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皆さんこんにちは、山口でございます。
今日の何でも質問箱は、ゆきさんからのご質問。
額リフトの筋肉施設所についてというご質問です。
おそらく全額リフトのことですね。
初めて質問させてもらいます。
先生の額リフトは内視鏡でしょうか?または肝臓切開でしょうか?
眉ジワや前頭筋の施設でシワをなくすことに表情が変になりませんか?
額リフトの一番のデメリットは何ですか?ということをご質問いただいています。
ご質問ありがとうございます。
まず、全額リフト。
内視鏡か肝臓切開かというと、どちらも正解ではありません。
私は、肺際切開を切ります。
内視鏡の手術は一昔前に流行ったのですが、
あれは欠陥があったのです。
それは何かというと、
内視鏡で剥がしてずらすのですが、
剥がしたのを頭蓋骨などにスクリューを打って止めることができます。
エンドタインという引っ掛けるような操作をして止めるのですが、
戻るのです。
フェイスリフトと一緒で、糸のリフトでこうやって上げて戻るのです。
リドレープという場所を変えた時に必ず余りが出るのですが、
それの処理が全然できなかったのです。
だから、内視鏡の手術として筋肉を切りたいというだけだとしたら、
そういうのをしてもいいと思いますが、
たらんでしまっているものをどけていくことはできません。
さらに、内視鏡の場合には、
おでこの広さは一切変わらないので、
もし上げる場合には、上にずってしまいますから、
おでこが必要な時に広くなってしまうという問題が起きます。
肝臓切開、これも昔の手術というか、
今でもやっている人はいますが、
後ろの方から切っていったり、
上側を切っていったり、輪っか状に切るから、
肝臓切開という言い方をします。
結構大変な手術です。
ベローンと頭の皮をめくって、おでこにアプローチしていくような手術ですが、
これも私はしていません。
なぜかというと、
まず肝臓切開自体が、髪の毛の中を切るのですが、
どんなに綺麗に剃っても、その部分が剥げるのです。
なるべくその幅を狭くして、
例えば2ミリとか3ミリの髪の毛の剥げているところを作るようになったとしても、
よく見ると傷があったり、
さらにめくってくる層が厚いと、
頭が痺れるのです。
その意味でも、
僕は美容の手術として、
どうなのかなと思っています。
実際にはどういう風に切っているのかというと、
基本的に髪の毛の生え際切開を、
こういうジグザグで切ってきて、
さらにモーション切開といって、
髪の毛が生えてくるのを斜めに切っていくことによって、
剥い寄せた傷のところから元々の下の毛が生えてくるようにしています。
この方法ですと、おでこの広さを変えられるのです。
おでこを狭くすることも広くすることもできるから、
調整ができるし、
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さらに今までのゼンガクリフトと違って、
神経を温存するような方法で手術することができるのです。
前頭部は眼下上神経が上がってきて、
浅い層とか深い層が分離していくのです。
さらに内側には下下腸神経が出てくるのですが、
こういう神経を動転して温存することができるので、
いわゆる感情切開で問題になって、
上の感覚が鈍くなっちゃうという問題を解消できるというところが
ミソになってくると思います。
二つ目の質問に関しては、
前頭筋の筋肉の切除で表情が変にならないかというところですが、
筋肉の処理の具合によっては変になる可能性はあると思います。
そこが筋肉をどれくらい処理するのかというところになってくるわけですが、
この手術の時にですね、
僕としては筋肉を切ってちょっと動きを弱くする方法を取るのか、
そもそもそこに入ってくる神経自体を、運動神経の方ですね、
感覚神経は温存したいのですが、運動神経の方をブロックしてしまって、
動きを完全に止めるのかみたいなのは選択できるようにお話をすることにしています。
だから何でもかんでも切り倒したらええというわけでもないんですけどね。
だからその部分的に動きが残ってしまった場合には、
その部分はやっぱり変な動きをする可能性はありますよね。
さらに3つ目、前顎リストの1番のデメリットは何かということなんですけども、
これでいうとですね、目と眉の距離がですね、もともと離れている方、
目と眉の距離を近く維持したいねという方の場合には、
あんまり引き上げてしまいますと眉毛の位置が高くなっちゃいますから、
それこそびっくりしたようなお顔になっちゃうと。
基本的な適応はですね、目と眉の位置関係が狭くて、
眉が上に上がってもいいのよ、その方が目がぱっちりして見えるのよという方が
やっぱりいい適応になってくるのであって、
もともと眉が高くてですね、これよりも高くなっちゃうみたいな感じになるとですね、
ちょっと適応としては、おでこはツルツルになって、
背景も全然自然な感じに仕上がるんですけど、
ちょっとこの眉毛と目の位置関係がずれたことによって表情がおかしくなっちゃうというのは、
それは1番困るかな。
だからそこが1番のデメリットかなというふうに思います。
なのであくまでもですね、どの手術もパーフェクトな手術というのはなくてですね、
やっぱり適材適所、もともとの状況に応じて何をすればいいのかというのは違ってきますので、
そういったところをカウンセリングで確認をしてもらうというのがいいのかなというふうに思います。
以上を参考にしてみてください。
じゃあねー。
See you. Bye bye.
