2022-11-19 03:06

2022-07-17 - インスタライブより抜粋「美しくなるためにはどうしたらいいのか」に応える為には技術ベースでは解決できない

2022-07-17 - インスタライブより抜粋「美しくなるためにはどうしたらいいのか」に応える為には技術ベースでは解決できない


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皆さんじゃあこれも今の時間見てる人にお伝えしたいんですけど
手術のレベルとか技術が日本一やとか世界一やとかって言ってる人って
僕が思うにですよ、すっごい古いなと思うんですよ。古いし、なんかとぼけてんなと思うんですよね。
で、それは何でかっていうと、形を作り上げていくっていう作業は
総合的にいろんな技が相まって初めて形が出来上がるんです。
だからお顔を手術するって時によく目の手術をする人、鼻の手術をする人、骨の手術をする人
確かにその手術ばっかり毎日毎日やってたら、その手術は上手くなるのかもしれないけど
前からお話してるように慣れちゃうんですよね。
そうして単調にその作業をこなしていくんですよ。
そうすると患者さんはですね、例えば目を大きくしたいね。眼圏割垂の手術をしますと。
で、眼圏割垂の手術をしたら可愛くなれると信じてた患者さんが眼圏割垂をしても可愛くなれませんでしたと。
その場合に目の先生に言ったら、先生、なんか眼圏割垂したのに目あんま大きくなった感じじゃねーし可愛くなってないんですけどと。
いやいや、私は眼圏割垂の手術をしてって言われたからしたんです。ターン、フィニッシュ、みたいな。
See you, bye、みたいな感じになると、え?みたいになるやん。
要は可愛くなるために何をするべきなのかっていうのをみんな知りたいし、綺麗になるために何をするべきなのかって知りたいのに、
パンパン分かれてしまった技術ベースでの診療っていうのでは、その最終的なゴールに連れていくことはできないと思ってるんですね。
これも僕はいつもオーケストラの話をしますけども、
指揮者がいない楽器の演奏っていうのはあくまでもただの演奏でしかないんですよね。
なので、総合的な美しさを作り出そうと思うと、技術うんたらっていうのでは語れない。
技術を何歩突き詰めていって細く細く尖っていったとしても、それを上手に組み合わせいって顔全体をデザインできなければ、
ただの器用な人で終わっちゃうと思いますね。
だから手術が上手いっていう言葉の中には意味が2つあって、
一つは技術が本当に研ぎ澄まされていて器用だという意味ですけども、
もう一個の技術が上手いっていうのは、その人の顔の材料を使いながらどうやって美しく仕上げるのかっていう風な話になってくるから、
こっちはアートの部分ですよね。
こっちはどっちかというとクラフトマン、こっちはアーティストですね、こっちはクラフトマン。
クラフトマンって職人さんとアーティスト。
この両方が揃わないとアウトスタンディングの芸界にはなれない気がしますね。
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