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続きましてのご質問です。
塩まいさんからのご質問。
いつも拝見させていただいてます。
企画でわかりやすい回答ありがとうございました。
私は、上唇より下唇が薄く、
口を閉じると、上唇の半分ぐらいしかないので、
大きく厚みが欲しいです。
どんな治療法がありますか?
何度も繰り返す質問はしたくないと思ってます。
回答よろしくお願いします。
というご質問をいただいてます。
唇に関するご質問、塩まいさんからですね。
ご質問ありがとうございます。
唇なんですけども、
一般論として知っておけばいいのはですね、
唇もですね、ただ単に、
唇みたいにピョーンってあるんじゃなくてですね、
色んな美しい要素があるんですけど、
上唇を大きく分けると、3つの要素に分かれてます。
真ん中の上心血筒に対して、
それぞれの側方心というのがこうあります。
なので、上は3つのパートに分かれます。
一方、下の方は真ん中のところを境に、
左右にそれぞれ膨らみがある。
というので、全部で5箇所、
丸がくっついているような感じで、
形成されているという風にイメージしてもらったらいいんですけども、
一般的にはですね、上唇よりも下唇の方が
少し厚い方が美しいという風な形になるので、
この塩まいさんの場合には下が薄いというところが、
見た目上バランスを崩しているという話なんですよね。
で、下唇の厚みが欲しいというお話なんですけども、
似合うか似合わへんか問題というのは確かにあってですね、
まずは言うてもお試しでやった方がいいと思います。
まあ、永続的なものは欲しいと思いがちなんですけども、
実際に例えば永続的なものをやって、
あまり気に入らなかった場合に戻せないという風なことがあるので、
まずはお試しでということになると思います。
そういう意味でいくと、
唇周りやっぱりヒアルロン酸というのは
すごい良い治療の一つですね。
割り切りもあります。
ただ、唇はですね、
この赤い唇のこの赤い色というのは、
まさに血液の色を見ているんですね。
この血管の塊。
なのでチアノーゼって寒くなると青くなっちゃう人がいるでしょ。
あれはこの血液がヘモグロビンという酸素を運ぶやつがですね、
酸素が足りなくなっちゃうと青くなっちゃうから。
だから紫見えちゃうんですけど、
要するにこの唇は血管の塊だねというのはまず知っておかないといけないです。
この血管の塊にボリュームを掘り込むということになってきますと、
ヒアルロン酸、ポーンと掘り込まれました。
そうするとですね、
ヒアルロン酸が分解をしていくというのは、
活性分解をされてだんだんバラバラにこう壊れていくわけですけども、
周りが血の海で、
かつ唇ってもう食べるし喋るし動きまくってるわけですよ。
そうするとヒアルロン酸はやっぱり吸収されやすい。
なので他の部位に比べると、
例えば涙袋とかに比べると、
あんまり動きがない涙袋に比べると、
口はですね、吸収されやすいというのが一般的な傾向になります。
で、さらに形を安定させるのに流れていったりというのがありますので、
ディスティンクトな形になかなかなりにくいというのがあります。
なので、まずはお試しでヒアルロン酸でやってみたらいいんですけども、
じゃあ、永続的な唇の形で何をしたらいいんですか?
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という話になってくるんですけど、
例えば脂肪移植。
これは自分の組織で一旦成着をしている脂肪に関してはずっといますよ、
という風になっているんですが、
やはり成着率というところでいくと、
お顔の場合には一般的には大体半分ぐらいつきますよというのが、
唇は成着率がやっぱり悪いです。
なので、かなりボリュームをしっかり入れないといけないのと、
繰り返し入れなきゃいけないということがあります。
ただ、仕上がってしまえば脂肪で作っている唇というのはやっぱり柔らかいので、
触った感じも接触した感じも自然な感じというのが作れるんですが、
中には唇に海外ではインプラントを入れるというのがあります。
シリコンインプラント。
ニョコニョコニョコニョコって入れて、
唇の厚さは…
ありましたよね。
イカリア長助的な。
知らないよね。
若い人は知らないと思う。
あんな感じでやるというのはあるんですけど、
やっぱり固いんですよね。
だから不自然な感じになっちゃう。
シリコンのインプラントの場合だと。
だから時々出てきたりというのもありますし、
あんまり日本人にはお勧めしないと思います。
一方、自分の組織で脂肪以外で何か入れられるのがないのというと、
筋膜。
例えばですね、ここに長所腱。
使ってないような腱があるんですよ。
これを引っ張ってきてここに温食したりするというやり方があったりとか、
もしくは神秘脂肪という塊ですね。
お尻の分厚いところの神秘脂肪を取ってきて入れたりとか、
手術してあるんですけど、
浸周が大きいので、
例えば心格交外列があってですね、
唇の先天性の病気に対する治療として使うことはやっぱりあるんですね。
ボリュームを増やさないといけないから。
だけど、その美容的な要素でいきなりそれをやるというのはちょっとやりすぎな感じがします。
なので、いろんなその自家組織はあるんですけど、
やっぱりメインステイにある分はヒアルロン酸。
その次は脂肪移植。
せいぜいその次になった場合には、
神秘脂肪移植ぐらいが来るのかなというふうには思いますけどね。
これも下界によっていろんな考え方があると思いますので、
いろんな先生の話は聞いてみてください。
以上です。参考にしてください。
じゃあねー。
See you.