1. XCrossing
  2. ep60 なくなったら困るもの、..
2023-12-27 32:45

ep60 なくなったら困るもの、残してほしいもの。データのエクスポートだけでは足りない、サービス終了とその後

spotify apple_podcasts youtube

サービス立ち上げのノウハウで多くサービスが生まれる以上、サービスが終わるのも必然。しかしサービスの終わり方は、もっと洗練される余地があるかも

冬なのに20度で寒暖差が大きい東京、マイナス2度のニューヨーク

サービス提供側の視点:どうせ無くすならさっさと告知して全部消そう(日米カルチャーの違いか?)

サービス自体がなくなるよりも、一機能がなくなるほうがまだマシ

本当に困る系はデータがあるやつ、かつデータが引き継がれないもの(運動系とか)

日本で銀行を解約したらデータが失われるが、アメリカでは解約してもデータは残っている

アメリカは休眠口座の資産の行き場がなくなると保護の名目で州政府が預かる

日本では10年口座を放置すると休眠預金となり預金保険機構に移行される

無くなって困ったサービス:Misfit(ウェアラブルデバイス)

Fossilに買収され時計中心になったが、ほしいのはそれじゃない感

ハードウエアスタートアップのEXIT成功例としてのMisfit、失敗例のPebble

Misfitの創業者は関さんが早朝走って追いかけたジョン・スカリー氏

Evernoteのアプリ失敗例:Evernote Food、Evernote Hello

買収したプロダクトの統合失敗例:Skitch、Penultimate

Evernote Helloの初代アイコンが不気味すぎてユーザーから不評を買い、速攻変更した顛末

失敗したプロダクトだけを集めて展示する「Museum of failure」

ピピン、Nokia、Coke 2、Google Glas

エピソード内で取り上げた情報へのリンク:

テック業界で働く3人が、テクノロジーとクリエイティブに関するトピックを、視点を行き交わしながら語り合います。

及川卓也  @takoratta
プロダクトマネジメントとプロダクト開発組織づくりの専門家
自己紹介エピソード ep1, ep2

関信浩 @NobuhiroSeki
アメリカ・ニューヨークでスタートアップ投資を行う、何でも屋
自己紹介エピソード ep52

上野美香 @mikamika59
マーケティング・プロダクトマネジメントを手掛けるフリーランス
自己紹介エピソード ep53

Official X  @x_crossing_

Website https://x-crossing.com

サマリー

話題はサービスの終了とその後のことです。無くなった場合に困るサービスやデータのエクスポートの重要性について話されています。ある日突然解約されて使えなくなったウェアラブルデバイス「ミスフィット」に代わりを求めるものの、後継の製品は自分の要望と異なっており、失望を感じました。結局、ミスフィットがなくなると聞き、思い出の品として予備の製品を残しています。スマートウォッチ系は潰れ、ミスフィットは高く売れて成功しましたが、最終的には上手くいかず潰れました。また、エヴァノートは機能を別々のアプリとして提供し、統合がうまくいかず失敗しました。さらに、Evernote Helloの怖いアイコンも話題になりました。エバーノートのアイコンが怖くて失敗したけれども、ミュージアムオブフェイリアや失敗カンファレンスを通じて懐かしむことやなぜ受け入れられなかったのかを考えることは刺激的です。

00:02
Mika Ueno
XCrossing、英語でスクランブル交差点を意味します。
趣味も世代も、住んできた街も違う3人が、スクランブル交差点で出会うように、様々な話題を聞かせる、おしゃべりの交差点です。
今日のXCrossingであなたが出会うのは、どんな話題でしょう。
Takuya Oikawa
おはようございます。及川です。毎回しつこく、ジャスミンティーと言ってますが、ジャスミンティー頑張ってます。
Nobuhiro Seki
ニューヨークの関です。先ほど、初雪っぽいものを見まして、いよいよ冬本番という感じになっているニューヨークからお送りしております。
普段は、スタートアップへの投資などをしております。
Mika Ueno
こんにちは、上野美香です。
ちょっと季節的な、喉を痛めまして、今、そんなひどくはないんですけど、喉の炎症で若干声がまた低くなっております。
お聞きにくかったらすみません。
というわけで。
Takuya Oikawa
なんか二人、ニュースキャスターの朝の挨拶みたい。
Nobuhiro Seki
え、そうですか?
Takuya Oikawa
ラジオの、いや、あれいいですね。季節の挨拶から入るのがいいんですね。
Mika Ueno
季節の挨拶?
Nobuhiro Seki
なるほど、なるほど。確かに季節の話とかはしますよね。
Mika Ueno
雪か、って、確かにね。
Takuya Oikawa
なんか暑いって、暖かかったり寒かったり。
露台にいいや、きつい。
はい、季節が続いております。
Nobuhiro Seki
やり直してるんですか、もしかして。
いや、そんなつもりでは。
Mika Ueno
二人が、なんかその、体調の話とか季節の話したから、なんか言っといたほうがいいかなと思って。
いや、この寒暖差っていうか、温度の違いは確かに、なんかおかしくなりますよね。感覚もね。
Nobuhiro Seki
でも見てるとやっぱ東京、ベースはなんかやっぱり気温が高くなりがちですよね。
Mika Ueno
すごい高いですよ。
Nobuhiro Seki
びっくりですよね。
Mika Ueno
冬とは思えない、もう10度、後半とかね、この間なんか20度ぐらいいったりしたし、でもまたギュッと下がるように予報出てますけど。
Nobuhiro Seki
こっちも朝6時半に子供のスクールバスが来るんで、出てくるんですけど、今朝はマイナス2度とかで。
でもだから逆にそのぐらいになってるともう、がっつり来て出ていくんで、風が吹いてなければそんなに気にならないんですよね。
で、風が吹いてるともうやっぱりもう、5度とか7、8度とか。
で、風が吹いてるともうやっぱりもう、5度とか7、8度とか。
で、風が吹いてるともうやっぱりもう、5度とか7、8度とか。
5度とか7、8度でもすごい寒いんで、とにかく朝いつも雨降ってないといいなとか、風吹いてないといいなと思いながらバスまで連れてくるんですけど。
Mika Ueno
ところで。
サービスの無くなりと影響
Mika Ueno
無くなったら困るサービスですね。
そう、無くなったら困ったサービスとか、いきなり、こうインターネットのね、世界とかサービスとかって、いきなり無くなるとかってすごいよくある話じゃないですか。
店舗もそうですけどね、いきなり閉店とかね、そういうのありますけど。
しかも、それがデータ蓄積型とか、そういうのだとものすごい困るっていうのは、よくあることなんで。
この間、あの、せいさんとね、雑談としたりとかして、いきなり無くなるものっていうのは、利用者としてもあるし、提供側としてもあるしっていう。
なんかそういう、いきなり無くなって困ったみたいな話ちょっとしてみましょうかね。
Nobuhiro Seki
いや、どうしても提供側の方が多いから、その、僕はよく日本にいた時にアメリカ側と、多分及川さんも似たような話だと思うけど。
もう、どうせやめんだから早くやめようぜみたいな感じで。
こう、アナウンスしてから4週間とか、2週間とかみたいなことを平気で言われて。
いや、これアナウンスしてからね、なんか1ヶ月に1回ぐらいしか使わない人って気づかないまま終わっちゃうじゃんみたいな、そういうふうに思うんですけど。
やっぱり、もうどうせ無くなるんだから一緒じゃん、早めにガーッと告知して、さっそく全部消しちゃおうぜみたいなことが多いっていうのがあって。
なんかそれは、これってカルチャーの違いなのか、それとも。
ね、何なのかわかんないですけど。
ただ、どんどんパッとやめちゃうっていうのが、なんかスタートアップこう、交流する。
こう、衰退するみたいなやつがすごい激しいのも似てるなというふうにちょっと思ったんですよね。
ちょっと話変わっちゃいましたけど。
Mika Ueno
提供側って言ったら、いや、私使う側の、今ふと思い出したんですけど、提供側に立ったっていうのは確かにありますね。
Twitterの時もそうだし、Evernoteの時もそうだし、いっぱいあるな、そういえばと思いました。
いきなりドーンってディスコンするって。
っていうね。
あと、継続しない、知らない間に無くなってるとか。
サービス自体が無くなるより良いんですけど、位置機能が無くなるっていう方がね、まだ影響は少ないですけど、ありますね。
Nobuhiro Seki
僕、iPhoneとかで見てると、こう、周辺するとき、いろいろ一回全部アプリとかが無くなってダウンロードするじゃないですか。
で、その時に、これありませんってむちゃくちゃ出てくるんですよ。
要するに古いやつって、アプリをダウンロードして、ローカルにアプリそのものがあるじゃないですか。
でも、最近の機種変って、アプリとかは全部サーバー側にあるっていう前提。
アプリそのものはバックアップしてないから、こう、新しいマシンに移ると、ダウンロードが始まって、これありません、これありません、これありませんって、むちゃくちゃ出てくるっていうのがあって。
それで、このサービス終わったんだって知るってことが最近すごく多いんですけど、大体は使ってないやつが多いんですけどね。
たまに使ってるやつが、あ、これ無くなってたんだってやつがありますよね。
なんか、無くなったやつが多いですよね。
データの喪失とインパクト
Takuya Oikawa
無くなったやつはたくさんあるんだけど、困ったなっていうので、本当に困る系のやつっていうのは、データがあるやつですよね。
だから、無くなっちゃって、不便だなとか、寂しいなと思うのはあるけれど、仕方ないっちゃ仕方ないんだけれど、データがそこにあって、それが無くなるのが一番インパクトありますよね。
僕なんか、その、あ、何だろう、何て言うんですかね。
えっと、運動系のアプリ、すごい気に入ったやつがあります。
うん。
うん。
そういうアプリだったんですけれど。無くなったっていうか、解約されちゃって。で、全然、違う感じになっちゃったのがあって、残念だなと思ったけど、まあ、それはそれで、仕方ないんだけれど、やっぱり、自分のデータを上げてたやつが無くなっちゃうのが一番、ちょっとインパクトあるなぁって思いましたね、今、聞いてて。
Mika Ueno
それ、無くなったんじゃなくて、なんか、別なのに引き継がれたってことですか?
Takuya Oikawa
今言った、運動系のアプリですか?
Mika Ueno
うん。そうそうそう。
Takuya Oikawa
いや、全く同じなんですけれど。
うん。そうそうそう。
例えば腕立て伏せをやりますとか腹筋やりますとか
いろんなパターンのやつがあって
Nobuhiro Seki
3分とかそのぐらいでレベルに応じていろいろあって
Takuya Oikawa
無料枠でも結構いろんなのがあったから
それを毎朝やるとかってやってたんですね
それが同じアプリなんだけどアップデートした途端に
全く違うか運動系は同じなんですよ
でも中身がだいぶ変わっちゃってて
結局使うのやめちゃったんですよね
日本のじゃないですアメリカのやつだったんですけど
Mika Ueno
使い勝手がだいぶ変わると計測しにくくなってきますよね
Takuya Oikawa
フォースクエアもそんな感じでしたよね
Nobuhiro Seki
あれ全く変わりましたからね
Takuya Oikawa
あれはでもアプリが一応変わったんでしたっけ
そのまま引き継いで名前が変わったんでしたっけ
スウォームでしたよね
Nobuhiro Seki
スウォームベースアプリになってましたよね
それで今パッと思い出したんですけど
銀行の口座とデータの残存
Nobuhiro Seki
実は日本で銀行
銀行を解約したんですよ
したらオンラインバンキングは当然解約したら使えなくなるんですけど
要は最後にデータをダウンロードした時から
解約したまでの間っていうのが
トランザクションがあったんですけど
アクセスしたらもうアクセスできないんですね
だからその間のデータが失われた状況になって
アメリカでやってると銀行って
例えば口座とか閉めてもアカウント残ってるんですよ
なんでかっていうと
税金に結構使われたりするんで
結構古いやつもずっと残ってて
3年くらい前のステートメントとかもちゃんと
未だにダウンロードできたりしたりとか
解約しちゃった銀行とかでも残ってて
そのつもりでやっちゃって
日本のやつその瞬間にアクセスできなくなった
やっぱりその考え方が違うなっていうのは
ちょっと思ったりもしましたね
それはさっきの日本アメリカは逆なんで
だから日本がないですが
日本ね銀行の口座とかって
もう本当に銀行はもう閉めたくて閉めたくてしょうがないみたいな
だからだと思うんですけど
通知を記入しないとずっとデータ
貴重用のデータ取ってはいけないみたいなのがあったりするんで
ただそういう意味で言うと
こんな感じでなくしちゃっていいの?みたいな
のはちょっと思いましたね
Mika Ueno
その方が合理的というか
そこにコストかけてやれないっていうのもあるんでしょうね
メンテのね
日本の銀行とかって
私も大学時代に作った学校に近いとこの銀行の口座のが
一回なんか実家に送られてきた
その時の登録住所が実家だったんで
実家に送られてきたことがあって
もう存在すら忘れてたんですよ
でも入ってるのは数千円で
でこれを何十年使ってないからっていう連絡が来たんですけど
解約したりしても口座閉鎖してもいいんだけど
その閉鎖する手続きをするのがもうめんどくさくなっちゃってて
何だったらもう閉鎖していただいてオッケーです
なんだけど通知だけ来てそのままで
結局そのままなんですよね
なんかそういうの
日本銀行とかめっちゃくちゃありそう
Takuya Oikawa
それ確か何年間か放置されていたら
無効になるとか確かあったと思うんですよね
Mika Ueno
あそうなんだ
Nobuhiro Seki
なんかできるけどやってないとかなんじゃないですかね
Takuya Oikawa
なかったかな
Mika Ueno
もう埼玉のね銀行でしたけどね
Nobuhiro Seki
こっちは逆にね
その僕留学してる時にペンシルバニアで作った口座があって
その後もアメリカでよく出張してたんでその時に使ってたんですけど
住所がなくなったということで
ある日突然解約されてて使えなくなったんですね
そうするとこっちって銀行とかの資産とかで行き場がなくなると
州政府が預かるんですよ
州にこっちで言うとソーシャルセキュリティナンバーとか
いろんな個人情報とか渡すと
州が回収してやつを返してくれるんですけど
ちゃんと手続きをしてないといけないんですよ
わざわざペンシルバニアに
その時はいかなかった
でもこれとこれとこのデータを渡して
一定の手続きをすると
こぎって送られてくるみたいなことがあったんですけど
だからいなくなるとちゃんと
名前とソーシャルセキュリティナンバーで
ちゃんと州政府が保護するっていうか
没収じゃないですけど
するみたいになって
それが連絡が来る時っていうのは
なんか多分拘持されるんですね
だからそれを
見たアカウンターと見た人から
すごい営業のやつが来るんですよ
なんかあなたのやつがこういうふうに
資産があるらしいけど
私何パーセント払ってくれたら
代わりに取り返してあげますみたいな
急に来たりとかしてて
そういうビジネスも本当にそういうふうに
何か一個やるとバーっと来るっていうので
気づいたんですけど
よくできてますよね
Mika Ueno
10年経つと休眠預金になるんですね
Takuya Oikawa
今政府広報の
URLを送りましたけれど
2009年から始まったみたいですね
10年経つと休眠口座
Nobuhiro Seki
休眠預金って扱いになって
Takuya Oikawa
NPOだとか
そういったところに使われる
民間公益活動のために活用されました
Nobuhiro Seki
そうです
じゃあ保全されるんじゃなくて
取られちゃうんですね
Takuya Oikawa
ただ休眠預金になった後でも
Nobuhiro Seki
預けていた預金は引き出すことはできますと
なるほど
預金保険機構に移管されるんですね
Takuya Oikawa
僕結構メインで使っている
某メジャーな都銀のやつは
言っちゃってもいいかな
みずほ銀行のやつは
Nobuhiro Seki
都銀って言う言葉すごいですよね
Takuya Oikawa
都銀って今言わないのか
なんて言うんですかね
Nobuhiro Seki
メガバンク
Takuya Oikawa
国鉄と同じくらい死後言いましたね
Nobuhiro Seki
都銀って本当言わないですね
Takuya Oikawa
やべえ
まあいいけど
それ僕が大学生の時に初めて作った
初めてじゃないけれども
自分用に初めて作った講座ですよ
バイト始める時に
それ未だに使っているのすごいですよ
だから大学のあったあたりの視点が
未だに僕のメイン
Nobuhiro Seki
僕もそれに近いですね
最初に入った会社が
そこで作れっていう講座があるんですけど
要するにそこに給料振り込んでるんですよ
受け込むからっていうのがあって
私もそうです
会社の中に社内キャッシュディスペンサーもあるっていうパターンで
それもその時は第一勧業銀行だったんですけど
それが未だに僕もサブだったんですけど
メインをこの前閉じたんでメインになってしまいました
Takuya Oikawa
都銀って別に死語ではないみたいですね
メガバンクと都銀は違うという噂がありますよ関さん
Nobuhiro Seki
都銀って都市銀行の言わないのに楽なんですか
Takuya Oikawa
みたいです
地方銀行と分けて都市銀行っていうのは残ってて
国際的な取引量が多い大規模な銀行をメガバンクと呼んでいると
Nobuhiro Seki
都市
Takuya Oikawa
金融庁の分類がちゃんとあるらしく
みずほ、三菱、UFJ、三井住友、リソナの4項が都市銀行とされています
というふうにGoogleの生成AIのサマライズは言っております
Nobuhiro Seki
もともと都市銀行っていくつだったんですか
17?
Takuya Oikawa
13ぐらいだったのかな
Nobuhiro Seki
多分それが今言った4つかなんかに
Takuya Oikawa
4つ
Nobuhiro Seki
なってますよね今
Takuya Oikawa
そうかリソナと埼玉リソナを別にすることもあるね
そうするとGoogleがあるんだ
Nobuhiro Seki
あれも謎ですよね
なんで微妙に違うのかよく分からない
もうあまり興味がないんで追ってないですけどね
都市銀行の3次オンラインシステムとか4次オンラインシステムとか取材したんで
なんか
都市銀行ごとに
感情系はどこのベンダーかとかっていうのをみんな覚えてましたね
当時の編集部では
Takuya Oikawa
第3次って何年ぐらいでしたっけ
Nobuhiro Seki
3次オンラインは
Takuya Oikawa
80年代後半ぐらいでしたっけ
Nobuhiro Seki
そうそう学生学生の時でした
Takuya Oikawa
そうですよね
ちょうど僕が社会人になる時に終わったかどうかぐらいだったような気がしますね
Nobuhiro Seki
僕が社会人になった頃は
4次やるんじゃないやるやるやるとか
やりませんとか
でもその頃からだんだん都市銀行が減ってったんで
潰れましたからね1個ね
Takuya Oikawa
いやー
なんか樹形図みたいなのを見ると面白いですよね
Nobuhiro Seki
先輩がシステム手帳にそれをまさに
それをまさに貼ってました
要するに
こことここが合併する時に
ここのベンダー
要するにシステムのベンダーがどっちが勝ったかみたいな
どんどんIBMになっていくんですけど
Takuya Oikawa
なんか関さんの後ろが大きくサイレンが鳴っている
Nobuhiro Seki
久しぶりですねこんなに
Takuya Oikawa
いやーなんかニューヨークっぽくていいですね
Mika Ueno
音が
Nobuhiro Seki
割とゆっくり走ってる感じですね
きっと今ね
Takuya Oikawa
あーなるほど
Nobuhiro Seki
普通は瞬時いなくなるんで一瞬だけなんですけど
今多分なんか
結構ゆっくり走ってましたね
Mika Ueno
いやさっき話してたね
あのなくなって困ったサービスのやつで
思い思い出したんですけど
まあソフトウェア
サービスってかインターネットサービスでは
めちゃめちゃなくなるものが多いから
あまりに多くて
でしかもすごい今でも困ってるっていうのは
そんなないなと思う
大体のものがすぐ出てくるからってなったんですけど
あのえっと
ウェアラブルデバイスで使っていた
思い出のミスフィット
Mika Ueno
ミスフィットっていうのがありまして
それがねすごい大好きだったんですよ
すっごいちっちゃい
こう10円玉とかコインぐらいの大きさの
えっと真ん中が盛り上がってる
美しい形状の腕にはめるやつだったんですね
Takuya Oikawa
なんていう名前言ってました?
Mika Ueno
Misfit
Takuya Oikawa
Misfit
ミスフィッツって言ったらなんか
アメリカのハードコアパンクバンド
って出てきたけどそれじゃないっすね
Mika Ueno
それじゃない
それじゃない
結びついてしまった
そのMisfitが
丸のコイン型のデバイスで
腕につけるバンドの中に入れれば
腕時計っぽく使えるし
でね
ネックレスの
なんていうんだ
チェーンつければ
ネックレスとして使えるしっていう
あと磁石でパコッとクリップみたいにもできるんで
それクリップすると
下着にもつけられるし
自分のパンツにもつけられるしっていう
そういうやつだったんですね
デザインがほんと良くて軽いし
大好きだったんですけど
それでできることは
歩数測る活動量計として使えるのと
あと自分のジャイロが入ってるんで
多分寝てる
あの睡眠時間が深かったか浅かったかで
それが測れたんですよ
それで睡眠が測りたかったんで
使ってたんですけど
めちゃくちゃ酔うんですけど
突然
あの
どこだっけな
時計メーカーの
Nobuhiro Seki
FOSSIL
Mika Ueno
FOSSILか
FOSSILかな
に買収されて
そっからもう時計一択になったんですよね
で今の時計
いわゆるスマートウォッチ化したいっていうところで
そこに吸収されて
ミスフィットがまるっきりなくなったんですよ
後継で出てきた製品は
いわゆるFOSSILのごつい時計とか
いわゆる時計?
っていうのが
そこにデジタル技術入れてっていう
そういうやつだったんですけど
後継品の失望
Mika Ueno
あの欲しいのはそれじゃないって感がすごくて
探すとよりでかくなってるじゃんっていうね
それがすごい残念だったんですよ
で今結局このOURA Ringになったから
両方とも代替してくれるものがあったから
よかったんですけど
今でも
それがなくなるって聞いたんで
あのMisfitが好きだったから
売ってるやつ
その時売ってるやつ
予備にもう一個買っといたんですよね
結局もう使わないけど
もう
博物館みたいになっちゃったんですよ
だけど
Nobuhiro Seki
Misfitはね
結構そのハードウェアのスタートアップの
EXITとしては
結構いいEXITとして有名だったんですよ
当時はね
そのサービスとは別ですよ
その要は
あの高く売れたんですよ
だから当時で言っても
その要はウェアラブルとかって
結局うまくいかないことが多いじゃないですか
ちょっと名前でお忘れしましたけど
なんだっけ
Kickstarterで
結構集めたけど
最後はお金を返して潰れたっていう
Takuya Oikawa
何系ですか
Mika Ueno
ウェアラブルの
Nobuhiro Seki
いやスマート
ペブルペブル
スマートウォッチの潰れとミスフィットの成功
Nobuhiro Seki
スマートウォッチ系っていう
Mika Ueno
潰れたんだあれ
Nobuhiro Seki
あれって最後
詰めてて
作れないって言って返金して
Mika Ueno
どっかに売ったんですよね
どこにか
Nobuhiro Seki
売ったんだけど
もうなんか2足3本で売ってるんですね
でそれも会社売ってるんじゃなくて
なんか製品の
こう
技術とか
そういうの売っていて
会社自体は多分残ってしてたと思うんですけど
ウェブルとかすごいこう毎回ね
そのキックスターターで
各サイコ集めましたみたいなこと
何回もやってるのに
スタートアップとしては
全然ファンドレイジングうまくいかなくて
毎回キックスターターで
やらざるを得ないっていう状況になって
結局うまくいかなくて潰れました
それに対して
Misfitとかは
結構高く
今調べたら200
200
260ミリオンとかで売れてるんで
だからそういう意味で言うと
すごい高く売れてるわけじゃないですか
まあ
だからFOSSILはね
結構
あの
これで何とか巻き返したみたいな感じで
多分高値掴みをして
あんまりうまくいってないっていう感じなんですけど
だからそういう意味で言うと
Mika Ueno
結構早かったですもん
Nobuhiro Seki
ウェラブルがそういう意味で言うと
盛り上がってる
そのまだ盛り上がってる途中で売ったから
すごい高く売れた
Evernoteの失敗とアプリの統合の難しさ
Mika Ueno
そうそう
そうすごい良いデザインだ
またさらに良くなってるんだっていうところで
ええ、売却?!って感じだったんで
もうちょっと続けてくれればってありましたけどね
まあ経営側とかね
Nobuhiro Seki
あれは多分実際はもう
多分次が作れないとか
そういう状況だと思いますよ
きっと結構
だから割と2010年代半ば後半は
立ち行かなくなって
うまくやめられたとこ
あの
そのEXITできたところは良かったねみたいな話で
割とその初期の頃だと
GoProみたいなのがIPを創意して成功したっていう事例だった
でミスフィット
もうその後は実はなんか
ハードウェア系は良いEXITがないんですよ
それ終わっちゃったみたいな感じですね
Takuya Oikawa
これジョン・スカリーが創業者なんですね
Nobuhiro Seki
Misfit?
Mika Ueno
うん?
Nobuhiro Seki
Misfit?
Mika Ueno
そうなの?
えー
関さんが追っかけたジョン・スカリーですね?
Nobuhiro Seki
そうそう
だからジョン・スカリーの記事を書いた時に見ました
ジョン・スカリーのウィキペディア読んだら
結構いろんなコーファウンダーやってるんですよね
やっぱり何かそういうのやってるから
売るのが重かったのかしらとか一緒思ったりもしたんですけど
ちょっとわかんないです
その売るのにそういうのに関わったかどうかわかんない
Mika Ueno
本当になんか絶妙なタイミングで
ユーザーとしては残念でしたけど
ズバ抜けてデザインとか良かったし
軽量だったし
女性男性どっちも付けられる感じだったので
それも良い戦略というか
会社側としては良いタイミングだったのかなと思いますね
失敗のやつって
失敗とかサービスが継続しないやつって
往々にしてサービス提供者側の都合だったりもするんですけど
私が前に言ったEvernoteなんか
こと書かないんですよ
いっぱいありすぎて
メインのEvernoteっていうアプリがあったんですけど
それと並行していろんなアプリを
ガンガンガンガン立ち上げた
時期があって
Takuya Oikawa
レシピみたいなやつやった
Mika Ueno
Evernote Foodっていうね
食の写真で記録を撮っていけるっていう
自分が食べたものの記録
フード
それからEvernote Helloっていうのがあって
それは会った人がどうだったかって
いわゆる名刺管理とか
コンタクトデータベースみたいな感じなんですよ
それはそれで絶対に欲しいものではあるんですけど
それを別アプリとして提供したんですよね
エヴァノート
機能じゃなくて
なんでそれが多くなりすぎて
かつ多くなりすぎると
人って大体ワンストップで欲しくなるじゃないですか
サービスとか機能とかって
ああいうところで
なかなか統合も取れず
結局ディスコンになっていくっていうね
あと買収した会社もたくさんあって
これはEvernoteと
ストラテジックなものできるよねって言って
図形に書き込みができる
Skitchっていうアプリを買ったりとか
あとメモ本当にハンドライティングもできて
ノート的に使えるPenultimateっていう
すごく有名な愛されてたね
アプリを買収したんですけど
でそれも買収してちょっと最初うまくいったんだけど
結局のところ立ち消えになってしまったっていう
すごいもったいないことしてたんですよね
いや僕ね
Takuya Oikawa
いまだにガンガン使ってますよ
Skitch
Mika Ueno
本当ですか
じゃあそのまま
Takuya Oikawa
スクリーンキャプチャー取って
こことかって印付けるときにすごい便利なんですよ
Mika Ueno
そうですよね
あの矢印がすごい
特徴的で
Takuya Oikawa
分かりやすくて
Mika Ueno
矢印の方にこう太くなってくるんですよね
大好きでしたね
Takuya Oikawa
あとなんかそこに注意書きみたいな
アノテーションというか書くときにも
ちゃんと例えばデフォルトの色は赤だったのかな
分かんないけど
周り白でこう入れて
ちゃんと背景に溶け込まないようになってるから
簡単にその操作画面とかの説明するときあるじゃないですか
あとは例えばバグ報告するときとかあるじゃないですか
そういうときに
ここがおかしいんだよっていう印入れて
日本語でも日本語でも
ざーっと簡単にデスクリプション入れてっていうとき
めちゃくちゃ便利なんですよ
Mika Ueno
そうですね
あれアップデートされてなくて
まだアプリとしてあるってことなのかな
Takuya Oikawa
あるんですよ
であれ単体で普通に
Evernote関係なく無料で使えるんで
で僕も入れっぱなしで
今もうないのかなと思って
今うちのスタッフに
そのJASMINE TEAっていうやつの
その説明とか作ってもらうときに
なんかWindowsだったらこれあるんだけれど
とかって言われて
いや僕はなんか
Windowsにもあるかどうか分かんないけど
Skitchっていうの使ってるよって
これどこのだろうって調べたら
Evernoteだったんですよ
Nobuhiro Seki
いまだにEvernoteコーポレーションになってますね
Takuya Oikawa
そうそうそうなんですよ
Mika Ueno
あそうなんだ
じゃあなくなってはいませんでした
これをEvernoteの中に
アプリの中に取り込もうっていう動きも
前あったんですけど
全然それじゃない方がいいんですよね
ユーザーが求めてるのは
そこじゃなくて
いろんなものに
アノテーションつけたりとか
写真加工したりとか
モザイクつけたりとかね
いろんな使い方だったら
全然このアプリとして
いいのになってありました
Nobuhiro Seki
さっき1個にまとめたいって
Evernote Helloの怖いアイコンの話題
Nobuhiro Seki
話をしたじゃないですか
僕はあまり1個にまとめたいってなくて
むしろこれはこれって
単機能のアプリの方が好きなんですね
なんだけど
管理が大変じゃないですか
複数のバージョン管理したりとか
提供側からすると
いっぱいアプリがあると
もうメスっていうか
どうにかしてほしいと思うんで
なんか買ってきたら早く
投稿してほしいと思うんだけど
いやこれ残しておこうぜみたいになると
いやこれ現場的にはすごい嫌なんだけどな
と思ったりするみたいなことを
今ちょっと話を聞いたと思いましたね
Mika Ueno
あとねもう1個ふと思い出したんですけど
あのこれ笑い話
Evernote Helloっていう
人とのコンタクトデータベースのアプリ
出したって言ったんですけど
その時のアイコン
アイコンの絵のデザインが
本当に一番最初本当にひどかったんですよ
あの壁?
人の顔が半分に出てるんですよ
半分壁からふって出てて
ひょっこりはんみたいな感じで出てて
Nobuhiro Seki
ハローみたいなやつでしょ?
だからあれ
壁からハローって出てくる
Mika Ueno
そうでその半分
人の顔が見えてるんですけど
男の人の顔でメガネかけてて
下の口が笑ってるんですよ
で笑ってるんですけど
その笑ってる顔が
唇が空いてるんで
すごいなんか
あのシリアルキラーが
こっから覗いてて狙ってるぜみたいな
本当に気持ち悪い
気持ち悪いっていうか
怖い絵だったんですね
日本人アジア人から見ると
これを出す前に
これすごい怖いから
なんとかならないのかっていうのを
各国の拠点から出したんですよね
でもそれがアメリカ人には通じなかったらしく
これで出したんですよ
で出したら
なんだこれすげー怖いとかって言って
ソーシャル上も含めて
やっぱ話題になるんですよね
ほらだから言ったじゃんみたいな感じで
でも出して数日だったかな
すごい短期間で
デザイン変えるからって言って
すごい可愛い
エバーノートのアイコン失敗
Mika Ueno
ピンみたいな
今度はフィギュアみたいな
可愛いデザインになって
それが人のアイコン
地図の上にピンが刺されてるみたいな感じの
すごい可愛いデザインになって
その時に当時CEOのフィルから
これどうだろうとかって来て
各国の意見聞かせてくれっていうのが来たんですよね
でその時にセカンドデザインの方が全然良かったんで
これだったらいいと思うって言って
のがエバーノートハローの最初の壁から覗いている
シリアルキラー的な やつは今でもなんか
冗談で使ったりしますね
Nobuhiro Seki
残ってるですと
Mika Ueno
残ってるんじゃないですかね
どっかにあるんじゃないですか
アイコン怖いとか
Nobuhiro Seki
Evernote Helloで画像検索やってますけど
ピンに乗ってる
おなじみのやつしかでてこないですね
Mika Ueno
あーえっとね
Nobuhiro Seki
ありました見つかった
Pinterestにあった
Mika Ueno
口が半開きなのと
目がこうなってるから
日本の漫画でいうちょっとこう
なんて言えばいいの
上側にくるってなってるっていうか
三日月型っていうんですか
Nobuhiro Seki
これでしょ
Mika Ueno
それそれそれ
このアイコンです
ニターッてしてる感じなんです
Nobuhiro Seki
これちょっとやばいですね
Mika Ueno
それが本当に怖くて
Takuya Oikawa
しかも半分だけでもすごいですね
このなんか
家政婦は見たみたいな
Mika Ueno
家政婦は見たみたいな半分だけなんですよ
なぜこうしたんだっていうね
Nobuhiro Seki
でもこれ
オリジナルで別に最初のリリースなんでしょ
Mika Ueno
最初のリリースなんですよ
そうなんです
Nobuhiro Seki
別に誰かから押し付けられたわけじゃなくて
このアイコンがいいって
思って作ったんですよね
Mika Ueno
思って作ってる
そのリリース前に
アジアとか日本の拠点とか
確かヨーロッパもそうだったと思うんですけど
これちょっと怖くないって話を
結構ね
あったんですよ社内でリリース前にも
なんだけど
それが多分
いやそんなことないんじゃないっていうので
出しちゃった
そしたら
気持ち悪いとか
怖いとか
散々言われ
アイコン怖い
いや怖いですよね
Nobuhiro Seki
怖いね確かに
Mika Ueno
これねでっかいので見ると
結構トラウマになるんですよね
すごくなんか
一回焼き付いちゃうから
なんかこういう
失敗とかって
昔関さんが共有してくれた
ニューヨークでやってたという
Museum of Failure
Nobuhiro Seki
Failureね
Mika Ueno
イベントがあって
これ世界なんか回ってるらしいんですけど
失敗した
数々のプロダクトを展示して
そこから学べることあるよね
っていうのをやってる
希有なイベントがあって
これぜひ日本でもやってほしいんですけど
Nobuhiro Seki
日本だけね
入ってなかったですね
台湾とかに行ってましたよね
Mika Ueno
行ってましたね
それがね
いい取り上げ
いいもの取り上げてるんですよね
なんだっけな
なんかフェイスブックのとか
なんかいろいろやってた
Nobuhiro Seki
ミカさんがね
ピピンを知らなかったらびっくりしましたけどね
Mika Ueno
ピピン知らなかった
名前
Nobuhiro Seki
ピピンが思いっきりフィーチャーされてましたけど
確かに
Mika Ueno
ピピンって何でしたっけ
Nobuhiro Seki
Mac互換機ですよね
どこで出したんだっけ
バンダイ
Takuya Oikawa
バンダイですね
Nobuhiro Seki
バンダイ取材に行きましたよ
Takuya Oikawa
あれはでも失敗って言っても
アップルがいいんですけどね
Nobuhiro Seki
しかもそういうタイミングで
掴んじゃったっていうのは
ちょっとあれかもしれないですけどね
そういうような
失敗の懐かしむと考える
Mika Ueno
これこのポッドキャストの概要欄に
Museum of Failureのサイトのリンク貼っとくんで
ぜひ皆さん見ていただきたいんですけど
あの
Nokiaとかね
Coke 2とかね
今出てる
あとGoogle Glassも出てますね
いろんなのが出てて
あーっていうのがたくさんあるんですけど
そこから
なぜ
懐かしむのもそれも楽しめ方だろうし
これなんで受けられなかったんだろうと
とかね
そういうのを考えるのもすごくいい刺激になりますね
Nobuhiro Seki
昔これ及川さんと一緒に出た
違う出たか違うの
失敗したプロダクトの話をしようっていう
なんか失敗カンファレンスやって
多分そんなに及川さんと一緒に出たような気がするんだけど
記憶あります?
Takuya Oikawa
ないです
Nobuhiro Seki
ないですか
及川さんと違うか
あーでもいや
Takuya Oikawa
失敗カンファレンスっていうのは知っているし
なんかそういうのは興味あるんだけれど
自分自身では出たことないような記憶だけど
もう僕の記憶は当てにならないんで
Nobuhiro Seki
言ってる可能性はなきにしもあらず
僕はなんかパネリストに出たんですよ
ちょうどねそのいろいろいろいろあった後だったんで
あれ?
みかさん声が聞こえなくなった
Takuya Oikawa
すごいまた聞こえないです
Nobuhiro Seki
聞こえない
今40分だからそろそろ一回休めということなんですね
Takuya Oikawa
そうですね
じゃあ一旦みかさん音無し
一旦ここで終わりにしましょう
Nobuhiro Seki
切りますか
はい
32:45

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