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続きましてのご質問です。
なぎささんからのご質問です。
鼻の尾骨骨切り、幅寄せのリスクやデメリットを知りたいです。
骨は切ると思うのですが、プロトイゼットを異物を入れるわけではないので、自然治癒の要領ですか?
イメージは骨折した骨を固定して自然治癒で治すような感じなのですが、
骨切り幅寄せも、骨を切った後、幅寄せは固定して自然治癒という認識であってますか?
というご質問をいただいています。
なぎささんご質問ありがとうございます。
これはヤングチ先生の何でもいい質問箱です。
インスタグラムのプロフィールなどのYouTubeの方からご質問ができますので、皆さんお問い合わせください。
なぎささんセミプロですね。
おっしゃっているように、基本的には骨を切って固定して幅を寄せていくという感じなのですが、
まず手術の要領から言いますと、
例えば、こういう骨がありました。
この鼻骨と言われる部分というのは、
ここの部分が鼻骨と言われる部分ですね。
ここがすごい細いですよね。
ここの部分が広がっていますが、中には鼻の空間が広がっています。
ここがすごくワイドな方、幅が広くて鼻筋が全然見えないという方は、
この鼻筋の部分だけを残して、
両サイドの骨を切って、ここをパコッと中に落としていくことによって、
鼻筋がシュッと通るように見せていく。
これが鼻骨の幅を寄せて基本の手術になってくるわけですね。
ただ、この手術は骨を切って抑えておけば良くなるという話かというと、
実はそうでもなくて、
骨の表面には骨膜というのが表と裏とくっついているんですね。
骨膜というのは、基本的に元にいた場所に戻ろうとする性質が強いんです。
骨を切ってギュッと抑えているだけだと、元の形に戻ろうとする力は強いものですから、
元に戻りにくいようにしてあげるというのが手術の時に必要なんです。
この辺が手術の工夫。
一部骨の部分をこの辺を削り取るとか、この辺に引っ掛けるとか、
いろんな工夫が必要になってきます。
だから、骨を切ってブラインドで、
よく穴を開けてバンバンバンと切ってギュッと抑えています。
鼻筋が細くなったじゃんって1ヶ月くらいは細いんですけど、
3ヶ月しか元は戻っているじゃんみたいな人はありますね。
なので、切って幅を寄せるのはギブスで寄せるんですけども、
そこだけではないというところがまず手術に関するポイントです。
一方、リスクとデメリットに関してですけども、
おっしゃっているようにプロテーゼ等の異物は入らないので、
長い目で見た時に自分の組織だけという利点はありますよね。
人工物質を作る場合には、形は綺麗やし、テカテカ光るという鼻筋を見せやすいんですけども、
一生やっぱり物が入っているという気持ちは忘れてはいけない。
何かトラブった時に出さないといけないというのは思っておかないといけないところではありますよね。
なので幅寄せ、骨切りの場合には自分の骨ができているから、
いったら骨折した後に骨折した分をずっと気にしておく必要があるのってそんなことはないように、
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お花を自分の組織で作った分、長い目で見た時にはノンケアできますよと。
デメリットで言うと、やっぱりダウンタイムが長いですよね。
骨を切っているので、骨からの出血というのは止めれないんです。
正確に言うと止めれるんですけど、止めると治りが遅くなっちゃうというのがあってですね、
内出血にしてもダウンタイムとしてのむくみにしても、
普通のプロテストに乗せていく手術よりもダウンタイムは長くなっちゃう。
さらにギプスの期間ですね。
プロテストの手術の場合では最短で3日、1週間以内でというのが一般的なところだと思いますけれども、
骨を切った場合には2週間、最大3週間、圧迫をしていった方が形は綺麗に出ますよというのがあります。
なのでダウンタイムが長くなるよというのがあるかな。
あとは空気の通り道的な話でいきますと、
お鼻の中というのはですね、この尾骨の内側にも当然鼻の空間が広がっています。
空気を吸うという意味でいくと、実はここはあんまり使っていなくて、
この下の方、ここから鼻の奥の方に抜けていくんですけれども、
鼻の中にはですね、空気を温めるセンサー兼ラジエーターじゃなくて、
温める装置みたいなのがあるんですよ。
こいつらが鼻孔階というのがあってですね、
上の方に行けばいくほどですね、匂いの感覚、ここでクルクルクルと空気が回って、
ここの旧脳というとですね、脳みその匂いを感じる部分に、
この空気を流していっているという部分があるんですけれども、
この部分が少し狭くなります。
なので、むくんでいる間は匂いを感じにくかったりというのはあるかと思いますね。
いわゆる無茶苦茶な手術をして、この鼻空が閉塞するぐらいのことをしてしまうと、
匂いを感じにくくなっちゃったというのは起こり得るかなと思います。
それも一つのリスクですかね。
なかなかそこまで圧迫するのは難しいですけどね。
はい、ということで、
美骨骨切り、プロテーゼの手術と美骨骨切り、それぞれ一長一短があって、
どれが一番良いよというのは実際に今の段階では結論は難しいですね。
良い部分も悪い部分もそれぞれあるよと。
その中で自分に合った手術を選択していくというのが重要になってくると思います。
ご参考にしてみてください。
じゃあねー!See you!