2022-11-19 10:15

2022-08-22 - 30年程前に入れたI型シリコンが石灰化を始め表面にゴツゴツしたものが浮いてきています

2022-08-22 - 30年程前に入れたI型シリコンが石灰化を始め表面にゴツゴツしたものが浮いてきています

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本日最後のご質問です。こちらもサロンの質問赤からのご質問です。
KITOKITO Rさんからのご質問です。初めて質問させていただきます。
30年ほど前に入れたI型のシリコンが石灰化を始めまして、表面がゴツゴツしたものが浮いてきております。
早く修正したいと思っています。石灰化は人体に影響はありますでしょうか?というご質問をいただいています。
KITOKITOさん、ご質問ありがとうございます。
I型のシリコンの石灰化の話をしやすくしていただいてありがとうございます。
これはすごく重要な問題ですが、30年、人体においてシリコンというものが使われるのがまるで50年かかっていないですね。
30年経過して石が付いてきているという話です。
実は早い方やと5年くらいから石灰化を起こしてきている人もいます。
この石灰化はそもそも何ぞやということをまず解説したいと思います。
シリコンは100均とかで普通に売っていますね。シリコン素材ってなんぼでも1本くらいですね。
クッキング用品なんかもシリコンをよく使っています。
シリコンというのは素材としてすごく安定していまして、
まず変性というか物自体が悪くなりにくいんですよ。
熱にもすごく強くて、例えばシリコンのクッキング素材をフライパンの中で綺麗にしたりとか、
デザートを作るのにかき混ぜる素材だったりシリコンだったりとか、
大阪ですとたこ焼きを油を敷くシリコン素材のパテみたいなのがあったりとかするんですけど、
色用のシリコンと言っても基本的に同じシリコンを使っているんですけども、
このシリコンが体内に入ると一体どういうふうな反応をするのというところをまず理解しないといけないんですね。
安定している素材というのは物質として安定している。
そこら辺に置いといて安定しているというのと、体内に入れて安定しているというのはちょっと別の話なんですよ。
人間の体というのは異物が入ってくると異物に対して異物反応を当然起こすので、
その異物反応がどういった類のものなのかというところはこのシリコンの石灰管のところを理解するのに助けになるんですが、
シリコンの場合は体の中に入ると何が起きるのかというとシリコンそのものがめちゃくちゃ安定している。
例えばこの30年経ったシリコンを手術をして取り出してみます。
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シリコンは多分色が少しくすんでいるぐらいでシリコンそのものは何も破損していないと思います。
だけど体側は異物が入ってきたシリコンの周りに何をするのかというと異物で何とかして吐き出したいから体は。
だけど押せど下せど吐き出せないから何をするかというとシリコンの周りに袋を作ります。
袋を作ります。いわゆる眉を作って透明させるような感じ。
こいつは封じ込めてしまえみたいなベタベタベタベタってシリコンの周りにコラーゲンの膜を作ります。
よくこれを僕は寝袋というふうに表現しますけれども、
身体の中に寝袋みたいな眉を作ってシリコンを封じ込めるというのをするんですね。
これが通称飛膜というやつです。飛膜形成といいます。
これはシリコンに限らず飛膜といって異物に対して身体がよくやる作戦なんですけれども、
つるっとした膜を作ることによって飛膜で物質を確立するという作戦をするんです。
この飛膜がシリコンの周りにできたコラーゲンの膜なんですけれども、
こいつがそれ自体は全然悪いものではないんですけれども、
ここにカルシウムが沈着してくるんですよ。
一朝一夕でできるわけではないんですけれども、
長い期間を経て飛膜のところにカルシウムがだんだんついてくるんです。
そのカルシウムがつく瞬間というのは、もちろん血中のカルシウム濃度であったりとか、
飛膜に対して異物反応として免疫反応がどれくらい頻繁に起きているのかによってくるんですけれども、
刺激をすればするほど飛膜に対してカルシウムが切解化しやすいと思いますが、
いろんな方が怒られます。
山口が今まで手術した方の中には、単純に時間が経って切解化しましたよという人もいれば、
煙草をすごく吸う方ですごく早く切解化した人もいるし、
例えば肝臓移植をした後に切解化がすごく急速に進んだ、
免疫用接種剤を飲んだりするんですけど、体勢が多分変わったんですよね、という方がいたり、
人工透析をすることによって切解化がすごく進んだとか、いろんなパターンの方がおられますけれども、
何かしらそのきっかけはわからないです。
タイミングも30年とおっしゃってますけれども、すごく早くて切解化を起こしてきている方もおられれば、
20年、30年、すごく時間が経ってから切解化を起こしている方もおられます。
こういうのが一旦起きると、その後人体の体にどう、
人体、体にどういうような影響があるかというと、切解化そのものについては問題はないです。
切解化というのは実は体の中で結構起きています。
例えば肋骨、皆さんが持っている肋骨の構造なんですけれども、
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これは刺激が強ければ強く切解化します。
例えば僕らは鼻を修正するので肋骨を取りましょうという場合に、
取ろうと思ったら石になっていましたという切解化しているというのがあります。
これも20代で切解化している人もいれば、50代でも大丈夫な人もいるんですけれども、
こういう肋骨の切解化を起こしているとか、人体の一部が切解化していて、
その病気として、50人体です。
2箇所みたいな見方をしておりますけれども、切解化していて石になっちゃったり、
みたいなことが起こったりするのが体なんですね。
その皮膜に石が付くこと自体は問題ないんですが、
一旦石が付き出すとその後が結構早いんです。
その切解化した塊にどんどんカルシウムが沈着していって、石がでかくなっています。
だからちょっとボコッとしたのが気になりだしたわといった後に、
その後ボコッとしたのが大きくなるスピードは早く感じると思います。
さらに悪いのは、最初は粒状に切解化をしていくんですけれども、
縞状というとこの前から寝袋の一部分だけが石になっていくんですけれども、
この石が膜状につながっていくと、今までは柔らかくてよかったんですけれども、
石が付いてくると本当に硬くなってパキッと割れるんです。
パキッと割れると、そのパキッと割れた切解化の破片で炎症を起こして、
ブワッと破れたりとか、被膜損傷といいますけれども、
包んでいるところが割れてしまうと異物がまた出てくる。
シュリコンがまた露出してしまうというような炎症を起こすことがあるので、
切解化しだした場合は急がないといけないということになっています。
ただ急ぐというのがどれくらいのスピードで急げたらいいのかというと、
もう1日も早く取ったほうがいいんですかというと、
日にちの単位でもなく、週の単位でもなく、
月の単位ですかね、1年以内に取れるようになれば、
1年以上に処置をすることができれば、まず問題ないですし、
一旦そういうポコつきが出てきた場合は扱いをですね、
今まで以上にちょっと丁寧に扱ってあげるというのに気をつけてもらうと、
さっき言っていた破損をして、感染を起こしたりとか、
変な炎症を起こしたりということはないかなと思いますので、
きっと今心配だと思うんですけれども、焦らずそこはですね、
きちんと直しにいったほうがいいと思います。
石灰化を取るというのは完全に取ってあげることが可能です。
全然綺麗に取れるんですけれども、
ラフな手術をすると石灰化の一部が壊れて中に残ってしまったりすると、
そいつでまた炎症を起こしたりとかあるので、
取る場合にも丁寧な手術が必要になってくると思います。
トッパーと、またこれ30年入っているのでたぶん骨も変形していると思うんですけれども、
そこのトッパーと何かで補填しないといけないのでまたシリコンを入れるんですけれども、
できれば自分の組織で、通常こういう方の場合には作っていくことが多いですけれども、
なるべく形を変えずに、物だけを変えたいという方の方が多いかな、
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そういうふうな治療も可能です。
なので、焦らず行きましょう。そこはきちんと一発で試合に行ったほうがいいと思います。
変に焦ってしまうと、これで石灰化しているのをここに急いで行かないといけません。
もう破片が残りました、完成が起こりました、こんなに縮みましたとかになってくると、
むちゃくちゃ大変なことになりますから、一発で決めるのがいいと思います。
以上を参考にしてみてください。
今日は長年入り出していこうか、石灰化、シリコン、
石灰化を起こしてしまった前に、どのような影響があるのかという話をしました。
参考にしてね。
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