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はいこんにちは、真実を語る美容外科医やまぐち先生の羅針盤リゾナスです。
さて、今日はですね、ご質問をいただいています。
アンチエイジングと可愛くなるオペの適齢期について教えてくださいというふうなお話があります。
要するにその、可愛くなりたいわっていう人がいて、
その人は可愛くなりたいよっていうな手術をいつまでにしたらいいんですかっていうのと、
あとはアンチエイジングですね、だんだんとエイジングが始まっていきます。
それはじゃあいつぐらいから始めていったらいいんですかっていうご質問だと思うんですけど、
これについてちょっと考えてみたいと思います。
まずですね、どうですか皆さん、何歳ぐらいだと思います?
人によって年齢のお顔に出てくる感じってやっぱり違うんですけども、
何歳っていうのは実際のところはないんですね。
ただ、このご質問で知っておかないといけないことっていうのが、
そのエイジングの話とコンプレックスの話っていうのはちょっと別軸の話になってくるんですよ。
なので、その部分をちょっと切っていってですね、考えてみたいと思います。
まずちょっとこっちの図をですね、見ていただこうと思います。
はい、こちらの図ですけども、こちらの横軸の方がアンチエイジングの軸で、
こちらの方がコンプレックスの軸になります。
実はですね、皆さんいろんなご相談で来ていただくわけですけども、
この大きな悩み事っていうのはですね、
このアンチエイジングの軸の話とコンプレックスの軸の話を分けて考えることができるんですね。
このアンチエイジングの軸でいくと、こっちの方が若い、
要は若く見える、こっちの方が老けて見える、
ということで、このアンチエイジングの治療というのが若く見える方向に移動していく治療になるんですけども、
一方でコンプレックスの方の悩みに関してはですね、
このアンチエイジングの軸とは全く別軸方向にこういう風にあって、
コンプレックスを解消していく話と、
コンプレックスが悪くなっていく、こういう風な向きがある。
例えばですね、お顔のシワが増えてきたから、
これをツルッとした感じにしていきたいわ、といった場合には、
基本的にはこっち方向ですよね。
これがコンプレックスとしても、
シワがコンプレックスになっているから、それが解消していけばいいよね、
というところで、アンチエイジングをすればコンプレックスも解消するということになれば、
こちらのどっちも良くなる、これめちゃめちゃ良いパターンのやつですね。
一方ですね、
アンチエイジングとしては、
若くなるんだけどもコンプレックスが悪くなるパターンというのがあります。
例えばですね、
若く見えるんだけど、
お顔が小さくなりたいのに、
ヒアルロン酸を入れたりとか脂肪を入れたりして、
お顔が大きく見えちゃいます、みたいな話になってくると、
確かに若返ってはいるんだけども、
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コンプレックスとしては悪くなっちゃいました、みたいな話になってここに入っちゃうんですね。
またまた、
コンプレックスとしては私、鼻が短いんです、と。
鼻を長くしてほしいんです、という方って結構多い。
日本人はお鼻短い人が多いので、
鼻を伸ばしたいという方が多いんですけども、
実はあれも、ここには入らない人がいて、
ここに入っちゃう人がいるんですね。
コンプレックスとしては、鼻が短いから長くしていくというのを解消はしていくわけですけども、
実は鼻が伸びていくというのは、エイジングの方向でいくと、
ふける側の変化を起こしちゃうんですね。
なので、
鼻が短いのは解消したんやけども、
お顔としては少し、よく言えばお姉さんに見えるようになった。
悪く言うと、ふけるように見えてしまった。
というようなことになっちゃうのは、ここになっちゃうわけです。
よく、魔女ばなとか言ったりしますけども、
イメージしていただくと、魔女って言った時に、
お鼻短い魔女って皆さんあまり想像されないんですよね。
基本的にはお鼻が長い魔女を想像されるわけで、
ここに入ってしまうということになります。
もちろん、ここはないよね。
どっちもマイナスになることはしないので、
この4省限で分けた時に、
こういう部分に入ってくるというのが、カウンセリングの時に、
あなたの言うてる話は、
エイジング軸で言うとこういう話、
コンプレックス軸で言うとこういう話だから、
じゃあどういう風にしていきますか、みたいな話になってくるわけですね。
ということで、軸を分けて考えることによって、
今の悩みに対してこういう解釈ができますよというのを、
プロとしてご提案していくわけですけれども、
やっぱり悩みが深い方であればあるほど、
意外と悩みをこういう風に考えてしまっていて、
実はこっちから見たらこういう風に見えるんだよとか、
あっちから見たらこういう風に見えるんだよっていうのが、
なかなか自分では判断しにくいというところがあるわけですよね。
ですので、そういうところも、
プロの目を通して、あなたの考え方によって、
そういうところもプロの目を通して、
あなたのお顔はこういう特性がありますよと。
その悩んである部分は、確かに治すとこうなるんだけども、
実はそれは不景でしまうかもしれないねとか、
それが治ることによって若くもみるんだったらいいよね、
みたいなことが言えるわけですね。
例えば、お顔の話なんかでいきますと、
骨の治療、よくですね、
年齢が上がると骨の治療ができないとかですね、
いわゆる骨を切ることによって、
皮が垂るむから不景でしまうよって、
巷ではよく言われている話なんですけど、
これも必ずしも実はそうじゃないんですよね。
例えば、ちょっと例を見てもらいましょうね。
はい、例えばこの方ですね。
まだダウンタイムの状態としてお示ししているやつで、
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この状態から、
輪郭3点ですね、頬骨と、
プロテーズが入っていないプロテーズを抜いて、
自分の骨で顎を作って、この辺も切りました。
いわゆる3点、頬骨、エラ、顎を切りましたよっていう手術をしています。
こちらが手術して1ヶ月目っていう状態ですね。
このお顔の状態から、
このお顔の状態になった時にどうですか?
ぱっと見て、髪型がね、
お酒になったっていうので、若くなったっていうイメージはもちろんあると思うんですけども、
骨張ってるすぐ下に、
いわゆる苔感が出てしまったり、
このこめ髪の部分ですね、
ここのやっぱり痩せ感っていうのがすごく目立っていて、
骨がゴツゴツとして、
組織が足りないっていう感じが出ていて、
実はこれ、彼女の場合には、骨っぽさまの場合には、
お顔が老けて見えるという算を持ってたんですね。
ところが手術をして、この出っ張り部分が減ったことによって、
なんとなくふわっとした感じが出ていると。
1ヶ月なんで、ちょっとまだダウンタイム期間中ってのもあるんですけども、
実際ですね、この骨張った方なんかは、
骨を落としてあげる方が若く見えるってよくある話です。
ですんで、
もちろん垂れ目に関してはケアしていかないといけないですし、
骨を切った後の垂れ目に関してはレーザーを当てたりとかですね、
強い垂れ目が出た場合には切らなきゃいけないというのは当然あり得るんですけども、
この変化だけ見ていただいてもですね、
彼女のコンプレックス、この骨張った感じっていうのを
直してあげることが実は若返りにも繋がっているんだよという風なケースの一つ。
いい例ですよね。
ですんで、
必ずしもですね、骨を切ったら老けますというのはちょっと違うんですね。
その辺はちょっと考察が甘めという感じですね。
なので、いろんなパターンがありますんで、
そこは専門家の評価をですね、
きちんとしてもらわないといけないよということになります。
はい、というわけで、
コンプレックスの軸とですね、
エジウムの軸を
ちょっと分けて考えてみると
いいんじゃないかというお話でした。
適齢期に関してはですね、
これはもう本当に言い違いに見えませんので、
何歳がいいですよというのはないですね。
なので、お肌の状態とかですね、
体重が増減したとか、そういうので
人体の強さなんかも変わってきますので、
やはりそれはきちんと診察を受けて、
適切な診断を受けて手術のプランを立てていくというのがいいと思います。
ということで、参考にしてみてください。
はい、以上です。