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続きましてご質問です。
TKさんからのご質問です。
先日、吸収性プレート、輪郭の骨の治療で、チタンプレート以外にワイヤーとか吸収性プレートというのがあるよという説明をYouTubeでご説明したんですけども、
そこに対する質問として、吸収性のピンに関しては、日本では輪郭手術以外にチタンプレートを除去される方が多いことから、
本当に安全なのであれば、少々値段が高くても、もっと広まってもいいと思うのですが、
やはり、料金以外にも固定力の弱さであったり、繊細な手術に不向きであるなどの大きなデメリットがあるのでしょうか?というご質問をいただいています。
TKさん、ご質問ありがとうございます。
回答します。
吸収性のプレートに関してはですね、いくつか種類が実は出てきているんですけども、
対チタンに対してどれくらいの強度があるかという比較試験というのがあるんですよね。
要は、世の中に良い治療が出てきた時に、まず元々やっていた治療と新しい治療で比べた時にどういうふうな差があるのかという比較検討をしていくわけですけども、
そこでいきますと、チタンは最強なんですね。
ワイヤーのご質問もちょっと入っていたんですけども、ワイヤーはいわゆるステンレスワイヤーというのが昔あったんですけども、
このワイヤーは残念ながらですね、チタンと比べた時にチタンの方が良いよというので、その立ち位置をワイヤーからチタンに変わったというところがあるんですよ。
チタンが出てきた後に、その後吸収性のプレートというのがいくつかの種類で出てきたんですけども、
今までやっている全ての試験においてチタンプレートがやはり最強だというふうに出ています。
強度という意味でいくとチタンを上回るものは今出てないというのが現状です。
一方で、チタンが使えない状況になったからといって吸収性のプレートが全然使えないのかというとそうではなくて、
いわゆる非劣性試験といってチタンと比べた時にそんなに悪くないよ、こうなんですけど、これはめっちゃこうじゃないじゃんというふうな比較検討の仕方があるんですね。
そういうことでいきますと、固いタイプの吸収性のプレートと柔らかいタイプの吸収性のプレートがあるんですけど、
柔らかいタイプの吸収性のプレートは赤ちゃんの需要で使うようなものですね。
あまり大人の骨格で使うというのは正しくないと思います。
一方、その固いタイプの吸収性プレート、これはチタンに対しても悪くないじゃんというふうな見せつけが出ているんですが、
吸収するまでに5年以上かかるのと、さらに言うと吸収をして溶けたといった後にそのプレート、吸収性プレートの形で世界化しているんですね。
カルシウムに変わっている。
そうするとレントゲン取ったら映るんですよ。見えるじゃんっていうことになってくるから、
チタンを手術して、例えば10ヶ月とかで取りますよといった場合に、取ったら本当にいなくなるんですけど、
吸収性プレートの方が何やったら、ゴツさというか厚さが見えてくるというのがあってですね。
なので微細な形を作っていくというところと、まだマジョリティは取れていないというような状況になります。
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新素材に関しては今後ももちろん出てくると思いますので、この図式がですね、
昔ステンレスワイヤーからチタンに変わったというパラダイムシフトが、また今後も起こる可能性というのは十分あると思いますけど、
現時点では強度というところで言うとチタンが最強。
薄さも一番薄くして作れるというのはチタンが最強ということになってきます。
参考にしてみてください。
以上です。
さようなら。
バイバイ。