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リンクスリンクスさんからのご質問
10年前に行った、切らない眼圏下垂の手術。
糸を抜刺したらミイになりました。
ミイを治す成形は何があるのでしょうか?
というご質問をいただいています。
リンクスリンクスさん、ご質問ありがとうございます。
切らない眼圏下垂の手術というのは
糸でやるんですけども、埋没法です。
穴を開けまして、めんどくさくてひっくり返しまして
いわゆる切ってやる眼圏下垂の手術ほど
細かいことができないので
何をやるかというと
ひっくり返して、結膜の部分に含まれている
虚筋とかミラー筋をですね
ぐにゅぐにゅっと縮めるんです。
ギュッと縫うんです。
そうすると、目の裏側がキュッと上がるので
それで、回転量、目の開きを良くして
その糸を使って、二重を作ります。
みたいなことをします。
この切らない眼圏下垂の手術
良くなっている方ももちろんおられるんですけども
僕はやっていないです。
これはなぜかというと
切開をしている眼圏下垂の手術を
細かく見ていけば見ていくほど
その切らない眼圏下垂だけで良くなるというのは
やっぱり理由として説明がつかない。
なぜなら眼圏下垂というのは
目を開ける筋肉側の
結膜側の問題もあるんですけども
目を開ける邪魔をしているものを
外さないといけないということにもなってくるんですね。
これはいつも話をする
アクセルとブレーキの話
いろんな部分で
フェイスリフトなんかもそうです。
ちゃんと調整しないといけないよ
引っ張るものと剥がすものみたいな話
これ眼圏下垂もまさにそういうところがあるんですね。
切らない眼圏下垂の手術は
何をしているかというと
これはアクセル側を
強くすることができるんです。
短くすることによって
アクセルが効きやすくするということになってくるんですけども
ブレーキが効きすぎているものを
外すということはできない。
なのでベースとして
切らない眼圏下垂というのは
僕は不完全な手術だという風に考えています。
一方ですでに
切らない眼圏下垂をやっている方が
今回のリンクスリンクスさんみたいに
外したら
見栄になってましたよということなんですけど
これはですね
いくつか原因は考えられるんですけど
切らない眼圏下垂をしたから
反根といって
変な筋ができてそういう風になっちゃったよ
という可能性と
切らない眼圏下垂をしなかったとしても
眼圏下垂が進んでいってて
見栄になってた可能性があるんですね。
なので
どちらにしても
あの
このリンクスリンクスさんの見栄の状態に関しては
放っておいても治らないし
どっちかというとちょっとずつ悪くなっていくことが想定されます。
そうなりますと
何ができるのということなんですけど
よくくぼんでいる部分に脂肪移植をしましょう
みたいな話がありますが
眼圏下垂の方が
目に脂肪移植をすると
何が起きるかというと
見た目上はですね
目元はよくなったように見えるんですけど
目元はむちゃくちゃ重くなります。
目の開きも悪くなります。
くぼみは治るんですけど重くなっちゃうので
こういう方の場合は
実は一番最初にやらないといけないのは
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目をちゃんと開くということです。
眼圏下垂をきちんと治しましょうと
少々おもりがあっておいても
目が開くぐらいの状態に治した上で
さらに三重県が残っている場合には
その部分に組織を何回移植しましょう
みたいな話になってくるわけですね。
なので
見えになっている部分だけ治したいね
と思いがちなんですけど
治そうと思って脂肪移植をしたりすると
逆に重くなってしまって
眼圏下垂が悪くなることがありますので
その辺は
リスクを承知の上で
やるのは絶対あかんとは思いませんけど
リスクを知っておいた上で
そういう選択肢を取った方がいいと思います。
ベストチョイスということになりますと
眼圏下垂をまず治し
その後にくぼみ目の部分に対して
ボリュームを足していくというのが
リンク中にご参考にしてみてください。
もちろん
素人判断はしない方がいいですよ
切る手術をする先生に
切らない眼圏下垂をするべきかどうかも含めて
聞くべきだし
今の状態に関して言えば
いろんな手術ができる先生に
イーブンで
脂肪移植のクリニックに行けば
当然脂肪移植をお勧めされると思うんですね
それが推しだから
なのでそこら辺はですね
フラットに
いろんな話をしてくれる先生のところに
行ったほうがいいかもしれないですね
ご参考にしてみてください
じゃあね