2022-11-19 07:53

2021-07-02 - 中顔面は長さだけじゃない!?立体感の不思議とルフォー2の話

2021-07-02 - 中顔面は長さだけじゃない!?立体感の不思議とルフォー2の話

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今日はですね、中顔面の話をしたいと思います。
みなさん、ちょっとずつこの中顔面という言葉がですね、世の中に広がっていってですね、
中顔面が長いのよ、私はとか、診察に来る方も私は中顔面が気になっててとかですね、
中顔面という言葉が一般化しているというところはですね、
高次元にも乗ってくるんじゃないかぐらいの勢いなんですけども、
もともとこのミッドフェイスというこの部分ですね、
顔は上顔面、中顔面、下顔面というようなところで、
3つのカテゴリーに分かれていくんですけども、
一方でですね、みなさんがよくお話をするのは中顔面の話、長さばっかりをまたお話ししていることが多い。
これは多分、世の中に出回っている黄金比だとか、
美容クリニックがよく私たちは計測をしてきちんと診察してますよ、みたいなことを言って、
長さを測ったり、比を表現したりみたいなのが今出てきているので、
そういうレベルだから、多分この中顔面の長さの話ばっかりになるんだけど、
実はですね、その中顔面の長さという話になると、
もう50年以上前の話なんですね、実は。
ここはですね、もっと大事な話があります。
それは何が大事かというと、
中顔面は長さとかつ前後方向の立体感、この凹凸感なんですね。
これはね、数字で表現するのが難しいんですよ。
正確に言うと、横側のこの顔でいろんな長さを測ったり、線を測ったり、角度を測ったりってあるんですけど、
あまり一般化しにくいので、
やっぱり一般の方が皆さんが思うのは、中顔面の長さというところがメインになっているんですけども、
美人さんはですね、中顔面は長さも綺麗なんですけども、前後方向の凹凸感がものすごく整っています。
例えば、この骨の受け口ですね。
例えば、この骨がこうありますと、
骨のここの受け皿になっている目の下のところですね。
こういう部分が引っ込んでいる方は目ん玉が飛び出て見えますし、ここが出ている方は奥上に見えますし、というような形になっているんですけど、
ここの骨の形ですごい大事なんですね。
さらにこの前面の部分、ここ実はですね、この中に空気が入っています。
上顎道と言いますけども、上顎道の発達というのは、いわゆる思春期の時にブーッと骨が膨らんできて、
風船のように骨をどんどんどんどん前方に広がって大きくしていくんですけども、
例えば、腹鼻空炎があったりとか、お鼻がアレルギーで悪くってという方の場合は、
ここの風船が膨らまなくて、何となく肝黄感、凹んでいる感じというのが出てしまうんですね。
そうすると、ふけた顔になったりとか、貧相な顔という形になってくる。
なので、中顔面というのは、皆さんが知っている長さの話と、
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プラス前後方向の話というのを評価していかないといけないわけですね。
そこで、よく一方で流行りのように出ているルフォーという言葉がありますよね。
ルフォー、ルフォー。
ルフォーという人の名前なんて知ってました?
ルフォーさんという人がいて、正確に言うと、
このルフォーの術式を発明した人は、ルフォーさんじゃないんですよね。
ルフォーさんは何をしたかというと、骨の骨折腺を分類した人で、
実は軍人さんのおじさんがいて、そのおいっこさんにあたる人がですね、
ドイツの方ですけども、
大砲の弾を骨にぶつけてですね、バーンと。
どうやって終われるの?みたいな、戦争中の骨折の話を検討したのが、
このルフォー型の骨折腺の分類になるんですけども、
ルフォー型の骨切り術というのは、その後、しばらくしてから手術をして成立していくんですね。
その時に、皆さんが知っているルフォーというのは、いわゆる一型の骨切り術。
ルフォーの中でいくと、ここを切っているやつですね。
ここを切っている手術というのは、このルフォー型の一型骨切り術というんですけど、
中顔面の立体感ということになっている。
実は、鼻とか上顎道のこの辺とかの構造も重要になってくるんですよ。
これを切っている手術というのは、実はルフォー2というのがあるんですね。
ルフォー2。薄いな、みたいな。
スーパーマリオブラザーズみたいになっているやん、みたいな。
1があったら2もあんの?
こんなの3もあんの?みたいな。
あります。
2もあるし、3もあるし。
何やったら、一部の人が呼んでいる4というのもあります。
ただ、これらは美容の手術としてやる手術なんですか?というと、そこまでではないですね。
いわゆる病気の子たちが大きな進出をもって手術をするような内容で、
ルフォー2とかルフォー3というのがあるんですけども、いわゆる先天異常とかですね、
外症性の大きな変形があって、命がけでやりますよ、みたいな大きな手術になっています。
じゃあ、美容系でルフォー1しか切っていない。
僕はルフォー3まで切っていたんですけど、ルフォー3からするとルフォー1のコツ切り術といったら、びっくりするくらいシンプルなんですね。
ルフォー3とかとギャーっていう感じなんですけど、ルフォーはすぐ終わるみたいな感じなんですよ。
ルフォー1で動かす骨の移動量とかっていうので、全部叶えられるのっていうと、
歯の思想骨、この辺の移動とかっていうのは可能なんですけども、問題はこの鼻周辺、この辺の構造は変えれないというのがルフォー1の限界なんですね。
美容で僕も手術をするとしたら、ルフォー1までで全然いいと思うんですけど、
ルフォー1で足りない部分をどういう風にして作っていくのっていうと、これがお肌の手術だったりします。
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お肌が大体ですね、アジア人においてはお肌の支えになっている構造が非常に弱いというのがあるので、
この部分を補強していくような支えを作り直していく手術をして、
ルフォー1で作った形にプラスお肌とか、ほうれんせんとか、いわゆる美容器具とかいうところを作り込んでいって、
眉間とかもそうですね、この辺を作り込んでいって、中顔面の立体感を出していくというのが重要になってくるわけですね。
はい、なのでこういうルフォーの言葉っていうのはですね、世の中に出てきたのは良いことなんですけども、
一方でまだ皆さんの知識レベルっていうのが、まだプリミティブな状態からもう一歩踏み込んで、
新しい知識を手に入れて、自分の顔の分析と理想的な形というのを探していかないといけないですね。
主人とのご相談の時に自分の顔の分析というのを、この写真の長さの比率だけじゃなくて、前後方向の立体感とかですね、
この辺、鼻の見え方、鼻の穴の見え方みたいなところも考えた上でデザインというのをしないといけないということになってくるわけです。
この後、ルフォーの時にお花の見え方とかですね、美容器部の見え方みたいな話もちょっとあります。
それをサウンドホールに引き続き、興味のある方は聞いてみてください。
以上です。中顔面の話とルフォーのお話でした。参考にしてねー。じゃあねー。See you!
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