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続いてのご質問は、ラムちゃんからのご質問です。
ラムちゃんって、あれじゃん、うるせえ奴らじゃん、ラムちゃん。
みんな知らんよな、若い人は。
アデノイド願望を改善するために、セットバック、上のみを単位で勧められました。
アデノイド願望を直すには、セットバックしか方法はないのでしょうか?というご質問をいただいています。
ご質問ありがとうございます。
まず、アデノイド願望っていうのはですね、どんなものかというとですね、
アデノイドっていうのは、喉の奥にあるリンパ組織の一つなんですけど、
これがですね、すごく発達しているとですね、鼻から息が吸えないんですね。
なので、口を開けてしまって、こう、っていう感じになるから、
口呼吸に伴って願望がですね、なんとなくこう、上あごが出てて、下あごがちっちゃいみたいな、
ボッとしたような感じになってくる。これをアデノイド願望というんですけど、
実際にアデノイドが大きい方は、その成長の過程でですね、必然的にそういう風な形になりやすいというところから、
こういう名前がついているんですが、もちろんアデノイド関係なくですね、
アデノイド願望になってしまう方もおられます。
で、その上でセットバック、上のみ、要するにその前方分節骨切り術といって、
刃を4本、4番の刃を2本抜いて、前の分を後ろに下げるという治療ですけども、
これを勧められましたということなんですが、果たしてそれが正しいのか。
これはですね、口元を下げるという意味では正しいんだけど、下のあごもちっちゃいはずなんですね、この方。
見てないからわからへんよ。ラムちゃんの想像でしかないですけどね。
うるせえ奴らのラムちゃんじゃないですよ。
ラムちゃんの想像でいくと、上あごちょっと出てる感じが、下あごはちっちゃくてっていう感じで、
要は空気の通り道が狭いはずなんですよね。
それを後ろに後ろに下げていく手術ってなるのをちょっと心配はあって、
なんとなくふけた感じだけになってしまって、下あごが前に出てないので、
やっぱこうたるみがすごく出たような、にじあごがすごく出たような感じになっちゃったりするんじゃないかなと思う。
なので、お顔の形を作っていくときは、
一昔前はですね、こういう上あごだけ、シングルジョーという風な手術をと言い方をしますけども、
上あごだけの手術、下あごだけの手術みたいなシングルジョーの手術っていうのは、
昔よくやられた手術なんですけども、
実際はもう今はトゥージョーがスタンダードになってきてるのはなぜかというと、
やっぱりシングルジョーでは達成できないようなお顔の変化、
要は片方のあごしか切らないということは、
反対側の噛み合わせの要素に合わせにいかないといけないので、
その理想的なところに骨を持っていけないんですよね。
もうほぼ決まってしまう。切ったらここら辺に持ってはならないので決まっちゃう。
だから下かいが調節する幅があまりないんですよね。
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なのでシングルジョーで治療していくというのは、
なんか下かいは自己満としてですね、
おー、なんか俺シングルジョーでもいい感じ作れたじゃんみたいな感じになるんですけど、
やっぱり世界の基準というのは通常にはなってますよね、今ね。
上あご下あごを切らないという、いわゆる両顎手術ですね。
なのでアデノイドがん棒を治すために上だけのセットバックという選択肢は
僕はクエッションというのが正直なところです。
一方で骨を真似せなあかんの?というところなんですけど、
アデノイドがん棒を治すのに別に骨の治療をせんでもですね、
あごのプロテーゼを入れますよとか、お鼻の形を変えますよとか、
矯正だけでこの辺を整えますよという方法も当然あるんですよね。
なので、そういう意味ではいろんな選択肢があるところに行って
まずお話を聞いてみる、セカンドオピニオンを聞いてみるというのが
ラムちゃんにとっては選択肢が増えていいんじゃないかなという風に思います。
ご検討してみてください。
じゃあねー。See you. Bye.