00:01
はい、みなさんこんにちは。
今日はですね、毎日皆さんお顔を洗いますよね。
どうです?何回くらい洗いますかね?
朝起きて顔を洗って、お風呂入ってみたいな2回はみんな洗うと思うんですけども、
この洗顔、これについてですね、ちょっとお話していきたいなと思っています。
洗顔するときに、いわゆる洗顔フォームというのを使ったり、石鹸を使ったりとか、
もしくは、私はお肌に気をつけています。左右で洗います。みたいな人はいろんな人がいると思うんですけども、
洗顔をするっていうのは、そもそもなんで洗顔すんねんと。
例えばですね、乾パン。この辺が黄色くなってしまったりとか、シミが出てきたりとか、
乾パンは結局、物理的な摩擦が原因だよっていうのが分かってきていて、
洗顔をすること自体が乾パンの原因になってたりとか、
ファンデーションを塗ること自体が乾パンの原因になってきたりっていうのがあるので、
今は泡で洗ったほうがいいよとかいろんな話が出てますけども、
そもそもじゃあなんで洗顔しないといけないの?っていうところに関して、
もうちょっと突っ込んだですね、根拠をですね、
皆さんから意識しながらやったほうがいいかなというふうに思いまして、
今日はこの話をしていきたいと思います。
いきなりですけども、アフリカのヒンバ族でございます。
彼女の肌ですね、よく見ていただきますと割と綺麗なんですね。
艶があってですね、ちょっとこの辺ブツブツっと出てますけども、
実はこのヒンバ族はですね、一生お風呂に入らないという文化を持っておられるんですね。
で、じゃあお肌を全然綺麗にしてないかというとそうではなくて、
金属の成分が入っている土をですね、塗り込んだりとか、
あと煙ですね、煙浴というかですね、煙をまぶしてですね、
その寄生虫なんかをやっつけるみたいなことをして、
お肌を清潔にしているんですね。
一方、ただただ風呂に入らなかった人、こちら。
ちょっと引きますよ。
イランの方だそうなんですけども、20歳の時に文明から離れたということで、
その後一切シャワーとか風呂に入らなくて、
要するにお肌のケアを一切しなくなると、これにガサガサっとなるんですね。
ここの違いってすごいですよね。
どちらもお風呂に入ってないんですけども、
仕上がってくる形に血が揺れてると。
ここなんですよね。
そもそもじゃあなんでお風呂が必要なの?
なんで洗顔が必要なの?
というところを詰めていかないといけないという話になります。
もともとですね、ちょっと話がややこしくなるんですけど、
世界の歴史。
不思議発見みたいな感じになってきますけど、
実はもともとですね、ヨーロッパではですね、
神様からもらったものだから汗や油をほこりに埋もってたというところで、
03:06
16世紀には水が体内に入ることで病毒が入るという感覚があってですね、
水を懸念していたという感じですね。
17世紀にはフェストが流行ったことによってさらに水を嫌ったという。
18世紀になってですね、やっと疫病が、このフェストが落ち着いてですね、
徐々に冷たい水が体に活力を与えてくれるんじゃないかと考えられるようになって、
19世紀に今の考え方に近いですね、
細菌が病原体になるから綺麗にしなきゃいけないよねという話になってきたわけですね。
一方、日本はどうか。
これまあ宗教的にそのみそぎっていう風習がありまして、
要は川です。
身を清めることによって汚いものですね、汚れを流すという風な感覚がありまして、
仏教的にもですね、煩悩を落とすという風な感覚からですね、
神道でも仏教的にも、日本というのはこの洗い流すということに関して、
とても神話性の高い文化を持っているということなんですね。
じゃあまあなんで洗顔するのとか、なんで風呂に入るのというところでいくと、
日本はそういう文化的にですね、お風呂とすごく神話性が高いわけですから、
自然に生まれた時から風呂に入っているわけですけども、
ここ、なんでなんていうのを突っ込んでいきたいわけですね。
汚れを落としたいと感じるからなんですけど、
この汚れって何なの?というところなんですよ。
落としたいのはあくまでも汚れであって、
必要なものは残さないといけませんよね。
必要なものって何なの?というと皮膚は本来ですね、
この表皮っていうのはバリアする機能がすごくあるわけですけども、
このバリアする機能は残しながら、
いらない異物、雑菌とか、ゴミとかですね、
臭いなんかもそうですね、汚れを落としたいというところがポイントになってくるわけです。
このお肌なんですけども、
よくですね、二層の構造で表皮という部分と真皮という深い部分に分けて考えるんですけども、
表皮の中でですね、さらに一番外側の層、この角層といいますけども、
これがだいたいサルナップの厚さぐらいしかないんですよ。
ここがですね、バリア機能というのを持ってるんですね。
外から来た汚れが中に入っていかないようにとか、
紫外線を受け止めたりとかっていうのもこの層の役割だったりします。
なのでこの層をきちんと維持しておくっていうのは、
体にとってのバリアをきちんと維持するという話になりますね。
表面についている汚れを落とすというのは、
この角層を落とさずにこの表面にある油脂があるんですけど、
油脂の外側の汚れを落としてあげるというのが必要になっているわけです。
皮膚のいわゆる防御機能を保ちながら、
何を使えばバリアを守りながら汚れだけ取れるの?
というところでいろんな検証というのがあるわけですけども、
06:03
是非避けた方がいいんじゃないかというところがですね、
石油系の海綿活性成分ですね。
皆さんあまり聞いたことないかもしれないですけど、
ラウレル硫酸ナトリウムというのがですね、
これがですね、むちゃくちゃ海綿活性作用が強くてですね、
是非今日使っているですね、皆さんの洗顔フォームなり、
ボディーソープなりを見ていただいたら入っていると思うんですけども、
これ、合成海綿活性剤なんですね。
これがタンパク質なんかも編成されて、
お肌に害があるよっていう話なんですよ。
さらに、いわゆるPEGって書いているやつですね、
ポリマーなんかもたくさん入っていまして、
いずれもですね、
要は先ほどお見せしたですね、
皮膚のバリアの部分を潰してしまうというかですね、
その部分の力を弱めてしまうので、
表面もきれいにはなるんだけども、
皮膚のバリアも潰してしまうというところで、
それを検証しているのがこちらの論文ですね。
2018年のペーパーで植物性由来の洗顔ホームと
合成海綿活性剤ですね、
W13アトリウムが入っているもので比較をしたときに
どうだったの?という話だったわけですけども、
油を落とすっていう機能自体は、
どちらもしっかりと油を落とすんですけども、
なんと2日後ですね、洗顔ホームを使うのやめて、
2日後の状態っていうのは、
植物性由来の方が
2日後も油の分子が少なかったという結果が出たんですよ。
これどういうことかというと、
要は皮膚から出ている皮脂ですね、
これを海綿活性成分が強くて落としすぎるので、
要は体からすると油をもっと出さなあかんやーっていう感じであって、
油症の人なんかはですね、
どんどんどんどん油を出すことになっちゃったわけですね。
洗ったときにはきれいになるんですけども、
洗い終わった後、体はもっと油を出さなあかんやーになってしまうのが
この海綿活性成分だったわけです。
で、もちろんこれが植物性由来のものっていうのは、
油を落とす効果がほどほどだったわけで、
分泌量が増えたりということがあって、
結果的には体にも負担が少なかったというような結果になっているわけですね。
でですね、洗顔ホームに関してはそういった形で、
植物性由来の方が良かったよと、
海綿活性があまり強いのは、
逆に皮膚にダメージが出たりとか、
体の油の分泌量が増えるっていうふうな副作用が出ちゃうので、
気をつけてって話なんですけども、
じゃあ何回くらい顔を洗ったらいいの?というところがこの一つですね。
また別のペーパーになっています。
これはですね、ニキビがひどい方なんかで、
お顔をどういうふうに洗ったらいいかという検証をしているペーパーなんですけども、
09:00
1日1回洗いますっていうのと、1日2回洗いますというのと、
1日4回洗いますというふうなのを比較してまして、
ここでの答えっていうのは1日2回までがベストだよというような結果が出ています。
なので洗顔を油症だからといって、ニキビがあるからといって、
1日何回も何回も洗顔をしてあげるっていうのは、
決して皮膚にはいいという話ではないということになっているわけですね。
はい、いかがでしたでしょうか。
洗顔についてですね、今日はいろんなお話ししましたが、
あくまでもですね、洗顔の目的っていうのはですね、
汚れを落とすというところが目的であって、
皮膚のバリア機能を落とそうとしてしまうと、
結果的には皮膚の状態って悪くなってしまうということを
学んでもらったらいいかなというふうに思っています。
なので、ほどほどの油を維持してあげると。
そのためには、やはり抗生改善活性剤ではなくて、
植物性ウライの洗顔本部のほうがいいよという話でしたね。
あとはですね、今日は洗顔の回数に関しても、
1日2回はいいよというふうな論文のご説明をさせてもらいました。
こちらのほうではですね、
今日はどういう洗顔の仕方がいいのか、
具体的な洗い方ですね、これに関してはちょっとお話ししませんでしたが、
オンラインサロンのほうでですね、
これのフルバージョンのお話をあげていますので、
実はですね、泡で洗うのではないんですね。
もちろん布でコストはありませんよ。
もっといいのがあります。
ということで、その詳細ですね、
興味のある方はぜひオンラインサロンに入っていただきまして、
そこでですね、引き続きの動画を見ていただければなと思います。
はい、以上です。
じゃあね、きれいにピカピカなってね。
バイバーイ。