ヨシタケシンスケ展の魅力
おはようございます。アナログにデジタルをちょっぴり混ぜた木の名刺を販売したり、木の名刺サポートコミュニティをやっているひかさんです。
アナログなものづくりやデジタルを混ぜた新しいものづくり、コミュニティづくり、今までと違う人生を作りたい人は聞いてみてください。
ヨシタケシンスケ展に行ってきました。
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今日も急がずに、休まずに、レッツ行ってみよう!
ということで、ヨシタケシンスケさんという絵本作家さんの展覧会に行ってきました。
ヨシタケシンスケさん、おしっこちょっぴり漏れ太郎とか書かれている作家さんで、
絵本なんですけど、大人が読んでもめちゃくちゃ面白い作品をたくさん出されています。
面白い作品たくさんあるんですけど、
例えば、地図のことを描いた僕は一体どこにいるんだという作品では、
地図っていうと、国の地図とか地域の地図とかスマホで検索するなら、
今住んでいる、今いるところのご飯を食べられるところとか、
あと旅行行くときにどういうところの名所があるのか、観光スポットがあるのかって、
地図を使って調べますよね。
今いる場所のことを調べるものが地図だと思うんですけど、
それってすごく物理的な場所の話だと思います。
ヨシタケシンスケさんの本だと面白いのが、
その地図、今自分のいる場所というのをすごく広げて解釈して、
過去の自分から現在、今自分がいる場所、そして未来に行く場所みたいな、
自分の成長過程を地図として描いていたりします。
これってめちゃくちゃ面白くないですか。
ヨシタケシンスケさんは地図という言葉だけで、
いろいろな可能性まで広げて絵本を描かれています。
おそらくなんですけど、言語家、絵本なので絵にする図解家というスキルがものすごく高い人なんじゃないかな、
ものすごく上手な人なんじゃないかなと思います。
だから大人が読んでも学びになることがすごく多い絵本だし、
実際この展覧会には子供連れの方も多いんですけど、
大人だけで来ているグループもかなりいました。
その会場内にはヨシタケシンスケさんの絵本になる前のアイディア帳、
本当に小さい手帳サイズのところにすごくイラストとか文字とか考え方を書かれているんですけど、
それがすべて展示されていました。
しかもその量が半端ない。
この展覧会に行くと行動量って本当に大事なんだなって身に染みでわかります。
インタラクティブ体験
なので何か作品を作っている方はまだしばらくは開催されていますので、ぜひ行ってください。
普通に打ちのめされます。
行動量がここまで可視化されるのかというのを、
まざまざと打ちつけられます。
この行動量まで達していないのに、
俺はやってるなんてことは一切言えなくなります。
もう行動量の暴力です。
会場内も吉竹信介さんの絵本やアイディアにちなんだリアルな体験ブースがいくつも設置されています。
もう全部面白かったんですけど、
中でも木の大きなイラストが描かれたセットがいくつもある部屋があって、
要は森みたいになっているんですね。
その木から釣り革、電車にある釣り革というよりも、
オリンピックの体操とかでやるような本格的な釣り革がいくつも下がっているブースがありました。
子供が楽しそうにここ捕まりたいって捕まって遊んでるんですけど、
子供が届かない高さの釣り革とかもあって、大人用なのかなと思って、
僕がそこに飛んで捕まって、木の裏側が見えるような感じになるんですけど、
そこの木の裏には大人につかれたら、足を地面から浮かしてみたら、
ちょっと文言違うかもしれないですけど、こんなメッセージが書かれていました。
これちょっと楽しい教えじゃないかなって僕は思いました。
大人だから地面に足をつけなきゃいけない。
要は立派に生きなきゃいけないみたいな。
世の中的にはそういう風潮あるじゃないですか。
そうすると、僕みたいなふらふらヘラヘラした人間からすると、
ちょっと居心地悪くなっちゃう世の中ですけど、
でもこの吉竹信介さんのリアルな体験ブースでは、
僕みたいな人間でも楽しんでいいんだなっていうのをすごく体感で感じさせてくれました。
めちゃくちゃ面白かったです。
そのブースのある木の根元に紙の入りくずみたいなのが盛られてたんですね。
地面に見立ててるのかなって初めは思ってたんですけど、
その部屋のちょっと横の壁際に紙があって、
その紙に自分の秘密を書こう。
自分の秘密を文字や絵で書こうという、
これもその部屋の中のイベントの一つとしてありました。
自分の秘密、他の人には見られないように書いてください。
そしてその書いたものをシュレッダーで誰にも見られない状態に
バラバラにするというところまでが一連の体験としてありました。
そのバラバラになったシュレッダーの紙が木の根元に盛られている。
これどういうものかなって体験してみないとなかなかわかりづらいんですけど、
僕も人に言えない、家族にも言えない秘密を書いて
シュレッダーにかけてみました。
そうするとですね、自分が悩んでいた悩みっていうのが
もう粉々にされて、
そして他の人たちの悩みと一緒にバーって
シュレッダーにかけられてバラバラになった紙が盛られていく。
その様子を見ると僕の考えている秘密とか悩みみたいなものは
ちっぽけなもんなんだな、大したことないんだなというのを感じました。
僕もいくつか読んだ本の中で自分の考えを頭の外に出そう
みたいなことを書いてある本がありました。
自分だけで考えてもやもやしちゃうときは外に出しましょうみたいな
やったこともあります。
ただ、本当にどうしようもない
悩み、誰にも話せない秘密というのは
こんな感じでシュレッダーにかけてみると
大したことないんだな
所詮、紙に書いてシュレッダーってバラバラにできちゃう程度の話なんだな
っていうので結構スッキリします。
コミュニティの重要性
この体験は子供でも大人でもめちゃくちゃ大事な経験なんじゃないかなと思いました。
そしてこの展覧会で僕が一番の見どころじゃないかなと思ったのは
こういうミュージアムとか展覧会とか美術館とか
僕も過去にいくつも行ったことあるんですけど
やっぱりこういう場所って見に来るものはみんな好きなんですよ。
今回だと吉竹信介の作品が好きというので集まった人たちです。
でも周りは他人です。
絵本が好きだけど、吉竹信介の絵本が好きだけど周りの人はほぼ他人。
展覧会や美術館で僕がよく感じていたことが
作品やその解説を見ていると周りの人が他の人たちがじっくり見ていて
僕がよく見れなくてイラッとした経験とか結構あるんですね。
もしかしたらこの放送を聞いている人も同じような気持ちになった人もいるんじゃないかなと思うんですけど
これを見事に吉竹信介展では解決していました。
入ってすぐのところに説明書きがあって
この展覧会の一番の見どころは吉竹信介の作品を見に来ているお客さんです。
というふうに書かれていました。
吉竹信介さんの差し絵とともに。
これがあるとどんなに人が多くて作品が見れなかったとしても
こうやって作品を見に来ている人たちがいるんだな。
その作品を見ている人を僕は見に来ているんだな。
というふうに思うとイラッとした感情ってめちゃくちゃ小さくなります。
僕はなくなりました。
これってコミュニティを作る上でめちゃくちゃ大事な要素じゃないかなと思いました。
こうやってリアルなアイテムでつながった人たち。
絵本というアイテムでつながった人たち。
普段からまず会うことがない人たちが集う場所で
ストレスを感じなくむしろ全く知らない人でもちょっと仲良くなれる感じの仕掛け、仕組み。
こういうのはリアルだろうがオンラインだろうが
コミュニティを運営する上でめちゃくちゃ大事な要素じゃないかなと思いました。
ということで今日は吉竹信介店に行って感じたことをお話しさせていただきました。
この放送を聞いたあなたの参考になればと思います。
吉竹信介店は東京駅から徒歩10分ぐらいの場所で6月3日までやってます。
ちょっとでも興味ある方はぜひ行ってください。
めちゃくちゃ僕は面白かったです。
それではお礼とお願いです。
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ということで皆さんいいねありがとうございました。
今日のお話ちょっとでも面白いと思っていただけたら
フォローといいねやコメントをいただけるとめちゃくちゃ嬉しいです。
それでは今日は土曜日3月最後の土曜日楽しく過ごしましょう。
急がずに休まずに。
