてもこれはなれることないなって思うのがアメリカでね。
絶対にそっちが悪くても相手が悪くても、その人一切謝罪しない。
27:00
本当にね、アメリカの人たちが悪くても相手が悪くても、その人一切謝罪しない。
絶対に謝らない、こういうことがあったら。
訴訟社会ですね。
そう、そうなの。訴訟大国だから。最初もう分からなかったけど、多分もう子供のときから、何かあって自分のせいだとしても、謝ったら負けだよって教えられてるんですよね、多分。
ごめんなさいね。
ごめんなさいね。
日本も真逆ですね。必ずすぐ謝りなさい、何かしたときは、もうごめんなさいでしょっていうのをずっと叩き込まれますからね、幼稚園、小学校。
だよね。会社とかで反対しない。
これからもアメリカで生活されていくということで、娘さんも。
そうですね、今のところは日本に帰る予定はないですね。もちろんバイリンガルになってくれるのは理想ですけど、どっちか一個言語を選べって言われたら英語取るかなっていう感じで、とりあえず英語だけ先に習得させようと思って。
なるほど。
そんな感じです。
そうですね、言語。何か一つの、自分が何かを考えるときの一つの根幹の言語があると言っていますもんね。
そうなんですよ。
深いことを考えるときに何の言語で考えるかっていう。
そうなんですよ。うちはちょっと言語はね、日本語がもう完全にがっちり固まってる状態で入院したわけじゃないんですよね。
ちょっとそういう部分も、大丈夫かなって娘大丈夫かなって心配お互い妻としてるけど、本人は楽しそうにやってるんで、それだけでいいかなって。
それが一番ですね。
そうなんです。
うちもずっと言語は心配でしたよ。
さっきお話ししましたけど、ペルシャ語と日本語と英語が違うの。
大丈夫かなと思って、これどうするんだ、どうしたらよかったのかなって。
家の中では日本語喋ってるから、日本語の時間も長いはずだけど、やっぱり幼稚園で過ごす時間長いからペルシャ語の時間もそれなりにすごく長くて、混乱してるんだろうなと思いつつも、どうしようってすごい思ってましたけど、
まあでもなるようになるというか、そのうちどちらかに統一されていくんでしょうね。
帰国史上の子のお母さんとこの間お話をして、やっぱりアメリカ生活が長い方で、日本語ももちろんその子はすごく話せるんだけど、中学生の子でもちろんすごく話せるんだけど、夢はもう全部英語だって言ってました。
30:17
本当に?
夢見る時は英語だし、やっぱり本とかも英語の方が楽だったり、なんかもう基本は英語なんでしょうね。
基本は英語で。
そこに日本語を積み上げてる感じで。
なるほどね。じゃあ本人的には英語の方が言いやすいのかもしれないですよね。
なるほどね。
そうみたいですね。
なんかちょっとそれ言ってみたいな。夢見る時は英語なんだとか言ってみたい。
かっこいいね。
あと詩書く時英語かなとかね。
ちょっとそういうこと言いたいな。
そういえば詩といえばイランってすごい詩を大事にするんですよ。
昔から詩を大事にしてて、幼稚園でも詩をすごい勉強してましたよ。ペルシャ語で今週の詩、今月の詩みたいな感じで渡されて暗唱したりして。
本当ですか?
ピューさんその話めちゃくちゃ聞きたいんですけど。
確かに。
一回区切って。
すみません話が止められない。
そのまま一回区切ってちょっとその話できますね。
できますけどいいですか?
いいですいいです。
ちょっと聞きたい。もうそれの話めちゃくちゃ興味あるんですが、また時間がすごい早く経ってしまったんで、ぜひちょっと次の回でその話聞きたいです。
詩がすごい盛んだと。
ありがとうございます。
なので今回はちょっとこの辺でお開きにしたいと思います。
本日もありがとうございました。
ありがとうございました。
32:14

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