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はい、りょかちです。
りっちゃです。
このゴールデンウィーク、これ今ゴールデンウィーク終わりかけに収録してるんですけど、
ゴールデンウィークに久々に本を何冊か読みまして、
で、その中で全う的に面白かったのが、
りょかちの前、おすすめしてた、「傲慢と善良」っていう本、小説を読みまして、
すじむらいすきさんの、めちゃめちゃ面白かった。
これも、あれですね、私これ、ツイッターとインスタで読み終わった時におすすめしたんですけど、
で、私は強欲、傲慢オーナーなんで、
Amazonフェリエイトもつけさせていただいたんですけど、
めちゃめちゃ売れましたね。
めちゃめちゃ売れた、これ。
あとなんか、読んだ人がかなりの確率で、
というか、知り合いですけど、めちゃめちゃ面白かったです。
やばいって言って、感想を送ってくれました。
多率が一番高かったかな、というふうに思います。
私もりょかちに思わず、あれだもんね、第2章で、めっちゃおもろいって。
これはやばいって。
で、私も確かに読んで、めっちゃ面白すぎて、
何日か前に読み終わったんだけど、そっから3人ぐらい、
これ本当に面白いから読んだ方がいいよって言って、顔で思って、
で、読んだ人からまた、これ、え?え?みたいな、やばかったです、みたいな連絡が来て。
本当に良いものの広がり方知ってるし、
りっちゃさんのインフルエンス力やばいっすね。
やっぱり言いたくなってしまうっていう。
いやもう、毎回いろんな人が、
もうそろそろ、え、りっちゃさんこそアフェリーとやった方が良くねっていつも思いますけど。
確かに、前なんかちょこちょこあったけど、最近もうどうでもよくなっちゃった。
でもあのさ、別にお金がどうはさ、そんな金額に別になんないけど、特に。
そうですね。
クリック数とか、あ、そんなに買ってくれたんだ、みたいなのさ、見るの面白いよね。
面白い。
面白い。
昔、英語、英語勉強すんならこの2冊みたいなブログ書いたら、なんかすごい売れて、
こんなにみんな買ってくれるんだって思って面白かったな。
ね、あれはまあ普通に、私もそんなにめっちゃとは思わないですけど、
いろいろ紹介している中で、これがこんなに売れるんだねっていうのをめっちゃ思ってます。
それが測れるの面白いかも。
でもこれは、でもたぶん世代的にさ、やっぱり自分たちの思いで話題にしやすいっていうか、
ちょっとあの読んだことない人もいると思うので、概要をお話ししますと、
お願いします。
これたぶん2年くらい前かな、に出てるよね。
2000、なんか本屋大賞とか取ってなかったっけ。
私は最近文庫版出てるから、その前に出てるのはもっと前だと思うんですけど。
あ、本屋これは文庫か。
そう。
これが最初か。
元は何年だ?
2019年だ、やっぱりちょっと前。
03:02
2019年3月。
内容としましては、婚活アプリを通じて出会った男女のカップルがいて、
男性の方は都会に住んでいて、割と若いからモテてきて、
結構いい感じ、モテる感じの男だったんだけど、
いろいろあって根気を若干逃してぎめの30代後半くらいで、
男性の方は群馬から出てきて、結構最近出てきたばっかりの30過ぎくらいの、
ずっと真面目に結婚できてきましたみたいな、ちょっとウグな感じの女の人っていう2人が、
婚活アプリで出会って、結婚することになっていたのだけど、
結婚式の半年前くらいに、なぜかその女の人が突然失踪してしまって、
え、なんでみたいな、本当に全員亡くなっちゃって、
それでその男性の方が、え?って衝撃を受けて、そこからそれを探し始めるっていう話で、
そこでそれを追っていったら、意外な事実がいろいろと明らかになってきて、みたいな感じの話なんですけど。
なんという素晴らしい設定なんでしょうか。
素晴らしい設定です、本当に。
いやー、今っぽい。
どうでしたか、りっちゃんさん。
え、なんかね、ちょっとどうしよう、これネタバレ、ちょっと待って、
一部ネタバレをせずに、じゃあ途中から話して、途中からネタバレにしよう。
そうですね、そうしましょうか。こっからじゃあネタバレでっていうところまでいきましょう。
じゃあ今からネタバレしないで話すと、
なんて言うんだろうな、
やっぱこれは最近の小説に多いところかもしれないけど、
やっぱ物事をいろんな面で見ていくと全然違うことがいっぱい見えてくるみたいなのが、
すごくうまく描かれてるなと思ってて、
これ見て、やっぱり男女の、男女感とか、結婚に対しての考え方とか、
なんか良かれと思ってやってることと、
それが相手にはどう受け取られているかみたいなことが、本当に見る角度であまりでも違いすぎて、
でもどれにも結構共感できるポイントもうまくあるから、
逆に、アリエルみたいな、自分の前でもなんかすごいアリエルみたいな話だし、
自分がどれになるかも分かんないみたいな共感度も結構あるし、
でもそこに自画自賛するような話みたいなのもちょこちょこあったりして、
そういうとこがとにかくいろんな点でグサグサっていうのがすごい面白くて思わず人に言わずにはいられないこのえぐり具合みたいな、
心の支えみたいな感じでした。
私はこれ、去年の冬ぐらいに読んで、
で、クリスマスぐらいに婚活アカウントの皆さん、
06:03
そんなに婚活が大好きならこれを読んだらどうですか?っていうことで紹介したんですけど、
なんか結構テーマとか、あとその主人公の男女2人、
エリートなんだけど、何か30いくつでしたっけ?後半だったかな?で、なんか根拠逃しちゃって、ちょっと焦ってる男性と、
あとその、だいぶしばらく実家暮らしだったんだけど、東京に来て、
あまり右も左もわからないまま婚活して、自由に暮らせたらいいなーみたいな女の話って、
割とこれ、ツイッターの婚活アカとかで語り尽くされてるというか、もう散々槍玉に上がってんなーっていう話なんだけど、
それを、あとそこに付随する女友達とか、
それとか親とか、その前に早くで結婚しちゃった女の子に対する羨ましい気持ちとか、
なんかそういうのってもうなんか140文字、永遠に語られたんだけど、でもこれをその時系列順に、
その6万字とか10万字で書くと、より立体的で、いろんな目線で、りっちゃさんが言ったように見れて面白くて、
なんかこれツイッターで語られてるだけじゃなくて、小説にしてくれてありがとうなっていう風に、ありがとうございますという気持ちになりました。
なるほど、なるほど。
そう思えません?
確かに。わかるわけ。なんか全然特許してもらえる話じゃなくて、別に見たこといっぱいある話なんだよね。
そう、これ知ってるみたいな。
なんか私は一番、一番なんかなるほどって思ったのは、
主人公の男性、かけるっていう人が主人公なんですけど、
なんかやっぱりそのいい感じに遊んでて仕事できている男側っていうのが、
30くらいになっても結婚に対して全然リアリティを持ってなくて、
結婚はいつかはするんだろうけど、別になんか今そんな真剣に考えるつもりもなければメリットも、
何もこう別に今の性格で楽しくて満足してるから、
なんかそんなこと全然考えてないし、
結婚どうするのとか迫られても、なんか自分が被害者みたいな気持ちになっちゃう。
はいはい、あったな。
なんでそんなこと言われなきゃいけないのかわかんないし、
別にそのうちでいいでしょうみたいな感じで全然2年3年とか過ぎていって、
必死で怖いみたいなね。女って必死で怖いみたいなね。
なんか別に仲良くうまく付き合ってると思ってて、今が楽しいからそれでいいのに、
なんでそんなに突然結婚のことで目の色変えて迫ってくるの?
嫌だ、怖い俺じゃないですかみたいな感じの心情がずっと書いてあって、
09:01
えー思ってそうみたいな。
いや本当にね、それ知っとるわ、ツイッターでそういうアカウントあるわみたいなね。
でも逆に女子側としては結婚、出産、キャリアみたいなのをいっぱい考えてるから、
26ぐらいからでももうすごい真面目に考えてる人はやっぱり考えていて、
それを全然相手が取り合わないことに対して、
それに見切りをつけるみたいな行動を移す人もいるっていう、
やっぱり一定考えてる人とか行動力ある人みたいなのが結構そこでサクサクと動いていくみたいなところ。
すごいリアリティがあったし。
逆にちょっとその傲慢と善良って、これは別にあまりメタバレしても問題ない話なんですけど、
傲慢と善良っていうのは婚活の中で結婚、婚期を逃したりとかなかなかうまくいかないっていうのは、
傲慢さと善良さが理由であるみたいな話。
善良のところがすごいわかった。
善良っていうのは、この話の中では、とにかく小さい頃から親とか周りから期待することを真面目に真面目にこなして生きてきて、
そしたら子供の頃とかは、20歳ぐらいまでは異性と遊ぶとかよりも、
とにかく真面目に暮らしなさいとか、ちゃんと家帰ってきなさいとか、
そういうことはあったことは言われるのに、
婚期になったら突然いい人いないのとか、
突然ちゃんと彼氏とか連れてきなさいよとか、
でも連れてったら連れてったで、ちゃんとした人じゃないとダメとか、
言ってること180度変わってんのに、私はただ真面目に言われた期待の多いに生きてきたのに、
気づいたら人生のレールが違うところになってるみたいな。
それもめちゃくちゃある。
結婚相談所のおばちゃんね。
結婚相談所のおばちゃんがやばいんだよね。小野里さんね。
小野里さんの出てくるシーンちょっとしかないのに、そこのパート全てパンチラインすぎる。
やばい、もうハリーポッターでいうマルフォイみたいな感じ。
TikTokだったらそこばっかり切り取られるんだろうなっていうやつばっかほんと、小野里シーンはほんと。
これはもう、Twitterのやつら全員読めよって思ってますね。
そうね、なんかこれは結婚してようとしてなかろうと、
なんていうんだろうな、やっぱり読む価値が絶対ある。
特にやっぱり小野里さんと結婚相談所のシーンっていうのがあって、
これも別に本文の流れとはあんまり関係ないって言っていいと思うんですけど、
結婚相談所の人っていうのが婚活がなかなか上手くいかないみたいな人で、
男女をマッチングさせた時に、
なんか別に悪い人じゃないんだけどピンとこなくてみたいなことを言う時に、
12:00
ピンとこないっていうのはなぜなのかっていうのを結婚相談所のおばちゃんが、
ピンとこないは私はこうだと思ってますよっていうのをさらっと言うんだけど、
ピンとこないっていうのはあなたが自分につけてる値段のことですよって、
ピンとこないって言ってんのは、
その相手じゃ私の価値には見合わないっていうことを言っているのである。
そこに、自分はそんな別にすごい人なんて望んでないんですみたいなことを言っても、
ピンとこないって言ってるのは、あなたは自分につけてる価値がそれぐらいだと思っている、
それに気づいてない傲慢さであるみたいなことをさらっと言うんだけど、
グッサー!
いろんな人がグッサー!
ギクリー!
ですよね多分これ。
私はハイライトでした。
私もこれ読んで閉じて深呼吸して申し訳ございませんでした。
謝ります。申し訳ございませんでした。
なりました。
本当にね、でもそれがもう本当に、
あ、そうだね、あるあるの連続じゃなくて、結局面白いんですよ物語として。
面白い。
しかも2部に渡ってて話が。結構長いんですけど、
走り抜けられる。
ただのあるあるを意地悪に切り取った話ではないんですよ。
そういうグッサー!みたいなのあるけど。
最初の時にはハッピーエンドっぽい感じなのかなと私は一応取りましたけど。
そうですね。ちょっとこれはどうなんだろう。
これは私は結構エンディングは重要だと思うからちょっと何も。
じゃあここからネタバレ像にしますか。
はい。
じゃあ読んでない人はぜひ読んでください。
今絶対に損はさせません。
はいじゃあここからネタバレですが。
いやー2部は結構やっぱ賛否両論に分かれるなっていうふうに思ったんですけど。
そうなんだ。2部って女の子視点。
マミ視点になってから。
マミ視点。やっぱなんか綺麗すぎるっていう人も多分いる。
確かにハッピーエンドすぎるとは思うけど。
でも私結構ストーカーいない説あると結構最初から思ってたんだよね。読んでる時。
だからストーカーいないでやっぱり結構なんか。
ちょっと。
私も思ってました。なんか多分わからない。
これは我々が、てか我々っていうか私が女友達視点っていうか。
自分が一番共感してるのは女友達側だよね。
女友達側とあとはかけるの元カノ。
15:01
元カノね。なりてー。ああいう元カノになりてーわって思うんですけど。
元カノ最強でしたね。あゆちゃんね。
あゆちゃんみたいなの逆の思いありますよね。ああいう人。
いやーあの人と結婚しておけばよかったんじゃない。
これは男はあるんじゃないかというふうに。
あゆちゃんはいわゆるネットで言う面白い女ですから。
いまちょっとネットに読されすぎですよ。
面白い女。
かけるがどう考えても幼すぎんじゃんメンタリティが。
っていうのが読んでてイライラしたけど。
いやーあんなもんじゃないですから。
そうなのかって。それが本当にこんなメンタリティなのかっていうのがすごい。
それが一番面白かったっていうか、こういう眼鏡で見てて、
で女の子たちがさ、最後にその女の友達たちがさ、
え、ねえ、だって外から走って絶対嘘でしょ。
え、結婚してたの?私たち全部嘘だったけど、みたいな。
大阪に言われてガーみたいなやつがさ、
え、ていうか本当にかけるは今まで思ってなかったんだよみたいなその友達同士。
自分もだんだん出てくるっていうか。
こいつ何も仕掛けない。
確かにね。それはこいつアホやなっていうのは思いましたけど。
まあだから、でも男の人、これは分かんない。
ちょっとやっぱピュアな人多いですもんね、男の人というか。
それが私はエンディングですごい良かった。
自分の中で良かったのは、
マミがさ、東北のボランティアしたから、
全て3ヶ月で今までの人生全てをさ、
自分の自立して考えられるようになるっていうのはさすがにすごい良すぎると思う。
そうそうそうそう。そこが多分批判ポイント。
それはちょっと小説的すぎるよね。
何でも誰かのいないになって生きてきた人が3ヶ月で自立できないと思うけど。
ただ最後にまとめとしてさ、
もう一回カケルに連絡して会って、
駅で会って、
で、もう別れる。
まあさすがに最後に話して別れるだろってマミは思ってたら、
カケルが、やっぱり好きだから結婚してほしいっていうみたいな話があって。
こんな散々いろんなことしたのに、
なんか今更、今更その、
なんかやっぱりなんもなしで結婚しますって言えると思ってんの?って言ったら、
全然大丈夫みたいなこと言うじゃん。
で、それでマミがカケルに対して、
あ、私この人のこの鈍感さが好きだったみたいなことを言う。
18:01
はいはいはい。
そこがすごい印象に残ってて。
確かにこの、なんていうの?
まあアホさと鈍感さみたいなのに、でもやっぱり救われることってあるから、
なんか自分としてはもう絶対無理とか思ってんのが、
なんか謎に楽観的とか謎に鈍感みたいなとこに対して、
でも結構女の人はやっぱりそういう男の人のそういうとこに対して、
なんかムカつくけど好きみたいなのが結構あんのかなって思って。
そうっすよね。
それがなんか良かった。
そうですよね。
なんか鈍感さってもはや強さですもんね、そういうの。
気にしないっていうね。
それをナチュラルにできる強さにやっぱマミがこう、
惹かれるっていうのは確かに綺麗、素晴らしいエンディングです。
いやもう、分かる。全員分かるんだ。
ネタバレトークとしては。
まあエンディング、そうね。
りょうかちゃんそのエンディングはなんかどうなんですか?
いや、なんか、うん、すごく良かったと思ってますね。
なんかなんていうんだろう。
上手くいくわけないじゃんっていう風に、
っていうか綺麗にまとまりすぎっていう人もいるけど、
でも結局むしろこういう何だろうな、
普通に戻ってきて良かったっていうか、
元々の結婚がそういうスペックとか上辺とかをしか知らない結婚だったのが、
お互いのめっちゃ汚いところとか最悪なところとか、
そういう欠点に見える強さとかを知った上で結婚するっていうのが、
やっぱり希望のある終わり方だったし、
それを伝えたかったのかなと思いましたかね。
それでダメでしたって終わるより、
そういう汚く良いところもあって、
でもやっぱりこの人が良いっていうのが、
どろどろだけどある種シンデレラストーリーっていうか、
むしろみんなそういうアプリとかで結婚していくわけじゃないですか、
そういう時代においては結局いろいろあったけど、
でもやっぱりこの人が一番だわって思って結婚できるって、
すごい綺麗なシンデレラストーリーだなって思いました。
そっか、じゃあちょっと違うかもしれないな。
その結婚は、結婚したら終わりじゃないわけですよ、やっぱり。
21:06
結婚したら、結婚からが始まりなんで。
この小説においては婚活をするだから結婚するって言ってるけどさ、
かけるが堅くなりに結婚2年ぐらい親友からもさ、
なんで結婚したのって言ってるのまだとか言ってるけど、
結婚してみて離婚した方がまだ早かったかもしれないじゃんっていう、
だったらみたいな、やってもないのにずっとこう、
なんかずっと終身してるみたいなところが、
ずっとなんかイライラするっていうか、
私やってみなきゃわかんないじゃんって思うタイプだから、
なんかしろよみたいな。
逆に途中で話で出てくるけど、30代後半とかって別に離婚して、
逆にもし2人がうまくいかなくて離婚したとしても、
結婚経験ある方がむしろモテるんじゃないかみたいな、
そういう選択肢みたいなのが一切出てこないっていうのが、
結婚に夢を抱いてるとか、
逆に結婚というものが終わりだと思ってるみたいなところが、
申し訳ございません。
これは確かに結婚したから思うのかも。
確かに自分も結婚するときすごい言われたけど、
その時はわからなかったが、確かに結婚は別に終わりではないという、
むしろ始まりであるっていうのがすごいあるなと思っていて、
そういう意味で言うと、このゴールにおいてこの2人で結婚すること、
マミとカケルが結婚することにしたっていうのは、
別に話としては何も進んでないと思うねん。
なるほど。
だってこの2人は全然お互いのこと何も知らないじゃん。
だから失踪する場合までの話ってさ、
だって群馬時代の話何も知らないとかさ、
昔の話、2人のそもそも過去の話とか全然してないしさ、
そもそも何も知らなすぎじゃないみたいな。
大変なことをどんな人かも全然わかってないレベルみたいなところで、
少なくともカケル側はわかってないみたいなところで、
結婚すると思ったのみたいな。
それね。
でもそれで最終結婚することにした。
でもそれは別にお互いのことを深く知ったからとかじゃなくて、
失踪して探し合ってた結果、
カケルは結婚するということに分断がついたから結婚するのであって、
別にもう1人あるってことに納得したから結婚してるわけじゃないと思ってて、
結婚するということがただの一つの通過地点みたいなことに納得したから、
納得したっていうか、それを受け入れたから結婚したのかなって思ったんだよね。
だからこの小説全部の話の中で、
すごい展開としてはめっちゃ面白いし、
婚活でうまくいかない人はなぜなのかみたいな話とかっていうのはいっぱいあったけど、
24:00
結局その結婚とは何なのかって話は全然出てこないなと思って。
なるほど。
私は結構結婚ってなんだろう。
結婚と言うことに、すごい幻想を描けば描くほどやっぱり婚活っていうのはすごくつらくなったり重くなったりしちゃうけど、
別にその世界中の中から一番いい人を見つけようっていう話じゃなくて、
たまたまそのタイミングでたまたまであって、たまたま結婚して、
別に大観の人は別にその人じゃない人とかでも一緒にいれると思う。
世界中に何人もこういう人はいるけれど、たまたまであって、
たまたま一緒にいれるぐらいのレベルであって、
長く過ごしていればそれなりに人は適応してくるからさ、
っていうレベルのものだと思っても別にいいんじゃないか。
思い詰めすぎるほうが絶対にできなくなるしつらくなるから、
そんなもんだと思っとけばいいっていうこの結婚の重さをどう考えるかっていうところが結構大事だと思ってるんだけど、
そういう話はあんまり出てこなかったから、
これを読んで婚活が上手くいくようになるかっていうと別にならないと思う。
それは確かにそうですね。
なんか、うん、なんだろう、
そんなにこれで婚活うまくいくっていう話ではないかな。
ピンとこないことを言っている人に対しての辛辣なコメントはいっぱいあるんだけど、
もうちょっと結婚とはみたいな話を聞いて、
振り返ってみるとさらに上手くなったな、感が、そういえば。
別に悪いところじゃなくて、不当。
確かに。でも、それでいいかなって思っちゃった。
これがもしビジネス書とかノウハウ書だったら、結局それってでも失敗するじゃんだけど、
結局小説って別に正解を提示するわけじゃないし、
独語感だし、こういう人がいて、こういう話があったから、
というところかなっていうふうに思ったから、
個人的にはそういう余白もあって、面白いかもなというふうに思いました。
でも私はそこまで結局結婚して、
こいつらがうまくいくかどうかは知らないなっていうとこまでは踏み込めてなかったです。
でもそういう話、小説としてはすごいめちゃめちゃ面白かった。
すごいよくできてる。
めちゃいいなと思うんですけど、
何だろうな、そこ最後、何だろう。
そこだけは若干私は負に落ちてないのかもしれない。
27:04
そうですね、語る余地を残してくださったということでしょうか。
最後に急速にまとめに行ったからみたいな感じかな。
話の長さ的にはそれぐらいでちょうどいいんだけど。
確かに、そこからまた結婚するときに第3部みたいなのがあっても、
内容的にはそんな感じがしたけど、最後は急ぎ足でしたね。
結婚の話というか、自分と向き合う話だったのかもしれないですね。
そうだね、確かに。
しかもこの2人だったら、まあそうかもみたいな感じだよな。
まだまだここから苦難が待ってるというお2人なんだ、きっと。
確かにそう、でもそう考えると婚活の話でもないんだよな。
何の話なんだろうな。
なんかそれですよね、浅井涼がこれは婚活にたどまる話ではないみたいな帯が何かに書いてて。
そうなんだ、確かに。
婚活の話かと言われると、そうでもないみたいな、何なんだろうって。
他人に対する評価とかの話に近いのかな。
恋愛ミステリーということらしい。
恋愛ミステリー?
ということらしいです。
なるほど。
なんか、全ての小説がそうだけど、他人と自分という話な気がするかもしれないけどな。
そうね、そうね。
まあマミは特に自分というよりも親と自分の自意識と周りに追いつきたいみたいな感じがらめだったから。
そうだね、やっぱマミの視点になってからの感じがすごいいいよね、おもろいよね。
圧倒的スピード感。
マミなー、でもこういう人いるよなー、しかもマミだけが悪いわけじゃないんだよねー、みたいな。
お母さんも、お母さんがね、ほんとにね。
お母さーん。
いるいる。
いる。
三早、素晴らしい小説だったな。
これはもう。
素晴らしかったですね。
いやー、すごいな、こういう現代の気持ち、性欲とかも、浅井龍さんの性欲もそうだけど、
なんか、現代のこういう気持ちを捉えて、何万字にして物語として聞かせてくれる人、すごいな、やっぱり。
なんか、そういう小説があるから、小説を最近読まないといけないなって思いますね。
そうだね、なんかやっぱり書を読んですごい圧倒的におもしろかったし、
30:01
なんか、いろいろとギュッと考えさせられるやつ。
そうそうそうそう、だし、なんか、それこそツイッターみたいに、
婚活のノウハウってこうだよ、とか、こういうやつは間違ってるよ、とかじゃなくて、
こういう話があったよ、っていうところから、なんか、あ、確かにって気づくけど、別に答えはないから自分で考えるっていうのが、
最近小説にはまってる理由です、私が。
うんうん、わかる。
まあ、そんな答えが出ないことだから小説にしてるのであって、それがいいよね。
うんうんうん。
ずっとでも、これ、なんか一個だけずっと思ってたんだけどさ、マミ、マミってさ、マミって名前、真実じゃん。
はい。
ずっと真実、真実だけど、なんか、でも言ってることは全然真実ではなさそう、みたいな。
あははは。
なんかこう、最初、人の期待にずっと応えているだけ。
で、ボランティア行ったあたりからやっと自分というものをこう、なんか、少しずつ出せるようになって、
最後は自分の考えで、その結婚式の会場をなんかキャンセルして、自分の会いたいといった神社であげるみたいな、決断をするみたいなところなんだけど、
なんか、それで最後の最後の方になんかマミって呼ばれて、なんか終わりみたいな感じで。
あー。
これはすごい意味を込めてんだろうなって思うんだけど、
うんうん。
なんか、あまり、なんだろう、それ以上ピンとくるものがなかったんで、誰かいい考察があったら教えてください。
あははは。全然気がつかなかった。
いい小説でしたね。
うん。ぜひ読んでほしいな。
読んでほしい。超面白かった。
うん。いろんな人がいろんな感想を持つ小説だと思うんで、ぜひ読んでほしいです。
あと、解説が最強というのがもうね、そうだよねみたいな。
うん。知ってたよ。
100%そうだよねって感じ。
知ってました。ありがとうねって感じですね。
うんうん。
はい、じゃあぜひ皆さんも読んでみて、未読?未読の方がいたらぜひ読んでみてください。
はい。
はい、というわけでヤイヤイラジオでは皆さんからのお便りを随時募集しています。
概要欄にGoogleフォームのリンクが載っているので、そこからお便りをいただければ嬉しいです。
お便り以外の感想なども、ハッシュタグヤイヤイラジオをつけてTwitterなどでつぶやいてくだされば、いつも見ているのですごく嬉しいです。
皆さんからの感想やお便りお待ちしています。