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はい、山口でございます。
今日のご質問はですね、アゴダケ女優さんからのご質問です。
先生、いつもおさらってますと、目尻石灰について教えてください。
目の横幅が欲しいので、目尻石灰を検討しています。
後戻りしないために、山口先生がオペレーしている工夫や技法、術式ですね、を知りたいですと。
誰もにしたいわけではないのですが、目尻石灰グラマスラインで見積もりが出せたことがありますと。
目尻石灰単品では仕上がりに影響がありますか?というご質問をいただいています。
ご質問ありがとうございます。
さあ、目尻石灰なんですけども、ずばりですね、目尻石灰これはですね、後戻りがしやすいという話があるんですけども、
そもそも適用になる人が少ない。
これはですね、皆さん自分の目をチェックしましょう。
えーとですね、目あるでしょ?
ここ、この目尻石灰をして目を横に広げたいという人が、そもそも目尻石灰をしたいんですけども、
いいですか?目の周りの手術というのは、実は僕たちは目の手術はできません。
え、どういうことなの?
目の手術してるじゃん。目を大きくしたい。テカ目の手術とかタネ目の手術とか目の手術ついてるじゃん。
違います。皆さんいいですか?目の手術じゃなくて、僕らがやってるのはまぶたの手術なんです。
立て方やから切れる。切れる。
で、つまりまぶたの手術をしてるので、眼球そのものの大きさを変えていないから、
じゃあ、まぶたでどこをどういう風に変えて大きく見せんの?とかっていう感じになるわけですよ。
横幅を広げるというのも眼球を大きくしてるわけじゃなくて、まぶたの広がりを大きくしてるんです。
で、その時に考えなきゃいけないのがですね、こちら。じゃじゃん。骨骨。
ここの眼下という骨の外側壁。ここの部分。
ここの部分が内側と外側にですね、人体がありまして、まぶたのですね、上眼圏下眼圏でこう吊り下げてるような半目型の構造になってるんですね。
固定点がこことここです。で、内側に2本、外側に2本、こういう風に半目型の固定点があるんですけども、
ここを見ていただきますと、皆さんの目尻がちょっと引っ張った時に眼球からポコポコと浮いちゃう。
僕の目なんかもそうですよね。ポコポコと浮いちゃうでしょ。
この浮いちゃう人たちはそもそも目尻切開は不適切です。
目尻切開をしてしまいますと、目尻側にですね、三角のピンクゾーン、ピンク三角っていうのができちゃうんですよね。
これはおかしくなっちゃいます。
で、そもそも切れる人っていうのはちょっと限られてるよっていうのが前提なので、皆さんこれパカパカ。
もしもうすぐパカパカしてしまうような人は目尻切開してもあんまり良くならないですね。
一方で、これがこう被ってる人。こういう感じで被ってて、ちょっと引っ張れるじゃんと。
眼球から浮き上がらずに、骨に止まってるこの下まぶたがですね、パカパカと浮かないで、
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グッと引っ張れるじゃんという人は目尻切開の適用はあります。
目尻切開の切り方でいろんな手術の仕方があります。
非弁法をですね、Zで作ったりWで作ったり、I型で作ったり、いろんな手術の仕方があるんですけども、
この適切な手術の仕方っていうのは人によって違います。
なので僕の場合は患者さんのその突っ張ってる具合によって変えるんですけども、
この目尻側の切開と、要は垂れ目の手術、ここの相性で言いますと、
実は目尻だけを切ってしまうとよく戻る戻るって言ってるのはどういうことかというと、
引っ張って切ってですね、この上のまぶたと下のまぶたが近いとですね、
傷が治ってくる時にこう縮んで縮むんですよ。
その時に上と下の距離が近いとですね、ここでウェブ牽制、ここが突っ張ってしまうんだよね。
そうすると最初ギャーって引っ張られてるのがだんだんだんだんこういう風になってきて戻ったじゃんっていう風になってしまってるんですね。
なのでそういう意味でいくと、目尻の目尻、一番下のところですね、少し下げてあげることによって、
この上と下の距離を広げることができるので、戻りを起こしにくくするというような工夫はできると思います。
ただ、目尻だけ切るという選択肢も当然あると思いますけど、そこはもう本当に人それぞれですね、
骨の形とか人体の硬さとか、上眼圏の開き下眼圏の開き具合によっても変わってくるので、
その辺は直接自分が手術してもらう先生にご相談してもらうというのがいいのかなというふうに思います。
目尻切開は基本的にはその適応が狭い、さらに切った後に戻りやすくなる理由というのは、
その上瞼と下瞼の距離というのが関係しているんだよというのをお伝えします。参考にしてみてください。
じゃあねー。See you!