00:01
はい、それではですね、やまぐち先生質問番組からのご質問です。
あやさんという方からのご質問ですね。
ホクロを取った後に乾没していて、へこんでいるという感じですね。
ホクロを取った後へこんでいて、それが治るよって言って言われたんでしょうね。
ずっと何年も待っているんだけど、なかなかその乾没が治りませんというふうなご質問をいただいています。
治りませんというご質問というか、治りませんがこれどうしたらいいんですかというご質問をいただいています。
実際のところですね、ホクロをどういうふうに治療するのかというところになってくると思うんですけども、
本来ホクロはですね、表皮の皮膚のすぐ下にあるところにある色素がですね、こう見えているというような色素性ボハンだったりとか、
皮膚の抗生要素そのものがボハン細胞でできているボハン細胞性ボハンだったりとかいろいろ種類があるんですけど、そんなに深いものじゃないんですね。
ところがですね、ホクロをやっつけるという時にですね、この表皮と神皮、これよく僕映画のところで話しますけども、
湯葉の部分と豆腐の部分みたいなイメージをしてもらうとですね、表面の湯葉みたいな表皮の部分に対して下の豆腐のような神皮があるんですけど、
この神皮の部分をごっそりと焼いてしまって血損を作ったりなんかすると凹んでしまうんですね。
これ傷跡が凹んでいる人たちなんかも同じです。結局神皮の部分が傷ついてしまっているというのはこの凹みだったりとか、
艶やかなテクスチャーにならないというところなんですよね。それでいきますと、ホクロを焼いたという時にですね、
おそらくですね、色の部分を焼く時に神皮の部分を結構焼いてしまっていて、治る時に乾没変形という凹みが出てしまったというのが想定されていて、
その状況ってですね、じゃあこれ何年か経ったら勝手に治るの?というと実は治らないです。
何年経っても傷ついた神皮ってのは凹んだまんまになっちゃうので、この表面の湯葉の部分は再生能力があってちゃんと膜が張っていくわけですけども、
結局土台が凹んでいると凹んだ形で治っていくので、ずっと凹んでいるよということになっちゃうんですね。
このアイさんなんかも気軽な気持ちでまさか凹むと思ってなくてみたいな感じで、お顔の真ん中にそれがあってすごく目立つからどうしたらいいの?というふうに質問いただいているわけですけども、
なので一旦そういう風な凹んだ、いわゆる乾没した半根というのができてしまった場合はですね、
一旦それを切り取って治すしか方法はないんですね。
なのでアイさんは傷を綺麗に治してくれる形成医かもしか美容外科医を受診していただいて、その乾没変形しているところを治すんですけど、
ただこれ凹んでいる傷を綺麗に治すというのは実は難しいんですよ。
それはどういうことかというと、例えばこういう丸っこいものを縫うとですね、通常一根線にしようと思っても伸びるんです、傷が。
03:02
だいたい倍ぐらいの大きさに、直径が例えばですよ、5ミリぐらいのものがあるとすると縫っちゃうと1センチぐらいになっちゃったりして、
傷が目立つし、縫う時にこっちにロックがあって膨らみが出たりするので、その分を平らにしようと思うとさらに傷が伸びたみたいなことが起きますので、
お顔の手術に精通している先生にも見てもらった方がいいと思いますね。
体のお顔以外の部分でね、例えば1ミリ2ミリ傷が伸びたってそんなに大したことないよって感じなんですけど、
その上の1ミリ2ミリって結構印象変わっちゃいますので、なのでただ一本線に縫うだけが方法ではなく、
例えばあえて傷の形をジグザグにするとかですね、星型にするとかですね、いろんな手術の仕方がありますので、
そうやって何しかその神秘の凹んでいる部分というのをきちんと切り取って、そこを平らなもので作り直すというような手術が必要になってくると思います。
なので、ほくろを焼くとかでほくろを切り取るという手術の仕方もですね、いろんな方法がありますので、
その辺をですね、手術を受ける前にですね、ぜひ知っておいてほしいなという風に思います。
はい、ということで今日はほくろを取った後にできたくぼんだ傷跡をどうやったら治せますかという風なお話でした。
はい、以上です。See you! 海だよ!
Let's start! Let's sing!
必ず光射すから